【ワンピース】白ひげ海賊団のその後を考察！落とし前戦争後のマルコたちの現在は？

「ONE PIECE」（ワンピース）は、1997年から週刊少年ジャンプで連載が始まり、20年以上もの長きに渡り連載されている少年漫画です。作者は尾田栄一郎で、コミックは現在96巻まで発売中で、その発行部数は約4億部近くにもなるという人気漫画です。東映アニメーション制作による「ワンピース」のテレビアニメが始まったのは1999年で、フジテレビ他で放送されています。

「ワンピース」の舞台は、伝説の海賊王ゴール・D・ロジャーが遺したとされる「ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）」を求めて海賊たちが戦う「大海賊時代」です。海賊王を目指して出航した主人公、モンキー・D・ルフィが、仲間と共に戦う中で友情や絆を深めていく海洋バトル・ファンタジー漫画です。

東の海、フーシャ村で生まれた少年モンキー・D・ルフィが海賊王を目指すきっかけになったのは、「赤髪のシャンクス」という海賊との出会いでした。壮大な海を駆ける海賊に想いを募らせるルフィは、ある日、悪魔の実「ゴムゴムの実」を食べて、全身がゴムの様に伸縮する体になりました。シャンクスが村を去る日、麦わら帽子をもらったルフィは、必ず海賊王になると決意し、17歳になった年に晴れて出航することになりました。

ここまで「ワンピース」の作品情報や概要、簡単なあらすじを紹介しました。ここからは、白ひげ海賊団についてと、船長で最強の大海賊と言われた白ひげのプロフィールなどを紹介します。また、海賊団の1番隊隊長・マルコの、その後の動向や現在の姿について見ていきます。

「ワンピース」で、世界最強と言われている海賊団である「白ひげ海賊団」は、船長白ひげ（エドワード・ニューゲート）を中心に、およそ1600名の船員が乗船し、それぞれ16部隊に振り分けられています。さらに「白ひげ海賊団」の傘下になっている海賊団が43もあり、それらすべての船員を合わせると5万人になると言われています。

「白ひげ海賊団」の船長、白ひげは部下の船員たちのことを「息子」と呼び、船員たちは白ひげ船長のことを「親父」と呼んでいます。「白ひげ海賊団」には絶対に破ってはならない「鉄の掟」があります。それは、仲間を殺してはならない、というものです。

世界で最強と言われる「白ひげ海賊団」の船長、白ひげの名前は、エドワード・ニューゲートと言います。かつて百獣のカイドウ、赤髪のシャンクス、ビッグ・マム（シャーロット・リンリン）と並び、四皇の一人でした。伝説の海賊王であるゴール・D・ロジャーと互角に戦えるたった一人の海賊で、ロジャー亡き後は世界最強の大海賊と呼ばれるようになりました。

白ひげは「ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）」に最も近いと言われていましたが、白ひげ自身は関心がなく、それより部下の船員たちを家族の様な存在として大切にしていました。そんな白ひげの姿に、部下や傘下の海賊たちは絶大な信頼を寄せており、また、親しみを込めて「親父」と呼ぶのでした。

白ひげの能力を見てみると、悪魔の実は超人系の「グラグラの実」で、これは「振動」を操る能力で、地震を起こすことができます。この「グラグラの実」の攻撃力は超人系の中でも最強です。「ワンピース」に登場した時から高齢だった白ひげは、すでに病気を抱えていました。そして、マリンフォード頂上戦争で壮絶な死を迎えました。白ひげの遺体は、赤髪のシャンクスが引き取り、白ひげの故郷に葬りました。

世界最強と言われた船長の白ひげを亡くした「白ひげ海賊団」は、その後、1番隊の隊長マルコが先頭に立ち、黒ひげ海賊団に戦いを挑みました。この戦いのことを「落とし前戦争」と言い、マルコを中心とした白ひげ海賊団と、黒ひげ（ティーチ）が率いる黒ひげ海賊団が戦ったのですが、白ひげ海賊団は黒ひげ海賊団に負けてしまいました。

