【ワンピース】黒ひげの懸賞金は22億4760万！四皇で一番低い理由や端数の意味は？

• 作品名：ONE PIECE(ワンピース)
• 原作：尾田栄一郎(おだえいいちろう)
• ジャンル：海賊冒険少年漫画
• 連載誌：週刊少年ジャンプ
• 連載期間：1997年7月～

ワンピースは、1997年から週刊少年ジャンプで連載がスタートした漫画家・尾田栄一郎の代表作品です。現在も連載されており、今もなお週刊少年ジャンプの人気作品として注目を集め続けている漫画です(2020年4月現在)。また、ワンピースの人気は日本にとどまらず、世界42か国以上で翻訳されるなど世界的に人気を集めている日本の漫画の代表作品です。

ワンピースは、海賊王を目指す冒険の中に、仲間との友情・あらゆる社会情勢・差別などといったことを緻密に描写したストーリーとなっており、世界観が壮大で引き込まれてしまうと、老若男女問わず人気を集めています。またアニメワンピースが1999年にフジテレビ系列で放送がスタートし、2020年4月現在もなおアニメ放送が続いているロングランのアニメ作品としても知られています。

ワンピースは、海賊王を目指すために航海をしている主人公・ルフィの物語です。海賊王を目指して、ワンピースと呼ばれているひとつなぎの秘宝を手に入れるために、あらゆることを乗り越えて成長していく冒険海賊物語です。物語には、ギャグ要素や仲間との友情などが描かれています。

ワンピースの感動する冒険物語の中には、あらゆるキャラクターのバックヤードが描かれていたり、今後を意味する伏線が多くちりばめられている繊細に計画された物語性も人気を集めています。ワンピースのストーリー展開は、多くの人気を集めており、何を意味する伏線なのか、先を予測するファンも多いようです。

懸賞金が低いのではないか？と話題になっている黒ひげがこちらです。黒ひげという名前は異名で、実際の名前はマーシャル・D・ティーチです。黒ひげは、元白ひげ海賊団の2番隊隊長で、現在は自身が率いる10人の船長をまとめている黒ひげ海賊団の提督です。

黒ひげは、8月3日生まれ(ヤミの日)で、ヤミヤミの実とグラグラの実という悪魔の実の能力者です。身長344センチで大きな樽のような体型が特徴的。作者が、一番海賊らしいキャラクターと言い切る黒ひげは、野望に満ちたとても人間味のあるキャラクターです。豪快な性格で、自分の目的のためなら手段を択ばないキャラクターです。

黒ひげのヤミヤミの実は、闇を生み出すことができる能力です。それは闇を作り出して、相手を闇の中に引きずり込んでしまうというもの。闇の中に引き込んで、相手に触れているときは、相手の悪魔の実の能力を繰り出せなくしてしまいます。

黒ひげのグラグラの実は、振動を操ることができる能力で地面を操って地震を起こしたり、空気に振動を与えて衝撃波を生み出して相手に攻撃するなどといった能力を持ちあわせています。悪魔の実の能力は一般的には、一人一つしか手に入れることができないといわれていますが、黒ひげはヤミヤミの実の能力でグラグラの実の能力を手に入れており、その理由は謎のままです。

黒ひげが提督を務める黒ひげ海賊団のメンバーがこちらです。元は、黒ひげ海賊団の船長として4人の賞金首をまとめていましたが、今は船員だった4人とのちに加入した5人のメンバーのそれぞれ一人ひとりが黒ひげ海賊団の船長として活動を行っています。

黒ひげ海賊団のメンバーは、チャンピオンことジーザス・バージェス、スケスケの実の能力者シリュウ、音越ことヴァン・オーガー、悪政王ことアバロ・ピサロ、鬼保安官ことピサロ、イヌイヌの実モデル九尾の狐の能力者カタリーナ・デボン、巨大戦艦ことサンファン・ウルフ、大酒のバスコ・ショット、死神ことドクQ、桃ひげの10人の巨漢船長がいる大所帯です。

元王下七武海で、四皇になっている黒ひげの現在の懸賞金は、22億4760万ベリーです。22億4760万ベリーは、単行本92巻の925話「ブランク」で明らかになった最新の懸賞金です。今まで懸賞金が明らかになっていなかったため、黒ひげの懸賞金がわかったことでワンピースファンの中で話題になりました。

