【鬼滅の刃】梅はの堕姫の人間時代の名前?名前の由来や兄・妓夫太郎との関係は?

「鬼滅の刃」に登場する十二鬼月・上弦の陸の堕姫は、兄の妓夫太郎と一心同体の鬼です。美しい人間しか食べないというこだわりがあり、遊郭に潜んで血鬼術の帯に捕食対象者を閉じ込め食べていました。兄妹を2体同時に首を取らなければ倒すことができず、退治にやってきた炭治郎たちを追い込みました。彼女は人間時代は梅という名前の美しい少女でしたが、侍とトラブルになったことで殺されています。この記事では「鬼滅の刃」梅の過去や、兄との関係を紹介していきます。

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目次

  1. 鬼滅の刃の堕姫とは?
  2. 鬼滅の刃の梅は堕姫の人間時代の名前?名前の由来は?
  3. 鬼滅の刃の梅と兄・妓夫太郎との関係や過去
  4. 鬼滅の刃の梅(堕姫)の最後
  5. 鬼滅の刃の梅に関する感想や評価
  6. 鬼滅の刃の梅まとめ

鬼滅の刃の堕姫とは?

鬼滅の刃の作品情報

「鬼滅の刃」の堕姫は、遊郭に潜んでいた十二鬼月・上弦の陸の数字を持つ鬼です。無限列車編後のストーリー、遊郭潜入編で登場します。炭治郎、伊之助、善逸は、音柱・天元の命令により、遊郭に潜むとされる鬼の調査にやってきました。調査に乗り出したきっかけは、先に遊女として潜伏していた天元の3人の嫁と連絡がつかなくなったからでした。炭治郎、伊之助、善逸は、それぞれ彼の嫁が潜入捜査している店に女装して入ります。

堕姫は、遊郭にある京極屋で、蕨姫という名の花魁として潜んでいます。天元の嫁、まきを、須磨は堕姫に捕まっており、堕姫のいた京極屋にいた雛鶴は、正体がばれ毒を服用して切見世に送られていました。炭治郎たちは、天元の嫁を含む捕まった人たちを助け、堕姫に挑みます。兄の妓夫太郎と2人で1つの今までにないタイプの鬼であり、退治にやってきた炭治郎たちを追い込みます。

鬼滅の刃の概要

「鬼滅の刃」は、人を食べて強くなる鬼を退治する鬼狩にスポットを当てた少年漫画です。迫力あるバトルアクションシーンや、悪役である鬼の物語にも定評があります。「週刊少年ジャンプ」で連載され、徐々に人気を獲得し、2019年4月にはアニメが放送スタートしました。

鬼滅の刃のあらすじ

心優しい主人公の少年・炭治郎は、炭焼きの仕事の一環で街に炭を売りに出かけていました。帰宅すると、一家は鬼に襲われて、生き残ったのは妹の禰󠄀豆子だけでした。しかし、彼女は、怪我の傷から鬼の血液が入ったことで鬼と化します。家族の仇を撃ち、禰󠄀豆子を人間に戻すため、炭治郎は鬼狩りが集う組織・鬼殺隊へと入りました。

堕姫は兄の妓夫太郎と一心同体の鬼

「鬼滅の刃」に登場する堕姫は遊郭の店・京極屋に潜んでいた上弦の陸の数字を持つ鬼で、兄・妓夫太郎と一心同体です。歳を取らないことを不審がられないために、定期的に遊郭を移動して人間を喰ってました。姿は、白く長い髪、左頬と額右上に花のような形の模様が入っているのが特徴です。妓夫太郎は、音柱の天元から首を斬られた時に堕姫の身体から分裂する形で登場しました。

2人で1つの鬼であるため、首を2体一緒に斬らなければ倒すことができません。音柱の天元は、堕姫のことを弱いと評し、あっさり首を落としていますが、後に現れた妓夫太郎には苦戦を強いられました。

堕姫の人を食べる時のこだわり

堕姫は、容姿容貌の優れた人間ばかりを選り好みして食べる鬼でした。京極屋の女将・三津は、彼女が人間ではないと勘付き、包丁を持って部屋にやって来ます。しかし、堕姫の基準から外れた人間だったため、外へ連れ出し転落させて殺していました。

食料の人間は、血鬼術の帯に閉じ込め、地下室に隠しています。伊之助が侵入した時は緊急事態だとして、上位10人の美人以外は殺してもいいと支持を出していました。さらに、伊之助の素顔を見ており、美しかったから生け捕りにしようとします。ときと屋の美しい花魁・鯉夏が身請けで遊郭から去ることが決まった前日の夜、部屋を訪れて帯に閉じ込めようとしていました。

アニメ「鬼滅の刃」公式サイト

鬼滅の刃の梅は堕姫の人間時代の名前?名前の由来は?

