【ワンピース】新世界とはなに？新世界編のあらすじや伏線・今後を考察

『ワンピース』とは、1997年に週刊少年ジャンプで連載が開始された少年漫画です。20年以上連載されている作品で、ハリウッドで実写映画化が決まるほどの人気があります。『ワンピース』はアニメも放送されており、主人公のモンキー・D・ルフィ役を、『ドラゴンボール』のクリリン役などでも知られる田中真弓が担当しています。

モンキー・D・ルフィは海賊に憧れていました。17歳で海への冒険を始め、仲間たちと共にどんな困難にも立ち向かっていきました。しかし、マリンフォード頂上戦争で兄のエースを失ったことで自分の非力さを思い知り、2年間レイリーの元で修行をすることになりました。そして2年後、ルフィは約束の場所で仲間たちと再会し、いよいよグランドライン後半の海「新世界」へと船を進めるのでした。

新世界とは、グランドラインの後半の海のことをいいます。新世界には四皇が拠点としている島などがあり、より危険だといわれています。

新世界にある島には、赤髪海賊団が宴をしていたユキリュウ島、ロジャーとシキが激突したエッド・ウォー、白ひげの縄張りだったフードヴァルテン、バギーが拠点としているカライ・バリ島があります。実際に麦わらの一味が到達した新世界の島は、パンクハザード、ドレスローザ、万国、ゾウ、ワノ国があります。

新世界編は単行本の61巻の598話から描かれています。麦わらの一味がそれぞれ修行を終えてシャボンディ諸島に集まるところから始まります。

アニメでは517話から新世界編が始まります。アニメでは原作で描かれなかったサイドストーリーも放送されました。

『ワンピース』の魚人島編は麦わらの一味が新世界に突入して始めて訪れた島です。海賊はシャボンディ諸島から新世界に入る時、正規ルートは通れないので必ず魚人島を通ります。ここでは、魚人島編のあらすじのネタバレを紹介します。そもそも魚人島とは魚人が住む島のことで、海の中にあります。ルフィ達はレイリーに船をコーティングしてもらい、魚人島へと向かいました。

しかしサニー号が無理やり魚人島のシャボンに追突したことでコーティングが剥がれてしまい、海に投げ出されてしまいます。麦わらの一味は溺れそうになりましたが、ケイミーに助けられます。そこに竜宮城の王子がやってきました。不法入国者を探していると思ったケイミーはとっさに麦わらの一味を隠しましたが、サンジが鼻血を出してしまったことで気づかれてしまいます。

しかし、実は王子達はルフィ達を竜宮城に招くつもりでした。ルフィ達は一旦血を流しすぎて瀕死状態になったサンジを治療するために王子達の元を去り、マーメイドカフェの部屋を借りて休むことになりました。そこでマーメイドカフェの店長であるマダム・シャーリーと出会います。

マダム・シャーリーは未来を予言できるのですが、ルフィによって魚人島が滅ぼされるという予言を見てしまいました。これによって麦わらの一味は竜宮城から追われる存在となってしまいます。

『ワンピース』のパンクハザード編では、海賊同盟を組むことになります。ここではパンクハザード編のあらすじのネタバレを紹介します。パンクハザードとは元々は世界政府の科学者であるベガパンクの研究施設があった場所です。しかし、世界政府ナンバー2の科学者だったシーザーが開発した毒ガス兵器によって汚染されていたため、長く使われていませんでした。

その後人が入れるほどに環境は良くなるものの、そこで赤犬と青キジが次期元帥の座を巡って争いをしました。両者の激しい戦いによって天候が変わってしまい、島の半分が燃え盛る灼熱の地に、もう半分が極寒の地となってしまったのです。こうして立ち入り禁止の島になったパンクハザードに、毒ガスの爆発事件で追放されたシーザーが住み着いて殺戮兵器の研究を行っていました。

その研究に手を貸していたのがトラファルガー・ローです。ローはある目的のためにシーザーと協力関係にありましたが、たまたま訪れた麦わらの一味に四皇のカイドウを倒すために同盟を組まないかと話を持ちかけました。ルフィは海賊王を目指しているので、四皇は全員倒すつもりでした。互いに意見が一致した麦わらの一味とハートの海賊団は同盟を結ぶことになります。