黒ひげは、白ひげが死亡した際、白ひげが持っている悪魔の実「グラグラの実」を奪いました。黒ひげは「ヤミヤミの実」を持っているので、世界でただ一人悪魔の実を2つ所有する者になっています。強力な能力を所有している黒ひげは、圧倒的な強さでマルコたち白ひげ海賊団を排除しました。

この「落とし前戦争」に勝利した黒ひげは、一気に四皇にのし上がりました。敗北したマルコたち白ひげ海賊団の船員たちは皆、離れ離れになってしまいました。その後、1年経っても彼らの行方は分からなかったのでした。

世界最強と言われた「白ひげ海賊団」には、43の海賊団が傘下として入っていました。しかし、船長の白ひげが死亡したことで43の傘下の海賊団のうち16の海賊団が、新七武海の「エドワード・ウィーブル」によって滅亡させられました。このエドワード・ウィーブルは、白ひげ（エドワード・ニューゲート）の息子だと自ら名乗っています。

エドワード・ウィーブルの母ミス・バッキンは白ひげの愛人だと自称しており、息子のウィーブルにも、父親は白ひげだと教えていたからです。その母が息子ウィーブルに、死亡した白ひげの遺産を独り占めするため、残された白ひげ海賊団を倒すよう、仕向けたのでした。エドワード・ウィーブルの強さは凄まじく、白ひげ海賊団傘下の海賊団を次々と滅ぼしてしまいました。

黒ひげ（マーシャル・Ｄ・ティーチ）によって船長の白ひげを殺され、壊滅させられた白ひげ海賊団は、白ひげの出生地以外のナワバリをすべて奪われてしまいました。世界最強の大海賊で四皇の一人だった白ひげのナワバリなので、誰よりも広大なナワバリだったと思われます。

白ひげの遺産を狙うミス・バッキンは息子のエドワード・ウィーブルに指示し、白ひげ海賊団の傘下を滅亡に追い込みました。しかし、白ひげは生前、貧しさにあえぐ自分の故郷のためにすべての財産をつぎ込んでいました。そのため、白ひげには遺産と呼べるものは何も無かったのでした。

白ひげ海賊団が黒ひげによって壊滅させられ、その後、1番隊の隊長マルコが中心となって行われた「落とし前戦争」で黒ひげと戦い、完敗。白ひげ海賊団は壊滅しました。ここでは、離れ離れになってしまったマルコを始めとする各隊の隊長や団員たちの行方、現在の様子などを見ていきます。

「落とし前戦争」で敗北したマルコのその後は、白ひげの故郷で医者になりました。このエピソードは909話で描かれました。「親父」と呼び、慕った白ひげが葬られているこの村は、白ひげが生前全財産を投げ出して援助していました。ただ一つだけ残った白ひげ海賊団のナワバリであり、白ひげの形見となったこの村の人々のためにマルコは医者として働いています。

マルコが持っている「トリトリの実」の能力は、大将レベルの攻撃によるダメージでも、復活や再生の炎を纏うことで瞬く間に回復してしまいます。そのためマルコは「不死鳥マルコ」と呼ばれています。この「トリトリの実」の能力は他人にも使うことができるので、マルコはケガなどをした人に再生の炎で治療を施しているのでした。

このように、現在のマルコは「親父」と呼び、慕っていた白ひげの墓があるこの村を守って行こうと決意し、そんなマルコを村人たちは歓迎し、子どもたちもマルコを本当の兄の様に慕っています。

現在、マルコは医者として白ひげが埋葬されている村にいることが判明しましたが、他の隊長や団員たちがどこに行ってしまったのかは明らかになっていません。壊滅させられたとはいえ、海賊団の団員たちは現在、世界のどこかで生きていると言われています。また、3番隊の隊長ジョズや5番隊の隊長ビスタなどの上層部は身を潜め、いつか黒ひげ海賊団と戦う時が来るのを待っているのではないかと言われています。

