2020年05月06日公開
2020年05月06日更新
ヨルムンガンドのOP・ED曲まとめ!アニメ1期2期の主題歌と歌うアーティストは?
ド派手で爽快なガンアクションが人気を呼んだ漫画作品・ヨルムンガンド。ヨルムンガンドはテレビアニメ化もされて更に人気を博しましたが、アニメ・ヨルムンガンドのOP曲やED曲はかっこいいと高評価を獲得していました。ここでは、そんなアニメ・ヨルムンガンドの1期と2期の、OP曲・ED曲に採用された楽曲や、主題歌を歌うアーティスト情報などを詳しくまとめて紹介していきます。
目次
ヨルムンガンドとは?
ヨルムンガンドの概要
アニメ・ヨルムンガンドにて、かっこいいと話題を集めた、1期や2期のOP・EDについてまとめていく前に、ヨルムンガンドという作品についてその概要を紹介していきます。ヨルムンガンドはアニメ化された際、主題歌やOP・EDが世界観にマッチしてかっこいいと評価されていましたが、ヨルムンガンドはスタイリッシュで独自の世界観を構築している、高橋慶太郎による漫画作品です。
ヨルムンガンドとは、月刊サンデージェネックスにて、2006年5月号から2012年2月号まで連載されていた作品です。青年向けアクション漫画として人気を博したヨルムンガンドは、エピソード全70話、コミックスにすると全11巻で完結しています。ヨルムンガンドは2012年の4月にテレビアニメ化されており、アニメ1期は4月~6月まで、全12話が放送されていました。
同年の10月~12月は、2期となるヨルムンガンド『PERFECT ORDER』も全12話放送されています。ヨルムンガンドでは、武器商人として世界中を渡り歩くココ・ヘクマティアルと、少年兵ヨナを主人公とした、戦場を舞台とする重厚なストーリーが展開され、爽快なガンアクションと魅力的なキャラクターで人気を博しました。緻密に描写された戦闘シーンや銃火器も特徴の一つで、津久田重吾が軍事考証を担当しています。
ヨルムンガンドのあらすじ
OPやEDがかっこいいと人気となったヨルムンガンドのあらすじを簡単に紹介していきます。ヨルムンガンドの主人公ココ・ヘクマティアルは、世界中の戦場を渡り歩く武器商人の少女です。鉄と火薬で出来た日常を送る彼女を、様々な分野のエキスパートや元軍人などといった、腕は立つけど癖も強い私兵たちが守っていました。ある時、ココ・ヘクマティアルは戦争で家族を失い、仕方なく銃を手に取った少年兵・ヨナと出会います。
ヨナを気に入ったココ・ヘクマティアルは、彼を私兵の1人に加えました。もう一人の主人公ヨナは、ココ・ヘクマティアルと共に世界を渡り歩き、様々な戦場の現状を目の当たりにしていきます。世界中の闇勢力と衝突もするココ・ヘクマティアル達は、銃撃戦も絶えない日常を送っていきます。ヨナはそんな中で、ココ・ヘクマティアルの構想する、ある巨大な計画に気づいていきます。
ヨルムンガンドのアニメ1期のOP・ED曲
1期のOP曲は「Borderland」
ヨルムンガンド1期のOP曲を紹介していきます。ヨルムンガンドのアニメ1期のOP曲として、主題歌となった曲は「Borderland」です。OP曲「Borderland」とは、女性シンガー川田まみが歌っている主題歌で、明るくテンポの良い楽曲となっていました。川田まみが歌う主題歌でOPの「Borderland」は、その歌詞もヨルムンガンドの登場キャラクターの心境にシンクロしており、世界観を壊さないぴったりのOPと話題を集めました。
1期のED曲は「Ambivalentidea」
ヨルムンガンドのアニメ1期のED曲は、「Ambivalentidea」で、歌っているアーティストはやなぎなぎです。ピアノの旋律が美しく、クラシック曲のような優雅なイメージを抱かせる「Ambivalentidea」。ヨルムンガンドの世界観とマッチした楽曲で、かっこいいEDを演出していました。
また、「Ambivalentidea」のカップリング曲として収録される、「白くやわらかな花」は、ヨルムンガンドのチナツをイメージした曲でした。やなぎなぎが歌う「白くやわらかな花」は、ヨルムンガンド1期、第4話のEDテーマとして採用されていました。
1期のOP曲の歌詞とアニメの関係
アニメ・ヨルムンガンドの1期でOP曲・主題歌を担当した川田まみ。ヨルムンガンド1期のOP「Borderland」は、川田まみがヨルムンガンドの為に書き下ろした楽曲です。OPの「Borderland」というタイトルは、日本語に訳すると「紛争地」や「どっちつかずの境界線」といった意味になります。世界中の紛争地を主人公達が渡り歩いている、ヨルムンガンド。
