【ワンピース】ビッグ・マムの若い頃は美人？SBSで判明した容姿と過去を紹介

ビッグ・マムというワンピースのキャラクターをご存知でしょうか？ビッグ・マムは、その名の通り「大きな(体の)お母さん」で、威圧感を覚える巨体が特徴的です。しかし、ワンピースのコミック内に設けられた「SBS」という質問コーナーで、ビッグ・マムの驚くべき真実が発覚しました。若い頃のビッグ・マムの容姿は、現在とは似ても似つかないほどの美人だったのです。

SBSで発覚したこの事実は読者にとって大事件だったようで、若い頃の美人なビッグ・マムに見惚れたファンも少なくありません。この記事では、ワンピースのSBSに掲載された若い頃のビッグ・マムについて述べ、彼女の過去の容姿(美人)から現在の容姿までへの変化などもまとめてお届けします。

日本の国民的人気漫画・ワンピースは、週刊少年ジャンプにて1997年から連載がスタートし、現在もジャンプの看板漫画として、日本中あるいは世界中で愛読されています。1999年からはアニメの放送が始まり、さらにファンを増やすきっかけとなりました。

「海賊王」と呼ばれたゴール・D・ロジャーは、「偉大なる航路(グランドライン)」を巡り、世界で最も貴重な宝物「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を遺してこの世を去りました。処刑台で明かされた大秘宝・ワンピースの存在は瞬く間に広がり、世界中の海賊達がワンピースを求め、航海を始めました。

時と場所は変わって東の海(イーストブルー)のフーシャ村。そこには海賊王を目指すモンキー・D・ルフィという名の少年がいました。たった1人で航海を始めたルフィは、新たな仲間との出会い、そして数々の試練を乗り越え、海賊王になるために奮闘していくのでした…。

シャーロット・リンリンは、ビッグ・マムまたは天候を従える女と呼ばれ、ビッグ・マム海賊団の船長、あるいは四皇の1人として存在感を放っています。年齢は68歳と高齢ですが、没前の白ひげとは異なり、元気が有り余っている様子です。ビッグ・マムはその名の通り巨大な容姿(身長：880cm)で、美人とは形容し難いかもしれません。出身地は偉大なる航路で、誕生日は2月15日だと言われています。

ちなみに血液型はX型で、ナミやチョッパー、ブルック等と同じです。一人称は「おれ」で、笑い方は「ハ～ハハママママ」と、かなり個性的な印象を受けます。大好物はとても可愛らしく、甘いお菓子です。声優は藤田淑子さんが演じていましたが、途中で小山茉美さんに変わりました。

ビッグ・マムの肩書きは、「万国(トットランド)女王」と「四皇」です。ビッグ・マムの昔の懸賞金は5000万ベリーから5億ベリーでしたが、四皇として名を馳せているだけはあり、現在の懸賞金は43億8800万ベリーまで跳ね上がっています。また、ビッグ・マムは覇王色、見聞色、武装色、3つ全てを兼ね備えた覇気使いです。

ソルソルの実の能力者(超人系)で、悪魔の実の名の通り、魂(ソウル)を操ることができます。ビッグ・マムは他者から奪った魂を、動物や植物あるいは天候にも分け与えており、多数の部下(ホーミーズ)がいます。ビッグ・マム海賊団は、部下の他にもビッグ・マムの子供達が船員として加わっているため、戦力や結束の強さが売りの海賊団です。

ルフィでも太刀打ち可能か分からないほど、強大な力を持っているビッグ・マム。現在(68歳)のビッグ・マムの容姿は、「綺麗」という言葉からはかけ離れています。しかし、コミック86巻のSBSで判明したビッグ・マムの若い頃の姿は、なんと誰もが見惚れる美人だったのです。

ビッグ・マムの若い頃の姿が描かれたSBSを見たファンは、「現在と全く違う！」と驚きを隠せなかったことでしょう。この項目では、SBSで公開されたビッグ・マムの若い頃の容姿や幼い頃(5歳)の容姿について紹介します。

ビッグ・マムの若い頃の容姿が掲載されたのは、ワンピース86巻の170ページのSBS質問コーナーです。そこには、現在の容姿、48歳の容姿、そして28歳の頃(若い頃)の容姿が描かれていました。28歳の頃のビッグ・マムは、下部に水玉が刺繍された(または水色のバンダナを巻いている)テンガロンハットを被り、帽子の後ろには可愛いリボンがワンポイントとして足されています。

