2020年05月01日公開
2022年11月15日更新
【ワンピース】革命軍とトランプ・大富豪との関係は?ドフラミンゴファミリーも考察
『ワンピース』には海賊や海軍の他に、革命軍という組織が存在します。革命軍には主人公のルフィの父・ドラゴンや兄・サボが所属しています。そんな革命軍にはトランプの数字に関する共通点があると考察されています。革命軍だけでなく、ドフラミンゴもトランプと関連性があります。このように『ワンピース』にはトランプに関する共通点を持ったキャラが複数登場します。この記事では『ワンピース』とトランプに関しての考察をまとめています。
目次
ワンピースとは?
ワンピースの概要
『ワンピース』とは1997年から連載されている尾田栄一郎の漫画作品です。日本でもトップを誇る人気のある漫画で、数々の出版記録を保持しています。また、『ワンピース』は漫画だけでなくアニメ化・ゲーム化・映画化・小説化などもされており、別の漫画家によるスピンオフ作品も連載されています。その他にも、他の企業やYoutuberなどとコラボすることもあります。
ワンピースのあらすじ
『ワンピース』の主人公のルフィは海賊王を目指して仲間たちと航海していました。ルフィは自分の故郷がある東の海にいましたが、やがて航海するだけでも危険だといわれるグランドラインに突入します。グランドラインでは新たにルフィ達の敵となる王下七武海や世界政府と戦うようになります。そしてグランドラインの後半からはいよいよ世界の謎に関しても明らかになっていきます。
ワンピースの革命軍とトランプ・大富豪との関係や数字のキャラを考察
考察①ドラゴン
ドラゴンは顔の左側に3つのひし形のタトゥーが入っているキャラです。これはトランプの大富豪を意味しているのではないかという考察がされています。ひし形はトランプのダイヤを表し、3つあるのは数字の3を表しているといわれています。ダイヤの3は、大富豪ではとても弱いカードです。しかしこのダイヤの3は大富豪で革命が起こることでとても強くなるカードなのです。
まさに革命軍のトップに見合ったカードでもあるのです。このように、ドラゴンの顔にトランプのダイヤと数字の3を意味するタトゥーが描かれているのは、大富豪の革命を表してると考えられます。ドラゴンは『ワンピース』の初登場時、その素性が明らかになっていませんでした。しかしこの顔のダイヤと数字の3を意味するタトゥーは、革命軍であるということの伏線であったのではないかといわれています。
考察②くま
くまは王下七武海に所属しているキャラなのですが、『ワンピース』の本編から12年前に革命軍の組織の一員としてゴア王国を訪れていたことが判明しています。くまは世界政府によって肉体改造をされており、最終的には自我をなくしてしまいます。そして現在では天竜人の奴隷としてボロボロの姿になっていました。
実はくまは革命軍に入る以前に南の海にあるソルベ王国の国王でした。つまりトランプではキングという位置にいると考えられ、これもまた革命を意味しているといわれています。ただ、くまがなぜ革命軍になったのか、その後王下七武海となって奴隷へと成り果ててしまったのかは明らかになっていません。
考察③イワンコフ
イワンコフは『ワンピース』のインペルダウン編で登場したキャラで、カマバッカ王国を治めています。しかし裏の顔は革命軍の幹部でした。イワンコフが治めているカマバッカ王国はハートの形をしています。そして女王ということはトランプのハートのクイーンを表しているのではないかといわれています。ただ、イワンコフの顎がスペードになっているので、スペードだと解釈している考察もあります。
考察④イナズマ
イナズマはイワンコフの忠実な部下で、『ワンピース』のインペルダウンで初登場したキャラです。イナズマはクローバーのような髪型が特徴的なことから、クローバーを表してるいわれています。またチョキチョキの実を持っていることから大富豪の8切りを表しており、数字は8だと考察されています。
考察⑤5番地「ニューカマーランド」の住人
実はニューカマーランドに登場するキャラにも、トランプに関連するタトゥーを入れているキャラがたくさんいました。タトゥーはスペードとハートが描かれていました。これらが大富豪の革命の伏線になっているのではないかといわれています。しかし、ニューカマーランドのキャラのタトゥーは、トランプのマークだけで数字に関しては不明でした。
考察⑥スペード海賊団