梅は堕姫の人間時代の名前

堕姫は人間時代、梅という名前を持っていました。妓夫太郎と梅は、遊郭の最下層の遊女の子供でした。母親が病で亡くなった後は、妓夫太郎が彼女を育てていたようです。梅は妓夫太郎の前ではわがままで甘えん坊な素顔を見せます。天元に首を斬られた時は、泣き叫んで兄を呼び、いじめられたと言いつけていました。

梅の名前の由来は母の病気?

妓夫太郎は首を斬られ消滅する直前に、人間だった頃の妹の名前を思い出します。母親は、明確な病名の表記はありませんが、病で亡くなったとされています。遊女がかかりやすく「梅」のつく名前の病気は、性病の梅毒であると推測されます。現代では治療法がありますが、当時は梅毒で命を落とす遊女は多かったようです。彼女は、その病名の梅の字を名前につけられました。妓夫太郎は、堕姫も梅もひどい名前だと評しています。

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鬼滅の刃の梅と兄・妓夫太郎との関係や過去

妓夫太郎との関係や過去①遊郭で生まれた

妓夫太郎と梅は、遊郭の最下層で生まれました。妓夫太郎は、遊女である母親から何度も殺されそうになりながらも生きながらえます。衣服はボロボロで、身体も垢だらけ、食事はその辺にいた虫やネズミを食べていました。さらに周囲からは、不器量な容姿や不衛生な身なりを罵られていました。

そんな境遇の中、美しい容姿を持つ妹・梅が誕生します。容姿にコンプレックスを持っていた彼にとって、妹は自慢の存在だったといいます。幼い兄妹2人が寒空の下、寒さに凍えるシーンが描かれていることから、母親は早い段階で亡くなったようです。成長した妓夫太郎は、喧嘩の強さを生かした取り立て屋の仕事をはじめました。

妓夫太郎との関係や過去②侍を失明させた

事件は、妓夫太郎が取り立ての仕事で留守の間に起きます。梅は13歳の頃、客として来た侍の片目をカンザシで刺して失明させました。妓夫太郎は梅にやられたらやり返すよう教育していました。何が起きたのかは明確に記されていませんでしたが、梅にそうさせるだけの動機があったものと推測されます。

妓夫太郎との関係や過去③焼き殺された

梅は縄で縛られ、燃やされます。妓夫太郎は、丸焦げで横たわる瀕死の妹を抱きかかえながら、周囲に怒りの言葉を投げかけます。そんな時、後ろから侍が妓夫太郎を刀で斬りつけました。妓夫太郎と梅が働いていた店は、凶暴な取り立てをする妓夫太郎に手を焼いていたといいます。お払い箱にするために、侍に妓夫太郎の始末を頼んだのでした。侍は片目に包帯を巻いており、女将との会話から梅を焼き殺した侍と推測されます。

女将は報酬の話をしようとしますが、侍は念の為に妓夫太郎にトドメを刺そうとしました。妓夫太郎は、持っていた鎌でまず女将を殺害します。そして梅を焼いた恵まれた環境下で育ったであろう侍に向かいます。侍の頭を鎌で割いて殺した後、妓夫太郎は丸焦げになった梅を抱えて遊郭の街を彷徨い歩きます。しかし、周囲に助けてくれる人は現れませんでした。

妓夫太郎は、先ほど斬られた傷から、動けなくなりその場に倒れました。雪が降り注ぐ中、殺した人間を食べながら童磨が声をかけてきます。童磨は、瀕死の2人に血を与えて鬼にします。そして、強い鬼となるよう示唆しました。

妓夫太郎との関係や過去④妓夫太郎がとった行動

妓夫太郎は、鬼になったことに悔いはありませんでした。しかし、梅に対しては死んでも死に切れない思いを抱えていました。早くに母親を亡くした梅は、妓夫太郎に育てられました。過酷な環境下で育った妓夫太郎の教育によって、梅は侍の片目をカンザシで刺しました。自分とは違い、美しく素直な性格の梅なら、環境が違えば真っ当な生き方ができたのではないかと考えていました。

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鬼滅の刃の梅(堕姫)の最後

堕姫の最後①鬼殺隊に敗れた

炭治郎は天元と協力して妓夫太郎の首を、伊之助と善逸は堕姫の首をそれぞれ同時に斬り落とします。2つの首は地面へ落ち、向き合う形で転がりました。炭治郎は、毒の攻撃を喰らったにも関わらず、動けていました。毒と怪我によって瀕死の状態の伊之助を、禰󠄀豆子が血鬼術で燃やし復活します。このことから、彼女の血鬼術には、解毒の効果があることが判明しました。

禰󠄀豆子は、同じように毒が体内を巡っている天元の元へ行き、血鬼術を使って解毒し助けます。当初、説明もなしにいきなり燃やしてしまったことから、火葬と判断した天元の嫁たちは驚愕の表情を浮かべていました。炭治郎は、仲間全員の無事を確認した後、堕姫と妓夫太郎の首を探しに行きました。鬼のにおいを辿って行き、途中に上弦の陸のものと思われる血液があったため、採取して珠世の使いの猫に渡します。

