【ワンピース】ドフラミンゴの声優はマスオ役の田中秀幸！出演作や声の評価は？

ドフラミンゴは『ワンピース』に登場するキャラクターの1人。ドレスローザ編では、ボスキャラとしてルフィの前に立ちはだかりました。ドフラミンゴの声優について触れていく前に、まずは『ワンピース』とドフラミンゴの基本情報を確認しておきましょう。

『ワンピース』は、漫画家・尾田栄一郎によって生み出された大人気コミックです。1997年に『週刊少年ジャンプ』での連載が開始されて以降、老若男女問わず多くのファンを獲得し、その人気は日本のみならず世界にまで広がりました。1999年にはテレビアニメ化され、2020年4月時点でも放送が継続されている長寿アニメとなっています。

主人公のモンキー・D・ルフィは、悪魔の実の1つ「ゴムゴムの実」を食べて身体がゴムになったゴム人間。彼の夢は、海賊王ゴールド・ロジャーが遺した「ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）」を見つけて、海賊王になることです。ルフィは海賊として大海原に繰り出し、旅の中で得た信頼できる仲間たちと共に様々な冒険を繰り広げていきます。

ドンキホーテ・ドフラミンゴは、ドンキホーテ海賊団の船長。王下七武海であり、ドレスローザ王国の国王でもあったキャラクターです。年齢は39歳から41歳。誕生日は10月23日で、てんびん座。身長305センチで、血液型はX型です。出身地は聖地マリージョア。

好きな食べ物はロブスターで、嫌いな食べ物はバーベキューです。超人系の悪魔の実である「イトイトの実」の能力者で、覇王色、武装色、見聞色の覇気が使えるという強者。異名は天夜叉で、懸賞金は元3億4000万ベリーです。

ドフラミンゴが初登場したのは、漫画『ワンピース』25巻に収録されている第233話「世界最高権力」。アニメ『ワンピース』では、第151話「一億の男！世界最高権力と海賊黒ひげ」です。海軍と王下七武海の会議に出席する1人として登場しました。初登場時から他のキャラクターと一線を画する存在感を放っていたドフラミンゴ。この時点で彼が最強最悪の敵になると予想していた『ワンピース』ファンは多かったようです。

ここからは、アニメ『ワンピース』でドフラミンゴの声を担当した声優について詳しく見ていきます。ドフラミンゴの声を担当したのは、声優・俳優・ナレーターの田中秀幸でした。田中秀幸は声優として『サザエさん』（マスオ）など、多くの有名作品に出演しています。声優・田中秀幸のプロフィールと、ドフラミンゴの声優としての評価、また彼が声優として出演した他出演作品と役柄について見ていきましょう。

声優・田中秀幸は1950年11月12日生まれで、血液型はB型。東京都出身で、所属事務所は青二プロダクションです。1974年から声優活動を開始しており、声優としてのデビュー作は『科学忍者隊ガッチャマン』（へムラー）でした。

元々は劇団に所属し俳優業を行っていましたが、『科学忍者隊ガッチャマン』で声優デビューして以降、声優としての仕事が増加。洋画の吹き替えなどの活動も積極的に行うようになりました。『週刊少年ジャンプ』を原作としたアニメの常連声優として知られていますが、担当する役柄は様々。礼儀正しく穏やかな成人男性から悪役まで、幅広い演技ができる名声優です。

アニメ『ワンピース』のドフラミンゴの声に、担当声優の声が合ってないという感想がネットで上がったことをご存知でしょうか？アニメ派のファンは特に違和感を抱かなかったようですが、すでにドフラミンゴのイメージが出来上がっていたコミックス派の人たちからすると、ドフラミンゴというキャラクターに声優・田中秀幸の声は合ってないと感じてしまったようです。

声優が合ってないと感じた理由は、ドフラミンゴの外見に比べて声がかなり年配に聞こえること、元々真面目なイメージが強かった声優・田中秀幸の声とドフラミンゴの邪悪な立ち居振る舞いに差がありすぎたことなどが挙げられます。合ってないという声が上がる一方で、声優・田中秀幸の演技力の高さは肯定的に受け止められました。

ここからは、ドフラミンゴの声を担当した声優・田中秀幸の他出演作品とアニメキャラを紹介していきます。声優・田中秀幸がどのような役を演じてきたのかを知り、またドフラミンゴの声と聴き比べてみましょう。どれもそれぞれのキャラの個性を活かす演技になっており、田中秀幸が声優としていかに優れているかがわかるはずです。

声優・田中秀幸の出演作とアニメキャラその1は『サザエさん』（フグ田マスオ〈3代目〉）です。声優・田中秀幸は、2代目フグ田マスオである声優・増岡弘からこの役を引き継ぎ、2019年8月から3代目フグ田マスオとなりました。声優として役を引き継いだ当初は、もはや別キャラと言われるほど違和感があったようですが、徐々に視聴者の耳にも馴染んできたようです。

声優・田中秀幸の出演作とアニメキャラその1は『バキ』（マホメド・アライ）です。声優・田中秀幸が演じたマホメド・アライは「神」と呼ばれる伝説のボクサー。主人公の父親・範馬勇次郎を演じる声優・大塚明夫と、声優・田中秀幸の掛け合いはファンを熱狂させました。

声優・田中秀幸の出演作とアニメキャラその3は『キャプテン翼』（ロベルト本郷）です。声優・田中秀幸が演じたロベルト本郷は、主人公・大空翼の師匠。声優・田中秀幸といえばロベルト本郷を思い出す人も多いようです。

