2020年05月08日公開
2020年05月08日更新
【ワンピース】クリーク海賊団のメンバー一覧!ドン・クリークやギンのその後は?
クリーク海賊団は、「ワンピース」に登場する海賊の一つです。クリーク海賊団に属するギンは、飢えに苦しんでいたところを当時、海上レストラン・バラティエで働いていたサンジに救われ、船長のクリークを船へと案内しました。ルフィはクリークを倒しますが、その後彼らがどうなったのかはっきりとしたことは不明のままです。この記事では、クリーク海賊団の船長のドン・クリークをはじめ、その他の主なメンバー一覧や、その後を紹介していきます。
目次
クリーク海賊団とは?
この記事で取り上げるクリーク海賊団は、50隻を従えた東の海の中では最強と恐れられている海賊です。グランドラインを渡っている途中で鷹の目のミホークと鉢合わせ、壊滅状態となり飢餓に苦しみました。当初サンジが働いていた海上レストラン・バラティエを襲い、食料と船の明け渡しを要求します。
ワンピースの作品情報
ワンピースの概要
「ワンピース」は、集英社が刊行する大人気少年誌「週刊少年ジャンプ」にて1997年から連載されている作品です。海賊の頂点を目指す少年を主人公とした、過去類を見ない設定や、続きが気になるストーリー展開、魅力的な登場キャラクターに定評があります。
ワンピースのあらすじ
海賊に憧れていた少年・ルフィは、17歳になると生まれ育ったフーシャ村から小舟に乗って旅立ちます。仲間や海賊船がない状態の中大渦に巻き込まれ、アルビダ海賊団に捕まり雑用としてこき使われるコビーと出会います。海軍に憧れるコビーを海賊団から救い出した後、2人はシェルズタウンへとやってきます。海軍基地の町といわれるその場所には、捕らえられた賞金稼ぎの剣士、ロロノア・ゾロがいました。
クリーク海賊団の概要
クリーク海賊団とは、東の海の中で最強とされる海賊です。船長のクリークは、50隻5000人の兵力を仕切るカリスマ性のある人物です。しかし、それだけの実力を持ちつつも、一週間で壊滅状態に追い込まれ、グランドラインを渡ることができませんでした。原因は、鷹の目のミホークに鉢合わせたからであり、本船が無事だったのは、偶然にも嵐がやってきたからでした。
ミホークに鉢合わせなければグランドラインを渡ることができたのではないかという見解もあります。クリーク本人は、情報が足りなかったから渡れなかったと考えており、ゼフの航海日誌を手に入れてから再びグランドラインを目指そうとしていました。
クリーク海賊団の旗
クリーク海賊団の海賊旗は、中心に描かれているドクロはジト目で、両サイドの砂時計がついているのが特徴のマークです。砂時計は、敵対する相手への脅しの意味があるといいます。クリーク海賊団の船、ドレッドノート・サーベル号だけでなく、クリークが使う武器にも描かれています。
クリーク海賊団のメンバー一覧~首領クリーク(総督)~
首領クリーク(総督)のプロフィール
クリーク海賊団のキャプテン、ドン・クリークは、50隻の船に乗車する5千人の兵力を束ね、東の海では最強の海賊として恐れられています。勝利のためならどんな卑怯な手を使うことも厭わず、ダマし討ちのクリークという異名でも有名でした。義や情を嫌悪しており、騙す相手や約束を違える相手は敵味方問いません。
戦闘総隊長のギンは、フルボディ海軍の囮になり長い間クリークに忠義を尽くしてきた忠実な部下でした。バラティエ襲撃の際は、恩人のサンジを殺すことができず、初めてクリークの命令に背きます。そんなギンをも自分の命令に従わないカスと評し、あっさりと見限って殺そうとしています。
首領クリーク(総督)の強さ
ウーツ鋼の鎧を装備しており、砲弾を浴びせられてもダメージがありません。手にはダイヤ、全身には銃を備えています。鎖付きのモーニングスターといった近中距離戦に役立つ武器の他、銃弾と見せかけ数多の手裏剣が放たれる炸裂手裏剣などがあります。
マントに剣山のような大量の針がついた剣山マントは、近距離戦型の相手に役立ちます。MH5と呼ばれる毒ガスは貴重であるとして、ここぞという時に使用するようです。もっとも強いとされる武器は、大戦槍です。強い力に比例して爆発の威力が上がり、かするだけで相手を粉々にすることが可能です。防具・武器共に重量がありますが、それを感じさせないほど軽やかに動きます。
クリーク海賊団のメンバー一覧~その他~
メンバー一覧①鬼人のギン(戦闘総隊長)
