葛城ミサトの名言まとめ！声優や画像・セクシーシーンも紹介【エヴァンゲリオン】

1995年10月から翌年3月までテレビ東京系列で放送されたアニメです。社会現象にまでなり、2006年、再構築という形でストーリーと設定を組み換えして「エヴァンゲリオン新劇場版」を公開するなど、年齢を問わず人気を誇った作品です。

2015年。14年前に起きたセカンドインパクトの影響により、日本は四季を失い1年中夏となります。しかも使徒と呼ばれる謎の敵に襲われていました。使徒を迎撃できるのは年齢が14歳の子供が操る「汎用人型決戦兵器エヴァンゲリオン」のみでした。しかし、特務機関ネルフによる使徒殲滅船の裏では、上層組織ゼーレが「人類補完計画」なる謎の計画を極秘ですすめていました。

エヴァンゲリオンに乗れるのは年齢が14歳の少年少女のみです。理由は「アイデンティティが未完の14歳」が主人公である必要がありました。自己が完成されている、大人ではエヴァンゲリオンとシンクロ出来ないからです。それで年齢が14歳となるのです。

葛城ミサト年齢29歳のNERV戦術作戦部作戦局第一課に所属する一尉です。そして上司にしたいランキングにも入っているほどの人気ぶりです。いつも素のままでいて、なおかつ仕事となれば的確な指示を出す頼もしい上司です。そして飲み会をやれば必ず盛り上げてくれます。つまり、仕事とプライベートをきっちりと分けることが出来る年齢の人なのです。

年齢29歳のエヴァンゲリオンを使った使徒殲滅作戦における、戦術作戦の立案及び戦闘の直接指揮を一手に担う野戦指揮官です。時には独自の判断で国連や戦略自衛隊の戦力を徴用する、有事下においては大きな権限をもっています。彼女の立案する作戦は無茶で突拍子もないものばかりでしたが、使徒という通常では考えられない敵との戦いにおいては、逆に常識にとらわれない発想がプラスに働くことも多くありました。

作戦時の凛々しさとは反面、私生活はズボラで家事の能力はゼロです。年齢的に保護者としてシンジとアスカと生活を共にしていますが、彼らの身の回りの世話はまったくせず、家事はシンジに任せっきりです。シンジが来る前はいわゆる汚部屋でした。ゴミ捨てをシンジに任せる、時計のアラームを足で止める、朝からビールを飲む、酒瓶を片手に大の字で大いびきで寝るなど、自宅でのズボラな行動は有名です。

葛城ミサトの性格がいかにズボラかが解ります。仕事中の凛々しい葛城ミサトから180度変わってしまいます。年齢は29歳なので、葛城ミサトの心中が解かるとおっしゃる方もいるかもしれません。しかし、上司にしたいと思っている人もいます。それは切り替えがはっきりとしているからです。仕事は仕事、プライベートはプライベートときちんと切り替え出来る上司はそうそういないと言われています。

キャラクターデザインの貞本義行氏によれば、葛城ミサトの髪型は「美少女戦士セーラームーン」の月野うさぎの髪型を意識したものです。その性格については、同作品の打ち上げの席で庵野秀明監督がみた声優の三石琴乃さんがモチーフになっているようです。しかし中の人が一緒になったのは単なる偶然で、オーディションの結果でした。しかしモデルになった人物に役が付いたので必然では？との声もあります。

葛城ミサトの声です。美少女戦士セーラームーンの月野うさぎ役の声とは全然ちがいます。葛城ミサトは年齢29歳の大人の女性です。月野うさぎは中学生の少女です。正反対のキャラクターですがそれを演じ分けれるところが声優さんのすごい点です。アニメといっても舞台で演じる役者さん達と同じです。キャラクターに声を合わせ、尚且つただセリフを読むだけでなく「演じる」のが声優という仕事です。

「月に代わってお仕置きよっ！」が有名な「美少女戦士セーラームーン」の月野うさぎ役の声優としても有名な声優です。他に「少女革命ウテナ」の有栖川樹璃役、「クレヨンしんちゃん」の上尾ますみ役、「ドラえもん」ののび太の母野比玉子役などヒットアニメに声をあてました。その他に大地丙太郎の「おじゃる丸」や福田巳津央の「機動戦士ガンダムSEEED」の作品にもよく声をあてています。