声優・田中秀幸の出演作とアニメキャラその4は『キン肉マン』（テリーマン）です。声優・田中秀幸が演じたテリーマンは、アメリカテキサス州生まれの正義超人。テリーマンの声優は田中秀幸以外認めないという人いるほどハマり役でした。

声優・田中秀幸の出演作とアニメキャラその5は『ワールドトリガー』（レプリカ、空閑有吾）です。声優・田中秀幸が演じたレプリカは、主人公・空閑遊真をサポートする自律型トリオン兵。声優・田中秀幸は同作品で遊真の父親である空閑有吾の担当声優でもありました。

声優・田中秀幸の出演作とアニメキャラその6は『名探偵コナン』（工藤優作/闇の男爵）です。声優・田中秀幸が演じた工藤優作は、主人公である江戸川コナンこと工藤新一の父親。世界的推理小説家で、優作が生み出した小説のキャラ・闇の男爵の声も、声優・田中秀幸が担当しています。声優・田中秀幸は、理知的な落ち着いた声で優作を表現していました。

声優・田中秀幸の出演作とアニメキャラその7は『SLAM DUNK』（木暮公延）です。声優・田中秀幸が演じた木暮公延は、主人公が所属する湘北高校バスケ部の副キャプテン。温厚な性格の好人物で、声優・田中秀幸といえば木暮の声を想像する人も多く、そのためドフラミンゴの声優には合ってないと感じた人も多かったようです。

声優・田中秀幸の出演作とアニメキャラその8は『シティーハンター』（槇村秀幸）です。声優・田中秀幸が演じた槇村秀幸は、主人公・冴羽獠の最初の相棒で、後に獠の相棒となった槇村香の義兄でした。声優・田中秀幸の発する槇村秀幸としての声は、イケメンボイスとして好評でした。

声優・田中秀幸の出演作とアニメキャラその8は『聖闘士星矢 セインティア翔』（獅子座のアイオリア）です。声優・田中秀幸が演じた獅子座のアイオリアは、黄金聖騎士の中でも突出した強さを持つキャラ。声優・田中秀幸は、熱血漢な彼の性格を見事に声で表現していました。

声優・田中秀幸の出演作とアニメキャラその9はは『カードキャプターさくら』（木之本藤隆）です。声優・田中秀幸が演じた木之本藤隆は、主人公・木之本さくらの父親。声優・田中秀幸が演じる優しい藤隆は、女の子たちの理想の父親像でした。

ドフラミンゴの声優が田中秀幸であることを喜ぶファンのコメントです。合ってないとの声もありましたが、田中秀幸のような実力ある声優が、ドフラミンゴの声優に起用されたことを喜んでいた人も多くいました。

声優・田中秀幸が演じるドフラミンゴの悪役ぶりを絶賛するコメントです。特徴のある笑い方がアニメではより悪役らしく表現されており、田中秀幸の声優としての技術力の高さを実感させます。

ドフラミンゴの声優に田中秀幸をキャスティングしたことを絶賛するコメントです。違和感を抱いた人もいれば、ハマり過ぎていると高く評価する人もおり、人それぞれのようです。

声優・田中秀幸は大人しいキャラを演じるイメージがついています。しかしドフラミンゴの狂気をはらんだ演技も見事。声優としての演技力の高さに感心する人のコメントでした。

漫画を読んだ時点でのイメージが根付いてしまっているファンも多く、ドフラミンゴの声優が合っていないと、違和感を抱く声は多数ありました。もう少し若い声優が起用されると思っていた人もいたようです。

声優・田中秀幸の声のせいか、悪役でありながらどこか気品すら漂うドフラミンゴ。元々特権階級に生まれたキャラなので、狂気と気品の絶妙な混ざり具合を演じられる田中秀幸を担当声優に起用したことは当たりだったとも言えるでしょう。

作品によって声の印象を大きく変えられるのは声優のすごいところ。田中秀幸もその技術に秀でた名声優です。声優・田中秀幸の出演作品を見比べて、声優の凄さを実感するのも良いでしょう。

ドフラミンゴの担当声優として、ドフラミンゴのキャラソンも歌っている声優・田中秀幸。穏やかな役どころが多い声優・田中秀幸が荒々しい声を出すだけでなく、その声のまま歌も歌えることに感動しているファンのコメントです。声優の凄さを感じさせます。

声優・田中秀幸といえばドフラミンゴとインプットされている人も多くいます。そのような人たちは逆に声優・田中秀幸の穏やかな声を聞くと違和感を覚えるようです。どのキャラで声優をインプットするかはとても大事なことです。

マスオさんの担当声優が田中秀幸に変わった際は、ドフラミンゴの担当声優であることを知っている人たちから驚きの声が上がりました。また声優交代をきっかけにドフラミンゴの声優が田中秀幸であったことを知り、そこに驚いた人もいたようです。

マスオさんの声優交代で声優・田中秀幸に興味を持った人が『サザエさん』を視聴し、その声の中にドフラミンゴの片鱗を探すということも少なくなかったようです。声優の交代はどんなアニメでも注目されますが、国民的アニメの声優交代ということで注目度は高かったようです。

ドフラミンゴの声優についてまとめてきましたが、いかがでしたでしょうか？声優・田中秀幸がいかに数々の作品で重要な役を演じてきたかがわかったと思います。気になった人は声優・田中秀幸がドフラミンゴを演じた『ワンピース』はもちろん、それ以外の出演作品にも目を向けてみてください。声優がいかに重要か、田中秀幸がいかにすごい声優かがわかるはずです。