2018年07月25日公開
2018年07月25日更新
ドラゴンボールのケールが覚醒し女ブロリー化!その強さ・戦闘力は?
ドラゴンボール超では主人公である孫悟空が暮らす宇宙の他にも宇宙が存在することが判明します。その中の一つである第六宇宙で暮らすサイヤ人の少女、ケールは覚醒することにより大きくその姿を変えます。その姿は、映画ドラゴンボールに複数回登場した伝説のサイヤ人、ブロリーに酷似していると話題になっています。アニメが終わった今、ケールの強さ・戦闘力はどれほどのものなのかについて考えていきます。
目次
ドラゴンボールの女サイヤ人、ケールの強さ・戦闘力を徹底紹介!
本記事では、ドラゴンボール超において新たに登場したサイヤ人の一人であるケールにスポットライトを当て、彼女の強さ・戦闘力について記載していきます。作中でのケールの言動や覚醒のきっかけ、覚醒時の様子等について等盛りだくさんです。補足として、彼女の覚醒時に酷似しているサイヤ人のブロリーについても触れていきます。
ドラゴンボールの第六宇宙とは?
第七宇宙とは別の宇宙
ドラゴンボール作中で主人公である孫悟空たちが住む宇宙が、第七宇宙という名前だということが判明します。宇宙ごとに破壊神と天使が存在し、第七宇宙の破壊神ビルスの双子の兄弟である画像の右側に立つシャンパの管轄する宇宙が、第六宇宙です。第七宇宙によく似ており、地球など天体も同じようなものが存在します。主な違いはドラゴンボールがないことです。
第七宇宙とは違い、住んでる惑星の名前はベジータではなくサダラ、星を奪うなどの地上げ行為は行わず雇われて悪人を倒す仕事を主に行っています。外見的特徴だと尻尾が生えていないことが特徴的です。しかし、戦闘民族であることに変わりはないようです。今回紹介するケールもこの宇宙出身のためか尻尾はありません。
ドラゴンボールのケールとは何者なのか?
弱弱しい雰囲気のサイヤ人ケール
ドラゴンボールに登場する宇宙人の一つがサイヤ人という戦闘民族です。血気盛んで戦いを好み、非常に好戦的な性格の人物が多いです。第六宇宙のサイヤ人は第七宇宙のサイヤ人とは違い正義感溢れる善良な性格です。ケールはどちらにも当てはまらず、内気で卑屈気味な性格をしています。画像でもわかるように自虐的な一面も見られ、今までのサイヤ人像とは異なる雰囲気を持っています。
その弱弱しい雰囲気は、メンタル面にも表れているのか悪口を聞くと怒るよりも先に泣き出してしまいます。自分に自信がないためか自虐的な発言も多く、「私なんか」と卑屈になることも多々見られ強さは感じられません。
ケールがあねさんと慕うサイヤ人の少女
ケールと特に深い関りがあるサイヤ人がカリフラというサイヤ人の少女です。ケールからあねさんと呼び慕われている彼女はケールのことを自慢の妹分と呼んでいます。ケールのことを信じているからこそ、ケールなら超サイヤ人にできると励ましたり、激励したりと彼女の精神的支えとなっています。彼女自身の戦闘においての吸収力は凄まじく、簡単な説明だけで超サイヤ人に変身出来るようになります。
精神的支えがゆえに、ケールにとってカリフラはとても大事な存在だといえます。そんなカリフラが画像のように他の誰かと仲良くする姿はケールにとっては深い嫉妬心を抱くには十分なものです。カリフラの期待に応えることができない自分自身に怒りを覚え、カリフラが自分を差し置いて構っているキャベに深い嫉妬心を覚えたとき、ケールの力が解き放たれ覚醒へとつながったのです。
覚醒のきっかけとなったサイヤ人の少年
ケールやカリフラと同じ第六宇宙のサイヤ人であるキャベは、超サイヤ人に変身する方法をカリフラに教えそのことがきっかけでケールと知り合います。第六宇宙のサイヤ人らしい性格をしており、礼儀正しく温厚な性格なためかケールへの悪口はヘタレサイヤ人等の子どもの悪口程度のものでした。
善意からの行動だったのですが、悪口の影響でケールが泣き出してしまい自分の妹分が泣かされたとカリフラが怒りキャベに突っかかります。二人で言い合っている様子を見ていたケールは、やめてほしいと叫び、ふがいない自分に対しての感情とキャベに対する感情が高まり暴走し覚醒します。そのことからキャベが覚醒の手助けをしたといっても過言ではないことがわかります。
ドラゴンボールのケールの覚醒とは?
ここからはドラゴンボール超の作中、ケールがどのような流れで覚醒していったかについて解説していきます。
ドラゴンボールにおける覚醒とは何か?
