【ワンピース】イム様とロックスの関係を考察！正体や狙っている人物は誰？

ワンピースの第906話では大物感を漂わせているイム様が後ろ姿で登場しています。さらに、第907話では四皇となっているビッグ・マムや同じく四皇であり荒々しい性格のカイドウの会話の中に「ロックス」という言葉が登場し話題を呼びました。世界政府の頂点に立っていると予想されるイム様と海賊王となったゴール・D・ロジャーが姿を現すまでは海賊の中のトップとなっていたロックスには深い関係がありそうです。

そこで、ワンピースではまだ多くの謎に包まれているイム様とかつての海賊のトップに君臨していたと思われるロックスの関係やそれぞれの正体を考察していきます。ただ者じゃない雰囲気を漂わせているイム様は、パンゲア城にある冷気が漂っている冷蔵庫のような部屋で四皇の1人となっている黒ひげや海賊王になることを夢見るルフィの写真が破られていました。それゆえに、狙っている人物も探っていきましょう。

1997年34号(7月) から週刊少年ジャンプによって連載がスタートした「ワンピース(ONE PIECE)」は、熊本県熊本市出身の漫画家である尾田栄一郎さんによって描かれている漫画となっています。2020年4月の時点では96巻まで単行本で刊行され、現在も連載中です。週刊少年ジャンプの中では、1976年～2016年に渡って連載されていた「こちら葛飾区亀有公園前派出所」に次いで長い連載となっており現在も記録を更新中です。
 

ワンピースでは、海賊王を目指しているルフィが仲間と一緒に多くの戦いを繰り広げています。感動的なエピソードや思いきり笑えるギャグシーンも散りばめられているため、子供から大人まで大人気の作品となりました。2015年6月にはギネス世界記録として「最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」で認められ登録されています。

海賊王となったゴール・D・ロジャーは、この世の全てを手に入れたとされています。彼は生前にワンピースというひとつなぎの大秘宝を遺したとして話題となりました。海賊王を夢見ているルフィは、海で溺れ死にそうになりますが友達となったシャンクスによって命拾いします。仲間思いのシャンクスに憧れていたルフィは、立派な海賊になって再会することを誓いました。

ワンピースで現在はシルエットのみで姿を現しているイム様は、聖地マリージョアのパンゲア城に住んでいます。世界政府で最高権力者として活躍している五老星よりもはるか上位に存在しており、彼らにさまざま指示を与えていました。異様に長い頭を持っているイム様は、男性なのか女性なのかも明らかになっていません。普段はパンゲア城にある花の部屋で植物や虫と戯れて心穏やかに過ごしているようです。

800年前に誕生した世界政府の表向きの理念は、たった1人の王などを決して作ってはならないということであり、パンゲア城に存在している「虚の玉座」には誰も座らないことが平和の証とされていました。それゆえに、世界政府の最高権力者として活躍している五老星も複数の優れた人物によって問題や物事を話し合い決断していく組織となっていたのです。

しかし、その五老星を跪かせる存在がイム様でした。彼女は誰も座ってはいけない「虚の玉座」に唯一座ることが許された影ボス的な存在だったのです。それは一部の人間にしか知られていない秘密の情報でした。作中では、冷気が漂う部屋では四皇の1人である黒ひげや好奇心旺盛なルフィの写真が切り裂かれ、リュウグウ王国の王女を務めているしらほしの写真には剣が突き立っていたのです。

ワンピースではロックス海賊団の船長を務めていたロックスが姿を現しています。その姿はシルエットのみとなっており、正体は明らかにされていません。また、ロックス海賊団自体が40年前に存在していた海賊集団であり、ある海賊と海軍が手を組んだことで壊滅させられ現在は存在していないのです。

ハチノスという海賊島を拠点としていたロックスは、40年前に儲け話のために多くの凶悪な海賊達を集めロックス海賊団を作り上げました。そのメンバーの中には現在四皇と呼ばれいるビッグ・マム海賊団の船長を務めるビッグ・マム(シャーロット・リンリン)や百獣海賊団の船長を務めていたカイドウらも存在していたです。個性豊かで凶悪な船員たちを取りまとめていたためかなりの力を持っていたことがわかります。