「ワンピース」の白ひげ海賊団は、頂上戦争で白ひげを失い、その後、マルコが遺された白ひげ海賊団を率いて「落とし前戦争」を始めました。しかし、黒ひげに完敗し、マルコを始めとする隊長や海賊団の団員たちはそれぞれ離れ離れになってしまいました。「落とし前戦争」の後、1番隊の隊長だったマルコは白ひげの故郷で医者として活動していました。ここでは、その後のマルコの動向を見ていきます。

現在、マルコは「ワンピース」の909話で、白ひげが生まれ育った村で医者になり、村の人々のために活動していることが分かりました。人柄の良いマルコは村の人々に喜ばれています。そんなマルコの元にミンク族のリーダーの一人で「侠客隊（ガーディアンズ）」を率いるネコマムシの旦那が会いに来ました。ネコマムシの旦那は、カイドウとオロチによって制圧されたワノ国を救うには、マルコの協力が必要だと考えたのでした。

マルコはマリンフォード頂上戦争での白ひげ海賊団の様子や白ひげの死亡についてネコマムシに語りました。白ひげ海賊団がその後、黒ひげに対して「落とし前戦争」を起こし、敗北したことなどを語ったマルコは、白ひげがいかにこの村を大切に守ってきたかをネコマムシに語り、白ひげとエースの墓があるこの村を、白ひげに代わって自分が守って行こうと思っていると言いました。

マルコが村を離れられない理由は、白ひげとエースの墓を守るだけではなく、これから起こるかもしれないエドワード・ウィーブルの襲撃を警戒しているからです。自称白ひげの息子だというエドワード・ウィーブルは、母と共に白ひげの遺産を狙っています。マルコは、エドワード・ウィーブルがいずれこの村を襲うかもしれないと考えているのでした。そのため村を離れることはできないとマルコはネコマムシの旦那に告げました。

「トリトリの実」の能力者であるマルコは「不死鳥マルコ」と呼ばれています。マルコはマリンフォード頂上戦争でサカズキ（赤犬）やボルサリーノ（黄猿）、クザン（青キジ）という海軍大将たちと互角に戦うほどの実力者です。四皇カイドウとの戦いでも力を発揮してくれるだろうと言われています。

マルコはネコマムシの旦那に村を離れられないと言いました。それは、エドワード・ウィーブルが白ひげの遺産を奪うため、白ひげの故郷を襲撃するかもしれないからです。ワノ国を取り戻すには四皇カイドウと戦わなければなりません。強敵であるカイドウと戦うには、マルコの「トリトリの実」の能力が必要になってくるはずだと言われています。

エドワード・ウィーブルとの問題が片付けば、マルコはワノ国に駆けつけ、貴重な戦力となって戦うことになるだろうと言われています。

「ワンピース」の、最強の大海賊と言われた四皇・白ひげが率いる白ひげ海賊団は、マリンフォード頂上戦争で白ひげが死亡したことで、海賊団はバラバラになってしまいました。頂上戦争が終わり、その後「落とし前戦争」を起こし、マルコたちは戦いましたが、完敗。白ひげやエース、サッチが死亡したことが哀しく、また、海賊団も無くなってしまい、とても寂しいという感想です。

「ワンピース」の白ひげ海賊団は、船長の白ひげを「親父」と呼び、白ひげは皆を「息子」と呼ぶ温かい海賊団でした。死亡した白ひげの遺体を故郷に葬った赤髪のシャンクス、麦わらの一味は、友情と絆を何より大切にする海賊団です。彼らの様な生き方、冒険に憧れる、という感想です。

「ワンピース」の白ひげはマリンフォード頂上戦争で死亡しました。白ひげと白ひげ海賊団が大好きで、若かった頃の白ひげの姿に泣けてくるという感想です。

いかがでしたか？「ワンピース」の白ひげ海賊団のその後について紹介しました。最強の大海賊と言われた白ひげのプロフィールと、死亡したエピソードを紹介し、その後、マルコたち団員は「落とし前戦争」で黒ひげに完敗し、団員たちは離れ離れになってしまいました。現在のマルコは白ひげの故郷の村で、村人たちのために医者として活動していました。白ひげが愛した「息子」たちの今後に注目して「ワンピース」をお楽しみください。