【リゼロ】テレシアはかわいい天才剣士！ヴィル爺との馴れ初めと強さ・最後も紹介

ライトノベルリゼロの作中で故人として登場する剣聖のテレシア・ヴァン・アストレア。テレシアは剣聖の加護を受けた最強の強さを持つキャラクターとされており、過去に彼女の夫であったヴィル爺ことヴィルヘルム・ヴァン・アストレアと共に亜人戦争を終結させました。しかしその後白鯨に敗れ、死亡してしまいます。本記事ではそんなテレシアについて最強の強さやヴィル爺との馴れ初め、死亡した最後や声優などをご紹介します。

ではテレシアの強さや声優、死亡してしまう最後などをご紹介する前に、テレシアが登場するリゼロの作品情報について簡単にご紹介していきます。リゼロことRe：ゼロから始める異世界生活とは2012年から小説投稿サイト｢小説家になろう｣で連載を開始した長月達平のライトノベル作品です。2012年に｢小説家になろう｣で連載が開始したリゼロは死亡する度に時間を巻き戻す能力を持った主人公が異世界で活躍する姿を描いた作品です。

2014年にライトノベルリゼロは｢MF文庫｣から書籍が刊行され、2020年4月現在までに短編集や外伝を含めて合計31巻もの単行本が発売されています。そんなリゼロはこれまで｢SUGOI JAPAN Award｣などで数々の賞を受賞するほどの人気を博しており、累計発行部数は700万部を突破しています。この人気からリゼロは2020年4月現在までにアニメやOVA、ゲーム作品といった多数のメディア展開が行なわれています。

ある日、リゼロの主人公である引きこもりの大学生菜月昴はコンビニの帰り道に突然異世界へ召喚されてしまいます。異世界に召喚された菜月昴は一度死亡したら時間を巻き戻して復活するという｢死に戻り｣の能力を手に入れるものの、何のコミュケーション能力も高い戦闘能力も持っていませんでした。しかし菜月昴は決して諦めること無く、数々のかわいいヒロイン達と共に苦難しか無い異世界を生き抜いていきます。

本記事で強さや声優などをご紹介するテレシア・ヴァン・アストレアとはリゼロに登場するキャラクターの1人です。テレシアはリゼロ本編で故人となっているのですが、赤い髪の毛と青い瞳が特徴の非常にかわいいキャラクターであったことが語られています。性格も花を愛でるかのような穏やかで心優しかったといわれており、とある出来事から作中で剣鬼とあだ名されるヴィル爺ことヴィルヘルム・ヴァン・アストレアと結婚しました。

その強さはリゼロの作中でトップクラスとなっており、生きていた頃｢剣聖｣とあだ名されていました。しかし最強の強さを持っていたテレシアは作中屈指の魔獣・白鯨に敗れてしまい、死亡してしまいました。テレシアの死亡は後の世に大きな影響を与えることとなり、アストレア家がバラバラになって崩壊してしまいます。そんなリゼロに登場するテレシアはかわいい容姿と強さのギャップから多くのファンに高い人気を博しています。

リゼロに故人として登場するテレシアはその本名を見て分かる通り、アストレア家の人間となっています。アストレア家はリゼロに登場する一族の1つであり、人間離れした強さをみんな持っていることで有名です。テレシアは生きていた頃、そんな最強の一族であるアストレア家の人々を交流を持っていました。ではここからはリゼロに登場するテレシアに関係するアストレア家のキャラクターについてまとめてご紹介していきます。

まず最初にご紹介するラインハルト・ヴァン・アストレアとはリゼロの作中内で｢剣聖｣の名を冠する赤髪の騎士です。ラインハルトは代々いたアストレア家の剣聖で最強の強さを持ったキャラクターとして知られており、リゼロの世界で最強と謳われています。また剣の腕前以外にラインハルトは精霊に好かれていることから好きな加護を好きなだけ手に入れることが出来る能力を持っており、数え切れないほどの加護を会得しています。

その加護の中でも絶対に死亡することが無い｢不死鳥の加護｣は別格であり、リゼロを描いた作者からもチート扱いされています。さらにラインハルトは主人公顔負けなほどの熱い正義感や心優しい性格の持ち主です。そのためリゼロの世界でラインハルトは｢騎士の中の騎士｣と称されています。そんなラインハルトはテレシアの孫にあたるキャラクターとなっており、彼女の特徴的な赤髪や最強クラスの強さなどを見事に引き継いでいます。