しかし、世界政府に対してテロリストのように牙を剥いたために壊滅させられることになりました。当時の海軍本部だけでは歯が立たなかったゆえに利害関係が一致する通りすがりの海賊であるゴール・D・ロジャーと手を組んだ海軍で中将を務めているモンキー・D・ガープらによって倒すことができたのです。凶悪なロックス海賊団は海賊と海軍が力を合わせたことで何とか壊滅させることができたほどの力を持っていました。

ワンピースで906話に初めて姿を現したのが異様に長い頭を持っているイム様でした。後ろ姿で登場した男性なのか女性なのかも分からない正体が掴めないイム様は、麦わらの一味で船長を務めているルフィの手配書を持っており、冷気が漂っている部屋を出て行った後には彼の写真と四皇の1人となっている黒ひげの写真が破り捨てられていました。さらに、リュウグウ王国で王女となっているしらほしの写真には剣が突き立っていたのです。

第907話ではお酒が大好きで気性が激しいカイドウと四皇の1人となっているビッグ・マムらがかつての話をしている中で「ロックス」という名前が出てきました。それゆえに、その存在について注目が集まるようになります。世界政府の最高権力者として活躍している五老星よりも上位にいるイム様とそれと敵対する海賊側の40年前にトップとなっていたロックスが同時期に姿を現したことには何か深い理由がありそうです。

ワンピースで不老不死の存在かもしれないと噂されているイム様は、世界政府が誕生した800年前の以前から生存しているのではとも囁かれています。もし、それが事実だとすれば凶悪なロックス海賊団の船長を務めていたロックスは最高権力者として活躍している五老星が話していた「歴史より消す灯」の存在だった可能性は高いです。

表向きは海軍で中将を務めていたガープとちょうど通りすがった海賊のゴール・D・ロジャーによって壊滅させられたとありますが、彼らが自発的に動くように裏で操っていたことは十分に考えられます。

市民から高い支持を得ていた海軍で中将を務めていたカープは、市民を恐怖に陥れているロックス海賊団について何とかしなければという気持ちを抱いていたに違いありません。その気持ちを利用して情報を操作して結果的にはロックス海賊団を壊滅させることに成功したと考えることもできます。

ワンピースで普段はパンゲア城の花の部屋で植物や虫と戯れているイム様は、世界の中心といわれている場所に存在している虚の玉座へと登っていき座っています。この玉座の前には20本の剣が突き刺さっていました。800年前に世界政府を誕生させた20人の王たちの誓いがそれらの剣によって示されていたのです。

世界にたった1人の王を作ってはいけない、各国は平等であり独裁の意志を持たないことが平和となるという意味が込められています。表向きはその理念に忠実に5人の優秀な老人によって政治経済が動かされていました。しかし、その世界政府の最高権力者として活躍している五老星よりもさらに上位の存在がいたのです。

それは、誰も座ってはいけないとされている虚の玉座に唯一座ることが許されたイム様でした。世界政府の最高権力者として活躍している五老星を跪かせ言葉を述べている姿は独裁そのものだったのです。しかし、その正体は黒いシルエットのみでしか描かれていないため、明らかになっていません。大物感を漂わせているイム様の正体をさまざまな視点から考察していきます。

ワンピースで冷気が漂っている部屋に向かったイム様は、手に仲間思いのルフィや四皇の1人となっている黒ひげなどの手配書を持っていました。彼(彼女が)その部屋から出た後には彼ら2人の写真は破り捨てられ、リュウグウ王国で王女を務めているしらほしの写真には剣が突き刺さっていたのです。この様子からもDの一族やポセイドンなどの古代兵器を嫌っていることが伺えます。

世界政府とDの一族とは空白の100年にさまざまな因縁があるとされていました。その真実は明らかになっていませんが、空白の100年についての事実が世界に知れ渡ることで今までのように政府が活動することができないことは明らかのようです。それゆえに、自分達の権力を脅かす可能性を秘めているDの一族や全てを破壊する力を持っている古代兵器であるしらほしを嫌うのかもしれません。