主人公のココ・ヘクマティアルやヨナの心情と照らし合わせているかのような、とてもしっくりくるOPの歌詞となっており、これは川田まみがヨルムンガンドの為に作詞しているからでした。ヨルムンガンドのココ・ヘクマティアルやヨナの、前に突き進んでいく強い意志が浮かびあがる、とてもかっこいいOPを作り上げていました。
ヨルムンガンドのアニメ2期のOP・ED曲
2期のOP曲は「UNDER/SHAFT」
アニメヨルムンガンド2期のOP曲は、「UNDER/SHAFT」です。アニメヨルムンガンド2期の主題歌・OPとなった「UNDER/SHAFT」は黒崎真音が歌う楽曲で、ダークで重厚なイメージを抱かせるかっこいい楽曲になっています。曲の冒頭はダークな雰囲気で始まるOPの「UNDER/SHAFT」ですが、サビではロックでアップテンポなメロディーとなり、より一層盛り上がる構成の楽曲となっていました。
OP曲「UNDER/SHAFT」は女性歌手黒崎真音の5枚目となるシングルです。2012年の10月7日に発売されました。オリコンチャートでは、最高で36位にランクインしています。アニメヨルムンガンド2期のOPで主題歌「UNDER/SHAFT」の作詞・作曲は、R・O・Nが担当しています。
2期のED曲は「ラテラリティ」
ヨルムンガンド2期のED曲は、1期のEDも担当したやなぎなぎの「ラテラリティ」です。「ラテラリティ」はメタル調の激しい楽曲で、ロックでかっこいいイメージとなっています。また、ロック調に進行するギターやボーカルだけではなく、クラシックやジャズの要素も取り入れたキーボードや、独特のメロディーを奏でるベースなど、多様性に富んだ面白い楽曲です。
「ラテラリティ」は、やなぎなぎの3枚目のシングルとして、2012年11月7日に発売されています。また、オリコンチャートには20位にランクインしており、アニメヨルムンガンドの人気を盛り上げる楽曲となっていました。
2期のOP曲の歌詞とアニメの関係
アニメヨルムンガンド2期のOP、主題歌となった「UNDER/SHAFT」の歌詞には、ヨルムンガンドのストーリーとの関連を連想させるキーワードも数多く登場しています。「黒煙」や「弾丸」などのフレーズも登場する「UNDER/SHAFT」は、戦場を渡り歩くココ・ヘクマティアルたちの逞しい姿が反映されているようで、世界観にぴったりと評価が集まっています。
ヨルムンガンドのアニメ1期2期の主題歌と歌うアーティスト
アーティスト①川田まみ
ヨルムンガンドのアニメ1期の主題歌でOP曲の「Borderland」を歌った川田まみは、現在は引退しているアーティストでした。川田まみは、2001年に音楽制作集団「I've」のメンバーとして活動を開始し、NBC・ユニバーサルエンターテイメントジャパンに所属していました。イメージカラーは青で、まみまみという愛称で親しまれていたアーティストです。
2016年に開催したライブにおいて、引退の意志を表明した川田まみ。同じく2016年に最後となるベストアルバムを発表し引退しています。。アニメ作品とのタイアップも多く、人気のアーティストでした。ヨルムンガンドのOPテーマだけではなく、テレビアニメ「スターシップ・オペレーション」のOPテーマなども手掛けたアーティストです。
アーティスト②やなぎなぎ
アニメヨルムンガンド1期のED曲「Ambivalentidea」、また2期のED曲「ラテラリティ」を担当したアーティストやなぎなぎは、1987年5月31日生まれの女性シンガーソングライターです。芸能事務所インクストゥエンターに所属し、レコードレーベルはNBCユニバーサルに所属しているアーティストです。やなぎなぎは、別名義ガゼルとしてニコニコ動画に動画を投稿していたり、nagiとしてはsupercellのゲストボーカルを務めたりと多方面で活躍しています。
やなぎなぎは、幼い頃に電子オルガンに触れた事をきっかけに音楽に興味を持ちました。中学生の頃には、兄が持っていたDTMソフトを使って作曲活動も開始しています。やなぎなぎは、ヨルムンガンドのED曲だけではなく、人気アニメシリーズ「化物語」のEDテーマなども担当する、アニメ分野で特に人気を集めているアーティストです。
アーティスト③黒崎真音
