【ワンピース】ケイミーはかわいい人気キャラ！登場シーンやアニメ声優を紹介

「ワンピース」のケイミーは、スリラーバーク編の後に登場するかわいい人魚の少女です。元アーロン一味のはっちゃんと共に、タコ焼き屋で働いています。人攫い集団のマクロ一味とトビウオライダーズに誘拐されたはっちゃんを助けてくれた麦わら一味を、魚人島まで案内することになります。しかし、途中のシャボンティ諸島で誘拐され、オークションにかけられました。

「ワンピース」は、1997年に「週刊少年ジャンプ」で連載され、1999年に人気声優が数多く起用されたアニメが放送されます。映画、小説、ゲームなど、様々な媒体で取り上げられ、反響を呼びました。

東の海出身のルフィは、幼い頃に赤髪海賊団のキャプテン・シャンクスと、大きくなって立派な海賊になったら再会しようと約束し、麦わら帽子を渡されます。17歳に成長し、仲間も海賊船もない状態で、一人小舟で海へと繰り出しました。

「ワンピース」のケイミーは、ルフィたちがココロの次に出会った人魚の少女です。ケイミーが原作で初めて登場するのは、490話からで巻数だと50巻にあたります。タコ焼き屋の店員であり、海兎から助けてくれたルフィたちにお礼としてタコ焼きを振る舞おうとしています。デザイナーになるという夢があり、本人も非常におしゃれで初登場時は魚人島で流行っているブランド・クリミナルのTシャツを着ていました。

「ワンピース」のケイミーは、毛先の跳ねたショートヘアーをしています。魚同士でキスをすることでも知られる熱帯魚・キッシンググーラミーの人魚であり、下半身の魚部分はピンク色です。感情表現豊かで特に驚いた時の顔は、口を開け舌を出し目玉も飛び出すといったインパクトのある表情になります。順応力もあり、サウザンドサニー号に乗っていたブルックを見て驚きますが、すぐに受け入れていました。

頻繁に海獣に食べられるようで、ルフィたちに助けられた時は、すでに20回目だったといいます。仲良くなった人の名前の下に「ちん」をつけるため、はっちゃんのこともはっちんと呼んでいました。しかし、師匠のパッパグにはつけていませんでした。

魚と話せる能力があり、作中では道案内を頼んでいます。人魚は、海の生物の中で最速の泳ぎができ、捕まえることは困難です。けれど、おっとりしたかわいいケイミーは、よくマクロ一味に捕まっていました。

「ワンピース」スリラーバークでの戦いが終わり、ブルックも仲間に加わってサウザンドサニー号は航路を進めます。途中、雨水ではなく飴玉が空から降ってくる気象現象が起き、さらに渦巻いた長い波が何本も交差する遊蛇海流に遭遇しますが乗り越え、数日後に赤い土の大陸に到着しました。次なる目的地の魚人島を目指しますが、ログポースは海中を指しおり、行き方がわかりません。

「ワンピース」のルフィ、ブルック、ロビンは、潜水艦を使って海中を調べますが、手がかりを得られませんでした。そんな中、海中でも襲ってきた海兎が地上に姿を表します。ルフィは、海兎を攻撃し、口から人魚のケイミーと、喋るヒトデのパッパグを吐き出しました。吐き出されたケイミーとパッパグは、サウザンドサニー号の上に落ちます。タコ焼き屋で働いているというケイミーは、お礼にタコ焼きをご馳走すると申し出ました。

同じタコ焼き屋で働くはっちゃんの電伝虫と通信しますが、出たのは悪名高き海賊マクロ一味でした。マクロ一味は、人攫い集団として有名なトビウオライダーズと手を組んで魚人のはっちゃんを捕らえ、売りとばそうとしていました。麦わら一味は、はっちゃんを助ける代わりに魚人島への行き方を教えてもらうことにします。ケイミーの魚と話せる能力を使って道を聞き、目的地に向かいました。