髪の毛はふわっとウェーブがかかったロングヘア―で、耳には可愛らしいピアス(イヤリング？)が付けられています。少しだけ鷲鼻で、美しい横顔をしており、肩章が付いたマントを羽織っていることも特徴的です。若い頃のビッグ・マムはどこから見ても美人だと言えるでしょう。48歳からは、暴飲暴食が祟ったのか、ふっくらとした体形に変化しつつあります。

ビッグ・マムことシャーロット・リンリンの幼少期の姿は、ワンピース世界の一般的な子供のサイズよりも遥かに巨大で、巨人族と誤解されるほどの巨大児(且つ肥満児)でした。左右で結ばれた綿菓子のような髪の毛、28歳の頃よりも大きい鷲鼻、頬のそばかすなどが特徴的です。無邪気な姿は愛らしいものの、時折見せる狂気顔は恐ろしさを感じさせます。

ビッグ・マムの両親はどちらも人間で、ビッグ・マムは"普通"の子供として生まれました。しかし、その規格外の大きさと凶暴性から、両親も手に追えない事態となり、国外追放を余儀なくされました。この項目では、ビッグ・マムの過去にフォーカスを当てて、彼女の過去を分かりやすく述べます。

ビッグ・マムの過去をまとめると、63年前から話を始める必要があります。ビッグ・マムことシャーロット・リンリンは5歳の女の子で、巨人族が住むエルバフに突然現れました。現れたというより、捨てられた表現の方が正しいのかもしれません。

巨大で食いしん坊な女の子の名前はシャーロット・リンリンと言いました。巨人族の子供のように体が大きなリンリンは、前に住んでいた国で"トラブル"を起こし、国外追放を余儀なくされた不憫(自業自得？)な女の子だったのです。

リンリンはエルバフで、マザー・カルメルと呼ばれる心優しい老女に出会い、親に捨てられた子供達が入る「羊の家」という施設で暮らすことになりました。羊の家があるエルバフでは、巨大児のリンリンに合ったサイズの家、境遇の似た子供、全てがビッグサイズな景色が広がっていました。

そんな環境を見て、リンリンは安心感を覚えると同時に、元気を取り戻していきました。リンリンは優しい性格でしたが、人への気遣いができない凶暴性も秘めており、エルバフで何度も罪を犯しましたが、唯一の理解者・マザー・カルメルは彼女を見捨てることはありませんでした。 

エルバフでは、冬至祭の断食前に「セムラ」というシュークリームのようなお菓子を食べる習慣があり、リンリンはすっかりセムラの虜になってしまいました。リンリンは断食中にどうしてもセムラを食べたい衝動に襲われ、狂ったように暴れだし、巨人族の村を潰し、巨人族の英雄・滝ひげのヨルルを殺害してしまいます。

山ひげのヤルルは、ヨルルが亡くなった事実、そして、いつも可愛がっていたリンリンの凶行を見て、涙ながらにリンリンを亡き者にしようとしましたが、マザー・カルメルの制止で、リンリンの処刑は免れました。ビッグ・マムが巨人族から嫌われているのは、過去のこの事件が関わっており、名前を言うことすら疎まれています。

羊の家は、エルバフからの立ち退きを余儀なくされ、マザー・カルメルやリンリンを含む子供達の新しい生活が始まりました。実はマザー・カルメルがリンリンを守ったのには理由があったのです。

マザー・カルメルの正体はみなし子売り(別名：山姥)で、政府に"価値のある"子供達を高値で売りつける悪女でした。たった5歳で巨人族を殺害したリンリンの能力に目をつけたマザー・カルメルは、政府にリンリンを売ろうと考えていたのです。

しかし、マザー・カルメルや子供達に突然悲劇が訪れます。リンリンの誕生日パーティで、皆はリンリンを喜ばせるためにセムラを作り、思う存分彼女に食べさせました。セムラが美味しすぎて、リンリンの食欲は収まらず、"何でもかんでも"食べてしまいます。リンリンが正気を取り戻した時には、全員が行方不明となり、彼女は涙を流して叫び、深い孤独を覚えました。

リンリンが行った蛮行を知っている(見ている)者は2人いました。1人目は羊の家を心配して見に行ったエルバフの戦士で、彼が見た一部始終は全巨人族に伝わり、「シャーロット・リンリン」という名前を出すことさえ、禁忌とされていました。2人目の目撃者は、シュトロイゼンという人物でした。