ギンは、クリーク海賊団の中で一番最初に登場したメンバーです。無精髭に、2つ連なった耳飾り、ボーダーの布を頭に巻いています。飢餓状態で海軍に捕らえられ、3日間食事を与えられていませんでした。檻から逃げ出し、海上レストラン・バラティエに入って食事を要求するも、金を持っていなかったため、追い出されます。サンジは、そんなギンにこっそり水と食事を出しました。
ギンは、涙を流しながら食事を頬張ります。様子を見ていたルフィは、サンジを気に入り仲間に誘いますが断られました。会話の中でワンピースを目指していると語るルフィにギンは、グランドラインに入るのはやめたほうがいいと忠告します。ギンが食べた後の食器を割って証拠隠滅したサンジは、小舟に乗せて逃してあげました。バラティエから離れていく中、ギンはサンジに土下座をして感謝の意を示します。
逃がされたギンは、敬愛する船長のクリークを海上レストラン・バラティエに連れてきました。突然クリーク海賊団の船・ドレッドノート・サーベル号が来たことで、バラティエにいる人々は焦ります。しかし、帆や船体の損傷が激しいことに、サンジたちは違和感を覚えました。ギンはクリークを支えながらレストランへと足を踏み入れます。金銭を払うから食事を出して欲しいとクリークは頼みました。
悪名高い海賊ということもあり、出せばバラティエを襲うだろうとコックたちはクリークを信用しません。そんな中、ギンの時と同じようにサンジは、クリークにも食事を出します。しかし、お腹を満たしたクリークは、サンジを殴りつけ、バラティエを乗っ取るといいました。バラティエには手を出さないという約束で連れてきたギンは、クリークに反発しますが、聞く耳を持ってくれません。
恩を仇で返してしまったことを、ギンは悔いて謝罪します。それでもクリークへの忠誠を捨てきれず、ゼフに銃を向けて船員たちに船を明け渡すよう要求しました。サンジはその要求を拒否し、パールに殺されそうになります。パールの防具を打ち砕いたギンは、自身でサンジにトドメをさそうとしました。しかし、今まで優しくされた経験がなかったギンは、サンジを殺すことができませんでした。
さらにバラティエから撤退しようと言い出したことにより、クリークの怒りを買います。クリークはMH5を撃つことを決め、仲間に配布していたガスマスクを手放すよう命じました。フルボディ海軍の囮になるなど今までクリークに忠義を尽くしてきたギンは、命令を聞き入れガスマスクを投げ捨てます。毒ガスが放たれる前にルフィは、近くにいたクリーク海賊団2人からガスマスクを奪って、サンジとギンに渡しました。
自分の分の確保を忘れたルフィは、偶然近くに転がってきたガスマスクをつけて一命を取り止めます。それは、直前にギンがルフィに渡したものでした。毒ガスを吸い込んだギンは、血を吐いてその場に倒れます。ゼフは助剤を含むガスマスクをはめるよう指示し、船内で休ませることにしました。
ルフィは、その間にクリークを倒します。敗北を認めようとしないクリークを気絶させて肩に担いだギンは、毒ガスが抜け切れておらず吐血しながらも、グランドラインで再会しようと口にして退散しました。クリークに見限られ殺されそうになったギンでしたが、それでもクリークについて行こうと決めます。本人は、先は長くないかもしれないと予想していますが、その後の生死は不明となっています。
メンバー一覧②鉄壁のパール(二番隊隊長)
鉄壁のパールは、二番隊隊長を務めるキャラクターです。両手、胴、肘、膝に巨大な円板の防具兼武器を装備しています。バラティエの主戦力であるパティとカルネを殴り飛ばしました。サンジに蹴り飛ばされた数人の海賊を受けてもよろけなかったことから、衝撃にも強いことがわかります。今まで幾多の戦闘をくぐり抜けてきましたが、サンジたちに出会うまで怪我をしたことはなかったといいます。
しかし、クリークのモーニングスターで飛ばされてきたルフィが顔面にあたり、鼻血を出しました。出血すると、危険を察知してパニックになり両手に持った円板の摩擦で火を起こします。危険を察知して火を起こす癖は、ジャングル育ちの名残によるものといいます。サンジの蹴りでも破壊することができなかった装備でしたが、ギンの攻撃であっけなく崩れ去っていました。
クリーク海賊団のメンバーのその後
その後①グランドラインで活躍?
クリーク海賊団は、海上レストラン・バラティエを襲い、ルフィに破れて姿をくらまします。その後、何をしているのか、今後登場する可能性はあるのか考察していきます。クリークを背負ったギンは、去り際にグランドラインで再会しようと発言していました。船長のクリークも、グランドラインを渡ることを諦めてはいませんでした。このことから、再登場する可能性も十分あります。
その後②再び壊滅している?