「少女革命ウテナ」の有栖川樹璃役の声です。月野うさぎ役の時と違ってとても落ち着いた大人な声です。声優さんは何色もの声色を持っているのかが解ります。

機動新世紀ガンダムXのトニア・マーム役の声です。声は葛城ミサトに近い印象があります。三石琴乃さんはこの作品を含めて、ガンダムシリーズに3作出演されてます。

「機動戦士ガンダムSEEED」と「機動戦士ガンダムSEEED DESTINY」のマリュー・ラミアス役とハロ役を担当してます。こちらの方が葛城ミサトと声が似ています。軍人の役なので担当の声優さんが三石琴美さんと解り易いです。

ワンピースのボア・ハンコック役の声です。絶世の美女の海賊です。その美しさと声優の三石琴乃さんの声がとても合っています。こちらも声優が三石琴乃さんだと解り易いです。

声優の三石琴乃さんが千葉県立柏南高校出身ということで、柏市役所の広報カーの声を担当されていました。BGMをつけるとさらに緊張感が高まります。

葛城ミサトの車として一番登場回数が多いのはこのアルピーノ・ルノーA310・V6モデルです。A310と外観がヘッドランプ周りが変更され、前後にスポイラーが追加されて特徴を出した車です。カブリオレ仕様もあったA110と異なり、フィクスドヘッドボディのクーペのみの設定でした。エンジンはプジョー、ルノー、ボルボ3社の共同開発による2.7LのV6SOHCソレックス・ツインキャプター仕様になっています。

実車がこちらです。A110と違う点はA310は4人乗りという広い室内を確保してます。そのため実用性を好んだ葛城ミサトはA310の乗っているのではないかと言われてます。また近未来的なデザインがエヴァンゲリオンのイメージと合っていたというのもあります。

葛城ミサトが、補完されたシンジ君の学校に、このフェラーリで乗り付けます。512BBやテスタロッサ、ディーノ246GTのようなスーパーカーブーム世代のフェラーリほど神格化されておらず、348以降の近代V8フェラーリほど高性能とも言えない、ちょっと中途半端な時期のフェラーリです。誰もがフェラーリと聞けば「こんな感じ」というイメージに近いものです。今では人気の車の１台です。

アスカと一緒に乗っている車はマツダ初のロータリーエンジン搭載車、コスモスポーツです。葛城ミサトは一応、「レースに出ない車には乗らないという設定がありましたので、レースでの実績が少ないコスモスポーツですが、一応1968年にニュルブルクリンクで開催されたマラソン・デ・ラ・ルート84時間耐久レースに参戦して4位入賞しています。また、監督の庵野がの好みで採用されました。

実車がこちらです。実写であろうが、アニメであろうが登場すればとても絵になる車です。ロータリー云々といった性能や歴史的なものを抜きさっても、名車だといわれる車がコスモスポーツです。前述のアルピーノ・ルノーA310・V6などとの関係ですが「代車の公用車」という設定になってます。かなり豪華な公用車です。

西暦2000年9月13日に南極大陸に10cmにも満たない極小の隕石が高速の95％のスピードで落下します。その慣性質量は4.02×10の20乗トンに達します。洪水、津波、海面の上昇、噴火、地殻変動、地軸の変動などの環境激変を起こし、初期に南半球で約20億人の死者が出ます。この落下は数億年に1回の程度のものです。

9月15日、インド・パキスタンの間で難民同市による武力衝突が発生します。これを発端に紛争が世界中に広がります。9月20日、東京に新型爆弾が投下され50万人の死者がでました。この災害により南極大陸は消滅し日本は地軸の移動により四季が無くなり、夏の気候になります。翌年2001年2月14日に臨時休戦条約が締結、一応紛争は収まります。

