【ワンピース】ブルージャムの強さと懸賞金は？性格や名シーンも紹介

「ワンピース」ブルージャムは、ルフィとエースの過去の物語から登場するキャラクターです。ルフィは、ハンコックの力を借りてインペルダウンにまで捕らえられたエースを助けにいきます。しかし、サカズキによってエースは殺されてしまいました。ルフィは、アマゾン・リリーで療養することになります。ショックに打ちひしがれる中、ルフィとエースの過去の物語が始まります。

ルフィは、フーシャ村のコルボ山へとガープに連れてこられます。そこは、山賊ダダン一家のアジトがありました。ガープは、ダダン一家の罪を見逃す代わりに、エースの面倒を頼んでいたようです。ダダン一家は、粗野だったエースの面倒を見るのに苦労していました。ガープは、エースに加えルフィの面倒も見るよう頼みます。しかし、シャンクスとの一件もあって、ルフィは山賊が好きになれません。

ダダンは、一日に水と茶碗一杯のお米といった最低限の食料しか提供しないといいます。以前、ガープに叱られジャングルに入れられたことがあったルフィは、サバイバル生活に慣れており、あっさり受け入れました。友達になりたいとしつこくついてくるルフィを、エースは無視します。どこかへ出かけるエースに、毎回ついて行こうとしますが、能力を使ってもうまく撒かれるという日々が続きました。

数ヶ月経過したある日、エースを追ってグレイ・ターミナルに行き着きます。エースとサボの海賊船を購入するという会話を聞いてしまったルフィは、2人に木にくくりつけられました。そこへ、先ほどエースとサボから金品を強奪されたブルージャム海賊団が、船員のポルシェーミを引き連れてやってきます。木に縛られたままだったルフィは、ポルシェーミたちに見つかりました。

エースと奪われた金品のありかを知っていると踏んだポルシェーミは、ルフィを拷問して情報を吐かせようとします。しかし、助けにきたエースとサボによってルフィは救出され、ポルシェーミはエースに倒されました。ルフィ、エース、サボは、高い懸賞金がかけられるほどの実力を持つブルージャム海賊団から追われる身となるのでした。

大海賊時代、海賊王を目指す少年を主人公ルフィ（アニメの声優・田中真弓）とした「ワンピース」は、1997年から「週刊少年ジャンプ」で連載され大ヒットとなりました。人気声優が起用されたアニメは1999年に放送スタートし、その後映画も制作され話題を呼びます。

「ワンピース」は、口にすることで特異な能力を手に入れることができる悪魔の実・ゴムゴムの実を食べた少年・ルフィ（アニメの声優・田中真弓）を主人公とした物語です。全身をゴムのように自在に伸縮させることができる能力を持つルフィは、海賊王を目指して大海原へと旅立ちます。

「ワンピース」ブルージャムは、ゴア王国と癒着して活動するブルージャム海賊団の船長です。周辺では有名な海賊で、懸賞金もかけられています。強面の大男で、子供に対しても容赦がない残虐非道な性格をしています。船員のポルシェーミは、ブルージャムを人でなしと評していました。ゴア王国に金品を納め、表沙汰にできない仕事を引き受けていました。そのため、国でのあらゆる犯罪行為は見て見ぬふりをされています。

「ワンピース」ダダン一家が恐れをなすほどの強さを持ちますが、悪魔の実の能力者ではありません。家出したゴア王国の貴族・サボを、彼の父親に命じられ捕らえていました。年齢問わず、強い者は好きと発言しています。

グレイ・ターミナルを焼失させる手伝いをする代わりに、貴族にしてもらうという契約をしていました。しかし、外界とをつなぐ門を閉められ、ゴア王国に裏切られた上、全ての罪を着せられます。燃え広がった炎は、周辺を包み海へと逃れることもできませんでした。