「ワンピース」のシャボンディ諸島の人身売買オークションで、人魚は高値で取引されていました。マクロ一味は、しつこくケイミーを狙っていましたが、その度にはっちゃんが助けてくれていたといいます。しかし、今回は鉄の仮面を被ったリーダー・デュバルが率いるトビウオライダーズの加勢もあり、はっちゃんは捕まりました。船を進める中、前方からトビウオライダーズがやってきます。

矢印の形になって船を案内してくれていた魚たちは、急に逃げ出しました。一方、トビウオライダーズのアジトにいたリーダーのデュバルは、ケイミーが麦わら一味の船に乗っていると報告を受けました。麦わら一味には何か恨みがあるようで、必ず復讐すると誓います。トビウオライダーズは、サウザンドサニー号を砲撃しますが、デュバルの命令で撤退しアジトに戻りました。

「ワンピース」のサウザンドサニー号は、トビウオライダーズのアジトへ到着します。前方には、カゴに入れられたはっちゃんがおり、ワナだからすぐに逃げるよう叫んでいました。元アーロン一味のはっちゃんだとわかったルフィたちは、助けるのをやめることにします。助けに向かったケイミーとパッパグは、あっけなくマクロ一味に捕まりました。はっちゃんは害がない人柄であるとして、ナミは捕まった3人全員助けようといいます。

「ワンピース」のルフィはケイミーとパッパグを、ゾロははっちゃんが閉じ込められていた檻の柵を切って救出しました。トビウオライダーズとマクロ一味が麦わら一味によって壊滅状態に追い込まれる中、鉄の仮面を被ったデュバルが現れます。デュバルは、サンジに恨みがあるらしく、毒が塗られた銛を撃ち込んできました。走ってデュバルに近づいたルフィは、被っている仮面を蹴って落とします。

デュバルの素顔は、サンジの手配書のイラストと瓜二つでした。海軍や賞金稼ぎから麦わらの一味のサンジと間違えられたデュバルは、何度も命を狙われ仮面を被って生活する羽目になりました。サンジは、トビウオが持つ鉄の網に捕らえられ、海へと引きずり込まれますが、ケイミーがそれを助けます。そして、デュバルの元へ向かい、顔のパーツそれぞれに蹴りを入れて顔立ちを変えました。

生まれ変わった顔に満足したデュバルは、連絡先を麦わら一味に渡し、お礼を言いつつ去って行きます。チーム名もトビウオライダーズから、人生バラ色ライダーズへと変更しました。はっちゃん、ケイミー、パッパグは、麦わら一味にお礼のタコ焼きをご馳走します。目的地の魚人島へ行くには、シャボンディ諸島を通る必要がありました。パッパグとケイミーは、麦わら一味に魚人島を経由して新世界へ入る方法も教えます。

その名も海底ルートと呼ばれ、赤い土の大陸の下部に空いた海底から入るというものでした。このルートを選択する場合、船を覆うコーティングを施す必要があります。コーティングは、シャボンディ諸島ににいる職人に依頼する必要がありました。シャボンディ諸島に到着した麦わら一味は、サウザンドサニー号を41番GRに停船しました。巨大な樹木・ヤルキマンマングローブからは、特殊な樹液でできたシャボン玉が生成されています。

上陸したルフィたちにはっちゃんは、信頼できるコーティング職人を紹介するといいます。そして、マリージョアの世界貴族・天竜人とは決して揉め事を起こさないよう忠告しました。天竜人とは、世界政府を創設した王の血筋であり、逆らうと海軍本部が動くほどの一大事になります。シャボンディ諸島には、人魚と魚人族への差別が根強く残っており、ケイミーとはっちゃんは、人間に変装してルフィたちに同行します。

はっちゃんは、ルフィたちを元海賊のシャッキーが経営するシャッキー'S ぼったくりBARへと案内しました。シャッキーは、仲の良いはっちゃんが連れてきた麦わら一味を歓迎します。しかし、肝心のコーティング職人のレイリーがいません。シャボンディパークという遊園地にいるかもしれないというシャッキーの予想を頼りに、一同はレイリー探しに向かいます。