2人目にご紹介するハインケルン・アストレアとは近衛騎士団で副団長を務めているキャラクターです。ハインケルンはテレシアとヴィル爺ことヴィルヘルムの息子にあたるキャラクターであり、剣聖と謳われるラインハルトの父親です。ハインケルンはテレシアの血を上手く引き継いでおらず、剣聖の座を息子に譲って名目だけの騎士団に所属しています。このことから作中でハインケルンは歪んだ人間になってしまっています。

最後にご紹介するレイド・アストレアとはアストレア家の初代剣聖にあたるキャラクターです。リゼロに故人として登場するレイドは赤髪と片目を覆う眼帯が特徴の人物だったといわれており、かつてシャウラとボルカニカと共に｢嫉妬の魔女｣とあだ名されるサテラを封印したことで｢三英傑｣の1人に数えられています。レイドが｢剣聖｣と評される一方でサテラを封印したシャウラは｢賢者｣、ボルカニカは｢神龍｣という称号が与えられています。

どうやらレイドは加護を一切持っていなかったらしく、代々の剣聖が持つ｢剣聖の加護｣すら会得していませんでした。しかしその強さは空間を剣技だけで斬ることが出来るほど驚異的だったとされており、初代剣聖の名に恥じない力を持っています。本記事でご紹介するテレシアはそんなレイドの子孫にあたる存在となっており、孫のラインハルトと同じくテレシアもレイドから特徴的な赤髪や最強の強さを受け継いでいます。

ではここからはリゼロに登場するテレシアとヴィル爺ことヴィルヘルム・ヴァン・アストレアの馴れ初めについてご紹介していきます。リゼロ本編で｢剣鬼｣とあだ名されるヴィル爺は昔、非常に不器用な青年であり、いつも剣を振って自身の腕を磨き続けていました。若き日のヴィル爺は剣を振り続けて強くなる以外生き方を知らず、｢剣聖｣の代々受け継いでいたテレシアに大きな疑問を与えることになりました。

疑問を抱いたテレシアは不器用な生き方をする若き日のヴィル爺に声を掛け、なぜ剣を振り続けるのか質問しました。するとヴィル爺は自分には剣を振る以外無いと答えました。これがきっかけでヴィル爺とテレシアは少しずつ仲良くなっていきます。しかしこの時テレシアは自身が剣聖であるというのを秘密にしていました。そんな中、ヴィル爺は磨き続けた剣の腕が認められて勲章を与えられ、騎士の身分に出世することになりました。

騎士となったヴィル爺はある日、戦場の中で窮地に立たされてしまいます。するとこの時テレシアは｢剣聖｣という正体を明かし、ヴィル爺を助けるために圧倒的な実力の差を見せつけます。これを見たヴィル爺は敗北感と屈辱を感じ、更なる強さを追い求めます。その後ヴィル爺はテレシアに勝つほどの強者となり、彼女へプロポーズを行ないました。そしてヴィル爺のことが好きだったテレシアは了承し、2人は結婚することになりました。

ではここからはリゼロに登場するテレシアの強さについてご紹介します。テレシアの作中屈指を誇る強さの源となっているのは｢剣聖の加護｣です。アストレア家には代々｢剣聖の加護｣という加護が受け継がれており、その加護を得ると常人ではありえないほどの剣の腕前を会得することが出来ます。｢剣聖の加護｣を受け継いだテレシアは女性でありながら若くして尋常ではない剣の腕前と強さを持っており、｢剣聖｣と称されています。

リゼロに登場するテレシアのもう1つの強さの源となっているのが｢死神の加護｣です。｢死神の加護｣とは絶対に治ることが無い傷を与えることが出来る能力を持つ加護であり、テレシアから攻撃を受けると回復することが出来ません。この加護と｢剣聖の加護｣は非常に相性が良く、亜人戦争を終結に導きました。しかし｢死神の加護｣を持つテレシアは剣を振るうことに恐怖しており、人を避けるために花を愛でるようになってしまいました。

亜人戦争の終結後、｢剣聖｣のテレシアは戦場から退いて結婚したヴィル爺と幸せな生活を送っていました。しかし息子のハインケルンが暗躍し、テレシアは白鯨の大征伐に参加することになります。白鯨はリゼロの中でも最強の強さを誇る魔獣であり、数百人規模でないと倒すことが出来ません。それでもテレシアの｢剣聖｣としての強さは白鯨を優に超えており、普通に戦えば白鯨に負けるはずがありませんでした。

