2020年04月12日公開
2020年04月12日更新
【鬼滅の刃】朱紗丸はどんな鬼?強さやアニメ登場回・声優情報まとめ
「鬼滅の刃」に登場する朱紗丸は、珠世と愈史郎が住む屋敷を襲撃した鬼の1人です。盲目風の青年の姿をした綺麗好きの鬼・矢琶羽と共に登場し、ダックを組んで炭治郎たちと戦いました。当初十二鬼月を名乗っており、腕を6本増やすことができ、鞠の武器を使います。この記事では、「鬼滅の刃」朱紗丸の作中での活躍や強さ、アニメの声優、アニメの登場回、最後の死亡シーンなどを紹介していきます。
朱紗丸はどんな鬼?
鬼滅の刃の作品情報
「鬼滅の刃」に登場する朱紗丸は、矢琶羽と共に炭治郎を襲撃しにやってきた鬼です。建物をいとも簡単に破壊するほどの威力を持つ鞠の武器を使い、矢印で起動を操る矢琶羽とダッグを組んで炭治郎たちを追い詰めました。敵キャラクターですが、かわいそうな死亡シーンから同情の声が多数散見されます。
鬼滅の刃の概要
「鬼滅の刃」は、人間に害なす鬼を退治する鬼狩の少年の物語です。魅力的なキャラクターたちが織りなす迫力あるアクションシーンや、シリアスなストーリー展開が話題を呼びます。「週刊少年ジャンプ」で連載され、2019年には人気声優が起用されたアニメの放送がスタートしました。
鬼滅の刃のあらすじ
家族を鬼に殺され、生き残った妹の禰󠄀豆子を鬼に変えられた主人公・炭治郎は、鬼狩を束ねる組織・鬼殺隊に入ります。復讐を果たし、さらには妹を人間に戻す方法を探すため、日々鍛錬に打ち込み次々と訪れる強敵に挑むのでした。
朱紗丸のかわいい容姿
先端が広がった肩より上の長さの髪を持ち、前髪は眉上で揃っています。毛先は着ている着物、瞳の色と同じオレンジです。両耳には、小石を繋げたようなアクセサリーをつけていました。内側には白と紺のボーダーの着物、弧を描いた鱗のような文様の帯をつけており、一番上には黒い羽織を着用しています。
朱紗丸の性格
性格は幼く無邪気かつ残酷で、戦いや殺しを楽しんでいる様子がうかがえます。鞠を投げる時によく独特の狂気じみた笑い声を出しており、アニメでの声優の演技は好評でした。禰󠄀豆子が鞠を蹴り返せるようになった時も、その状況を楽しんでいます。最後、無惨の呪いで亡くなった時も鞠で遊びたがっていました。
朱紗丸と矢琶羽の関係
矢琶羽は、両手に目玉をつけた盲目風の青年の鬼です。朱紗丸と矢琶羽は、非常に息の合ったコンビネーションを披露しましたが、実は出会ったのは炭治郎を倒しに来る少し前だったといいます。当初は、朱紗丸が投げる鞠の動きを木の上から操っていました。
矢琶羽は、きれい好きのため、朱紗丸が鞠を投げて埃や塵を立てる度に着物が汚れたと言い、イライラしていました。しかし、当の朱紗丸は気にせず自分の好奇心のままに鞠を投げています。アニメ「鬼滅の刃」の矢琶羽の声優は、福山潤が担当しました。
朱紗丸は十二鬼月ではない?