『ワンピース』のドレスローザ編では、ローの過去が明らかになりました。ここではドレスローザ編のあらすじのネタバレを紹介します。ドレスローザ王国はとても豊かで人々とおもちゃが共存する不思議な国でした。そんなドレスローザ王国の王として君臨していたのが、王下七武海のドフラミンゴです。実はドフラミンゴはドレスローザを乗っ取っていました。

自分に反論する者や王族達を悪魔の実の能力でおもちゃに変えてしまい、強制労働させていたのです。おもちゃになった人間は国民の記憶から消えてしまうので、国民は誰一人ドフラミンゴの悪事に気づいていませんでした。ドフラミンゴはおもちゃ達を働かせて作ったSMILEという人造悪魔の実で、カイドウと闇取引をしていました。

ローは昔ドフラミンゴに恩人を殺された因縁がありました。そこでSMILEの生産を阻止し、怒ったカイドウとドフラミンゴの相討ちを狙っていたのです。しかし計画は上手く行きません。ローとドフラミンゴの取引は破断となり、SMILE工場の破壊を目的として潜入していたルフィは闘技大会に出場することになります。闘技大会では兄の能力だったメラメラの実が優勝賞品になっていたからです。

一方でローと離れ離れになっていたウソップとロビンはトンタッタ族と出会います。トンタッタ族もまたドフラミンゴの被害を受けており、ドレスローザ王国に革命を起こすために兵隊さんと呼ばれるおもちゃと共に準備をしていました。

『ワンピース』のゾウ編では、パンクハザード編で出会った錦えもんやモモの助の正体が明らかになります。ここではゾウ編のあらすじのネタバレを紹介します。ゾウとは島ではなくその名の通り巨大な象主のことで、その上にミンク族のモコモ公国があります。象主は1000歳を超えており、モコモ公国自体も1000年近い歴史を持つ国家です。象主は常に移動しているので到達するのが難しく、幻の都とも呼ばれています。

ハートの海賊団の船員であるベポがミンク族で丁度ゾウに滞在していたので、ベポのビブルカードが示す先を辿って麦わらの一味とローはゾウへとたどり着きました。モコモ公国のミンク族はルフィ達を大歓迎しました。なぜなら、一足先にモコモ公国を訪れていたサンジ・ナミ・チョッパー・ブルックの4人が、百獣海賊団の襲撃によって全滅寸前だったミンク族を助けたからです。

百獣海賊団はワノ国の雷ぞうという忍者を探していました。ミンク族は雷ぞうなど知らないと言いましたが、百獣海賊団のジャックは容赦なくモコモ公国に毒ガスを放ったのです。雷ぞうは実はくじらの森に匿われていました。全滅寸前になってもミンク族が雷ぞうを守ろうとしたのは、かつてワノ国の光月一族とミンク族が兄弟分の契りを交わした特別な存在だったからです。

実は雷ぞうとモコモ公国を治めるイヌアラシとネコマムシは、かつて光月おでんの臣下でした。そしてくじらの森にはその証となる光月一族の家紋とポーネグリフが置かれています。そこで錦えもんはモモの助の身の上について話し、ルフィ達へと協力を願います。こうして麦わらの一味・ハートの海賊団・ミンク族・ワノ国の侍の「忍者海賊ミンク侍同盟」が結成されました。

『ワンピース』のホールケーキアイランド編では、サンジ奪還とビッグ・マムが持つポーネグリフの写しの奪取が描かれました。ここでは、ホールケーキアイランド編のあらすじのネタバレを紹介します。ホールケーキアイランドとはビッグ・マムが統治している万国の中心部にある島のことです。そもそもゾウ編では百獣海賊団だけでなく、ビッグ・マム海賊団の傘下であるベッジも来ていました。

ベッジはサンジにビッグ・マムのお茶会へと招待しました。実はサンジの実の父であるジャッジとビッグ・マム間で、サンジの知らぬ間に結婚の話が進んでいたのです。ジャッジの目的はビッグ・マムと同盟を組んで傘下になることでした。ビッグ・マムはこれを利用し、ジェルマ66を暗殺するつもりでいました。

