【刃牙】花山薫の意外にかわいい一面とは？外伝で描かれた学生生活も紹介

大人気漫画バキシリーズの作中で主人公の範馬刃牙と共にスペックや宮本武蔵といった化物のような強敵と幾度となく死闘を繰り広げる花山薫。花山薫は19歳に見えないほど屈強な肉体と強面な容姿を持つキャラクターであり、ヤクザである花山組の組長としてかっこいい生き様を貫いています。本記事ではそんな花山薫について外伝に描かれたオムライスが大好きなかわいい一面や高校生の時の生活などをまとめてご紹介していきます。

ではオムライスが大好きといった外伝に描かれた花山薫のかわいい一面や高校時代などをご紹介する前に、大人気漫画刃牙（バキ）シリーズの作品情報について簡単にご紹介していきます。かわいい一面を持つ花山薫が登場する刃牙（バキ）とは1991年に｢週刊少年チャンピオン｣で連載が開始した板垣恵介の漫画作品です。漫画刃牙（バキ）は主人公の範馬刃牙を中心に、多数の武術家や格闘家達の激しい戦いを描いた作品となっています。

元々漫画刃牙（バキ）は｢グラップラー刃牙｣というタイトルで1991年から1999年まで｢週刊少年チャンピオン｣に連載されていました。漫画｢グラップラー刃牙｣は地上最強を決める面白い格闘ドラマが一躍人気を博し、1999年から2005年に渡って｢週刊少年チャンピオン｣で続編となる漫画｢バキ｣が連載されることになりました。そして翌年の2006年には｢範馬刃牙｣といったタイトルで新たな続編作品が開始することになりました。

3作品目にあたる漫画｢範馬刃牙｣は2012年に連載が終了し、一旦物語りが結末を迎えました。しかし多くのファンから高い支持を集め続けたことで漫画刃牙（バキ）は2014年に｢刃牙道｣といったタイトルで4作品目の連載が開始されることになりました。漫画｢刃牙道｣は蘇った宮本武蔵と戦うといった奇想天外なストーリーが描かれており、これまでのファンを驚愕させると共に、斬新で非常に面白いといった声を多数集めました。

これにより漫画刃牙（バキ）の人気は再爆発し、2018年の7月から12月までアニメが放送されることになりました。元々漫画刃牙（バキ）は2001年にアニメ化されていたものの、2018年に放送された新たなアニメの影響で誰もが知るシリーズ作品として知られるようになりました。そんな漫画刃牙（バキ）はシリーズ作品として2020年4月まで様々なメディア展開が行なわれており、｢バキ道｣というタイトルで連載され続けています。

漫画刃牙（バキ）シリーズに登場する東京ドームの地下には遙か昔から巨大な地下闘技場が存在していました。この昔から存在する地下闘技場では｢地上最強｣を手にする者は誰かを決めるため、世界中の武術家や格闘家達が死闘を繰り広げていました。そんな地下闘技場で｢地上最強｣の名を冠するチャンピオンに輝いているのが範馬刃牙という少年です。漫画刃牙（バキ）シリーズはこの範馬刃牙を軸に物語が描かれています。

本記事でオムライスが大好きなかわいい一面や高校時代などをご紹介する花山薫とは大人気漫画刃牙（バキ）シリーズに登場するメインキャラクターの1人です。漫画刃牙（バキ）シリーズに登場する花山薫は顔中に大きな傷を付けた19歳の少年であり、190.5cmにも及ぶ身長と166キロの体重を持つ大男です。15歳の時に花山薫はヤクザである花山組の二代目組長に就任し、19歳でありながら多くの組員達を配下として従えてます。

ヤクザの組長であるため、花山薫は真っ白なスーツと鰐の革で出来た大きな靴を履いているのが特徴となっています。そんな花山組はステゴロと呼ばれる素手の喧嘩に強い信念を抱いており、武術を学ぶことや鍛えることを恥ずかしい行為だと考えています。漫画刃牙（バキ）シリーズには珍しい武術や格闘技を使わないキャラクターであるものの、花山薫は誰にも負けない屈強な握力とスタミナで数多の敵を一撃で粉砕する活躍をします。

ではここからは本記事の本題であるオムライスが密かに大好きな花山薫のかわいい一面をまとめてご紹介していきます。漫画刃牙（バキ）シリーズの本編で花山薫は寡黙な侠気溢れるキャラクターとして描かれており、オムライスが好きといったかわいい一面を一切見せません。しかし花山薫の高校時代を描いた｢バキ外伝ー創面ー｣という漫画刃牙（バキ）シリーズの外伝作品で本編に見せない花山薫のかわいい姿が明らかとなりました。