「ワンピース」ダダン一家が恐るほどの強さを持つブルージャムですが、どのくらいの強さを持つのでしょうか。ブルージャムは、周辺の大人が手を焼いていたサボを捕らえています。さらに、エースがルフィを殺そうとしたブルージャム海賊団に覇気を使ったところ、何が起こったかわからない様子で一人だけ立っていました。

悪魔の実の能力者ではありませんが、ダダン一家がすぐに逃げ出そうとするほど恐れられています。ダダンとエースの2人に大怪我を追わせていることなどからも、ある程度の強さを持っていることがうかがえます。

「ワンピース」ブルージャムの懸賞金は、1430万ベリーと「ワンピース」に登場する海賊たちと比べると懸賞金額はあまり高くありません。ゴア王国と癒着しており、ゴア王国が治める範囲内での犯罪は見て見ぬ振りをされていたことから、あまり注目されることがなかったという可能性もあります。

ブルージャムは、見た目通りの悪人で役に立たないと判断した相手は、部下であろうとあっさり見放し始末しています。さらに、自身の利益のためならば、大勢の人間が犠牲になるような仕事も平然とこなします。ゴア王国から貴族にする代わりにグレイ・ターミナルを燃やすよう契約を持ちかけられた時は、何の迷いもなく実行に移していました。

しかし、ゴア国王に騙され、周辺が炎に包まれて海へと逃げることもできなくなります。そんな中でも、エースたちが集めた財宝を奪い、ゴア国王に復讐しようとするなどプライドの高さや執念深さも持ち合わせていました。

ダダンは、エースとルフィを育てたコルボ山にアジトを構える山賊の頭です。山賊としての悪事を見逃してもらう代わりに、ガープからルフィとエースの面倒を押し付けられます。一日に一杯の水と茶碗一杯の飯を与え、それ以外は自分で調達するよう教育していました。ルフィ、エースが頻繁に出向いているグレイ•ターミナルから炎が上がった時は、仲間と共に現地へ駆けつけます。

エースは、ルフィを殺そうとしたブルージャム海賊団に覇気を使いました。しかし、船長のブルージャムに、覇気は効きませんでした。ブルージャムは、エースを殺そうとしますが、駆けつけたダダンがそれを止めます。ダダンは、ルフィとエースを連れてブルージャムから逃げ出そうとしますが、エースは逃走を拒否しました。ダダンは、ルフィを担いだ仲間に先に逃げるよう指示し、エースと共にブルージャムに立ち向かいます。

ポルシェーミは（アニメの声優・菅原正志）、ブルージャミ海賊団の一因です。懸賞金の額は不明でした。グレイ・ターミナルで、手下がエースとサボから金品を強奪されます。話を聞いたポルシェーミは、エースとサボを探しにいきますが、そこで木にくくりつけられたルフィを発見しました。エースと奪われた金品のありかを知っていると踏んだポルシェーミは、ルフィを拷問にかけますが、全く口を割ろうとしません。

殺そうとしたところへ、エースとサボが助けにやってきました。ポルシェーミは、まだ子供だったエースに倒されます。金品を奪われた上、子供にも負けたと聞いたブルージャムは、大怪我して倒れるポルシェーミに銃を撃ち込み殺害しました。

ある日、いつものように街で食い逃げをしたルフィ、エース、サボの3人は、偶然通りかかったゴア王国の貴族の男性と遭遇しました。男性は、驚いた表情でサボの名前を呼んでおり、知り合いであることがわかります。これがきっかけで、ルフィとエースは、サボがゴア王国の貴族の子供であると知りました。地位、名誉、財産のことしか考えていない両親や貴族たちに嫌気がさしたサボは、一人家出を下のでした。

事情を知ったルフィとエースは、サボを受け入れます。そんな中、サボの父親は、ブルージャム海賊団を使ってサボを取り返しにいきました。サボは、エースとルフィを守るため、父親に従い家に戻ります。家に帰ると、そこには新しく養子になったステリーという弟がいました。ステリーは、ゴア王国の汚点とされるグレイ・ターミナルが燃やされるという情報をえます。