朱紗丸は、初登場時に自分のことを十二鬼月だと名乗っていました。しかし、無惨の呪いで肉体が崩壊した後、目玉が地面に転がりますが、そこには十二鬼月の証であるはずの数字が書かれていませんでした。ハッタリという様子もなく、死亡する最後まで無惨から十二鬼月だと言われた嘘を、心の底から信じていたようです。
朱紗丸の強さ
強さ①武器は鞠
朱紗丸が扱う武器は、ぶつかるだけで建物を崩壊することができる強力な鞠です。しかし、斬ることで当たっても問題ないほどに威力は低下します。鞠をついている時、時々チリンチリンと鈴のような音が鳴っていました。鞠の数は、腕の数と同様6つまで増やしていました。無くなる度に、鞠を手の上に登場させています。6つまでしか増やせないのか、好きなだけ増やすことができるのか詳細は不明です。
強さ②腕を6本まで増やす
朱紗丸は、元ある2本の腕に加え、胴体からさらに4本の腕を出すことができます。建物を壊すことができるほどの破壊力を持つ鞠を6つの手にそれぞれ持ち、一斉に投げて炭治郎たちを追い詰めました。戦う前に無惨から血を分け与えてもらったこともあり、刀で腕を斬り落とした後も凄まじいスピードで再生しています。
強さ③戦闘スタイル
鞠の威力はぶつかるだけで建物を壊すほどのもので、人や鬼に当たった場合でも肉片が飛び散ります。珠世をこの鞠から庇った愈史郎は頭を潰され、蹴り返そうとした禰󠄀豆子は足を消し飛ばされていました。6つの腕でこの鞠を投げ、さらに起動を自在に操れる矢琶羽の血鬼術も合わさり、当初はどこに飛ぶかわからず炭治郎を混乱させました。
朱紗丸のアニメ登場回と名シーン・最後
登場回と名シーン①8話 『幻惑の血の香り』
ここでは、アニメ「鬼滅の刃」の朱紗丸の登場回を紹介していきます。無惨は、浅草で通行人の男性を炭治郎の目の前で鬼にしています。炭治郎は、頭に巻いていた布を解いて男性が人を襲うのを阻止しました。その際、無惨が過去に因縁のある相手が身につけていた花札の耳飾りが現れます。無惨は、朱紗丸と矢琶羽を呼び、炭治郎の首を取ってくるよう命令を下します。
一方、当の炭治郎は、同じく無惨に恨みを持つ鬼の珠世の元にいました。街で鬼にされた男性の身柄は珠世が預かり、自我を取り戻すよう治療をするようです。珠世は、自身は無惨に鬼にされたが、身体をいじって人間の血液を摂取するだけで生活を遅れていると説明します。さらに一緒にいた愈史郎は、自分が鬼にしたのだといいました。人間に戻す薬の開発には、無惨の血が濃い鬼の血液サンプルが必要だといいます。
珠世は、その血液採取の役目を炭治郎に頼みました。そんな中、矢琶羽が炭治郎の足跡を辿り、珠世の屋敷へ襲撃にやってきます。朱紗丸が投げた鞠は屋敷の壁を壊し何度もバウンドしながら炭治郎たちがいた部屋を壊していきました。一通り建物を壊し終えた鞠は、再び朱紗丸の手に戻っていきます。朱紗丸は矢琶羽に、残酷に殺害対象の炭治郎を殺そうと言います。
登場回と名シーン②9話 『手毬鬼と矢印鬼』
珠世の屋敷は、愈史郎の血鬼術で隠されていました。しかし、矢琶羽が血鬼術で場所を特定し、朱紗丸に鞠を投げさせたのでした。愈史郎の血鬼術は破られ、姿を表します。朱紗丸は、さらに鞠を投げて建物を破壊し、壊れた壁の内から殺害対象である炭治郎を発見します。愈史郎は何度もバウンドして迫り来る鞠から珠世を庇い、頭部を失って倒れ珠世に抱き留められます。
禰󠄀豆子は炭治郎に支持された通り、浅草で鬼にされた男性と一緒にいた女性を安全な地下室に連れて行きました。朱紗丸の言葉から炭治郎は、彼らのターゲットは自分であると知り、珠世にも安全な場所に移動するように言います。しかし、珠世は自身は不死身の鬼の身であるから配慮せず戦って欲しいと返しました。朱紗丸の投げた鞠は曲がる特性があると気づいた炭治郎は、漆ノ型雫波紋突きで鞠を刀で刺して止めます。
しかし、動きを失うと思っていた鞠は、刀から抜けて再び動き出しました。炭治郎は、奇妙な動きをする鞠に戸惑います。そんな中、損失した愈史郎の頭部が再生しました。朱紗丸は着物の上部をはだけさせ、胴体からさらに4つの腕を生えさせ、自身は十二鬼月であると名乗ります。6本になった腕全てに鞠を持ち、再び炭治郎に投げつけました。炭治郎は、迫り来る鞠を刀で防ぎ、時に斬って殺傷力を落とします。
