2020年04月04日公開
2022年11月11日更新
【鬼滅の刃】産屋敷あまねはなぜ産屋敷耀哉と結婚した?正体や死亡シーンを考察
大人気漫画『鬼滅の刃』をご存知でしょうか?『鬼滅の刃』は鬼に襲われた事で自身も鬼になってしまった妹・禰󠄀豆子を救う為、主人公・竈門炭治郎が「鬼殺隊」として鬼と戦っていく物語です。今回はそんな『鬼滅の刃』に登場する産屋敷あまねについてご紹介します。産屋敷あまねはなぜ産屋敷耀哉と結婚したのかという理由や、産屋敷あまねの正体や年齢などの詳しいプロフィール、さらに産屋敷あまねの死亡シーンについても詳しくご紹介します。
目次
鬼滅の刃の産屋敷あまねとは?
鬼滅の刃の作品情報
『鬼滅の刃』の作品情報をご紹介します。『鬼滅の刃』は2016年から「週刊少年ジャンプ」で連載が開始されました。原作者は吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)先生で、2020年2月までに単行本が19巻まで発売されています。最新刊である19巻は初版分だけで発行部数が150万部を突破する人気となっています。2019年4月から9月にかけて放送されたアニメ『鬼滅の刃』は全26話で構成され、様々な年齢層に爆発的ヒットとなりました。
原作漫画も大人気ですが、特にアニメ『鬼滅の刃』の評価は高く、「原作を超えたアニメ」と称賛される声も多く寄せられています。鬼との戦いを描いたシーンの作画は、特に高く評価されており、原作にはない演出も加筆される事でより魅力的に描かれています。アニメ終了後には2020年に劇場版アニメの公開も発表され、ファンの間ではアニメ第2期を望む声も挙がっていました。
鬼滅の刃の概要
『鬼滅の刃』の概要です。『鬼滅の刃』は「鬼」と呼ばれる人間を捕食する化物が存在する世界を描いており、時代背景としては日本の大正時代を舞台にしています。特殊な呼吸法を身につけた「鬼殺隊」と呼ばれる鬼の討伐専門部隊が、刀などを使用して鬼と戦っていく様を描いている作品となっています。
『鬼滅の刃』は迫力のある鬼との戦闘シーンと共に、涙を誘う感動ストーリーも話題となっています。鬼や鬼によって殺された人々の心理描写が細かく、作り込まれたストーリー構成にファンは惹きつけられていました。魅力的なキャラクターも多く登場し、メインキャラクター以外のキャラクターにも根強いファンが集まる作品となっています。
鬼滅の刃のあらすじ
『鬼滅の刃』のあらすじです。主人公の竈門炭治郎(かまどたんじろう)は貧しい家族を支える為、炭を焼いて村へ売りに行く炭焼きとして働いていました。貧しいながらも最愛の家族に囲まれて、幸せな日々を送っていた炭治郎ですが、ある日突然家族を鬼に殺されてしまいます。母と幼い兄弟が殺されている中で、妹の禰󠄀豆子(ねずこ)だけは僅かながらに息が残っていました。
禰󠄀豆子を連れて山を下り、医者を探そうとする炭治郎でしたが、突然禰󠄀豆子の様子が豹変していきます。鋭い牙と爪を炭治郎に向け、襲いかかってきました。禰󠄀豆子は鬼に襲われた事で、鬼となっていました。そんな禰󠄀豆子を救う術を探す為に炭治郎は禰󠄀豆子を匿いながらも旅をする事にしました。やがて炭治郎は鬼を追う為に、「鬼殺隊」と呼ばれる鬼専門部隊に入隊し、鬼の核心へと迫っていきます。
産屋敷あまねのプロフィール
『鬼滅の刃』に登場する産屋敷あまね(うぶやしきあまね)のプロフィールをご紹介します。産屋敷あまねは鬼殺隊97代当主を務めている、産屋敷耀哉(うぶやしきかがや)の妻です。産屋敷あまねの正体は神主の一族の娘で、とある理由から産屋敷耀哉のもとへ嫁ぎました。その後1人の男の子と、4人の女の子という5人の子宝に恵まれています。
産屋敷あまねはとても美しい容姿をした女性で、産屋敷あまねを初めて見た無一郎は「白樺の木の精だと思った」と後に話す程、人間離れした美しさを持っています。さらに献身的に産屋敷耀哉を支える姿は、多くの鬼殺隊隊士の信頼を得ていました。呪いによって体が弱く、人前に出る事ができなくなった産屋敷耀哉の代役も産屋敷あまねが務め、鬼殺隊との重要な会合などにも度々代役として出席していました。
鬼滅の刃の産屋敷あまねはなぜ産屋敷耀哉と結婚した?
