2020年05月11日公開
2022年11月14日更新
ONE PIECE珍獣島のチョッパー王国のネタバレあらすじ!ラストの結末と感想は?
『ONE PIECE珍獣島のチョッパー王国』は人気漫画『ワンピース』の映画で、チョッパーがメインとなって描かれている作品です。チョッパーにとっては映画デビュー作品でもあります。『ONE PIECE珍獣島のチョッパー王国』は、まだ仲間になって日が浅いチョッパーの成長や仲間との信頼関係が描かれています。この記事では『ONE PIECE珍獣島のチョッパー王国』のあらすじや結末のネタバレ、感想などを紹介します。
目次
ONE PIECE珍獣島のチョッパー王国とは?
ワンピースの概要
『ワンピース』とは尾田栄一郎によって連載されている少年漫画です。主人公のルフィが海賊王を夢見て海を冒険するストーリーです。1997年から週刊少年ジャンプで連載され、1999年にアニメ放送が開始し、2000年に初めて映画が公開されました。漫画・アニメ共に20周年を迎えている長寿作品で、映画も2019年までに14作公開されています。
ONE PIECE珍獣島のチョッパー王国の概要
『ONE PIECE珍獣島のチョッパー王国』とは、2002年3月2日に公開された『ワンピース』の劇場版第3作目です。物語はドラム王国直後のストーリーですがアラバスタ編の主要人物であるビビは登場していないパラレルワールドとなっています。ドラム王国で麦わらの一味の仲間になったチョッパーをメインとして描かれています。
『ONE PIECE珍獣島のチョッパー王国』が配信されているAmazon prime videoでは、評価が4.5と満足度の高い感想が集まっている作品でもあります。
ONE PIECE珍獣島のチョッパー王国のあらすじネタバレ
あらすじネタバレ①王冠島
『ONE PIECE珍獣島のチョッパー王国』はナミが拾った海図に書かれている王冠島について麦わらの一味が話しているところから始まります。ここでは『ONE PIECE珍獣島のチョッパー王国』のあらすじのネタバレを紹介します。海図に書かれている王冠島にはきっとお宝があると思い、ルフィ達は王冠島に向かうことにします。しかしチョッパーだけが反対していました。
まだ麦わらの一味と冒険して間もないチョッパーは、よく分からない島に行くのが怖かったのです。チョッパーはケガをしたらどうするんだと言いますが、それを治すのがチョッパーの仕事だとウソップに言い返されてしまいます。そうしていると、突然海底火山が噴火します。火山はある島の周りを囲うようにして噴火していたのです。噴火した煙は横に繋がり、まるで王冠のような形をしていました。
麦わらの一味はきっとここが王冠島だと思いますが、噴火の衝撃で船が大きく揺れます。チョッパーは船から投げ出されてしまいました。チョッパーを除く麦わらの一味はなんとか島へ上陸することができますが、そこで人の言葉を喋る奇妙な動物と出会います。一方でチョッパーは島の方へ吹き飛ばされ、動物達が集まる場所に落ちました。
王冠島には空から王が現れるという伝説がありました。空から落ちてきたチョッパーは、なりゆきで動物王として祭り上げられました。チョッパーが王になっているとは知らないルフィ達は動物と遊んでいましたが、そこに「ツノクイ」という角がある動物を狙う猛獣に襲われます。
チョッパーは猛獣に襲われた動物の手当をしながら、動物と一緒に暮らす少年・モバンビーに海賊の仲間の元へと帰らなければならないと伝えました。モバンビーは父を海賊に殺されていたので、チョッパーには海賊の元へ帰らずにここで王をしてほしいと言いました。
あらすじネタバレ②バトラー伯爵と名乗る男の一味
動物達を襲う「ツノクイ」はある一味によって操られていました。ここでは『ONE PIECE珍獣島のチョッパー王国』の敵が登場するシーンのあらすじのネタバレを紹介します。バトラー伯爵と名乗る男はバイオリンを使って「ツノクイ」を操り、動物の角を狩っていました。ルフィ達はチョッパーを探していると、角を食べているバトラー伯爵と出会いました。
ルフィ達はバトラー伯爵から王なる宝の秘密が角であることを聞き出して逃げました。ウソップは角があるチョッパーも狩られるのではないかと心配します。そこでルフィは動物王に王なる宝について直接聞くことにしました。一方でチョッパーはバトラー伯爵が動物を襲っているという情報を聞いて怖気づいていました。逃げようとするとモバンビーから動物王なのに助けてくれないのかと責められます。
ちょうどその時、人間がこちらにやってくるという情報が入りました。確かに遠くの方では誰かが猛スピードでチョッパーのいる方角に向かって来ていました。チョッパーは顔を青ざめて思わず逃げてしまいます。しかしそこに現れたのは動物王を探していたルフィ達でした。チョッパーはルフィ達だと知ると安心しますが、モバンビーは早く退治しろと言いました。