エースはスペード海賊団を率いていました。この事から、スペードのエースが連想できます。大富豪では数字の1となり、とても強いカードになります。エース自身は革命を起こしたわけではありませんが、頂上戦争での戦いは白ひげの時代を終わらせ、新時代が始まるきっかけとなりました。また、エースの意志はサボが受け継いでいるので、革命とも無関係ではありません。
ワンピースのドフラミンゴファミリーとトランプ・大富豪との関係を考察
考察①ドフラミンゴがジョーカー
トランプに関係の高い人物といえば、ドフラミンゴです。ドフラミンゴはドンキホーテファミリーを率いているのですが、最高幹部の席としてトランプのマークをそれぞれ当てはめていました。例えばトレーボルはクラブ、ディアマンテはダイヤ、ピーカはスペード、ヴェルゴはコラソン(ハート)でした。2代目コラソンのロシナンテはファミリー達からコードネームで「コラソン」と呼ばれていました。
そしてドフラミンゴ自身は、闇取引の界隈ではジョーカーと呼ばれている人物です。このドンキホーテファミリーのトランプは大富豪の革命に関係があると考察されています。ドンキホーテファミリーは13年前、ロシナンテが海軍に漏洩しようとしていた情報をもみ消しました。それはドレスローザ王国に関する情報でした。
ドンキホーテファミリーのボスであるドフラミンゴは、元ドレスローザ王国を納めていた王族の血を引く天竜人でした。王族が天竜人となったことで、リク王の先祖が代わりに王として国を納めていたのです。ドフラミンゴはその地位を奪い返すために革命を企みました。ドフラミンゴは本編から10年前、王国を人質に取って100億ベリーを用意するようにリク王に言いました。
リク王が国民達に援助を求めている時、リク王や自衛軍は突如として国民達を襲い始めます。これはドフラミンゴの寄生糸によって仕組まれたことでした。リク王は操られる体をどうすることもできません。国民の目には、大金を持ったリク王が狂ってしまったように見えました。そこに救世主のように現れたのがドフラミンゴでした。
こうしてドフラミンゴは卑劣な手でわざと革命を起こさせ、リク王を王の地位から退位させました。こうしてドフラミンゴは革命を成功させて王としてドレスローザ王国を納めました。この出来事を大富豪に置き換えると、当時コラソンは不在でしたがドフラミンゴというジョーカーがいたことで4枚が揃って革命が成功したと考えられます。
考察②革命返し
ドフラミンゴは国民に裕福な生活を与えることで、高い支持を誇る王として君臨していました。しかし裏では闇取引をしており、その取引材料であるSMILEを生産するためにおもちゃやトンタッタ族を奴隷として働かせていました。おもちゃはすべて元人間でドフラミンゴに歯向かった人々です。しかしウソップの活躍によっておもちゃの人間達が元に戻ったことがきっかけに、ドフラミンゴのこれまでの悪事が露見します。
そしてルフィとローによってドフラミンゴは倒されて海軍に捕まり、国民達はリク王があの日操られていたことを知りました。そしてリク王は再び王位を取り戻しました。つまり、ドフラミンゴは革命返しをされてしまったというわけです。この革命返しを大富豪に置き換えると、ハートはロー、スペードはサボ、クローバーはヴィオラ、ルフィがジョーカーとなって革命返しが成功したといわれています。
ワンピースのサボはスペード?
サボはメラメラの実の能力者に
革命軍の幹部にはトランプのマークや数字に関連するキャラがたくさん登場しています。しかしサボ自身はトランプへの関連性はありませんでした。しかし2年後のドレスローザ編で、サボはメラメラの実の能力者になりました。なぜメラメラの実を入手することができたのかというと、ドフラミンゴがルフィを足止めするために闘技大会の景品としてメラメラの実を出したのです。
亡き兄のメラメラの実を知らない者に渡したくないと思い、ルフィは闘技大会でメラメラの実を勝ち取ってフランキーに食べてほしいと思っていました。しかしフランキーはそれを断ります。そこに現れたのがサボでした。ルフィは死んだと思っていたサボが生きていたことに喜びます。サボはルフィにメラメラの実をもらっても良いかと聞き、ルフィはそれにうなずきました。
ルフィは闘技大会で足止めを食らっていましたが、サボに全てを任せて闘技場を抜け出し、本来の目的へと向かいました。そしてサボはルフィになりすまし、決勝戦でメラメラの実を勝ち取ったのです。ドンキホーテ海賊団は本当にメラメラの実を渡すつもりはありませんでしたが、サボはメラメラの実を手にしてすぐにそれを食べました。
サボはスペードの意志も継ぐ?