15年前、父親が隊長を務める葛城調査隊と南極まで同行した際にセカンドインパクトに遭遇します。家庭を顧みない父に憎しみの気持ちもあったが、父の捨身の救出により、ただ一人奇跡の生還をします。トラウマから失語症になり、長きに渡り隔離施設下で育てられたという過去を持ちます。

加持リョウジは葛城ミサトと大学時代の元恋人です。同期に赤城リツコもいます。葛城ミサトの内面的事情から、1度別れてしまうのの、再開後は再びその関係を深めていきました。年齢30歳、特務機関NERV特殊監査部所属の諜報員で、階級は一尉です。NERV総司令・碇ゲンゾウ、日本政府内務省、ゼーレと3重スパイを演じています。

かつての恋人葛城ミサトへの想いは変わらず、再開後は大胆不敵なアプローチをします。葛城ミサトも表面上は拒絶しながらも想いは燻り続けていた様子で、再びヨリを戻していきます

加持リョウジはやがて陰謀の真相に近づくも、その代償としてゼーレ、あるいはNERVから「始末」されるのを避けられないと悟ります。葛城ミサトとの逢瀬の最中、彼女に調べ上げた情報を記録したカプセルを託します。その後加持リョウジは何者かに銃殺されます。このシーンでは声優の三石琴乃さんの演技が高く評価されました。

言わずと知れた葛城ミサトの名言です。しかし、TV版では「エヴァンゲリオン発進！」のセリフシーンは確認されていません。「発進！」のセリフは1話、3話、5話で見られます。パチンコ・パチスロの液晶演出で「エヴァンゲリオン発進！」のセリフがあり、その為「エヴァンゲリオン発進！」が1人歩きしました。

TV版壱話の葛城ミサトの名言です。第3使徒の襲来により、UN軍は苦戦していました。碇シンジはエヴァンゲリオン初号機に搭乗させる為に、父・碇ゲンドウと再会します。碇シンジは拒否します。その為、怪我をして休養中の綾波レイがベッドに乗せられて運ばれてきます。第3使徒の攻撃で天井からの落下物をまるで碇シンジを守るようにエヴァンゲリオン初号機が勝手に動き、赤木リツコは驚きます。

碇シンジは「逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ...」苦しそうな綾波レイを見て、エヴァンゲリオン初号機に乗る決心をします。そしてエヴァンゲリオン初号機は第3使徒と対峙していました。まだ年齢14歳の少年に死ぬかもしれない状況なのに送り出したことに関して葛城ミサトは死んでも構わないとは思っていませんでした。

TV版第弐話でUN車両での移動中に言った葛城ミサトの名言です。セカンドインパクトの影響で地球の地軸が変わり、日本は四季を失い、常に夏になっています。横にいる赤木リツコが白衣姿ですが、意外と白衣は暑くないと言われています。

常に夏の気候なので、葛城ミサトはプライベート時は露出が多い出で立ちです。自宅に帰ると、とりあえずビールの葛城ミサトでした。声優の三石琴乃さんも飲みっぷりがいいといわれています。

TV版第弐話で赤木リツコとの会話中に出てくる名言です。なんの訓練を受けていない普通の中学生の碇シンジに巨大な兵器と未来を託します。組織の運営、機体修理、人手不足、時間、お金など不安要素は山積み状態です。葛城ミサトは「エヴァとこの町が完全に稼動すれば、いけるかもしれない。」と言います。赤木リツコは「使徒に勝つつもり？相変わらず楽天的ね。」と言います。その言葉の返事がこの名言です。

TV版第弐話での名言です。エヴァンゲリオン初号機に初めて乗って、第3の使徒と戦った碇シンジに葛城ミサトが声をかけるシーンです。初めての戦いで碇シンジは「脳神経にかなりの負担がかかった」と赤木リツコはは言いますが、葛城ミサトは「ココロ」ではないかと言います。そんな碇シンジに「シンジ君が守った町」を見せるのです。

TV版第弐話での名言です。第3使徒サキエルとの戦闘の記憶を思い出した碇シンジの元へ、葛城ミサトがやって来てます。碇シンジはエヴァンゲリオン初号機に乗って歩いただけで、それ以降は「暴走」によって第3使徒サキエルを倒す事が出来たのです。葛城ミサトの言葉は、結果では無く、エヴァンゲリオン初号機に乗る事を決断した事、戦おうとエヴァンゲリオン初号機に乗り込んだ事を褒めていると言われてます。