花山薫は漫画｢バキ外伝－創面ー｣で高校に通うことになります。真面目な性格をした花山薫はヤクザらしい服ではなく、学ランを着て高校へ行こうとします。しかし190cm以上もの身長がある花山薫に合う学ランなど存在するはずが無く、仕立屋さんにオーダーメイドして貰うことにします。そして出来上がったのは普通よりも10倍大きい学ランとなり、花山薫は高校生活の初日から生徒達に悪い意味で注目を集めることになりました。

花山薫は漫画刃牙（バキ）シリーズの本編でわずか19歳でありながら、非常にアルコール度数が強いワイルドターキーというお酒をがぶ飲みしたり、ダンディーにたばこを吸うなど大人顔負けの姿を見せています。しかしそんな大人顔負けの姿ばかり見せる花山薫にはオムライスが大好きといったかわいい一面を隠し持っています。｢バキ外伝ー創面ー｣に描かれた高校時代の花山薫は大衆食堂へ行き、大好きなオムライスを注文します。

花山薫の頼むオムライスには日本の国旗が刺さった子供向けのものとなっており、巨大な花山薫に全く似合いません。またオムライス以外に花山薫はチョコレートのクッキーやナッツも大好物です。さらに漫画｢バキ外伝ー創面ー｣の作中で花山薫はメイド喫茶に行き、メロンソーダーを飲むといったかわいい行動もします。このいつもと違う花山薫のかわいい一面を見た多くの花山薫ファン達は非常に驚愕し、一躍ネット上で話題になりました。

ではオムライスが大好きというかわいい一面を持つ高校時代の花山薫は勉強が出来たのでしょうか？漫画刃牙（バキ）シリーズに登場する花山薫は上述でご紹介した通り非常に真面目な性格をしたキャラクターであり、その見た目と違って勉強が出来るのではと思われがちです。確かに屈強な肉体と優れた運動神経を持つ花山薫は高校の体育の成績が満点でした。しかし残念ながら花山薫は勉強が苦手であり、体育以外の成績が最悪でした。

一応花山薫は高校時代、国語の成績だけ5点満点中3と普通だったのですが、体育を除く他の成績がオール2だったのです。特に花山薫は数学が非常に苦手であり、高校生でありながら7×6を48と答えるなど九九すらまともに出来ませんでした。なんとか花山薫は持ち前の真面目な性格で高い内申点を確保出来ていました。もし内申点も悪ければ、花山薫は高校に入学してたった1年で留年か退学を言い渡されていたことでしょう。

ではここからはかわいい一面が明らかになった花山薫の高校生活をまとめてご紹介していきます。花山薫はヤクザの組長として高校に入学したため、漫画｢バキ外伝ー創面ー｣の作中で何度も襲撃されてしまいます。ある日花山薫は井森洸一という生徒に突然クロスボウを向けられ、絶体絶命のピンチに立たされます。しかし花山薫は向けられたクロスボウに見向きもせずに武器を逆に差し出し、井森洸一をオーラで簡単に撃退してしまいます。

更に花山薫は漫画｢バキ外伝ー創面ー｣の作中で｢ハーフカット｣とあだ名される殺人者の助川仙𠮷に学校のトイレで襲われてしまいます。しかし花山薫は余裕の表情で簡単に助川仙𠮷を倒し、腹話術の真似をしながら学校から追い出してしまいます。このように花山薫は昔から圧倒的な強さと鋼の如き度胸を併せ持つキャラクターでした。この強さは物語本編でも引き継がれており、最強の喧嘩師という姿で花山薫が描かれています。

非常に大きい学ランが目立つものの、花山薫は普通の生徒として高校生活を送っていました。しかし夏に学校でプールの授業が行なわれることになってしまい、花山薫は窮地に立たされてしまいます。花山組の組長を務める花山薫の背中には｢侠客立ち（おとこだち）｣と呼ばれる釣鐘を担いだ男性の刺青が入っていました。もしプールの時間にパンツだけの水着になってしまったらこの刺青がバレてしまい、混乱を巻き起こしてしまいます。

