【ワンピース】レベッカの声優は林原めぐみ！綾波レイなど演じたキャラ・代表作を紹介

『ワンピース』に登場するレベッカの声優・林原めぐみについて紹介していく前に、まずは『ワンピース』の作品情報やレベッカについて紹介していきます。

『ワンピース』は1997年から週刊少年ジャンプにて連載されている尾田栄一郎原作の漫画で、今や世界中で読まれている日本を代表する漫画の1つです。『ワンピース』は「最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」として、2005年にはギネス世界記録に認定された経歴もあります。『ワンピース』のアニメは1999年から放送が開始、アニメ映画化やゲーム化もされるなど様々なメディア展開がなされています。

『ワンピース』の主人公・ルフィはゴム人間になってしまう悪魔の実「ゴムゴムの実」を食べてゴム人間になってしまいます。悪魔の実を食べて海に嫌われたルフィは海で襲われますが、シャンクスの左腕と引き換えに助けられました。ルフィはシャンクスのような海賊になり、いつの日か会いに行くと約束をします。そうして17歳になったルフィは1人、海賊王になるため仲間を探す旅に出ることになるのです。

『ワンピース』に登場するレベッカは身長171cm、8月4日生まれ、しし座、16歳、ドレスローザ出身のかわいい女の子です。戦争や殺し合いを嫌うリク王の孫娘で、リク王の娘のスカーレットと歴代最強の剣闘士・キュロスの間に生まれました。しかしドフラミンゴがドレスローザに来たことにより母を殺され、父はおもちゃの片足の兵隊にされ、レベッカ自身も父親の記憶をなくします。

その後はコリーダコロシアム囚人剣闘士で囚人剣闘士として戦う日々を10年も過ごしてきました。ドフラミンゴを倒したあとは父の記憶も戻り、叔母のヴィオラに王位を譲り、人間の姿に戻った父キュロスと平和に暮らしています。

レベッカは囚人剣闘士として10年の間戦ってきましたが、誰1人として殺めることはおろか傷をつけることもしませんでした。またルフィと知り合い、少ないお金をはたいてルフィにお弁当を奢る優しさも見せています。リク王も争いを嫌う心優しい王だったので、レベッカは祖父に似て心優しい性格をしています。

レベッカの父キュロスは前述したとおりおもちゃの兵隊に変えられてしまいましたが、ずっとレベッカの傍にいました。おもちゃの体では限界があると、レベッカに剣の使い方を教えたのもキュロスです。キュロスは自分のことを忘れられてもずっと愛娘の傍にいてレベッカを守り、レベッカも父の記憶をなくしてはいたものの、兵隊のことをとても大切に思っていました。レベッカとキュロスの絆は記憶をなくしても強固なものでした。

レベッカがアニメ『ワンピース』に初登場したのは、2014年2月23日のことです。第634話「海賊貴公子 キャベンディッシュ」というタイトルで、キュロスの銅像を見ていたルフィに声をかけたのがレベッカです。盛り上がり、意気投合したルフィとレベッカが戦うのは別のブロックだったため喜んだレベッカは、「生きて逢えたらいい」と話し別れました。

『ワンピース』のレベッカの声優を務めたのは林原めぐみです。林原めぐみは1967年3月30日生まれ、東京都出身で、声優だけではなく歌手やナレーター、エッセイスト、ラジオパーソナリティ、そしてMEGUMI名義で作詞家としても活躍しています。1986年に声優としてデビューしてからメインキャラクターを演じることの多い林原めぐみは、第3次声優ブームの代表声優として有名になりました。

デビュー間もなくメインキャラを演じ、声優がレコード会社と専属契約をする先駆けとなり「声優アーティスト」の礎を築いた林原めぐみですが、デビュー当初は声優と看護師のパートを掛け持ちしていたそうです。元々は高校卒業後に看護学校に通おうと思っていたそうで、両親から「声優になるなら看護学校を卒業して正看護婦を取るように」と言われ、養成所と看護学校に3年間通うことを両立させたというエピソードがあります。