ワンピースのキャラクターにかけられている懸賞金は、キャラクターの強さはもちろん、危険度や、今までの悪行の数々、影響力の強さといった、一概に能力の強さだけで図れず、総合的に判断されます。それを考慮すると、黒ひげの悪行は非常に多くもっと懸賞金が高く設定されていてもおかしくありません。よって、妥当というよりは少ないといった印象を受けます。

黒ひげの懸賞金が判明した時に、今まで明かされていなかった四皇の懸賞金も明かされました。黒ひげの懸賞金は四皇の中で一番低く、四皇の懸賞金で二番目に低いシャンクスの懸賞金は40億4890万ベリーと、黒ひげの懸賞金である22億4760万ベリーと実に、20億程度の差が開いており、四皇の中で断トツに懸賞金の額が低いことがわかります。

黒ひげは、今までに多くの悪行を起こしているにもかかわらず、なぜ黒ひげの懸賞金が低いのか？とファンの間では低いことに関して疑問が上がっています。今後また何か悪行を起こして懸賞金を吊り上げるための伏線ではないか？といった憶測も上がっています。そこで、黒ひげの懸賞金は本当に低いのか、適当な額なのか？ワンピースで現在わかっている懸賞金のランキングについてご紹介します。

ワンピース懸賞金ランキング7位にランクインしたのが、モンキー・D・ルフィです。ルフィの現在(2020年4月)の懸賞金は、15億ベリーです。ルフィは、ワンピースの主人公であり、悪魔の実のゴムゴムの実を食べた能力者です。ルフィはの持つゴムゴムの実の能力は、体がゴムのように伸び縮みするというものです。海賊王になるといった夢を持ち、17歳の時に一人で航海を開始した人物です。

現在は麦わらの一味の船長として、ロロノア・ゾロ、ナミ、ウソップ、サンジ、トニートニー・チョッパー、ニコ・ロビン、フランキー、ブルック、ジンベエの10人の船員をまとめる存在です。

ルフィの懸賞金のスタートは、アーロンパークを崩壊した後につけられた3000万ベリーになります。その後、バロックワークスを崩壊し1億ベリーに到達、エニエスロビー脱出後には3億ベリーに上がっています。その後も、新世界に入った時には4億ベリー、王下七武海だったド・フラミンゴを倒したときに5億ベリーになり、万国を脱出した現在は、15億ベリーになっています。

今回、懸賞金が低いのではないか？と話題になっている黒ひげこと、マーシャル・D・ティーチが懸賞金ランキング6位です。上記でも述べた通り、黒ひげの懸賞金は22億4760万ベリー。黒ひげの懸賞金が明らかになったのが、現在の額のため、ルフィのような懸賞金の推移はわかりませんが、今までの悪行を考えれば低く今後の伏線のためだと言われることもうなずけます。

懸賞金ランキング5位にランクインしたのが、シャンクスです。シャンクスの懸賞金は、40億4890万ベリーです。シャンクスは、ルフィが海賊になるきっかけを与えた人物で赤髪海賊団の大頭であり、四皇の一人として恐れられています。黒ひげと同じく、現在の懸賞金に至るまでの推移などは明かされていません。

シャンクスは、世界最強の剣士と言われているミホークや、海軍の元帥の攻撃をものともしない強さを誇っています。悪魔の実の能力はもっていないようですが、圧倒的な強さを誇る覇気を操ることができ、世界一の海賊団といわれた白ひげ海賊団のメンバーを失神させたことがあるほどです。強さは一流であるものの、黒ひげのような悪行は全く行っていません。

悪行を行っていないにもかかわらず、黒ひげの方が懸賞金が低いのは、世間を味方につけるような魅力があり、世界政府が危険視しているのではないかと考えられます。しかし、魅力的なものはルフィに関しても同じなため、ワンピースファンの中ではシャンクスが何か世界政府が世間に知られたくない秘密を知っているからではないか？と考えられています。

シャーロットリンリンは、43億8800万ベリーです。シャーロットリンリンは、四皇の1人で、ビッグマム海賊団の船長です。シャーロットリンリンは、ソルソルの実の能力者で、魂を自由に操ることができます。人間から寿命を奪ったり、奪った寿命を物などに宿らせることができます。自分の魂を物や動物に与えて従順な部下にすることができる強い能力で、悪魔の実の中でも上位にあがる能力です。