しかし戦いの最中テレシアは孫のラインハルトに｢剣聖の加護｣が移ったことによって力を失ってしまいます。｢剣聖の加護｣を失ったテレシアはもう最強の魔獣で知られる白鯨に敵う訳がありませんでした。テレシアはそのまま白鯨の討伐戦で死亡してしまい、帰らぬ人となってしまいます。しかし白鯨との戦いで死亡したテレシアの最後には非常に多くの謎が残っています。

リゼロの作中でヴィル爺はテレシアが白鯨との戦いで死亡したと考えにくいといった発言を残しています。確かに白鯨は最強の魔獣です。しかし｢剣聖｣の力を持たないヴィル爺よりも強さは下と考えられています。なので｢剣聖の加護｣を失ったとしてもテレシアが白鯨との戦いに負けて死亡するとは考えられません。どうやら白鯨戦でのテレシアの死亡は魔女教の｢虚飾の魔女｣パンドラが大きく関わっているようです。

確かにリゼロの作中でテレシアの死亡について詳しく描かれていません。しかし｢虚飾の魔女｣とあだ名されるパンドラによってテレシアが意識を奪われてしまったと解明されています。なので、おそらくテレシアは意識をパンドラによって奪われた後、魔女教によって殺されてしまったと推測出来ます。

リゼロの作中でテレシアは故人として再登場しています。しかしまだ生存した状態で再登場はしていません。ただ、上述でご紹介した通りテレシアの死に関してはかなり多くの謎が残っています。また白鯨に殺されてしまう描写などがされていないので、どこかで生存している可能性もあります。なのでもし生きておれば、年をとった姿で再登場するやもしれません。

アニメリゼロでテレシアの声優を担当したのは｢アイカツ！｣の風沢そら役や｢食戟のソーマ｣の田所恵役などで知られる日本の女性声優の高橋未奈美です。声優の高橋未奈美は2011年にデビューしたばかりの若手声優であり、2013年頃から多くの声優ファンに知られるようになりました。そんな声優の高橋未奈美はテレシアのかわいい姿やかっこいい姿を見事な演技力で演じており、声優として今後の活躍に大きく期待されています。

• 2013年のアニメ｢アイカツ！｣：風沢そら役
• 2015年のアニメ｢食戟のソーマ｣：田所恵役
• 2017年のアニメ｢エロマンガ先生｣：山田エルフ役
• 2018年のアニメ｢ブラッククローバー｣：グレイ役
• 2019年のアニメ｢W'z《ウィズ》｣：タマリ役
• 2019年のアニメ｢ありふれた職業で世界最強｣：シア・ハウリア役

リゼロに登場するテレシアに関する感想ではテレシアがかわいいといった感想が非常に多く寄せられていました。リゼロに登場するテレシアはヴィル爺すら惚れさせるほどのかわいい美貌を持ったキャラクターであり、登場した当初、非常に多くのファンの注目を集めました。このかわいい容姿からテレシアは故人であるものの、高い人気を博しています。

リゼロに登場するテレシアに関する感想ではテレシアとヴィル爺との関係が好きといった感想も多く寄せられていました。テレシアとヴィル爺は昔、お互いを想い合う幸せな家庭を築き上げていました。ヴィル爺は本編でもテレシアに対して強い愛情を抱いており、作中できりが無いほど惚気を語っています。このテレシアとヴィル爺の2人はリゼロの中でも特に人気の高いカップリングとなっています。

リゼロに登場するテレシアに関する感想では白鯨に負けたのがおかしいといった感想も見受けられました。テレシアは白鯨との戦いで死亡したことになっているものの、本来実力的に負けるはずがありません。しかし本当の死の真相は未だ明らかになっていません。そのため多くのリゼロファンからテレシアの白鯨による死は疑問視されています。

本記事ではリゼロに登場するテレシアについて強さや最後、声優などをまとめてご紹介しました。ヴィル爺の妻であるテレシアは2020年4月現在も最後が多くの謎に包まれており、本当に死亡したのかどうかも分かっていません。そのため、リゼロの今後の展開でテレシアが再登場する可能性も高いです。どっちにしろ、テレシアファンの皆様は今後のリゼロの展開にご注目ください。