TV版第参話での名言です。碇指令が不在時に、第3の使徒サキエルが出現してから、3週間で現れます。葛城ミサトは予測はしていましたが、予定より早く出現しました。そのことに関してのセリフになります。「碇司令の居ぬ間に、第四の使徒襲来。意外と早かったわね。」とも言っています。

TV版第四話でも名言です。碇シンジは第4使徒シャムシエルとの戦いで、後退命令を無視したことで葛城ミサトに叱られます。その後碇シンジは家出をします。しかしNERVの保安諜報部によって本部へと連行されて行きました。その後葛城ミサトとの激しいやり取りをし、碇シンジはNERV登録抹消となります。そして新箱根湯本駅へ向かいます。
 

碇シンジは電車を待っていました。到着した電車がプラットフォームから出発する中、そこに碇シンジを迎えに来たと思われる葛城ミサトがやって来ます。葛城ミサトはプラットフォームを出て行く電車を目にして間に合わなかったと思いました。しかし、電車が去った駅のプラットフォームには碇シンジの姿がありました。碇シンジが言った「た、ただいま」に「おかえりなさい」と葛城ミサトは答えます。

TV版第七話での名言です。JA(ジェット・アローン)の行使運転が開始されますが、起動時にに機動用のOSの読み込みは実行されるも、その最中に突然「DELET」の文字が表示されていました。その後機動は成功しますが直ぐにリアクター(原子炉)の内圧の上昇、それと共に1次冷却水の温度の上昇、が起こっていました。管制室では直ぐに減速材の注入による対処を試みますが失敗します。

そこで緊急停止を行おうと停止信号を送りますが、JAはこれを受信せず制御不能に陥っていました。既にJAの原子炉は制御棒が作動しない状態は、緊急停止も出来ない状態となっていて、このままだと炉心融解の危険がありました。JAが自動停止する確率は僅か0.00002％でした。その時放った言葉が「希望を待つより捨て身の努力よ！」です。停止させる為に時田シロウにパスワードを教えるよう迫ります。

TV版第八話での名言です。惣流・アスカ・ラングレーと共にエヴァンゲリオン弐号機が、正規空母、オーバー・ザ・レインボーで来日します。葛城ミサトは船長にもしもの為に非常用電源ソケットの仕様書をわたします。しかし、館長は海の上では自分達に従うよういいます。しかし葛城ミサトは有事の時はNERVと引きません。しかし天空から使徒が現れます。その時のセリフです。

TV版第九話での名言です。この時点では惣流・アスカ・ラングレーは弐号機に乗っています。第7の使徒イスラフェルを惣流・アスカ・ラングレーは一刀両断します。しかしふたつに分れたそのものが新たな活動体になっていました。エヴァンゲリオンが2機同時稼働すると3基あるMAGIのうち2基ががそれぞれを担当、残る1基が折衷役を担うのです。この言葉は急に2VS2になってもMAGIには対応が不可能だからです。

TV版壱七話での名言です。エヴァンゲリオン四号機のS2機関という得体の知れないパーツの搭載実験でおこった四号機もろともNERV第二支部（米国支部）の消滅事故に対していった言葉です。年齢29歳といえエヴァンゲリオンに戦闘指揮官であったからこそいえる言葉です。そして「この言葉はすべてのことに通ずる」と声が上がっています。

TV版弐拾弐話での名言です。葛城ミサトが碇シンジや惣流・アスカ・ラングレーと3人で暮らすことが、「臨界点突破？楽しかった家族ごっこもここまで？」と赤木リツコにと言われていった言葉です。葛城ミサトにもだんだん余裕がなくなってきます。年齢が14歳と少年と少女と年齢が29歳の女性が一緒に暮らすのも大変です。