鞠の数が多すぎて、珠世と愈史郎を庇うこともできませんでした。炭治郎は、においで朱紗丸ともう一体鬼がいることに気づいていました。そんな中、愈史郎は炭治郎に自身の血鬼術の視覚を貸します。それによって、朱紗丸の鞠を動かしていた矢琶羽の血鬼術の矢印が見えるようになりました。
矢印が見えるようになった炭治郎の動きは、格段によくなりました。女性を地下室に避難させ戻ってきた禰󠄀豆子に、炭治郎は矢印を操っている鬼・矢琶羽を倒すように頼みます。一方で、朱紗丸は炭治郎が相手をすることになりました。禰󠄀豆子は、木の上で鞠の起動を操っていた矢琶羽を蹴りで攻撃します。このことにより、朱紗丸の鞠の矢印は消え、炭治郎は参ノ型・流流舞いで6つの鞠と朱紗丸の6本の腕を斬り落としました。
無惨の血が濃い鬼の血液を採取することを珠世から頼まれたため、必ず倒すと宣言します。朱紗丸の斬られた腕は、すぐに再生します。矢琶羽は、禰󠄀豆子を攻撃で炭治郎のいるところまで飛ばし、自身もその場にやってきて炭治郎と戦います。愈史郎、禰󠄀豆子、珠世で朱紗丸の相手をします。炭治郎は、矢印を技に巻き取って矢琶羽の首を落としました。
登場回と名シーン③10話 『ずっと一緒にいる』
首を斬られた矢琶羽は、最後死亡して消滅する前に炭治郎に術をかけて殺そうとします。矢琶羽の血鬼術にかかった炭治郎は、あらゆる矢印の方向に飛ばされ、技を何度も出して衝撃を和らげ助かりました。矢琶羽は消滅して死亡するその時まで、炭治郎を苦しめようと術を使います。
骨折によって動くのがやっとという中、刀を口に加え禰󠄀豆子たちの元に這って向かいます。一方、禰󠄀豆子は当初足を粉砕された鞠を蹴って返すことができるほど脚力が強くなっていました。朱紗丸は、禰󠄀豆子とお互いに鞠を蹴り返し、その状況を楽しんでいるようです。
朱紗丸の最後や死亡シーン
先ほどは炭治郎がいたことで、珠世は人体にも有害な白日の魔香を使うことができませんでした。矢琶羽との戦いで炭治郎は近くにおらず、さらに朱紗丸の強さも見込んでこの術を使うことにします。珠世は、朱紗丸の前で無惨をそしりました。彼女はそれを否定し無惨を褒め立てようとしますが、珠世の術によって思わず名前を言ってしまいました。
無惨は、自身の秘密を外部にバラすと対象者を始末する呪いを配下の鬼たちにかけていたようです。名前も秘密事項の一つだったようで、朱紗丸は必死に許しを請います。しかし、口と腹から巨大な手が登場し、朱紗丸をひねり潰しました。あたりには朱紗丸の血液と目玉が転がっています。十二鬼月は、目にその証である数字が入っていますが、朱紗丸の目には入っていませんでした。
夜明けが近く中、珠世、愈史郎、禰󠄀豆子は屋敷の地下室へと入って行きます。そんな中、炭治郎は朱紗丸の身体から鞠を求める声が聞こえ、そばに彼女の鞠を置いてあげました。朱紗丸は、呪いで身体を失くした後も遊びたいと口にしていました。その様子に、炭治郎は幼い子供みたいだと感じます。日が登るのと同時に、その場にあった朱紗丸の血液身体は消えていき、完全に死亡しました。
朱紗丸のアニメ声優
小松未可子のプロフィール
- 職業/女優、声優、歌手
- 所属事務所/ヒラタオフィス
- 出生地/三重県
- 血液型/B型
- 生年月日/1988年11月11日
小松未可子の主な出演作品
小松未可子の声優としての主な出演作に、「HEROMAN」ジョセフ・カーター・ジョーンズ役、「モーレツ宇宙海賊」加藤茉莉香役、「神さまのいない日曜日」ウッラ・エウレウス・ヘクマティカ役、「ガンダムビルドファイターズ」イオリ・セイ役、「凪のあすから」潮留美海役、「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」戸塚彩加役、「アオハライド」村尾修子役、「モモキュンソード」かぐや役などがあります。
朱紗丸に関する感想や評価
感想や評価①声優
鬼滅舞台の中でいちばん好きだったのは朱紗丸、次はねずこちゃん。
— ちゃっすぅ (@httm515) February 2, 2020
朱紗丸は、喋り声や笑い声から伝わる狂ってる感がすごかった。
ねずこちゃんは鬼化してる時の唸り声ほんとすごかったし、そうじゃない時はぴこぴこしてほんとかわいい!