ワンピースでパンゲア城には、冷気が漂っている冷蔵庫のような部屋がありました。そこには大きな麦わら帽子があったのです。麦わら帽子といえば、好奇心旺盛なルフィが赤髪海賊団の船長を務めているシャンクスから受け取ったり、その麦わら帽子もかつてロジャー海賊団の船長を務めていたゴール・D・ロジャーにもらったものだったりしています。それゆえに、それと同じ麦わら帽子を持っていることで何か繋がりがありそうです。

ワンピースでは、40年前に世界政府に牙を剝いて大暴れしていたロックス海賊団の存在が描かれています。ぼったくりBARで店主を務めているシャッキーは40年前には海賊だったことを明かしていました。しかし、海軍で中将を務めていたガープに必要以上に追われることになり足を洗ったと話しています。その状況を考察するとぼったくりBARで店主を務めているシャッキーは、かつてロックス海賊団の船員だったのかもしれません。
 

2019年8月には映画版「ワンピース・スタンピード」が公開されました。当時はアニメ版のワンピースが20周年記念を迎えるということで、かつて凶悪な海賊をまとめていたロックスが姿を現すとも囁かれていたのです。すでに亡くなっていると噂される彼がどのような姿で登場するのか、本当に姿を現すのかが注目されました。巨人が関わっている可能性もあり大注目された映画作品となっています。

最高権力者として活躍している五老星よりもさらに上位の存在となっているイム様は、好奇心旺盛なルフィや四皇の1人となっている黒ひげの写真を破っていたり、泣き虫で臆病な性格のしらほしの写真に剣が突き刺さっていたりしたため、この3人を狙っているのではと考えることができます。Dの一族や世界を滅ぼすことができる古代兵器の存在を狂気に感じ嫌っているのかもしれません。

普段はパンゲア城の花の部屋で植物や虫と戯れているイム様は、最高権力者として活躍している五老星を呼びつけて待っている際もこの部屋にいました。男性なのか女性なのか正体が明らかになっていない彼(彼女)が住んでいるこの城には多くの謎が秘められていたのです。この城の名前と同じ大陸が2～3憶年前に存在していたといわれています。大陸が集まってできたパンゲア島は、かつては1つの大きな大陸だったようです。

しかし、時の流れと共に次第に分裂することで現在の姿になったとされています。世界中の大陸はパズルと考えてつなげようとすると見事に大きな大陸となることがわかっています。それゆえに、もしかしたらパンゲア城自体がワンピースというひとつなぎの大秘宝と考えることができるかもしれません。

40年前に大暴れして世界政府を脅かしていたロックス海賊団や最高権力者として活躍している五老星の上位の存在であり、虚の玉座に座ることができる唯一の存在となっているイム様がアツいと感じ、ワンピースの作品をちゃんと読もうと思い直した人は多いようです。

最高権力者として活躍している五老星と何かしらの関係を持っているシャンクスが世界政府で頂点に立っていると思われるイム様と似たようなデザインの剣を持っていることから深い関係があるのではと考える人は多いようです。また敵対しているロックスと政府のトップであるイム様には子供がいて、それが仲間思いのシャンクスではと考えている人もいました。

40年前に死亡したとされているロックスが今後再登場するのか気になっている人は多いようです。世界政府で最高権力者として活躍している五老星よりも上位に存在しているイム様の命令は絶対のようでゴッドバレーなど今まで消された島や人は彼(彼女)の指示だったと考える人もいました。

最高権力者として活躍している五老星よりも上位の存在であるイム様は、政府の中ではトップの位置に存在していると考えることができます。それゆえに、40年前に政府に立てついた凶悪なロックス海賊団が壊滅させられたのは、彼(彼女)の指示によってと考えることもできるのです。Dの一族であるロックスは、政府にとっては古代兵器同様に危険な存在だったのかもしれません。