自分がお茶会に出席しなければ仲間達が危ないと思ったサンジは、ベッジについていきました。それを知ったルフィはサンジを取り戻しにホールケーキアイランドを目指します。先にワノ国へ行くゾロ・ロビン・ウソップ・フランキーとは一旦別行動を取り、ルフィ・ナミ・チョッパー・ブルックとミンク族のキャロット・ペドロ・ペコムズの7人でホールケーキアイランドに向かうことになりました。

万国では、たまたまサンジの婚約者であるプリンと出会います。プリンはとても優しい子で、無理な結婚は望まないと言ってルフィ達への協力を申し出ました。そして安全なルートを教えてもらい、ホールケーキアイランドで待ち合わせることにしました。しかし、ホールケーキアイランドに到着したものの、そこにプリンの姿はありませんでした。

『ワンピース』の世界会議編では、革命軍がいよいよ本格的な動きを見せました。ここでは世界会議編のあらすじのネタバレを紹介します。世界会議とは、4年に一度開催される会議のことで、各国の世界政府加盟国がマリージョアに集まります。マリージョアには、ビビやしらほし、スカーレットなどこれまで登場した王女達も集まっていました。

アラバスタ王国のコブラは世界会議中に、五老星という天竜人のトップとの面会を求めていました。また、ドレスローザ王国のリク王と共に藤虎と王下七武海の件について話し合いがされたようです。実際に世界会議終了後は王下七武海が撤廃されました。魚人島のネプチューン王は地上で魚人が暮らせるように打診をしました。

一方で革命軍参謀総長のサボは、王を護衛する衛兵に変装してマリージョアに潜入していました。その後地面に空間を作ることができるモーリーの能力で地下に潜み、サボはモーリー・カラス・リンドバーグと共に天竜人への宣戦布告の機会を狙っていました。しかしマリージョアでは、かつての仲間であるバーソロミュー・くまが自我を失くし、ボロボロになった姿で天竜人の奴隷となっていたのでした。

『ワンピース』のワノ国編では、カイドウとオロチを討つための作戦を遂行していました。ここではワノ国編のあらすじのネタバレを紹介します。ワノ国とは、世界政府の非加盟国で世界政府も手を出すことができないほど強い侍がいるといわれている国です。エースも白ひげ海賊団に入る前に一度訪れています。かつては光月スキヤキという将軍が国を治めていました。

スキヤキの息子・おでんは問題児でしたが、やがて町民や家臣に慕われる人物へと成長していきます。そしてある時、ワノ国に白ひげ海賊団がやってきました。かねてより海外へ行ってみたいと思っていたおでんは、白ひげ海賊団に乗せてほしいと頼みました。紆余曲折ありながらも白ひげ海賊団の仲間になったおでんは、ある時ロジャー海賊団と戦います。

ロジャーはおでんがポーネグリフを読めると知ると、仲間になってほしいと言いました。もちろん白ひげは大反対しましたが、1年だけという約束でロジャーの船に乗ることになります。こうしておでんがロジャーの船で冒険をしている間、ワノ国では将軍のスキヤキが亡くなってしまいます。その後継になぜかオロチに決まってしまったのです。

オロチはひぐらしのマネマネの実の能力で周りの者達を騙し、自分はおでんの弟分だと言いふらしていました。おでんが戻るまでの間その将軍の席をオロチが引き継ぎました。おでんがロジャーとの旅を終えて帰ってくると、オロチの支配とその後ろ盾となっているカイドウに国民は苦しめられていました。おでんはなんとかオロチを引きずり降ろそうとしましたが失敗し、本編から20年前に処刑されてしまいました。

おでんの妻・トキはおでんの死を知ると、トキトキの実の能力を使っておでんの家臣である赤鞘九人男の錦えもん・雷ぞう・カン十郎・菊、それからおでんの息子であるモモの助を20年後に送りました。こうして20年後に渡った5人はカイドウを討つため、仲間を集めに海へと渡りました。錦えもん達がワノ国の外にいたのは、このような経緯があったからです。