TV版弐拾参話でも名言です。加持リョウジから最後のメッセージを聞いた後に葛城ミサトが電話を見ながら心の中でいった言葉です。加持リョウジは何者かの銃声と共に消息を絶ちます。葛城ミサトは電話機の留守番電話のランプが点滅していることに気付きます。メッセージの記録された時間が機械音で流れます。それと共に葛城ミサトも泣き崩れます。

TV版弐拾参話での名言です。ミサトは加持リョウジの残した情報を洗って真相に迫ろうとしていました。かつて受け取ったプレゼントをみて、後ろ向きになっている自分に気付きます。そしてその真実を知るために赤木リツコの背中に銃口を突きつけます。秘密に迫る為に自分の要求も突きつけるのでした。そして葛城ミサトは恐ろしい真実を知るのです。

TV版弐拾参話での名言です。綾波レイの秘密を赤木リツコに迫ります。神様を自分達で復活させ様とした結果がアダムです。そしてアダムから神様に似せたものを作ったのがエヴァであり、本来魂のないエヴァに人の魂を宿らせていると語ります。結局魂が宿ったのは綾波レイだけだったと続けます。「私を殺したいのならそうしなさい」という赤木リツコに葛城ミサトは銃口を下に向けます。

エヴァンゲリオン25’話Airで葛城ミサトがいった名言です。NERVは戦略自衛隊により白兵戦をしかけられます。対人との戦闘に慣れていないNERVの無防備な非戦闘員に容赦なく銃弾を浴びせます。NERVは修羅場化となり、戦略自衛隊は破壊行為を進めながら内部へと侵攻していきます。戦略自衛隊炎により物量と火力でNERV戦闘員を圧倒し炎に包まれていくNERV本部です。

「エヴァンゲリオン･破」で惣流・アスカ・ラングレーからかかつてきた電話でも名言です。惣流・アスカ・ラングレーは元々「エヴァンゲリオンに乗れればいい」と思ってドイツから来日しています。碇シンジと葛城ミサトと温泉ペンギンのペンペンとの生活に心地良さが生まれた時です。それまでの惣流・アスカ・ラングレーは一匹オオカミ的な面がみられました。そんな惣流・アスカ・ラングレーが他人を受け入れた瞬間です。

エヴァンゲリオン25’話Airの名言です。戦自隊員はエヴァのパイロットは全て射殺する為、白兵戦をしかけます。碇シンジをエヴァンゲリオン初号機に連れて行く為、葛城ミサトは動けなくなっている碇シンジの元へ駆けつけます。碇シンジを見つけた時はまさに戦自隊員に射殺される寸前でした。葛城ミサトは銃を乱射しながら特攻をかけ、壁に追い詰め、喉元に銃口をあてます。

エヴァンゲリオン25’話Airの名言です。葛城ミサトは戦自隊員が、碇シンジと初号機との物理的接触を絶とうとしていることを知ります。碇シンジは体を小さくし「助けてアスカ、助けて」とひたすらアスカの名を呼びます。急がなくてはいけない状況下で碇シンジは葛城ミサトの言葉が耳に入りません。葛城ミサトは何とかして碇シンジを立たせます。

エヴァンゲリオン25’話Airの名言です。そして「だったらしっかり生きて！それから死になさい！！」と続きます。碇シンジは完全に現実逃避をして、下を向いたまま動こうとしません。葛城ミサトが「さあ！立って！立ちなさいっ！！」と碇シンジのの手を引っ張り無理やり立たせようとします。碇シンジは「もうやだ、死にたい、何もしたくない。」と言い出した時の名言です。

エヴァンゲリオン25’話Airの名言です。葛城ミサトが碇シンジをエヴァンゲリオン初号機の下へ連れていっている最中、UN軍の兵士の銃撃により被弾しました。葛城ミサトそ碇シンジが駆け込んだ場所は、爆破予定地為、UN軍兵士の追撃はありませんでした。しかし、葛城ミサトの怪我は軽いものではありませんでした。

そして「今、ここで何もしなかったらあたし許さないからね、一生あんたを許さないからね。今の自分が絶対じゃないわ。後で間違いに気づき後悔する、あたしはその繰り返しだった。ぬか喜びと自己嫌悪を重ねるだけ。でも、その度に前に進めた気がする。」と名言が続きます。碇シンジは幼い頃に母を失い父にも捨てられるという、人間関係は薄い環境にいました。自分の事しか考えない碇シンジへの名言です。