サボがエースのメラメラの実の力を受け継いだことで、スペードのエースというトランプとの関連性ができました。サボはエースのスペードの意志も継いでいくと考えられています。ただ、エースの場合は数字の1でしたが、サボの場合は参謀総長から数字は3なのではないかと考えられています。
つまりサボは、スペードの意志を継いだことでスペードの3になったといわれているのです。スペードの3はジョーカーを倒すことができるカードでもあります。ドレスローザではジョーカーと呼ばれるドフラミンゴを倒そうとするルフィに加勢して勝利を収めていることから、サボがスペードの3を表している可能性は高いといわれています。
ワンピースの革命軍とトランプ・大富豪に関する感想や評価
・ドラゴンの顔のダイヤの形のタトゥー
— アニメの都市伝説・雑学 (@animetosi) April 19, 2020
・イワンコフのスペード型のアゴ
・イナズマのクローバー型の髪型
など、革命軍の共通点はトランプの絵柄
残るハート・・・
ということは 『ハートの海賊団船長』のローは
革命軍の幹部ではないか pic.twitter.com/IoBYoJnPl8
ローもトランプのマークの意味を持つキャラです。ローはコラソンだったロシナンテの意志を継ぎ、ハートの海賊団としてドフラミンゴへの復習を企んでいました。ローの場合はドレスローザの革命返しの伏線となっているといわれていますが、その他にも実はローの正体は革命軍なのではないかという考察がありました。ローの故郷であるフレバンス王国は世界政府と戦争によって滅ぼされています。
フレバンスの王族だけは国民を捨て、世界政府の手引によってフレバンスから脱しています。これによりローは世界政府に恨みを持っていてもおかしくはありません。ローは海賊ですが革命軍に入る動機は充分持っています。また、トランプのマークとも関係性のあるキャラなので、革命軍なのではないかといわれているようです。
革命軍軍隊長!!!やってるのは「大富豪」かな?誰かカード4枚揃ってて革命を起こすんやなきっと(笑) pic.twitter.com/4mciNyx77M
— りくと (@rikuto_onepiece) December 6, 2019
『ワンピース』は日清食品のカップヌードルとコラボしました。学生になった『ワンピース』のキャラが登場するのですが、CMでは革命軍が大富豪をしているような姿が描かれました。これにより革命軍と大富豪やトランプにはやはり関連性があるのではないかといわれるようになりました。
ただ、ベロ・ペティなど最近登場した幹部にはどんな関連性があるのかまだ判明していないので、他の幹部をもっと描いてほしいと望んでいる方も多いようです。『ワンピース』の本編ではサボが生死不明の状態となっているので、また革命軍側の動向が詳しく描かれる可能性は高いといわれています。多くの方が今後の革命軍の活躍に期待していました。
そして、ワノ国の開国
— ゆー吉 (@AAA38459024) August 27, 2019
開国となれば黒船来航
黒船といえばスペード海賊団か革命軍。
黒船は二回来航して来たよね?
エースの時に一度なら二度目は革命軍が加わるのかな?
ただ、バーソロミューくま奪還に動いてるしな…
どこら辺でくまさん助けるのやるんやろ…🤔❓
『ワンピース』では革命軍やドフラミンゴだけでなく、エースもまたトランプと関連性の高い人物でした。エースはその名前もそうですが、船長として率いていた海賊の名前がスペードでした。そんなエースはまだ白ひげ海賊団になる前、スペード海賊団としてワノ国に到達しています。この時エースが乗っていた船は黒い船でした。これは日本の開国時に黒船が2回来航したことと関連があるといわれています。
そして革命軍も黒船に乗っているのです。この事から1回目はエースが来航しましたが、2回目はスペードの意志を継いだサボが黒船に乗ってワノ国にやってくるのではないかと考察されています。
ワンピースの革命軍とトランプ・大富豪との関係まとめ
『ワンピース』に登場するキャラとトランプの大富豪の関連性を考察すると、トランプのカードの意味を持っているキャラは革命に関わっているということが分かります。しかし、コアラなど革命軍の中でもトランプのカードを表す特徴があるのか不明なキャラもいるので、この考察は不確定なところもたくさんあります。
読者の間では、ハートの海賊団を率いるローが革命軍の一人なのではないかという新しい説を考えている方もいました。今後の『ワンピース』でも登場するキャラにトランプのマークや数字が入る可能性はあるので、よくチェックしながら読んでみてください。