ヨルムンガンドの2期OP曲を担当した黒崎真音は、1988年1月13日生まれの女性歌手で、作曲家としても活動している人物です。東京都出身で、芸能事務所は一二三に所属しています。所属レーベルはNBCユニバーサル・エンターテイメントジャパンです。ALTIMAのメンバーとしても活躍しているアーティストです。クロサキ★ファミリアという公式ファンクラブもあり、ファンからはヲ嬢という愛称で親しまれています。
ヨルムンガンドのOPテーマを担当し、ALTIMAのメンバーでもある黒崎真音は、2006年頃より吉祥寺を中心に音楽活動を開始しています。2008年からは秋葉原ディアステージにおいて、ソロ活動もスタートさせています。ヨルムンガンドではOP曲を担当した黒崎真音は、人気アニメ「学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD」や「とある魔術の禁書目録Ⅱ」などでも楽曲を担当している人気アーティストです。
ヨルムンガンドのOP・ED曲に関する感想や評価
ヨルムンガンド一期見終わった。やっぱり楽しいわー。OPが超かっこよくて毎話飛ばさずに見ちゃう。
— ユコ (@bravek) April 23, 2020
ヨルムンガンドのOPに関しての感想を紹介します。アニメヨルムンガンドのOPに関しては、映像も楽曲もかっこよく、またばっちりマッチしている為、飛ばさずに見てしまうという感想が多かったです。アニメ作品において、OPやEDが作品の空気にマッチしているかは、重要なポイントです。ヨルムンガンドのOPについては、映像だけではなく、使用されている主題歌もヨルムンガンドにぴったりとの高評価を集めていました。
今日はヨルムンガンドとブラックラグーンのopをリピートしながら出勤します pic.twitter.com/DSjo753nBh
— みりん=ぐらとにー♡ (@mirin0613rin) April 23, 2020
ヨルムンガンドのOPに関しては、川田まみが歌唱する1期OP「Borderland」が好きだという意見が良く見られていました。1期OP「Borderland」は、作詞も得意とする川田まみが、アニメヨルムンガンドの為に書き下ろした曲でした。その為、1期のOPとして相応しく、世界観を全く壊さない主題歌になっていたといった、高評価を獲得していました。OP曲「Borderland」は、日常生活で鑑賞するファンも多く見られています。
ヨルムンガンドED曲、めっちゃかっこよくて好きなんだよな pic.twitter.com/LnZvFFCyzl
— 櫻# (@NanimooNanimoow) November 3, 2018
アニメ・ヨルムンガンドは、OPが非常に評価の高い作品となっていました。しかし、同じようにEDもファンの心を掴んだ作品です。ヨルムンガンドのアニメ1期、2期共にEDを担当したやなぎなぎ。ヨルムンガンドのEDテーマに使用された「Ambivalentidea」や「白くやわらかな花」、「ラテラリティ」は、どれも独特の世界観を持っているかっこいい楽曲として支持されていました。
だいぶ激しくなるけどシックさも垣間見せる美しい曲にラテラリティ(ヨルムンガンドED)がある。 pic.twitter.com/8uHymLffNp
— Ryoma Sin'ya (@sinya8282) October 5, 2017
アニメ・ヨルムンガンドのEDテーマでは、2期EDテーマとして使用された「ラテラリティ」が特に人気を集めていました。やなぎなぎが歌った「ラテラリティ」は、激しい曲調でありながらクラシックのような美しさも感じさせる楽曲として、非常に特徴的で人気を集めていました。ヨルムンガンドのEDとして採用された「ラテラリティ」ですが、アニメソングとしてだけではなくお気に入りとして挙げる人もいる評価の高い曲でした。
ヨルムンガンドのOP・ED曲まとめ
ここでは、人気アニメ作品・ヨルムンガンドのOPテーマやEDテーマについての情報を紹介しました。ヨルムンガンドのOPテーマは、かっこよくスタイリッシュで、ヨルムンガンドの世界観にマッチしていると高評価を獲得していました。また、EDテーマも様々なジャンルの楽曲が採用されており、ヨルムンガンドのアニメの世界観を彩っていました。
アニメヨルムンガンドの1期のOPや、2期のOPについてそれぞれの楽曲の特徴などを詳しく紹介しています。また、OP・EDを担当したアーティスト情報も詳しくまとめています。是非、アニメヨルムンガンドを鑑賞する際には、かっこいいと話題を集めていた、OPやED、主題歌についても注目してみてください。