そんでこの2人の超絶アクション…素晴らしい。#舞台鬼滅の刃
朱紗丸は、独特の狂気じみた笑い声を出すキャラクターです。アニメ「鬼滅の刃」では、声優・小松未可子が彼女の声を担当しました。その時の笑い声が迫力があった、かっこよかったなど声優の演技力を賞賛する感想が多く見られました。
感想や評価②朱紗丸と矢琶羽のコンビ
朱紗丸の鞠攻撃を矢琶羽の矢印でコントロールするコンビ技。めっちゃ熟練のコンビ感あるように見えるのに、初対面かー!
— ダナ (@kime_dana) June 1, 2019
初対面だけどお喋りして仲良くなったの和む☺️
道中でお前の鞠を俺の矢印で…。的な会話してたのかな?
朱紗丸と矢琶羽のコンビが好きだといった感想もありました。息がぴったり合った攻撃を見せた2人でしたが、会ったばかりだったといいます。さらに、炭治郎を殺しに行った道中で、どのような会話をしていたのか気になるといった意見もありました。
感想や評価③最後の死亡シーン
珠世様愈史郎の時に現れた
— ナト豆@返信遅め😷 (@7rQ3oIeAMMBu0g6) March 24, 2020
女の子の鬼 朱紗丸も悲しい過去が😭
朱紗丸が無惨様の呪いで死ぬ時に最後「遊ぼ・・・あそ・・・ぼ」て言ってたから
元々(人間だった頃)は毬でただ遊びたいだけの純粋な少女だったんだろう😭
朱紗丸は、珠世の血鬼術によってうっかり無惨の名前を出してしまい、呪いで死亡するという最後を迎えています。そして、最後まで自分が十二鬼月だと信じて疑っていませんでした。身体を潰された後もなお、鞠で遊びたいとつぶやいています。朱紗丸の人間時代は明かされませんでしたが、鞠遊びが好きだったのではないかと推測する声が多くあります。この最後の死亡シーンがかわいそうといった感想もありました。
感想や評価④キメツ学園
敵として登場した鬼の中では朱紗丸と矢琶羽コンビが一番好き…描いたことないけど…キメツ学園とかでもうちょっと見てみたい…善逸に鞠ぶつけてる朱紗丸ちゃん可愛い……
— ししだ (@hasiba44d) December 23, 2017
「鬼滅の刃」パロディの「キメツ学園」では、朱紗丸はバレー部という設定でした。鞠を学校に持ってきた彼女を注意した善逸に、笑い声をあげながら勢いよくその鞠を顔面に投げつけていました。この時の彼女がかわいいといった感想もありました。
朱紗丸の強さやアニメ登場回まとめ
ここまで、「鬼滅の刃」朱紗丸の登場回や、強さ、アニメの声優、最後の死亡シーンなどを紹介してきました。6本の腕で凄まじい破壊力を持つ鞠を投げる戦闘スタイルの鬼でした。炭治郎たちは苦戦しますが、彼女は十二鬼月ではなく、最後は無惨の名前を出したことにより呪いを受けて死亡します。