【ワンピース】メリー号との別れは何巻？アニメでは何話？最も泣けるエピソード？

『ワンピース』は1997年から週刊少年ジャンプにて連載が開始され、2020年5月までに単行本が96巻まで発売されている超人気ご長寿冒険漫画です。アニメ化、映画化、ゲーム化だけでなく歌舞伎の世界にも進出し、高い評価を得ています。2020年で連載23年目を迎えますが人気が衰えることはなく、物語の核心に迫っていく本編は目が離せないと益々話題となっています。

少年ルフィは村に立ち寄っていたシャンクス率いる赤髪の海賊団と仲良くなり、そこでゴムゴムの実という悪魔の実を食べてゴム人間になってしまいました。そんなある日、ルフィが敵に襲われているとシャンクスが身を挺して庇ってくれます。村を出るシャンクスは自分の大事にしていた麦わら帽子をルフィに預け、再開を約束。成長したルフィは麦わら帽子を被り、仲間を集めに旅に出ます。

ここからはメリー号との別れのシーンがいったい何巻に、そしてアニメでは何話に放送されたのかをまとめていきます。そして別れのシーンをより楽しむためにはいったい何巻から読み直せばいいのかも併せて紹介していきます。

『ワンピース』は泣ける話が多い作品ではありますが、その中でもメリー号との別れはエースの死と並び上位に入るほど泣けるストーリーとして有名です。そのためいったい何巻に収録されているのか気になるファンが多くいるようです。

原作の『ワンピース』では何巻に収録されているのかというと、44巻・430話。エニエス・ロビー編が佳境に差し掛かるころです。詳しくは後述しますが、敵を倒したはいいものの抜け出すことが出来ず窮地に陥ったルフィたちを、ボロボロの状態のメリー号が無人で助けに来るのです。

原作の『ワンピース』では何巻にメリー号との別れが描かれているのかはわかりましたが、ではアニメ『ワンピース』は何話でのことだったのでしょうか？原作と同じくメリー号との別れが何話で放送されたのか多くのファンが気になるところですが、アニメ『ワンピース』では312話、「ありがとうメリー！雪に煙る別れの海」というタイトルで放送され、このときに流れた曲も話題になりました。

メリー号との別れが原作では何巻、アニメでは何話に収録されているのかはわかりましたが、ではメリー号とのエピソードを楽しむにはいったい何巻から読み直せばいいのでしょうか？やはりメリー号との出会いが描かれる『ワンピース』5巻ではないでしょうか？5巻から44巻までは長く感じるかもしれませんが、メリー号はそれだけ長い間ルフィたちと共に冒険してきたのです。

ではアニメ『ワンピース』を見直すとしたら何話からなのでしょうか？アニメ『ワンピース』でメリー号が登場したのが17話のことでしたので、17話から見直すのがいいでしょう。原作、アニメどちらにも言えることですが、メリー号が登場したのが序盤でのことなので「何巻から読み直す」、「何話から見直す」というよりは、最初から見直すのがベストではないでしょうか？

アニメ『ワンピース』でメリー号との別れを描いたのは312話と前述しましたが、このメリー号との別れで流れた曲も泣けると話題になり、「メリー号との別れは何話？」「何巻？」と共に「メリー号との別れで流れた曲はなんて曲？」という疑問が多く見られました。メリー号との別れで流れた曲はTRIPLANE（トライプレイン）の歌う「Dear friends」という曲です。

メリー号との別れで流れた曲「Dear friends」を歌うTRIPLANEは全員が北海道出身の3人組ロックバンドです。2002年に結成され活動を開始、2004年に「スピードスター」でデビューしますが、デビュー前に同曲をhitomiにカバーされたことでも注目を浴びます。「美メロロックバンド」、「キャッチーなメロディ」などと評され、一度聴いたら耳から離れない曲調も人気の一つです。