チョッパーはルフィ達は自分の仲間だと言いましたが、海賊に恨みがあるモバンビーはそれを許しませんでした。そして人の言葉を話す事ができる動物はさっさと出ていけと追い出そうとします。ただ王冠島を守るために、チョッパーはこの島に置いていくように言いました。モバンビーと麦わらの一味が言い争いをしていると、遠くから爆発音がしました。
あらすじネタバレ③動物王として立ち向かうチョッパー
爆発を起こしたのはバトラー伯爵でした。ここでは『ONE PIECE珍獣島のチョッパー王国』のバトラー伯爵がなぜ爆発を起こしたのかあらすじのネタバレを紹介します。バトラー伯爵の目的はモバンビーの父が残した宝に関する資料でした。そこには動物王の角には聖なる力があり、それを代々受け継いでいっていると書かれていました。
バトラー伯爵は動物たちに、動物王を差し出さなければ皆「ツノクイ」の餌食にしてやると言いました。チョッパーは動物王ではありませんが、皆を守るために動物王としてバトラー伯爵に立ち向かいました。バトラー伯爵はそんなチョッパーに、暴走した「ツノクイ」を倒してみろと言いました。しかしチョッパーは「ツノクイ」を前に逃げてしまいます。
ONE PIECE珍獣島のチョッパー王国のラスト結末ネタバレ
ラスト結末ネタバレ①戦いの結末
ここでは『ONE PIECE珍獣島のチョッパー王国』の戦いの結末のネタバレを紹介します。チョッパーは逃げ出したわけではありませんでした。皆を戦いの巻き添えにしないようにわざと引きつけようとしたのです。モバンビーは臆病でも皆のために立ち向かったチョッパーを見て、動物達に皆で力を合わせればバトラー伯爵に勝てるかもしれないと言いました。
しかしチョッパーが動物王ではないと分かった以上、動物達がチョッパーを助ける義理などありません。そうしているうちにチョッパーはバトラー伯爵に追いつかれ、一方的に殴られてしまいます。チョッパーの悲鳴を聞いたモバンビーは前動物王の眠る場所へと向かいました。チョッパーは絶対絶命の状況でしたが、そこに麦わらの一味が駆けつけます。
しかしチョッパーは「ツノクイ」に追いかけられ、またもや麦わらの一味とはぐれてしまいます。いよいよバトラー伯爵から角を狩られそうになった時、現れたのが前動物王の角を持ったモバンビーでした。モバンビーは動物達から猛反対されながらもチョッパーを助けるためにこっそりと角を持ち出していたのです。モバンビーはバトラー伯爵を角でおびき寄せて火山に落とそうとします。
しかし自分までも火山に落ちそうになり、危ないところをルフィに助けてもらいました。ただ、モバンビーを引き上げた時にバトラー伯爵も一緒に引き上げてしまいました。バトラー伯爵はルフィとモバンビーが話している隙に角を盗み、食べてしまいます。角を食べたバトラー伯爵は恐ろしい猛獣となり、するどい角はルフィを突き刺しました。
チョッパーもランブルボールで体を強化してバトラー伯爵と戦いますが敵わず、立ち向かったモバンビーも握りつぶされそうになります。すると島中の動物たちが集まってバトラー伯爵を攻撃しようとします。バトラー伯爵はそんな動物を一瞬で倒します。それに怒ったルフィはバトラー伯爵の角を破壊しました。角を破壊されたバトラー伯爵はガリガリになり、ルフィによって遠くへと投げ飛ばされました。
ラスト結末ネタバレ②新しい動物王
ここでは『ONE PIECE珍獣島のチョッパー王国』の結末のネタバレを紹介します。モバンビーは王なる宝の角を持ち出したことで、島を追い出されると思っていました。動物達に謝るモバンビーに、ゾウは王冠を被せました。動物達はモバンビーの勇気を認めて一緒に島を守っていきたいと思ったのです。
その時、島の周りが再び海底火山の噴火で囲われました。その風圧によって島の鐘が鳴り響きます。これを聞いた動物達はモバンビーこそが動物王だと思いました。モバンビーとチョッパーは別れる時が来ましたが、離れていても友達だと言って一緒に泣きました。最後はモバンビーが新しい動物王になるという結末でした。
ONE PIECE珍獣島のチョッパー王国の登場人物と声優
モンキー・D・ルフィ(田中真弓)
『ONE PIECE珍獣島のチョッパー王国』に登場するモンキー・D・ルフィは、麦わら海賊団の船長です。年齢は17歳でゴムゴムの実を食べたゴム人間です。『ONE PIECE珍獣島のチョッパー王国』では、主にモバンビーを諭すような立ち回りをしていました。
『ONE PIECE珍獣島のチョッパー王国』やアニメ『ワンピース』でルフィ役を演じているのは、声優の田中真弓です。田中真弓とは1955年1月15日生まれの女性声優で、青二プロダクションに所属しています。低い声質を活かして声優として第一線で活躍しています。田中真弓の出演作品には『うる星やつら』の藤波竜之介役、『ドラゴンボール』のクリリン役、『おそ松くん』のチビ太役などがあります。