覚醒と呼んでいますが、これは超サイヤ人になったことを指しています。超サイヤ人とは、サイヤ人が穏やかな心で怒りを頂点に達した際に起こる変身です。特徴として画像のように金髪になり、目の色は水色になります。
超サイヤ人になることにより戦闘力が跳ね上がり、強大な力を手にすることが可能となります。怒りの力で変身すると作中でも書かれており、キャベが超サイヤ人になる際もベジータから母星を攻撃すると言われ、その怒りから変身することができました。
ドラゴンボールのケールの覚醒
姉貴分であるカリフラが超サイヤ人に変身することができた後、今度はケールの番とキャベが思いつく限りの悪口を言い怒らせようとします。しかし性格上怒るよりも悲しんで泣いてしまう彼女には逆効果で、ますます縮こまって自分には無理だと卑屈になっていきます。
カリフラからの信頼に答えることができず、自分ではなくキャベとばかり話す姿に嫉妬し、何もできない自分を追い込み、責め続けることで感情が高ぶり気が暴走してしまいます。画像のように大地が罅割れ、雷のような閃光を放ち絶叫しながらケールは覚醒したのです。
ケールが超サイヤ人になれそうだと最初は喜んだカリフラとキャベでしたが、明らかに二人が変身した時とは様子が違うことに気が付きます。キャベが気を押さえるように言いますが時すでに遅く、ケールは覚醒しその姿を変えました。
ドラゴンボールの覚醒時のケール
覚醒したケールは、背が伸び筋肉量が増大し元の華奢な体とは似ても似つかない画像のような姿に変わります。目は白目となり、巨体へと姿を変えたケールは気を押さえることができず暴走状態になりました。
力が制御できず戦闘力を上げ暴走するケールの前に、キャベは翻弄されてしまいます。その暴走はカリフラが間に入るまで続きました。元のケールの面影はなく、荒々しい気を放ち嫉妬の対象であるキャベを狙う姿はブロリーに似ています。
力の大会への参加
第六宇宙の戦士として力の大会へ
ドラゴンボール超の物語の中で、宇宙の存続を掛けた武道大会「力の大会」に出場することになります。画像のメンバーが第六宇宙の選手たちなのですが、見てわかる通りケールはいつものおとなしく卑屈な性格に戻っています。
力の大会が始まりケールも戦いの中に入りますが、コントロールができないため覚醒状態にも暴走状態にもなれず一方的に別の宇宙の戦士にぼこぼこにされてしまいます。その後はカリフラに助けられ、どうして本気で戦わないのか優しく声を掛けます。そして次のターゲットを孫悟空に定め、カリフラはケールを連れて向かいます。
ドラゴンボール超のケール、二度目の覚醒!
戦いに参加できないケール
孫悟空と戦い始めたカリフラをケールは見つめることしか出しませんでした。超サイヤ人ブルーに興味を持ち、超サイヤ人2になれるようになったカリフラは孫悟空との戦いに夢中になります。
戦いに参加するべくケールも悟空に気弾を放ちますが画像のように簡単にはじかれた挙句、邪魔をするなといわれてしまい咄嗟にごめんなさいと謝ってしまいます。不安を覚えたケールはカリフラに自分は邪魔なのかと聞きます。返答はなく顔をそらされたケールは、カリフラに邪魔だと思われたことにショックを受け、自分からカリフラを奪った孫悟空に深い嫉妬心を抱きます。
感情が膨れ上がり気が抑えきれなくなり、ケールは再び覚醒します。自分からケールを奪った孫悟空への嫉妬心が殺意へと変わり、名前を叫びながら攻撃する姿はキャベを攻撃した時と同じ状況です。その戦闘力の高さは、孫悟空を圧倒するほどのものでした。
女ブロリーと呼ばれる理由とは?
ここからは何故ケールが女ブロリーと呼ばれるようになったか、共通点を踏まえて解説していきます。ドラゴンボールの劇場版アニメに登場するブロリーについても触れていきます。
ドラゴンボールのブロリーとは?
ブロリーとは劇場版アニメドラゴンボールZ燃え尽きろ!!熱戦・烈戦・超激戦、ドラゴンボールZ危険なふたり!超戦士はねむれない、ドラゴンボール超ブロリーに登場する劇場版オリジナルキャラクターです。普段は黒髪の物静かな雰囲気なのですが、伝説の超サイヤ人になることで画像のような姿に変わります。その戦闘力は凄まじく超サイヤ人になった孫悟空やベジータ、孫悟飯やトランクスの四人がかりでも苦戦するほどです。
ドラゴンボールの伝説の超サイヤ人とは?