林原めぐみが演じたキャラや代表作1つ目は『ポケットモンスター サン&ムーン』のムサシです。1997年から始まったアニメ「ポケットモンスター」に初期から登場する、ロケット団のムサシ役を2020年4月現在も担当しています。ゲーム「ポケットモンスター」にもロケット団自体は登場しますが、ムサシとコジロウはアニメオリジナルキャラクターとして登場しました。

林原めぐみの演じたキャラや代表作2つ目は『シャーマンキング』の恐山アンナとオパチョです。シャーマンという、霊能力を持ち霊と交流する力を持つ主人公・麻倉葉の許嫁が林原めぐみ演じる恐山アンナです。恐山アンナはシャーマンではなくイタコとして登場し、麻倉葉にトラウマになるほど辛い修行を付けました。またヒロインの恐山アンナ以外にもオパチョの声優も務めています。

林原めぐみの演じたキャラや代表作3つ目は『名探偵コナン』の灰原哀です。高校生探偵の工藤新一がAPTX4869を飲まされたことにより体が幼児化し、江戸川コナンとして数々の事件を解決する『名探偵コナン』。林原めぐみ演じる灰原哀はその元凶となるAPTX4869を開発したキャラクターです。黒の組織から抜けるために死ぬ覚悟でAPTX4869を飲んだことにより、コナンのように幼児化しました。

林原めぐみの演じたキャラや代表作4つ目は『新世紀エヴァンゲリオン』の綾波レイです。綾波レイはエヴァ零号機のパイロットで、エヴァに乗ることを拒否するシンジの前に傷だらけで登場したことでシンジがエヴァに乗るきっかけを作りました。綾波レイは無表情で淡々とした物言いをする謎の美少女として、ファンからはその正体に様々な考察がなされています。

林原めぐみの演じたキャラや代表作5つ目は『幽☆遊☆白書』の幻海の若年期/覆面です。幻海は自身の死が近いことを悟り、人体に宿る霊力を活用する武術・霊光波動拳の後継者を決めるために選考会を開き、主人公の浦飯幽助や桑原和真と知り合います。林原めぐみは若年期の幻海を演じました。暗黒武術会に出場した時には覆面を被り、浦飯チームの一員として出場しました。

林原めぐみの演じたキャラや代表作6つ目は『らんま1/2』の早乙女らんまです。早乙女らんまは父親と修行中に中国の呪泉郷に落ち、水を被ると女性に変身してしまう体になってしまいます。そんな体の秘密を隠したまま日本へ帰り、幼いころに決められた許嫁・天道あかねの住む天道家に居候することになりました。林原めぐみは女性版早乙女らんまの声優を務めています。

ここからはレベッカの声優についての感想や評価を見ていきましょう。林原めぐみは前述したとおり、『ワンピース』のレベッカ役、『名探偵コナン』の灰原哀役や『ポケモンシリーズ』のムサシ役の声優としても知られていますが、「声優に詳しくなければこれらすべて同じ人物が演じているとは信じられないよね」という感想を持つ方は非常に多くいらっしゃいました。

レベッカは『ワンピース』のドレスローザ編にて登場するキャラクターです。レベッカの声優・林原めぐみは『名探偵コナン』で灰原哀を演じ、レベッカの母スカーレットの声優・山崎和佳奈は『名探偵コナン』で毛利蘭を演じていることから、上記のような感想を持つ方も見られました。

『ワンピース』には登場キャラが数多く存在し、豪華な声優も多数起用されています。レベッカの声優は30年以上も活躍する大人気大御所声優の林原めぐみなため、「ワンピースの声優、より豪華になったな」という感想を持つ方も見られました。

これまで『ワンピース』に登場するレベッカの基本情報や、『ワンピース』のレベッカの声優を務めた林原めぐみについてまとめてきました。林原めぐみは1986年にデビューしてからメインキャラクターを主に務め、90年代を代表する声優として30年以上も現役で活躍する大御所人気声優の1人です。「声優アーティスト」の礎を作った人物でもあります。

『名探偵コナン』の灰原哀役や、『新世紀エヴァンゲリオン』の綾波レイ役で知られる林原めぐみは、2020年現在も『ポケモンシリーズ』や『ワンピース』のレベッカ役として活躍を続けています。本記事を参考に、林原めぐみの出演作品をチェックしてみてはいかがでしょうか？