ここからは本記事の本題である、シロップ村でカヤから譲り受けてから燃えて海に沈むまでのルフィたちとメリー号の旅の経緯を細かく紹介していきます。船大工がいなかった麦わらの海賊団では、メリー号が壊れるたびにウソップが修理してきました。ウソップは麦わらの海賊団の誰よりもメリー号に愛着があったのです。

メリー号との出会いは物語序盤、ウソップの故郷・シロップ村でのことでした。富豪の娘・カヤをそそのかしカヤの暗殺を謀り、家を乗っ取ろうと企んでいたキャプテン・クロから村とカヤを守ったルフィに対し贈られました。カヤの家の執事・メリーが設計したため「ゴーイングメリー号」と名付けられたこの船は、ルフィたち麦わらの海賊団にとって初めての船となったのです。

サンジが仲間入りするバラティエ編の少し前、ルフィとウソップが手に入れたばかりのメリー号から試しに大砲を飛ばしてみると、壊血病で寝込んでいたヨサクの元へと命中して大けがを負ってしまいます。そして怒り心頭で乗り込んできたジョニーにメリー号の一部を壊されてしまうのです。ここで初めてルフィたち麦わらの海賊団はヨサクとジョニーに出会いました。

リヴァースマウンテンからグランドラインに入る際、舵取り棒が壊れてしまいます。ルフィがゴムゴムの風船で自身の体を膨らませて崖にぶつかるのを阻止。無事にグランドラインへ入ることができますが、その入り口の双子岬には巨大なクジラのラブーンがいました。リヴァースマウンテンを下っているルフィ達には逃げ場もなく、避けることもできずに激突してしまいます。

ビビが一時的に仲間入りし、アラバスタへの道中を急ぐルフィたち。しかしナミが40度近い熱を出してしまいます。そこでアラバスタへ向かう前に医者を探すことにしますが、突如ドラム王国へのログポースを探しているブリキング海賊団の船長・ワポルと鉢合わせてしまいます。ルフィたちがドラム王国へのログポースを持っていないことを知ると、メリー号の側面を食べてしまったのです。

クロコダイル率いるバロックワークスとの争いが終わり、アラバスタの地に平穏が訪れました。ビビと別れを告げたルフィたちが船で出港すると、スモーカーから援軍として呼ばれていた海軍本部大佐・ヒナの率いる精鋭・黒檻部隊が待ち構えていました。黒檻部隊の攻撃によってメリー号の船底に多数の穴があけられたために水漏れを余儀なくされました。

ルフィたちはジャヤで童話「うそつきノーランド」の子孫、モンブラン・クリケットと出会います。ようやっとお宝の眠っていた場所であるジャヤにたどり着いたモンブラン・クリケットですが、ベラミーによりお宝が盗まれてしまい、更にメリー号の前部を切り落とされてしまいます。ルフィは空島へ向かうより先にベラミーと戦闘し勝利。メリー号をフライングモデルに改装することになりました。

無事に空島についたルフィたちですが、四神官の一人・シュラにより攻撃を受けメインマストが燃やされてしまったため、やむを得ずチョッパーがメインマストを折ります。その夜、それまでメリー号を修理してきたウソップは何者かがメリー号を修理している姿を目撃しますがそのまま気絶。朝起きてみると、決して上手とは言えないものの元通りになっていたのです。

ルフィたちはウォーターセブンにて船大工のフランキーと出会い、そこでメインマストを修理していた誰かの正体が判明するのです。その正体とは船の精霊「クラバウターマン」でした。クラバウターマンとは船乗りに伝わる伝説で、大切に乗られた船にのみ宿る妖精です。大切に大切に扱われてきたメリー号にもクラバウターマンは宿り、一段と愛情を注いでいたウソップにはその姿を確認することが出来たのです。