トニートニー・チョッパー(大谷育江)
『ONE PIECE珍獣島のチョッパー王国』に登場するトニートニー・チョッパーは、麦わら海賊団の船医です。年齢は15歳でヒトヒトの実を食べたトナカイ人間です。『ONE PIECE珍獣島のチョッパー王国』ではあらすじでも紹介したように、最初の臆病な姿から一変して結末では少し成長した姿を見せました。
『ONE PIECE珍獣島のチョッパー王国』やアニメ『ワンピース』でトニートニー・チョッパー役を演じているのは、声優の大谷育江です。大谷育江は1965年8月18日生まれの女性声優で、マウスプロモーションに所属しています。大谷育江の出演作品には『ポケットモンスター』のピカチュウ役や『金色のガッシュベル!!』のガッシュ・ベル役などがあります。
ONE PIECE珍獣島のチョッパー王国に関する感想や評価
珍獣島のチョッパー王国を視聴。
— いちろー (@b2c4a11fb9a84eb) April 23, 2020
「仲間とは」について考えさせられるシーンや、チョッパーの根性が面白い。
ルフィ・ゾロ・サンジが出るとすぐ解決しちゃうので、どう遅らせて登場させるかが面白く描かれていたのも好き。
『ONE PIECE珍獣島のチョッパー王国』を視聴した方の感想では、仲間について考えさせる部分やチョッパーの成長などが見どころだったと評判でした。その他の感想では、チョッパーだけでなく麦わらの一味それぞれに活躍するシーンがあったので、とても面白かったという感想がたくさんありました。
#ワンピース 珍獣島のチョッパー王国良かった。
— でんた@駄楽屋 (@DARAKUYA) February 6, 2020
内容的にはテレビスペシャルみたいなスケールの小ささながら、後のワンピースと違って初期のここまでの敵はアホっぽさがあって実に愛らしい。
グランドラインに入ったこの辺からナミのプロポーションがやたら大人びた感じになってきてるな。 pic.twitter.com/DOlO0h1Cix
『ONE PIECE珍獣島のチョッパー王国』の感想の中には、中編という短さでもきちんとまとまったストーリーで満足感があるといった声もあり好評です。また、本編に登場する『ワンピース』の敵よりもギャク要素の多い面白い敵が出てくるので、愛着が湧いてくるという感想もありました。
友達に借りているワンピースのDVDを観たおしてる♪
— きんどん (@blanketofLinus6) September 25, 2019
第三弾「珍獣島のチョッパー王国」
いい話ですね♪
サンジが
「羨ましいぜ!王様なんてなかなかなれるもんじゃねェぞ!」
「まあ おれだったら王様っつうより王子様ってとこかな?」
ってセリフ
のちの展開を知ってるとニヤリとしますねww pic.twitter.com/CUmDOnpiPL
『ONE PIECE珍獣島のチョッパー王国』の感想の中には、サンジのセリフが気になっている方がいました。サンジは自分のことを王子様だと言っていましたが、後にサンジが本当に王子様であることが判明します。『ONE PIECE珍獣島のチョッパー王国』はパラレルワールドなのでサンジの王子様のセリフが伏線となっているとは考えにくいですが、後の展開を知っていると思わず反応してしまうようです。
【映画】240. ワンピース 珍獣島のチョッパー王国
— NYcinema (@YcinemaN) August 18, 2019
ワンピース劇場版シリーズ第3弾
今作にて新たにチョッパーがでてる
ゾロとサンジの普段敵対心丸出しだが、お互いを認めあっての行動には毎回カッコよすぎる
ルフィは相変わらず仲間とはどういうものか教えてくれますね pic.twitter.com/rvrln6bwmH
『ONE PIECE珍獣島のチョッパー王国』の感想にはチョッパーに癒やされたという感想が多いのですが、中にはゾロとサンジの掛け合いも良かったという声もありました。ゾロとサンジは犬猿の仲ですが、敵との戦いではチョッパーを救うために2人で助けに向かいました。そんな2人の戦いも見どころの一つです。
ONE PIECE珍獣島のチョッパー王国のネタバレまとめ
『ONE PIECE珍獣島のチョッパー王国』のあらすじでは、臆病だったチョッパーが成長するストーリーが描かれていました。結末ではルフィがバトラー伯爵を倒し、モバンビーが新しい動物王となりました。映画の結末まで観た方の多くは高い評価をされています。今回まとめたあらすじでは紹介しきれていない見どころもたくさんあるので、ぜひ一度『ONE PIECE珍獣島のチョッパー王国』を観てみて下さい。