2020年05月17日公開
2022年11月15日更新
【ワンピース】ベタベタの実の能力を考察!ロギア系?トレーボルの粘液の技を紹介
人気漫画作品ワンピースには、数多くの個性的な能力を得る悪魔の実が登場しています。そんな悪魔の実の中で、ベタベタの実も非常に個性的でインパクトの強い悪魔の実だと話題を集めていました。ここでは、ワンピースに登場したトレーボルの悪魔の実、ベタベタの実の能力について詳しく紹介していきます。ワンピースのベタベタの実の能力がロギア系なのか、その多彩な技などについてまとめます。
ベタベタの実とは?
ワンピースの作品情報
ベタベタの実の能力の詳細について紹介していく前に、ワンピースの作品情報を紹介します。ワンピースとは、日本の漫画家尾田栄一郎による人気漫画作品であり、現在も週刊少年ジャンプにて連載されています。
ワンピースの概要
ワンピースは1997年から週刊少年ジャンプにて連載を開始した漫画作品であり、1999年には東映アニメーション制作でテレビアニメ化も果たした、不動の人気を誇る少年漫画です。世界的なヒットも記録しているワンピースは、全世界でのコミックスの累計発行部数は4億7000万部にも上り、ギネス世界記録にも認定されています。
ワンピースのあらすじ
ワンピースのあらすじを紹介します。ワンピースの主人公モンキー・D・ルフィは田舎町で暮らす冒険に憧れる少年でした。町に滞在する海賊シャンクスと親しくしていたルフィは、ある日ゴムゴムの実を食べてゴム人間になってしまいます。青年となったルフィは、少年期にシャンクスから託された麦わら帽子をトレードマークとし、冒険しながら一味の仲間を増やして、海賊王になる夢を追いかけていきます。
ベタベタの実とは何?
ここで紹介していくベタベタの実とは、ワンピースに登場する数多くの悪魔の実の一種であり、トレーボルというキャラクターが所持していた能力です。ベタベタの実はドフラミンゴファミリーの最高幹部・トレーボルが食べた悪魔の実であり、その名前の通りベタベタの液体を身体から出すことが出来る能力を開花させます。
ベタベタの実の能力者はトレーボル
トレーボルのプロフィール
ベタベタの実の能力者・トレーボルのプロフィールを紹介していきます。トレーボルとは、ワンピースに登場するドンキホーテ・ドフラミンゴ率いるドフラミンゴファミリーの最高幹部を務めるキャラクターであり、ドフラミンゴの王の素質を見抜いて彼の部下となったキャラクターです。
トレーボルは「んねー」という独特の口癖や「べへへ」という笑い方、長く伸ばした黒髪に常に垂れた鼻水など、見た目や行動からもねちっこさを感じさせるキャラクターです。元々はヴェルゴたちを束ねていた存在だったトレーボルでしたが、元天竜人のドフラミンゴを見出してからは、ドフラミンゴを王にする為に行動するようになります。
トレーボルの性格
トレーボルはベタベタの実という粘着質な能力の持ち主として相応しく、性格もねちっこいキャラクターです。相手に何度も返答を求めるねちっこさを持っていたり、人と会話するときに至近距離に引っ付いたりと、独特で奇妙な性格のトレーボル。ドフラミンゴファミリーの最高幹部として、シュガーの警護という重要な仕事を与えられていますが、当のシュガーからは「きたない」と罵られていました。
トレーボルの過去
ドフラミンゴファミリー最高幹部のトレーボルは、31年前にヴェルゴから紹介されたドフラミンゴに出会い、その残虐性や王の素質を見抜いていました。血のつながった家族をも殺してしまうドフラミンゴの残忍な性格や、覇王色の覇気を認めたトレーボルは、ドフラミンゴを王とする為に自身はボスの座を退きました。10年前にドフラミンゴが画策した「リク王の乱心」においては、クーデターに参加しリク王から王座を剥奪しました。
トレーボルの名シーン
ワンピースのトレーボルは、敵ながらコミカルで面白い描き方をされていたキャラクターでした。警護を任されているシュガーに関しては「きたない」と罵られる始末。しかし、実際にトレーボルはねちっこく汚い見た目をしている為、女性キャラクターにはもっぱら不人気と言えます。
また、ドフラミンゴとのやりとりでは、「ねちっこい」と言われしつこく「ねちっこいけど何」と聞くトレーボルに、ドフラミンゴが「そこがいい」と答える名シーンも注目されていました。
ベタベタの実の能力を考察!ロギア系?