また、ビッグマムは自分の好きなもののためなら手段を選びません。大好きなお菓子のために、魚人島を滅ぼすといったこともあることから、危険度が高いと考えられているようです。ビッグマムの懸賞金の推移は、6歳の時には5000万ベリー、10歳頃には5億ベリーになったといわれており、幼少期からとても危険視されていた人物です。

ワンピースの懸賞金ランキング3位にランクインしたのが、カイドウです。カイドウの懸賞金は、46億1110万ベリーで、百獣海賊団の総督を務めている四皇の一人です。四皇の中で一番懸賞金が高く、四皇の中では一番凶悪だと世界政府から危惧されている人物です。

カイドウは、悪魔の実の能力者であり、すごく強い実力があるとは証明されているものの、どの悪魔の実を食してどんな能力があるかはまだ明らかになっていません。しかし、能力を使わない状態で、ルフィが瀕死してしまうほどの強さを兼ね備えている強さを兼ね備えている人物です。戦争を起こしたいという思想や、喧嘩っ早いところなどが危険と考えられており、高い懸賞金がかけられているようです。

エドワード・ニューゲートの懸賞金の懸賞金は、50億4600万ベリーです。エドワード・ニューゲートは、白ひげ海賊団の船長をしていた人物で白ひげという名前が広く知れ渡っている世界最強の男です。エドワード・ニューゲートは、グラグラの実の能力者で地面や空気などあらゆるものに振動を与えることができます。そのため、津波や地震、衝撃波を繰り出すことができる強さをもった持ち主です。

また、エドワード・ニューゲートは能力だけでなく、覇王色・武装色・見聞色といった覇気も兼ね備えています。船員を自分の子供のようにエドワード・ニューゲートは愛していたため、船員からも慕われており信頼が厚いところも世界政府から危険視されており、懸賞金が高くなっているのではないかと考えられています。

ゴール・D・ロジャーの懸賞金は、55億6480万ベリーです。ロジャーの懸賞金は海賊史上最高額で、海賊のトップになった伝説の海賊と恐れられています。ロジャーもエドワード・ニューゲートと同じく、覇王色・武装色・見聞色といった覇気を持っています。ゴール・D・ロジャーは描写が少ないため、悪魔の実の能力を持っていたなどは不明です。

ゴール・D・ロジャーは、ワンピースを手に入れるためには達成しないといけない危険な航路といわれている「偉大なる航路(グランドライン)」を一周しています。危険な航路を一周し、なおかつグランドラインの最終地点にすべてを置いてきたと語り、大海賊時代を作ってしまった人物のため、一番懸賞金が高いのも納得です。

黒ひげの懸賞金がなぜこの金額なのか？低いのでは？といった声が上がると同時に懸賞金の端数の意味や伏線を予想するファンが多いです。端数の意味や伏線の一つの説に、計算したら端数が出てしまったといったものが上がっています。

今までの黒ひげがしてきた悪行などをすべて計算していくと、単純に端数が出たいう考え方です。しかし、今までにいろいろな悪行をしているため低いのでは？といった声も上がっています。

二つ目の端数の意味・伏線の説として、黒ひげの能力に関係しているといった声も多く上がっています。ワンピースのキャラクターの誕生日や懸賞金などの数字にまつわる設定は語呂合わせになっていることが多いからです。

懸賞金1位のロジャーの端数は648(ロジャー)、2位の白髭の端数は46(シロ)、といったように語呂合わせができることから、黒ひげの端数も何かの語呂合わせなどではないか？といった今後の伏線を意味するのではという声が上がっています。黒ひげの能力も多くの部分で伏線が張られているため、今後何かを意味するのではないかと期待するファンが多いです。

三つ目の端数の意味・伏線の説として、他の四皇の誰かと懸賞金が近い？という説が上がっています。しかし、四皇の仲で黒ひげの次に懸賞金が低いメンバーはシャンクスであり、シャンクスの懸賞金は40億4890万ベリーで、黒ひげの倍程度の額なのであまりこの説は有力視されていないようです。

四つ目の端数の意味・伏線の説として、四皇の懸賞金は他の組織により決定しているといった声も上がっています。一般の海賊の懸賞金を決定する部門とは別の部門が懸賞金を決めているため、黒ひげなどの四皇の懸賞金は端数が多いのではないか？と言われています。