伝説の超サイヤ人は劇場版アニメドラゴンボールに登場する、孫悟空たちが変身する超サイヤ人とは異なる進化を遂げた1000年に一人現れる殺戮と破壊を好んでいるサイヤ人のことです。
出典: https://anibu.jp
特徴としては画像のように髪が逆立つのは通常の超サイヤ人と同じですが、目は白目になり、身体は筋肉が膨れ上がり大きくなり閃光が放たれます。その戦闘力の高さは桁外れで、星を破壊するほどの強さです。劇場版でのみの設定のため、アニメのドラゴンボールでは伝説の超サイヤ人の存在はほとんど明記されていません。
ドラゴンボールのケールとブロリーの共通点
ブロリーとケールの酷似している部分は多くありますが、一目でわかるのはその容姿です。伝説の超サイヤ人の姿となったブロリーと、覚醒状態のケールは目が白目になること、筋肉が膨れ上がり体が大きくなること、身体から閃光を放つことすべてが共通しているのがわかります。また、変身する前の姿が華奢でおとなしい雰囲気なことも酷似しています。
外見で酷似しているのは容姿だけではなく、服装も似ています。服のメインカラーが赤色なところだけではなく、ブロリーが両腕に着けている制御装置に似た飾りを着けている所や、リング状の耳飾り、同色のブーツも酷似しています。
作中のセリフでも酷似している部分が多くあります。画像のセリフだけではなく、ドラゴンボール超作中で「まずはお前を血祭りにあげてやる」というブロリーのセリフをほぼそのまま発言しています。力の大会では、覚醒した状態のケールが孫悟空の名前を繰り返し叫びながら攻撃しますが、ブロリーも孫悟空のサイヤ人としての名前であるカカロットを叫びながら攻撃することがありました。
技も酷似しています。ブロリーの技であるイレイザーキャノンという技と同じモーションの技が画像の技です。全方位に気弾を放つものや、岩肌に相手をぶつけるファンの間では岩盤と呼ばれるものも酷似しているのがわかります。
その他酷似している部分を挙げるとドラゴンボール超作中の戦闘シーンです。キャベとの戦闘シーンや孫悟空との戦闘シーンはブロリーの出演映画のオマージュだと思われるシーンが数多くあります。岩盤や技のモーション、セリフだけではなく動きや戦い方も酷似している箇所が多くみられます。
ドラゴンボールの覚醒状態のケールの強さとは?
初めての戦い、キャベ戦
ドラゴンボール超の作中、ケールが初めて覚醒し戦った相手はキャベです。ケールより先に超サイヤ人になったキャベですが、覚醒状態なだけではなく暴走しているケールには歯が立ちませんでした。
画像のようにぶつかった岩にクレーターができるほどの威力でキャベを吹き飛ばし、溢れ高まる気に翻弄されながらもキャベを殺すという目的のためだけに攻撃を執拗に繰り返します。キャベの落ち着いてほしいという言葉も聞こえていません。
ケールがキャベに放った気弾を超サイヤ人2となったカリフラが弾き、自分はこんな奴に引っかかる女ではないということ、暴走状態であるケールに対してすごい力だった、さすが自分の妹分だと褒めたことで感情の高ぶりが収まったのか元の姿に戻り気を失います。その強さを目の当たりにしたキャベはすごい戦士が仲間になったかもと話しました。
力の大会での悟空との戦闘
第六宇宙の代表戦士として出場することになったケールですが、覚醒状態ではない状態の彼女はカリフラの背に隠れたりおどおどしたりと、キャベと戦った時の面影は微塵にも感じられない状態です。しかし、カリフラが孫悟空に興味を持ち自分以外の人にばかり構う姿に嫉妬し、共に戦えない自分に怒り覚醒します。
覚醒し暴走状態になったケールは、孫悟空を集中的に狙い攻撃します。現段階で最強クラスだと思われる超サイヤ人ゴッドSS、通称超サイヤ人ブルーとなった悟空でも歯が立たないほどの強さを見せつけます。超サイヤ人ブルーとなった孫悟空のかめはめ波を真正面で受けても傷一つないことから、その戦闘力の高さや気の量が並大抵のものではないのが伺えます。
力が制御できず暴走するケールは孫悟空を投げ捨て、敵味方関係なく全方位に気弾を放ちます。その範囲は力の大会を行う闘技場すべてに気弾が飛び交うほどの広範囲なため、闘技場から落ちる選手が現れるほどでした。気弾を打ち終わった後も、孫悟空を倒すことで頭がいっぱいなのか名前をつぶやきながら、歩き始めます。その後は、彼女を危険と判断したジレンの気弾で吹き飛ばされ気を失ってしまいます。
現段階のケールの戦績は?
通常時と覚醒時の差
覚醒していない通常時のケールはその性格が災いしてか、戦闘力もさほどなく他の宇宙の戦士たちに攻撃されても殆ど抵抗が出来ぬままボコボコにされてしまいます。カリフラに助けられ、本気で戦わないことを指摘されます。その後、邪魔という扱いをされたと感じたケールは暴走状態になりある意味で本気の姿となります。
戦闘回数は元の性格上あまり多くなく、暴走状態ということもあり戦闘後は気を失ってしまうことが多いのですが、彼女の強さは圧倒的なものであることには変わりなく、キャベや孫悟空を追い詰めました。主人公である孫悟空を追い詰めたのですから、その強さ、戦闘力の高さは相当なものだといえます。しかし、覚醒時と通常時の戦闘力の差の激しさは登場キャラの中でも群を抜いていることがわかります。
その後のケールの活躍について注目しよう!
終わらない大会の中での成長
今回の記事ではケールが覚醒した際の強さやブロリーとの類似点についてをメインに紹介していきました。その後ケールは新たな強さを手に入れることになります。そして、力の大会の中でカリフラと共に成長しその強さに磨きをかけていきます。すでにアニメは放送を終えていますが、気になる方は是非DVDなどでお楽しみ下さい。