能力①粘着力のある液体を分泌
ワンピースに登場した、ベタベタの実の能力者・トレーボルについて、ベタベタの実がロギア系なのかどうか等、その能力を考察していきます。トレーボルの食べた悪魔の実・ベタベタの実は、粘着性のある液体を身体から出すことが出来る、ベタベタ粘液人間になる悪魔の実でした。トレーボルはベタベタの実の能力者であり、つねに鼻水など体液も分泌している状態のキャラクターでした。
トレーボルの鼻水などはベタベタの実のせいで出てしまっているのかは不明ですが、まさにベタベタ人間といった能力そのままのルックスをしています。トレーボルが身体から分泌できるベタベタの粘液は、非常に強い粘着性を誇っています。ただのべたつく液体ではなく、強力に引っ付いて対象物を取り込んでしまえるほど、その粘性は強いものでした。
能力②可燃性の粘液
ベタベタの実のトレーボルが分泌する粘液は、ただベタベタするだけの液体ではありません。トレーボルのベタベタの実の粘液が恐ろしいのは、可燃性であるという所です。トレーボルのベタベタの実の粘液は、くっついて離れないといった粘性の強さに加え、火をつければ大爆発を起こすという特徴も併せ持っていました。この可燃性により、粘液を付着させた敵を爆発させてしまう等、強力な攻撃を仕掛ける事も可能となります。
能力③拘束能力
トレーボルのベタベタの実の粘液は、高い粘性をもっており、敵を拘束する能力に非常に長けています。トレーボルのベタベタの実の粘液を使って、遠くにある物を自分の方向へ引き寄せたり、自分を離れた場所にある物質に引き寄せて移動したり、高速移動の為にも能力を活用していました。トレーボル自身を引き寄せ、またある程度巨大で重たい物質も引っ張るトレーボルの粘着液。
かなりの粘性を持っているこのベタベタの実の液体では、敵をベタベタにしてがんじがらめにする事も勿論可能です。近距離戦を得意とするキャラクターや肉弾戦で戦うキャラクターなどは、物理攻撃を仕掛けた際にトレーボルの粘液に捕まってしまう可能性が高くなり、トレーボルとの戦闘では不利になると考えられています。
ベタベタの実はロギア系?
ワンピースには、様々な種類の悪魔の実が登場しています。主人公ルフィのように、自身の身体を他の物質などに変化させることが出来る、超人(パラミシア)系。また、動物などに変化出来るゾオン系なども存在しています。ワンピースのトレーボルは、自身の身体からベタベタの液体を分泌できるため、ロギア系の能力者だとも考えられますが、実は特殊な性質を持つパラミシア系の能力者でした。
ベタベタの実の覚醒はある?
ワンピースに登場したトレーボルのベタベタの実は、超人(ロギア)系の悪魔の実でした。ロギア系のベタベタの実は、数多く登場しているロギア系の悪魔の実の中でも、特に汎用性が高く性能の良い能力だと評価されています。ワンピース作中では、覚醒段階に入った悪魔の実の能力が複数登場しています。トレーボルの悪魔の実が覚醒すると、かなりの強力な能力に開花すると考えられています。
ロギア系の悪魔の実の能力としては、自分自身の身体が何かに変化したり、物質を発生させたりする事が特徴です。このロギア系悪魔の実が覚醒すると、その能力は自分自身に留まらず、周囲の環境にも影響を及ぼしていきます。トレーボルのロギア系悪魔の実・ベタベタの実が覚醒したとなると、周囲の壁や地面がベタベタの粘液に変わっていき、敵を補足してしまえます。更には爆発させることも可能になり、隙のない能力となります。
ベタベタの実の能力者・トレーボルの粘液の技
トレーボルの技①貼り付く
ワンピースに登場した、元ドフラミンゴファミリーの最高幹部・トレーボルの技や能力について紹介していきます。トレーボルの技には、粘着性のある液体を活用した技が数多くあります。トレーボルのベタベタの実の能力では粘液を活用することによって、壁に張り付くことも出来るのです。この技には特に名前は付けられていませんでした。粘液でトレーボルは壁を歩くことも出来るため、汎用性の高い能力と言えます。
トレーボルの技②ベタベタを身体に纏う
トレーボルは、ベタベタの実の粘液を体に纏うことも出来ます。トレーボルがワンピース作中に初登場した時、トレーボルはずんぐりした大きな体と、個性的な顔立ちや髪型で、読者に大きなインパクトを与えていました。しかし、この時のトレーボルの大きな体型は、粘液を見に纏って巨大に見せかけていたものだったのです。本当のトレーボルは、やせ細った体型をしているキャラクターだと明らかになっています。
トレーボルの技③ベタベタで掴み取る
ワンピースに登場したトレーボルのベタベタの実の能力は、強力な粘液が特徴の悪魔の実の能力でした。トレーボルはこの粘液を多方面に活用しており、多彩な技を数多く繰り出しました。トレーボルはベタベタの実の粘液を使い、遠くの物質もペタッと張り付けてつかみ取ることも出来ました。戦闘面でも真価を発揮しそうであるこの技は、とても便利に使用できる技として注目されました。