黒ひげの懸賞金が判明するまでに発覚している悪行が1つ目が、「シャンクスの左目に傷をつける」です。シャンクスにはまだ不明な点が多く、過去などを含めたキャラクター設定などの描写が少なく謎が多く残るキャラクターですが、シャンクスは自ら目の傷は黒ひげにやられたものだと語っています。この出来事には多くの伏線がはられており、今後の物語で明かされるのか気になるといった声も多いです。

しかし、どんな状況で、何を理由に傷をつけられたのか？いつ傷つけられたのかなどはわかっていません。しかし、ルフィが幼少期に会った時にすでに傷はあったので、昔であることは間違いがありません。四皇と恐れられている海賊に傷をつけたことも、懸賞金の要因にありそうです。

ドラム王国は、チョッパーのふるさとで冬島というとても寒い国です。ワポルという国王がいた王国に、黒ひげ率いる黒ひげ海賊団が上陸し、国を破壊して崩壊させた過去があります。国を崩壊するという悪行は、懸賞金を釣り上げる事件です。過去に国を滅ぼしたクロコダイルは1億ベリーだったのです。ドラム王国を黒ひげ海賊団の5人だけで滅ぼしてしまったという悪行を黒ひげは行っています。

黒ひげの懸賞金が判明するまでの悪行の一つに、サッチ殺害があります。サッチは、かつて白ひげ海賊団に所属していた4番隊隊長です。黒ひげは、サッチが持っていた悪魔の実の能力「ヤミヤミの実」の能力を手に入れたいがために、サッチを殺害するという悪行を行いました。

黒ひげの懸賞金が判明するまでの悪行4つ目が、白ひげ海賊団の2番隊隊長のエースを捕獲し、海軍本部に渡すという悪行です。エースをあえて殺さずに海軍に渡すことによって、海軍からも一目を置かれるような立場になり、王下七武海になります。このことがきっかけで頂上戦争になったため頂上戦争を招いた張本人とも言えます。

黒ひげの懸賞金が判明するまでの悪行5つ目が、インペルダウンでの事件です。インペルダウン戸は、世界政府が悪人とみなした物を入れておく警察の監獄のようなところです。黒ひげは、インペルダウンに自ら入り、凶悪犯を世に脱獄させるといった悪行を行っています

黒ひげの懸賞金が判明するまでの悪行6つ目が、白ひげの殺害です。頂上戦争で、四皇の一人の白ひげを殺害し、白ひげの悪魔の実の能力を奪うという悪行を行っています。懸賞金2位の白ひげを殺害するとは、とてつもない悪行であることがわかります。

黒ひげの懸賞金が判明するまでの悪行7つ目が、革命軍総本軍バルティゴの崩壊です。ワンピースの中での革命軍は、打倒世界政府の思想を持った海賊とは違う組織です。正義とはいえない世界政府のやり方に疑問を持ち、デモやクーデターを起こしている組織の本部を崩壊させるという悪行を行っています。

黒ひげはワンピースの人気キャラクターのエースを処刑に追い込んだり、白ひげにとどめを刺したりと悪役なキャラクターです。しかし、悪役であるにも関わらず、ワンピースの中で一番好きなキャラクターといった声も多く上がっています。敵キャラクターではあるものの、身近で中身が実はかっこいいキャラクターとして人気を集めています。

また、黒ひげの初登場のシーンがポンコツすぎて、ここまで強くてすごいキャラクターになるとは思わなかったといった声も多く上がっています。黒ひげの最初の登場シーンは、チェリーパイをルフィと並んで食べている海賊という設定でした。こんな自然に出てくるキャラクターが、後々話題を集めるキャラクターとして登場してくるところが面白いと人気を集めるワンピースならではです。

ワンピースを読めば読むほど、黒ひげが魅力的に見えてくるといった声も少なくありません。黒ひげは、ストーリー展開だけを見ると、主人公の大切な人を処刑に追い込んでしまったり、国を崩壊させたりととても悪いキャラクターです。しかし、ワンピースをよく見てみると実はとても人間味があり、良いと悪いだけでは判断できない憎めないキャラクターだといった声が多く上がっています。

ワンピースの中で数多くの悪行を行っている黒ひげですが、黒ひげにかかっている懸賞金は思ったよりも低いと驚くワンピースファンも少なくありません。しかし、黒ひげの懸賞金が低いのはこれからの伏線を意味するのでは？まだまだ懸賞金が吊り上がっていくのではないか？と予想するファンも多く今後の展開に目が離せません。黒ひげの今後が気になった方は、ぜひワンピースを見てみてはいかがでしょうか？