その後、グランドラインに入ったけれど再び壊滅に追い込まれたという可能性もあります。クリーク海賊団は、グランドラインに入って7日目に鷹の目のミホークと鉢合わせてしまったがために、命からがら逃げ帰ってきました。実力者が集まるグランドラインを再び目指したところで、同じような目に遭う可能性もあります。
その後③武器の密売で稼いでいる?
クリークは、鋼の鎧や全身に仕込んだ数多の銃など、優れた防具や武器で装備を固めていました。50隻5000人の兵力を従えているため、人脈・社交性も兼ね備えているようです。防具や武器も、広い人脈を通じて入手したものであると考察できます。グランドラインに入って高みを目指すより、武器の密輸で稼いだ方が、安全な生活を送れると判断し、こうしたビジネスを始めている可能性もあります。
その後④海軍に捕まっている?
クリーク海賊団は、ルフィからグランドラインに入れたのは、実力ではなく人員が多かっただけだろうと評されています。グランドラインに入った彼らは、鷹の目のミホークによって兵力を大幅に削がれていました。バラティエでの戦い直後に捕まらなかったとしても、その後海軍と鉢合わせて投獄された可能性もあります。
その後⑤クリークはイーストブルーへ?
クリークが毒ガスを発射する直前にギンは、自身のガスマスクをルフィに譲りました。これによって、毒ガスを吸い込んでおり、先は長くないかもしれないと語っています。クリークは、ギンの強さを買っており、戦闘総隊長も任せていました。
彼がが亡くなっていた場合、クリーク海賊団の兵力は落ちます。クリークはグランドラインを渡るのは無理と判断し、高みを目指すのをやめ、イーストブルーで海賊生活を送っている可能性もあります。
その後⑥再登場はない?
「ワンピース」は、物語が進むにつれ、どんどん新しいキャラクターたちが登場しています。クリーク海賊団以上の実力を持ったキャラクターも多くいます。現在のルフィ海賊団と対等に戦えないのではないかという見解がファンの間でも多くあり、再登場の可能性は低いのではないかといわれています。
クリーク海賊団に関する感想や評価
ドンクリーク海賊団また出てほしいな。パールさんが大好き
— ぶるぶる (@emirinsuki_) August 25, 2018
クリーク海賊団メンバー一覧でも紹介したパールは、二番隊隊長を務める人物で、全身に円板の防具兼武器を装着しています。パニックになると火を起こす癖がありました。セリフやキャラクター性も好評で、再登場を望む声も多くあります。
150フルオートしながらワンピース1巻から読んでる。
— スーパードールめうちゃん (@bloodynina05) April 18, 2020
これからアーロンパーク編
クリーク海賊団のギンさん、グランドラインで会おう的な伏線出してたけどまだ回収されてないよね?
クリーク海賊団メンバー一覧でも紹介したギンは、クリークを連れて去ろうとする時に、グランドラインでの再会をにおわす発言をしています。このセリフから、今後ギンを含むクリーク海賊団が登場するのではないかと期待する声も多くありました。
ギン誕生日おめでとう🎁🎂
— いつき (@luffy030852) April 7, 2020
クリーク海賊団の戦闘総隊長だよね☺️
2年前に登場してこれだけ再登場が望まれてるキャラ居ないんじゃないかな?
どっかのタイミングで扉絵でもいいから出てほしいよね・・・
その時が楽しみすぎる😁#ギン誕生祭2020 pic.twitter.com/ZTUvOX2Tej
クリーク海賊団メンバー一覧でも紹介したギンは、非常に義理堅い性格です。金を持たない自分に食事を与えてくれたサンジに、深い感謝の念を抱いていました。別れのシーンでは、敗北を認めず戦い続けようとするクリークを止め、抱えて退散します。ギンの再登場を期待するファンも多くいました。
クリークとギンを比べると、ギンの方が強いように思える…
— シロウ(志朗)@奈良PT (@red_3y3s) August 26, 2017
引退しているとはいえかつてグランドラインを渡った海賊・赫足のゼフを人質にとったり、パールの防具をあっさり砕いたりなど、ギンの戦闘能力はかなり高いものと推測されます。作中での活躍からギンは、クリークよりも戦闘能力が高いのではないかという見解もあります。
クリーク海賊団のメンバー一覧まとめ
「ワンピース」に登場するクリーク海賊団のメンバー一覧や、その後の考察などを紹介してきました。クリークは、強靭な装備と毒ガスで、ルフィを追い詰めました。再登場を期待する声も多くあります。