理由は、天竜人を乗せた世界政府の視察団がやってくるからというものでした。グレイ・ターミナルを消す作戦には、ブルージャム海賊団も関わっています。計画を聞いたサボは、家を飛び出し、エースとルフィのいるグレイ・ターミナルへと向かいます。ルフィとエースは、ブルージャムの元で荷物運びの仕事を手伝っていました。計画が実行される前に、ブルージャムは2人にグレイ・ターミナルを焼失させることを話します。

2人が運ばされていたのは、計画に使う火薬や油でした。ブルージャムは、貯め込んでいた金品の隠し場所を聞き出すために、ルフィとエースを縄で拘束します。深夜、グレイ・ターミナルは炎に包まれました。ブルージャムは、計画に加担することを条件に、貴族にしてもらう約束をしていました。しかし、グレイ・ターミナルと外界をつなぐ門は閉ざされ、燃え広がる炎が行く手を阻み海へと逃れることもできません。

裏切られたことを知った「ワンピース」ブルージャムは激怒し、エースたちが集めた金品を使ってゴア国王に復讐しようと考えました。エースは、自分とルフィの身を守るために隠し場所を教えますが、ブルージャムは逃がしてくれません。しかし、そこへグレイ・ターミナルの火災を知ったダダン一家が助けにやってきます。

アニメ「ワンピース」でブルージャム役を務めた声優は、俳優としても活躍する円企画所属の石住昭彦でした。アニメの声優の他に、洋画や海外ドラマの吹き替え声優としても知られています。

声優としての主な出演作に、「犬夜叉」音獄鬼役、「ギャラリーフェイク」ウダイ役、「機神大戦ギガンティック・フォーミュラ」ファーガス役、「レ・ミゼラブル 少女コゼット」ポンメルシー役、「レンタルマギカ」サンタ役、「アスラクライン」潮泉老人役、「戦場のヴァルキュリア」ラーケン役、「おとめ妖怪 ざくろ」雨竜寿役、「ドキドキ!プリキュア」坂東宗吉役、「ピンポンTHE ANIMATION」風間卓役などがあります。

高い懸賞金がかけられるほどの実力を持つ「ワンピース」ブルージャムは、歯間の間隔が広く非常に歯並びが悪いキャラクターです。しかし、上下合わせると交互になるため、閉じてもスッキリと収まります。食べ物を食べる時など噛み合わせが気になるといった感想も多くありました。

「ワンピース」ブルージャムは、貴族になるという条件のもと、「ワンピース」グレイ・ターミナルを焼き払いました。しかし、「ワンピース」ゴア国王はブルージャムを裏切り、海賊船も萌えてしまった上、全ての罪をなすりつけました。このことから、「ワンピース」ブルージャムに同情する感想も多くありました。

「ワンピース」グレイ・ターミナルが炎に包まれているのを見たダダン一家は、ルフィとエースを助けに向かいます。そこで、ブルー海賊団に殺されそうになっている2人を見つけました。最初は、2人を連れて戦わず逃げようとしますが、エースは逃走を拒否します。ダダンは残り、エースと共にブルージャムに立ち向かいます。ブルージャムと戦うエースとダダンのシーンがかっこいいといった感想もありました。

「ワンピース」ブルージャムは、貴族になるという条件と引き換えに、グレイ・ターミナルを燃やしました。しかし、ゴア国王にはめられ、周囲は炎に包まれて逃げ場を失います。命の危機に晒されていてもなお、エースたちの金品を奪い、復讐をしようと考えました。このことから、もし生存していたら物語が盛り上がりそうといった感想も多くあります。

ルフィとエースの過去の物語に登場する「ワンピース」ブルージャムの強さ・能力や懸賞金、アニメの声優、声優の代表的な出演作などを紹介してきました。悪魔の実の能力者ではありませんが、ダダン一家にも恐れられ、ダダンとエースに大怪我を負わせるほどの強さ・能力を持ちます。