シュトロイゼンはリンリンと共にビッグ・マム海賊団を作り出した男性です。シュトロイゼンは純粋なリンリンを利用して、どんどん悪事を働かせ、彼女はやがて海賊となり、懸賞金が付けられるようになります。やがて、リンリンの性格は歪み続け、現在(ビッグ・マム)に至る結果となりました。ビッグ・マムの過去は衝撃的で、恐ろしいものだと言えるでしょう。 

ビッグ・マムにはたくさんの子供がおり、46人の息子、39人の娘が存在します。ビッグ・マムの夢は様々な種族が共存できる平和な国を作ることです。また、ビッグ・マムの子供達は他の種族とのハーフで形成されており、子供を出産した後は、非情なことに夫を捨て去り、また新しい種族の男性を探し求めます。この項目では、若い頃のビッグ・マムのように容姿が整っている子供達を紹介します。 

シャーロット・カタクリは、シャーロット家の次男で、ホールアイランド編ではルフィの強敵、または高い壁として立ちはだかりました。非常に冷静沈着な性格で、他者に理不尽な感情をぶつけることはありません。母親のビッグ・マムからも厚い信頼を置かれている次男で、家族思いな性格のお兄ちゃんです。

ブリュレ(8女)を含む弟妹や仲間からも頼れる存在として崇められています。 いつも口回りを隠しているのは、横に裂けた大きな口と鋭い牙を隠すためで、コンプレックスを抱いて生きてきた面では、自分を偽っていたプリンと同じ境遇だったのかもしれません。

シャーロット・スムージーは、シャーロット家の14女であり、足長族とのハーフとして生まれました。若干荒々しい性格をしたクール系美人で、中性的な言葉遣いで話す凛々しい女性です。足長族とのハーフであるためか、スーパーモデルのような体型をしています。シボシボの実(超人系)の能力者で、触れた対象の水分をまるごと吸い取り、ジュース(スムージー)にすることができるため、異名は「脱水人間」です。 

シャーロット・プリンは、シャーロット家の35女で、三つ目族とのハーフです。シャーロット家の中で一番美人として認識されています。普段は前髪で隠れていますが、おでこには3つ目の瞳があり、その第3の目が原因で、幼少期にいじめを受けており、母親のビッグ・マムからも「(気味が悪いから)前髪をのばしな」と言われてしまい、心に大きな傷を負うことになります。

プリンは次第に自身のことを「三つ目の醜い化け物」だと思い込み、容姿に大きなコンプレックスを抱えてしまいます。しかし、サンジを殺害しようとした際、彼から「何て…美しい瞳だ…」と言われ、プリンは思わず驚愕し、涙を流してしまいました。その後、プリンはサンジのことを恋愛対象として意識するようになりました。自分の第3の目を否定され続けてきたプリンは、サンジの言葉によって心が救われたのです。 

シャーロット・フランペは、シャーロット家の36女で、ビッグ・マムの子供達の中でも若い15歳の少女で、幼い言動が目立ちます。身長が170cmあり、見た目とのギャップも特徴的です。カタクリを妄信的に慕っており、一見ブラコンの可愛い妹キャラに見えますが、真の姿は「理想の兄に憧れている自分が好き」というタイプのナルシストでした。

ワンピースの都市伝説には、ナミの母親＝ビッグ・マム説というものがあります。信じられないという方もいらっしゃると思いますが、ナミの母親はベルメールでは？となりますが、実は産みの親が明かされていません。天候を操る者同士のビッグ・マムとナミが親子だったら大ニュースですね！

ビッグ・マムとカイドウはお互いを名字や肩書きではなく、名前で呼び合っており、過去に何かがあったことをにおわせる会話も作品内で描かれています。カイドウとビッグ・マムが昔どんな関係で、何を行っていたのか、これらは注目すべき点だと言えるでしょう。

ワノ国編で記憶を失ってしまったビッグ・マムは、とても純粋な瞳をしており、可愛い仕草や台詞も披露していました。記憶喪失した状態のビッグ・マムを、チョッパーは警戒します。しかし、ビッグ・マムは、ワノ国でお汁粉を飲んだりと、まったりした愛らしい姿を見せていました。

この記事では、四皇のビッグ・マムの若い頃の容姿や過去について紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか？今は巨大すぎるビッグ・マムですが、28歳の頃はかなりの美人であることが判明しました。ビッグ・マムが気になる方は、是非ワンピースのホールケーキアイランド編をチェックしてみてください！