先に潜入していたローやゾロ達はカイドウを討つための作戦を立て、ワノ国に散らばる仲間たちに暗号を使って決戦日を伝えたり、武器や食糧を集めていました。しかしある時、これまで念入りに準備してきた作戦が全て漏れてしまい、同士達が立て続けに捕まってしまうという事件がありました。これにより仲間の中に裏切り者がいることが判明します。

魚人島編ではたくさんの伏線がありました。まずひとつ目の伏線は、ホーディが使っていたステロイド剤です。あれは魚人島の玉手箱に入っていた国宝だったのです。ただ、一定期間力を増強する代わりに歳を取ってしまうという副作用がありました。この副作用により、ホーディはもはや足腰が立たないほど老けてしまいます。この薬が後にワノ国でモモの助に対して使われるのではないかと考察されています。

もしカイドウやオロチを討ち取ったとしても、まだ8歳のモモの助が国を治めるのは難しいことです。そのため、魚人島の国宝の薬を適量服用することで大人になるのでないかと考察されていました。ちなみに玉手箱の中身はホーディに盗まれた後に、魚人島で宝を守っていた大臣によって爆弾が仕掛けられました。その状態でビッグ・マムの手に渡ります。

この玉手箱は後にお茶会でルフィ達の命を救い、同時にビッグ・マムを怒らせてしまいます。玉手箱の方はお茶会への伏線となっていました。また、お茶会では世界政府や新聞社が玉手箱を狙っていたことも明らかになります。そして魚人島編の最大の伏線は、しらほしの存在です。魚人島編の終盤でしらほしがポーネグリフに書かれた古代兵器「ポセイドン」だということが判明します。

ポセイドンは海王類と対話して操ることができる人物で、海王類達からは王といわれています。現在ではしらほしはまだ自覚しておらず、ネプチューン王もその事実を隠している状況です。知っているのはネプチューン王と空島にあったポーネグリフを読んでいたロビン、それを盗み聞きしていたカリブーです。

空島のポーネグリフの伏線が回収されましたが、カリブーがこの話を誰かにしようとしている場面が描かれています。カリブーのその後の行動は不明ですが、話す人物によっては世界的な問題になると考察されています。

パンクハザード編では主にドレスローザ編・ゾウ編・ワノ国編に繋がる伏線がありました。まずパンクハザード編でシーザーが作っていたSADです。これは人造悪魔の実SMILEを作るに当たって必要なもので、後のドレスローザ編やワノ国編で伏線が回収されます。その他の伏線では、スマイリーが死滅した時に近くにあった果実が悪魔の実に変化するシーンがありました。

悪魔の実はランダムで別の果実に能力が移ると思われていましたが、何らかの条件を満たすことで悪魔の実は特定の果実へと能力を移すことができるようです。考察されている中でもっとも有力だといわれているのは、能力者を殺害した人物の側にある果実がその能力の悪魔の実に変化するという説です。この悪魔の実の伏線に関しては未だに回収されていません。

ドレスローザ編につながる伏線では、ヴェルゴがローに倒された時にジョーカーの過去を知らないことが命取りになると言っているシーンがあります。これは後にドレスローザ編で明らかになるジョーカーことドフラミンゴの過去に繋がっている伏線だと考察されています。

ドレスローザ編では、ドフラミンゴは世界政府が隠したがっているマリージョアの宝について知っており、それを利用して王下七武海を脱退したという嘘の記事を捏造させました。その秘密が何なのかはまだ明かされていないものの、世界会議編ではマリージョアの宝らしきものが描かれました。

パンゲア城でイムと呼ばれる人物が大きな麦わら帽子を見ているシーンがあり、この麦わら帽子がマリージョアの宝なのではないかと考察されています。

ゾウ編では主にルフィとモモの助に気になる伏線がありました。ゾウがジャックに襲われた時に、ルフィとモモの助にだけ皆には聞こえない声が聞こえたのです。それは象主が苦しむ声でした。ただルフィは象主の声を聞くことはできるものの指示を出すことはできませんでした。実は魚人島でもルフィは海王類達の声を聞いており、ロジャーもまたその声を聞く事ができました。