そして名言はこう続きます「  自分が傷つくより人を傷つけた方が、心が痛いことを知っているから。でも、どんな思いが待っていてもそれはあなたが自分一人で決めた事だわ。価値のある事なのよシンジ君。あなた自身の事なのよ。誤魔化さずに自分に出来る事を考え、償いは自分でやりなさい」この時点では葛城ミサトは碇シンジの気持ちを解っていることを示しつつ、自立を促す母親または父親の名言を言ってます。

この言葉と共に十字架のネックレスを碇シンジに渡します。この時の葛城ミサトは先ほどの「親」の立場での言葉ではなく「女性」の立場の言葉です。年齢的には随分と差がありますが、ひたすら死ぬことしか考えない碇シンジに「生きる」という本能を見出して欲しいという気持ちのこもった名言です。

そして葛城ミサトは、エレベーターに碇シンジを押し込んで、エヴァンゲリオン初号機の下へ送り出します。これは「生きて帰ってきて欲しい」のではなく、「死にたい、死にたい。」と言い続ける碇シンジを「生きたい、生きたい。」になって欲しかった為です。葛城ミサトはこの時点ですでに自分の命が後僅かだと解っていたからです。

エヴァンゲリオン25’話Airでの葛城ミサトの最期の言葉です。「加持君、あたしこれで良かったわよね。」と続きます。惣流・アスカ・ラングレーにカーペットを替えるよう提案されていました。つまり葛城ミサトは決して死ぬつもりはなく、生きて帰ってカーペットを替えるつもりだったとの声が多いです。加持リョウジから託されたものを碇シンジに託すしか手段がなかったが、自分がやってきたことを最期に肯定できたと言われてます。

そして息絶える前に、まるで見届けるように綾波レイが現れます。後にこの現場は爆発して葛城ミサトは体が二つに割れて、散っていくのです。そしてL.C.Lとなります。

葛城ミサトの名言といば「風呂は命の洗濯よ♪」です。最初の頃はエビスビールとなっていましたが、途中からはエビチュビールに変更されています。また獺祭が好みのようで、画面上で大量の獺祭の瓶が映っています。セカンドインパクトで日本は常夏です。一見、年齢29歳の綺麗なお姉様キャラクターですが、飲みっぷりが良いとの声が多いです。担当した声優の三石琴乃さんの飲みっぷりを庵野監督がみて設定されたキャラです。

エヴァンゲリオン壱話で、葛城ミサトが碇シンジを迎えに行く時に渡された写真です。これは「ヨッシャー！写真」と呼ばれています。当時年齢が29歳であった為、色々と話があがりました。6話では実際に最期のシーンで「よっしゃー！」というセリフがあります。また「ちょっちね」という口癖があります。

葛城ミサトの「サービス！サービス！」は実は予告やCMで使用されただけで、本編では1度も使われていないといわれています。声優の三石琴乃さんの「サービス！サービス！」の声はとても耳に残るといわれてます。目薬でコラボした時に頻繁にCMが流れて「サービス！サービス！」が1人歩きしています。しかし、予告でも毎回「サービス！サービス！」が流れるわけではなく、ない時もあります。

葛城ミサトは声優さんの声とイメージが合い、とても素敵なキャラクターです。「綺麗なお姉さんは好きですか？」というCMが1992年に流れましたが、まさにそんなお姉さんです。自分の年齢の半分ほどの碇シンジや惣流・アスカ・ラングレーと同居するなど優しさを感じさせます。

葛城ミサトの名言を見ていくと、彼女の人間味が深く感じられると言われています。自分自身もセカンドインパクトを体験し、辛い時期を過ごしていいたからこそ醸し出せる人間味です。そう感じると、葛城ミサトの言葉自体が人間味があると言われています。これをきっかけに、「新世紀エヴァンゲリオン」を最初から観直すのも楽しいです。葛城ミサトという一人の人を中心にして観るのもまた楽しいです。