さらににおいを辿ると、言い争う堕姫と妓夫太郎の首が地面に転がっていました。堕姫と妓夫太郎は、お互い責任転換の罵り合いをしています。柱でない隊士くらい始末しておけと責める妓夫太郎に対し、梅は妓夫太郎のような醜悪な容姿の者が自分の実兄な訳が無いとして、強さしか取り柄がないと言い放ちました。それに対し、妓夫太郎は、堕姫の存在は足手まといだから、いない方がよかったと言おうとします。

しかし、そんな彼の口を炭治郎は押さえて止めました。炭治郎は2人とも思ってもいないことを言っていると言い、仲直りするように説得します。そんな彼に対し、堕姫は自分たちに構うなと泣き叫び、負けた悔しさを口にしながら先に消滅しました。その後、妓夫太郎は彼女が人間だった頃の梅という名前を口にし、過去の出来事を思い出します。

堕姫の最後②死ぬときも妓夫太郎と一緒

首を斬られ退治された後、梅と妓夫太郎は天国と地獄の分かれ目にいました。堕姫は、人間だった頃の梅の姿に変わっています。梅は妓夫太郎を見つけると、すぐに名前を呼びここから出たいと要求を口にしました。妓夫太郎は、そんな梅に背を向けついて来ないよう牽制します。ショックを受けた梅は、先ほどの喧嘩で言ったことは自分のせいで鬼狩に負けたことが悔しかったから言った嘘だと弁解し、謝罪しました。

妓夫太郎は1人で地獄へと向かおうとします。そして、自分たちはもう兄妹の間柄ではないとして、梅は明るい天国の方へ行くように言いました。背を向けて歩き出す妓夫太郎に、梅は後ろから抱きつます。そして、泣きながらずっと一緒にいると言い、約束を覚えてないのかと聞きます。

過去に妓夫太郎は、梅にずっと一緒にいるという約束をしていました。彼は泣き続ける梅の膝裏に手を回して背負い、一緒に地獄へと進みます。炭治郎は、消えてなくなる2人の肉体を見送りながら、仲直りできただろうかとこぼしていました。

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鬼滅の刃の梅に関する感想や評価

「鬼滅の刃」梅に関する感想や評価①可愛い

ここでは、「鬼滅の刃」に登場する堕姫の人間時代の梅に関する感想や評価を紹介していきます。堕姫と違い登場回数の少ない梅ですが、容姿の美しさに加え、素直で甘えん坊なところが可愛いと人気があります。さらに、堕姫も梅も好きだから生きていてほしかったという感想もありました。

「鬼滅の刃」梅に関する感想や評価②最後

最後、妓夫太郎は梅だけを天国へ行かせ、自分だけ地獄の道を選ぼうとします。暗に別れを告げる兄に対し、梅は泣いて彼の背中に抱きついていました。そして、過去に交わした約束通り離れないと叫びます。そんな彼女の気持ちを汲んで、妓夫太郎は梅の膝裏に手を回しています。このシーンが好きだといった感想もありました。

「鬼滅の刃」梅に関する感想や評価③仲直り

妓夫太郎は天元のサポートつきで炭治郎が、堕姫は伊之助と善逸がそれぞれ同時に首を落としています。その後、2つの首は近くに転がりました。負けた悔しさから妓夫太郎と堕姫は、罵り合い思ってもいないことも口に出します。お互いを思い合う兄妹の気持ちを知っていた炭治郎は、そんな2人の口喧嘩を止めに入りました。堕姫は、そんな炭治郎に説教するなと怒りわめき散らします。このシーンが切なかったという意見もあります。

「鬼滅の刃」梅に関する感想や評価④過去

堕姫の人間時代の梅は、13歳で亡くなっています。店に来た侍だった客の目玉を潰したことで、焼殺されていました。彼女は、遊郭で生まれ育ったことで、早い段階から客を取らされていたようです。そうした経緯が気になるといった感想や、相手の侍があまりにも極悪非道ではないかといった感想もありました。

「鬼滅の刃」梅に関する感想や評価⑤キメツ学園

「鬼滅の刃」のパロディ「キメツ学園」では、妓夫太郎と梅は仲の良い不良兄妹として描かれています。イラストには、妓夫太郎が運転するバイクの後ろに梅が乗っていました。梅は、設定では学園三大美女の1人でものすごくモテるといいます。「キメツ学園」の設定やイラストが好きといった感想もありました。

「鬼滅の刃」梅に関する感想や評価⑥食へのこだわり

堕姫は、容姿容貌の優れた人間しか食べないという食へのこだわりがありました。「鬼滅の刃」作中では、老人は不味いからという理由を述べていました。しかし、この他にも人間時代の過去や偏食せざるを得ない理由があるのではないかといった意見も多くありました。

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鬼滅の刃の梅まとめ

ここまで「鬼滅の刃」堕姫の人間時代・梅の過去エピソードを紹介してきました。堕姫(梅)は、非常に美しく存在感のあるキャラクターだったこともあり、人気があります。遊郭潜入編は、兄・妓夫太郎と共闘するアクションシーンに加え、悲しい過去も人気があります。

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