トレーボルの技④弾丸のように飛ばす
トレーボルのベタベタの実の粘液は、ベタっとくっつくだけではありません。トレーボルはベタベタの実の粘液を指先から垂らし、強力な威力で飛ばすことも出来ます。粘液を弾丸のように使用するこの技は、とても強力でかっこいい技でしたが、特に技名は付けられていませんでした。
トレーボルの技⑤ベタベタチェーン
ワンピースに登場したトレーボルのベタベタの実の技で、ベタベタチェーンは粘液を鎖状に伸ばし、対象物を補足することが出来る技でした。トレーボルの繰り出す粘液は非常に強い粘性を持っている為、コロシアムの参加者を引き上げるような大仕事もこなしていました。
トレーボルの技⑥ベタベットン流星(メテオーラ)
トレーボルのベタベットン流星(メテオーラ)は、流星という名前を冠している技として相応しいほどの、すさまじい威力を秘めています。ベタベタチェーンでからめとって引きつけた対象物を、威力を増して放出する大技です。ワンピース作中で、トレーボルは船を飛ばしていた為、巨大な物質でも対応できる大技だと考えられます。
トレーボルの技⑦ハナ水真剣白刃取り
ワンピース作中でトレーボルが披露したユーモラスな技に、ハナ水真剣白刃取りがあります。真剣白刃取りとは、振り下ろされた刀などの武器を、両手で挟みこんで捉える防御技です。トレーボルはベタベタの実の能力で粘性を発揮するハナ水で、この白刃取りを披露して見せました。
トレーボルの技⑧ベトランチャー
ベトランチャーはトレーボルとして登場しましたが、実際に使用している描写はありませんでした。ランチャーという名前から、弾丸か砲弾のような粘液を放って攻撃する技だと予想されています。
トレーボルの技⑨ベタベットン・ランチャー
ワンピース作中に登場したトレーボルの技で、ベタベットン・ランチャーは、粘液を放出して敵を攻撃する技です。名前からはベトランチャーより強力な上位技だと考えられています。ベタベットン・ランチャーでは、粘液を命中させた相手をからめとって動きを封じてしまえます。
ベタベタの実の能力者・トレーボルの声優
松野太紀のプロフィール
ワンピースのアニメで、トレーボルの声を担当した声優・松野太紀について紹介します。松野太紀は、1967年10月16日生まれの男性声優で、俳優やナレーター、タレントとしても活動している人物です。所属事務所は青二プロダクションで、日本芸術専門学校の講師も務めています。
松野太紀の主な出演作品
トレーボルの声を担当した声優・松野太紀は、こっちむいて!みい子の江口竜平役、犬夜叉の鋼牙役、トッポ・ジージョ劇場のトッポジージョ役、ぢべたぐらしあひるの生活のあひる役等でも知られている声優です。
ベタベタの実に関する感想や評価
トレーボル、ベタベタの実かな!(^^;ロギアかな、つよそー
— 瞬 (@shunmatsuo_) June 6, 2013
ワンピースの登場したベタベタの実に関しての感想や評価を紹介していきます。ベタベタの実の能力がワンピース作中に初登場した際、その強力な粘性や汎用性の高さから、非常に強そうな能力だという評価を集めていました。
ワンピースのドフラミンゴの最高幹部のトレーボルはベタベタの実でしたっけ? あとトレーボルはベタベタに生身を覆われていたと思いますがベタベタの実はロギア系ですか? http://t.co/DFfbDYnN7h
— ワンピースネタバレ741画像予測まとめ (@dowydoqaxovy) July 24, 2015
ワンピースに登場したトレーボルのベタベタの実に関しては、その能力の特性からロギア系か?と噂になっていました。トレーボルは自身の身体をベタベタの粘液で覆う事が出来るため、ロギア系とも考えられていたのですが、実際はパラミシア系だと判明しています。
ワンピースでキャベンディッシュがトレーボルのベタベタの実の能力で出したベタベタのことを「なんだこのネバネバは」って言って
— かみやん@河童192号 (@tseirproodni) July 25, 2016
トレーボルから「ネバネバじゃない、ベタベタだ!」って訂正してたけど
ネバネバとベタベタってホント全然別物なんだよね 分かる人にだけわかれ
ワンピースのトレーボルのベタベタの実の能力は、ワンピース作中で「ネバネバ」と間違えられている事もありました。しかし、トレーボルはベタベタの実の能力の「ベタベタ」のニュアンスに強いこだわりを持っており、コミカルな描写もされていた為、読者の印象に残っていました。
ベタベタの実の能力まとめ
出典: https://gamy.jp
ここでは、ワンピースに登場するトレーボルのベタベタの実について紹介しています。ベタベタの実の能力者トレーボルは強力な粘液を使って戦うキャラクターでした。是非、ワンピースを読むときには、個性的でユーモラスなトレーボルにも注目してみてください。