「ワンピース」のケイミーは、憧れていた遊園地を麦わら一味と思いっきり楽しみます。しかし、人攫いで金を稼ぐハウンドペッツのリーダー・ピーターマンは、ケイミーが人魚であるという情報を得て彼女を誘拐しました。サンジは、同業者の人生バラ色ライダーズに加勢を頼みます。人攫い集団の目星をつけた人生バラ色ライダーズは、麦わら一味と共にケイミーを探しました。

捕まったケイミーは、シャボンディ諸島1番GRにある人間オークション会場で競売にかけられることになります。人間オークションの商品には、なぜか元ロジャー海賊団で副船長を務めていたシルバーズ・レイリーもいました。ケイミーの居場所を突き止めた人生バラ色ライダーズと麦わら一味は、オークション会場に向かいます。しかし、天竜人も関わっているとして下手に手が出せません。

ナミは、2億ベリーの大金を用意しオークションに参加して、ルールに基づいてケイミーを取り返すことを提案します。しかし、天竜人のチャルロス聖が5億ベリーを出すと申し出ました。ようやく到着したルフィは、真っ先に水槽に閉じ込められているケイミーを助けに向かいますが、はっちゃんに止められます。はっちゃんは、チャルロス聖に銃で撃たれ、ルフィに頬を殴りつけられました。

アニメ「ワンピース」でかわいいケイミー役を務めた声優は、声優事務所・アクロスエンタテインメントに所属する池澤春菜でした。声優の他にも、歌手、舞台女優としても活躍しています。父親は小説家・池澤夏樹、母親はギリシャ料理研究家・池澤ショーエンバウム直美です。

声優としての主な出演作に、「CLAMP学園探偵団」梓夜凪砂役、「装甲救助部隊レストル」パトリシア・バロウズ役、「だぁ!だぁ!だぁ!」花小町クリスティーヌ役、「超重神グラヴィオン」城琉菜役、「時空冒険記ゼントリックス」ミーガン役、「ケロロ軍曹」西澤桃華役、「マリア様がみてる」島津由乃役、「獣装機攻ダンクーガノヴァ」飛鷹葵役、「エリアの騎士」ミーナ・マイヤー役などがあります。

「ワンピース」のパッパグは、ケイミーのペット兼師匠の喋るヒトデです。喋れるようになった理由は、自分のことを人間だと思い込んでいたからといいます。魚人島で大人気のブランド・クリミナルのデザイナーであり、会社の社長でもありました。体の色はオレンジで、頭には大きな丸い帽子を被っています。

知能も高く、楽器を弾いて歌ったり、天然なケイミーによくツッコミを入れていました。寂しがり屋なようで、海兎から助け出された時、麦わら一味がケイミーにばかり注目していることに落ち込んでいました。ケイミーから、よく好物のハマグリをもらっています。アニメ「ワンピース」でパッパグ役を務めた声優は、塩屋浩三でした。

「ワンピース」のはっちゃんは、元アーロン一味だった魚人です。アーロン一味は海軍に捕らえられますが、はっちゃんは運よく脱獄していました。現在は、ケイミーも働くタコ焼き屋で生計を立てています。

よく笑顔を浮かべている感情表現豊かなかわいい「ワンピース」のケイミーですが、驚いた顔は目玉が飛び出し、口を大きく開けて舌もだすというインパクトの強いものです。かわいい容姿を持つ人魚のケイミーですが、驚いた時の表情が面白いと評判でした。

「ワンピース」のシャボンディ諸島でコーティング職人のレイリーを探し、一同はシャッキー'S ぼったくりBARへと入ります。その際、店主のシャッキーは、ケイミーとはっちゃんは恋人なのかと聞いていました。その質問にケイミーは、顔を赤くしてかなり動揺しています。互いに好きなのではないかという意見も多くありました。

「ワンピース」のケイミーは、容姿がかわいいと評判の人魚です。さらに、周囲を思いやる優しさも持ち合わせており、性格もいいといった意見も多くありました。容姿と性格どちらも兼ね備えているところも、支持される理由の一つです。

「ワンピース」に登場するケイミーのかわいい魅力や、アニメの声優、パッパグやはっちゃんとの関係などを紹介してきました。感情表現が豊かで、おっとりとした天然のかわいい人魚でした。今後の活躍にも注目が集まっています。