クラバウターマンが宿るほど大切にされてきたメリー号ですが、空島からの着陸の衝撃で竜骨を大きく損傷したことが原因で航行不能を言い渡されます。悩んだ末に廃棄を決めるルフィですが、ウソップは反対。意見が分かれた2人は対立し、ウソップは麦わら海賊団を抜けルフィと戦います。勝利したウソップの手に渡ったもののCP9の手により海に廃棄されたメリー号は、ボロボロの状態で廃船島にたどり着いたのです。

廃船島にたどり着いたメリー号を見つけたのは伝説の船大工トムの一番弟子で、フランキーの兄弟子でもあるアイスバーグです。アイスバーグにより応急処置されたメリー号は無人でルフィ達のいる場所へと走りだします。CP9との戦いに勝利したものの、逃げられなくなっていたルフィたちを救い出し逃げ切ると、役目を終えたかようにメリー号は真っ二つに割れてしまうのです。

そのメリー号の姿を見て、ルフィは船長として海に火葬することを決断。ウォーターセブンへ戻る途中にメリー号に火をつけるのです。火が回り燃え尽きようとしているメリー号を見守っていると、突然声が聞こえてきます。メリー号が最後に麦わら海賊団のみんなに別れの挨拶をするのです。この声はその場にいる全員に聞こえ、ルフィも感謝を告げ、メリー号は沈んでいきます。

ここからはメリー号との別れに関する感想や評価を見ていきましょう。こちらの方は2019年末まで『ワンピース』を読んだことがなかったそうです。しかし『ワンピース』を一気に全巻購入し読み進めて「メリー号との別れが1番感動した」という感想を持たれていました。メリー号との別れは『ワンピース』の中でも上位に入るほど泣けるシーンとして有名ですので、同様の感想を持つ方は他にも見られました。

泣けると話題のメリー号との別れのシーンは、マンガ、アニメだけでなくゲームでも見ることができるようです。こちらの方は「マンガ、アニメ、ゲームどれでもメリー号との別れのシーンに泣いてしまう」という感想を持たれていました。

メリー号との別れは『ワンピース』の中でも屈指の泣けるシーンですが、同じくらい泣けると話題なのがエースが亡くなるシーンです。こちらの方と同様に「エースの死亡シーンと同じくらい泣いた」「メリー号の別れのシーンとエースの死亡シーンはずるい」「泣かない奴なんていない」という感想を持つ方が非常に多く見られました。

メリー号との別れのシーンと言えば、ルフィがメリー号にお別れを言いメリー号もお礼を言うシーンが最も泣けると有名ですが、ボロボロで廃船にするしかないとまで言われたメリー号が最後の力を振り絞り、窮地に陥っているルフィたちを助けに「迎えに来たよ」と現れます。こちらの方は「お別れのシーンももちろん泣けるけど迎えに行くシーンもいい！あのシーン最高」という感想を持たれていました。

こちらの方はマンガ『ワンピース』でメリー号との別れのシーンでガチ泣きし、アニメ版も見たくなったためYouTubeでも検索したようです。そしてアニメ版のメリー号との別れのシーンでもガチ泣きしたそうです。そのため「思いっきり泣きたい人はメリー号との別れのシーンを見ることをオススメする」という感想を持たれていました。

ここまで『ワンピース』屈指の泣ける話であるメリー号との別れについて、メリー号との別れが描かれたのは原作の『ワンピース』の何巻のことなのか？アニメ『ワンピース』では何話のことだったのか？またアニメ『ワンピース』でメリー号との別れの際に流れた曲にも注目が集まりました。原作『ワンピース』では44巻に描かれ、アニメ『ワンピース』では312話で描かれたメリー号との別れ。

メリー号とシロップ村で出会ってからウォーターセブンで別れるまで、ルフィたち麦わらの海賊団とメリー号は長い長い航海をしてきました。それは読者も同じで、一緒に旅してきたメリー号が沈みながらルフィたちに感謝を告げるシーンは「何度読んでも泣ける」、「涙なくしては見られない」という感想が非常に多く寄せられていました。そんなメリー号の軌跡を、再確認してみてはいかがでしょうか？