一方でモモの助は象主の声を聞くだけでなく、命令をすることができました。これはポセイドンであるしらほしの能力と同じです。この象主や海王類の声は万物の声といわれています。モモの助がしらほしと同じように象主と対話することができたことで、モモの助は兵器に等しいものなのではないかと考察されています。

ホールケーキアイランド編ではビッグ・マムの過去が明らかになり、パンクハザードでなぜ巨人を作ろうとしていたのか伏線が回収されました。ビッグ・マムは幼少期に巨人族を壊滅状態にしたことがあり、巨人族から嫌われていました。そのためビッグ・マムの拠点とする万国には巨人族がいませんでした。巨人化の研究は、全ての種族を揃えて家族になりたいビッグ・マムの夢を無理やり叶えるための研究だったのです。

また、ホールケーキアイランド編ではベガパンクが発見した血統因子が「生命の設計図」であることが判明しました。つまり血統因子とはDNAと同じようなものなのではないかと考察されています。この血統因子はSADやジェルマのクローン兵士、ジェルマの改造人間へ応用されています。

世界会議編では五老星の会話で、アラバスタ王国のネフェルタリ家が元々天竜人の最初の20人の王のうちの一人だったことが明らかになりました。しかしネフェルタリ家は天竜人にならずに下界で暮らすことを選んだのです。これには様々が考察があり、ポーネグリフを隠すために下界へと降り立ったのではないかと考察されています。

また世界会議が行われる中、イムという人物が手配書や写真を持って破り捨てているシーンがありました。その中にはルフィやしらほしもいます。しかしイムはビビだけは破り捨てずにじっと写真を見ていました。なぜビビだけ破り捨てなかったのかというと、何か特別な想いを抱いているのではないかと考察されています。

今後の展開としては、ビビとイムが結婚するのではないかという考察もあります。また、世界会議では革命軍の安否が分かっていません。サボ達はマリージョアに潜入したものの藤虎や緑牛と戦うことになります。しかし、その後サボの死亡記事が流れました。考察ではこの死亡記事はフェイクニュースで、革命軍をおびき寄せるためにサボの死亡記事を流したと考えられています。

ワノ国編では主に伏線回収がされています。ここまで謎だったロジャーがラフテルにたどり着いた経緯やおでんの処刑について明らかになりました。また、ワノ国編ではこれまで麦わらの一味には無縁だった裏切りについて描かれています。例えば、キッドとホーキンスは同盟相手のアプーに裏切られていました。そしてルフィ達自身もカン十郎に裏切られ、全ての情報をオロチに流されていました。

カン十郎に関しては、ドレスローザ編からワノ国編の第一幕・第二幕で敵のスパイである伏線が隠されていました。そのため、読者の間では以前からカン十郎が裏切り者なのではないかという考察がされていました。

エルバフとは巨人族が住む島です。エルバフの巨人族はビッグ・マムと因縁があり、麦わらの一味もリトルガーデンでエルバフの巨人族と親しくなりました。また、麦わら海賊団の傘下にもエルバフの戦士であるハイルディンが加わっています。このことから、エルバフが今後登場する可能性は高いと考察されています。

ラフテルとは、海賊王と呼ばれたロジャーが到達したといわれる島のことです。ラフテルという名前はロジャーがつけました。まだ謎が多い島ですが、海賊王の夢を持つルフィは現在ラフテルを目指して冒険しているのでラフテルは必ず登場すると予想されています。

『ワンピース』の魚人島編からパンクハザード編のOP曲には、きただにひろしの「ウィーゴー!」が起用されました。きただにひろしはアニメ『ワンピース』の一番最初のOP曲「ウィーアー!」を歌っている歌手です。1968年8月24日生まれの歌手で、1994年から活動しています。アニメソング歌手としてデビューしたのは1999年で「ウィーアー!」が初のアニメソングでもあります。

そして新世界編でも初OP曲として起用され、「ONE PIECE ギガントバトル!2 新世界」というニンテンドーDSゲームのテーマソングにもなりました。オリコン週間シングルチャートでは13位を記録し、レコチョク着うたフルランキングではアニメソングとしても初の首位獲得となりました。「ウィーゴー!」は『ワンピース』のOP曲の中でも、「ウィーアー!」に続き人気の高い曲です。