このままだと高校生活が終わると考えた花山薫はそこで競泳水着を着ることで刺青を隠してしまおうとします。しかし1人だけ競泳水着であることから非常に目立ってしまい、なぜ普通の水着を着用しないのか先生に質問されてしまいます。花山薫は泳いだ経験が無いものの、新記録を狙っていると答えて難を逃れました。その後授業で花山薫は泳ぎ方を知らない事からめちゃくちゃな水泳方法を見せ、周囲を愕然とさせてしまいました。

本人は普通と考えているものの、全く普通じゃない高校生活を送る花山薫。そんな花山薫にも高校生活の中で春が訪れることになります。漫画｢バキ外伝ー創面ー｣の作中で花山薫はある日、杉村冴梨という女子生徒に体育館の裏へ呼び出されました。約束通り体育館の裏に行った花山薫はそこで杉村冴梨に告白されてしまいます。どんな強敵でも一切怯むことがない花山薫でも、愛の告白で動揺してしまい、汗を流してしまいました。

告白を聞いた花山薫は杉村冴梨を受け入れ、なんと付き合うことになってしまいます。しかしその直後、花山薫は掃除機で吸い込むような強烈なキスを杉村冴梨にしてしまいます。この強烈なキスで唇が大きく腫れてしまった杉村冴梨は冷め切ってしまい、花山薫をフってしまうことになりました。これは本気なのか嘘なのか分らないのですが、人生初めての花山薫の恋愛は一瞬にして散ってしまったのです。

2001年に放送されたアニメグラップラー刃牙でかわいい一面を持つ花山薫を演じたのは日本の男性声優である中田雅之です。アニメグラップラー刃牙で花山薫を演じた中田雅之は1963年の10月28日に奈良県で生まれ、1990年代にデビューした男性声優です。残念ながら2020年4月現在中田雅之は声優業を引退しているものの、これまで花山薫の他に｢機動戦士Vガンダム｣のオデロ・ヘンリークなどのキャラクターの声優を担当してます。

2018年に放送されたアニメバキで花山薫を演じた声優は日本の男性声優である江口拓也です。アニメバキで花山薫を演じた江口拓也は1987年の5月22日に東京都で生まれた男性声優であり、81プロデュースという声優事務所に所属しています。元々漫画やアニメが好きだったことから江口拓也は声優を志し、2008年に制作されたOVA作品である｢真救世主伝説北斗の拳トキ伝｣に出演し、声優デビューを飾りました。

声優デビューを果たした江口拓也は2011年のアニメ｢GOSICKーゴシックー｣の主人公・久城一弥や2012年のアニメ｢機動戦士ガンダムAGE｣のアムセ・アスノ、2013年のアニメ｢やはり俺の青春はまちがっている。｣の比企谷八幡といった人気キャラを多数任されるほどの実力派声優となり、2020年4月現在も第一線で活躍し続けています。また声優の他に江口拓也は歌手やテレビ番組のナレーターなどでも大活躍しています。

漫画刃牙（バキ）シリーズに登場する花山薫に関する感想では花山薫がかっこいいといった感想が非常に多く寄せられていました。花山薫は生き様・侠気・強さなどの全てがかっこいいキャラクターであり、漫画刃牙（バキ）シリーズに登場するキャラクターの中でも屈指の人気の高さを誇っています。

漫画刃牙（バキ）シリーズに登場する花山薫に関する感想では花山薫がかわいいといった感想も非常に多く寄せられていました。花山薫は本編で屈強な漢として描かれているものの、本当はオムライスやクッキーが大好きなかわいいキャラクターとなっています。この隠されたかわいい一面も花山薫が人気を集める大きな理由の1つに数えられています。

漫画刃牙（バキ）シリーズに登場する花山薫に関する感想では花山薫の名言がかっこいいといった感想も多く見受けられました。かわいい一面を隠し持つ花山薫は漫画刃牙（バキ）シリーズの作中で多数の魅力的なかっこいい名言を残しています。花山薫の名言はどれも花山薫らしさを表したものとなっており、多くのファンを虜にしています。

本記事では漫画｢バキ外伝ー創面ー｣に描かれた花山薫のかわいい一面についてまとめてご紹介しました。いつも圧倒的な握力とスタミナで強敵をなぎ払う花山薫ですが、本当は非常にかわいい一面を持つキャラクターとなっていました。もしまだ花山薫の意外すぎるかわいい一面を見たことが無い方は是非一度漫画｢バキ外伝ー創面ー｣をご覧ください。