『ワンピース』のパンクハザード編のOP曲には、新里宏太の「HANDS UP!」が起用されました。新里宏太は1995年9月9日生まれの男性歌手・俳優です。2011年に開催された「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で歌唱力を評価され、『ワンピース』の「HANDS UP!」が歌手としてのデビュー曲となりました。

「HANDS UP!」がリリースされた2013年には「第46回日本有線大賞」の新人賞と「日本レコード大賞」の最優秀新人賞・新人賞を受賞しています。

『ワンピース』のドレスローザ編のOP曲には、AAAの「Wake up!」が起用されました。AAAは男女混合のアーティストグループです。2005年から活動しており、2020年に年内までに活動休止することが発表されました。「Wake up!」は41stシングルとしてリリースされました。

AAAの「Wake up!」が『ワンピース』のOP曲として起用された2014年は、ちょうどアニメ『ワンピース』の15周年を迎える年でした。そのためアニメ『ワンピース』の15周年のPR大使としてAAAが選ばれました。

『ワンピース』のドレスローザ編のOP曲には、GENERATIONS from EXILE TRIBEの「Hard Knock Days」が起用されました。GENERATIONS from EXILE TRIBEは、7人組のダンス・ボーカルグループです。2011年から活動していますが、2013年まではGENERATIONSという名義で活動していました。

『ワンピース』のOP曲として起用された「Hard Knock Days」はオリコン月間アニメシングルチャート第1位、オリコン週間アニメシングルチャート第1位を記録した人気曲です。

『ワンピース』のゾウ編からホールケーキアイランド編のOP曲には、氣志團ときただにひろしの「ウィーキャン!」が起用されました。きただにひろしは『ワンピース』のOP曲に何度も起用されている人物です。氣志團はポップ・ロックバンドで1980年代の不良のような格好をしているのが特徴的です。

「ウィーキャン!」では氣志團ときただにひろしがコラボしました。「ウィーキャン!」のDVD付きのシングルのジャケットには不良のような学ランを着た麦わらの一味が描かれています。

『ワンピース』のホールケーキアイランド編のOP曲には、安室奈美恵の「Hope」が起用されました。安室奈美恵は1977年9月20日生まれの元歌手です。1992年から2018年まで歌手として活動していました。安室奈美恵の「Hope」の起用が決まった際は、麦わらの一味と安室奈美恵のコラボビジュアルも発表されました。

さらに8月25日の21時から放送された土曜プレミアム「ワンピース エピソードオブ空島」では、安室奈美恵と麦わらの一味がコラボした特別映像がエンディングで流れました。

『ワンピース』では新世界編に突入する前にもアラバスタ王国など社会風刺的なストーリーがありましたが、新世界編後は特に現実的な社会問題と被る話が多く、より内容が濃くなっています。話が難しくてついていけないという方も中にはいますが、新世界編も楽しんでいる人がたくさんいました。

修行を積んだ麦わら海賊団は、2年前に比べてとても強くなっていました。そのため、魚人島編やパンクハザード編ではそこまで苦戦しませんでした。ただ、ホールケーキアイランド編からは本格的に四皇やその傘下達と戦うことになり、ルフィ達も一筋縄ではいきません。四皇との激突があるホールケーキアイランド編やワノ国編は新世界編の中でも特に面白いと人気です。

新世界編で麦わらの一味の仲間になったのはジンベエでした。ジンベエは名前だけは東の海編から登場していましたが、本格的に描かれたのはインペルダウン編からです。実はルフィとの付き合いが長く、魚人島編で仲間に誘いました。

しかし当時はビッグ・マムの傘下だったので、麦わらの一味の仲間になるにはとても時間がかかりました。ジンベエが仲間になるのではないかと以前から考察されていたので、仲間になったことを喜んでいる方がたくさんいました。

『ワンピース』の新世界編ではこれまでの伏線が回収されるとともに、新しい伏線も描かれていました。特に悪魔の実の謎やイムとビビの関係性、マリージョアの宝についてはたくさん考察されていました。新世界編ではこれまでに比べて濃い内容となっているので、ぜひ一度読んでみてください。