理由①産屋敷耀哉があまねと結婚する必要があった
産屋敷あまねががなぜ産屋敷耀哉と結婚したのかという理由についてご紹介します。産屋敷あまねが産屋敷耀哉と結婚したのは、産屋敷耀哉が「神職の一族と結婚する必要があったから」です。産屋敷耀哉の一族は、鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)と血縁関係にありました。鬼舞辻無惨は最初の鬼で、炭治郎の妹・禰󠄀豆子を鬼にした張本人です。
鬼舞辻無惨の正体は元々人間ですが、とても病弱で医者の薬を飲む事で延命治療を行っていました。しかし鬼舞辻無惨の病状は回復せず、苛立ちを覚えた鬼舞辻無惨は担当医を殺してしまいました。そして医者が試薬として開発していた薬を服用し、鬼舞辻無惨は鬼となりました。この出来事によって、名家であった産屋敷家は「鬼を輩出した一族」という汚点を背負う事になりました。
さらに汚点を背負っただけでなく、鬼舞辻無惨が鬼になった事で産屋敷家はある呪いを受けてしまいます。この呪いというのが、体が弱く短命になってしまうというものでした。産屋敷耀哉の一族は誰1人として30歳まで生きる事は叶いませんでした。そんな状況を脱するべく、産屋敷の一族は神頼みで助言を得ました。そしてこの呪いは鬼舞辻無惨を倒さなければ解けない事を知ります。
そこで産屋敷の一族は、神職の一族から嫁をもらう事で少しでも強い子供を産んでもらい、産屋敷の一族の寿命を延ばすという風習をとる事にしました。少しでも永く生きる事で、一族の汚点である鬼舞辻無惨を産屋敷の一族の手で葬り去る可能性を広げようとしました。こうして代々産屋敷の一族はあまねの一族から嫁をもらうようになり、産屋敷あまねも産屋敷耀哉の元へ嫁ぐ事になりました。
理由②産屋敷耀哉のあまねの立場を思いやる発言
産屋敷耀哉が産屋敷あまねと結婚したのは「一族の寿命を延ばす為」と前述しましたが、2人にはもっと別の絆も存在しました。それは、産屋敷耀哉が産屋敷あまねの立場を思いやる優しい人物だったからと言われています。産屋敷耀哉は産屋敷あまねと結婚をする必要がありましたが、産屋敷耀哉は産屋敷あまねに「嫌なら私からこの話を断ります」とあまねの立場を考えた発言をしました。
一族の為に結婚をしなければならない産屋敷あまねの気持ちを尊重し、誰も傷付かなくて済むように話を進めようとする産屋敷耀哉の優しさに触れ、この発言をきっかけに産屋敷あまねは産屋敷耀哉との結婚を決めたそうです。一刻も早く結婚しなければならないはずの産屋敷耀哉からの思いがけない優しい言葉にあまねは心を動かされたのではないかと言われています。
鬼滅の刃の産屋敷あまねの正体
産屋敷あまねの正体①初登場シーン
次は産屋敷あまねの正体に迫っていきます。産屋敷あまねの正体は前述したように神職の一族の娘という事でした。そんな産屋敷あまねが『鬼滅の刃』に初登場したのは、原作第118話でした。産屋敷あまねは「霞柱」の時透無一郎(ときとうむいちろう)の回想シーンに登場しました。時透無一郎は産屋敷あまねのあまりの美しさに思わず目を奪われています。
この時、時透無一郎は前述したように産屋敷あまねを「白樺の木の精」と例えました。産屋敷あまねは真っ白な肌と白銀の髪をしている事から、時透無一郎は”白樺の木”を連想したのではないかと言われています。さらにその美しい容姿は、産屋敷あまねの4人の娘に引き継がれています。産屋敷あまねは初登場後も、病床に伏せる産屋敷耀哉の代わりに柱合会議に出席するなどして、度々作中に登場していました。
産屋敷あまねの正体②年齢は?
産屋敷あまねの正体に迫っていく上で、産屋敷あまねの詳細なプロフィールをご紹介します。産屋敷あまねの年齢ですが、産屋敷あまねの年齢は27歳という事が分かっています。産屋敷耀哉とは産屋敷あまねが17歳、産屋敷耀哉が13歳の時に結婚しています。そこから約10年2人は添い遂げました。その間に5人の子宝にも恵まれています。
産屋敷耀哉の一族は鬼の血縁者であるという正体の為に短命であり、なるべく若い年齢で結婚する必要がありました。その為、産屋敷耀哉が結婚したのは13歳というまだ幼い年齢の頃でした。そんな幼い年齢でも産屋敷耀哉は産屋敷あまねの立場を思いやる発言ができるような少年で、そんな産屋敷耀哉だからこそ、産屋敷あまねは17歳という若い年齢で結婚する事を承諾したと言われています。
鬼滅の刃の産屋敷あまねの死亡シーン
死亡シーン①産屋敷耀哉の爆発により死亡
産屋敷あまねの正体や、産屋敷あまねの年齢などをご紹介しましたが、次は産屋敷あまねの死亡シーンについてご紹介します。産屋敷あまねの死亡シーンが描かれたのは、鬼舞辻無惨が産屋敷耀哉を殺そうと産屋敷家を襲撃してきたとき。原作第137話のことでした。このとき産屋敷耀哉は鬼舞辻無惨の襲来を予知していた為、とある策を立てていたのです。
この産屋敷耀哉の策というのが産屋敷あまねの死亡シーンに繋がっていきます。産屋敷耀哉は産屋敷の屋敷を突き止めた鬼舞辻無惨を待ち構えていました。ここで産屋敷耀哉は鬼舞辻無惨を巻き添えにする為に、屋敷諸共自爆します。この産屋敷耀哉の自爆は鬼舞辻無惨を殺す為のものではなく、鬼殺隊の柱達を収集する時間稼ぎだったと言われています。この自爆が産屋敷あまねの死亡シーンになりました。
死亡シーン②子供も一緒に死亡
産屋敷耀哉と鬼舞辻無惨はお互いがお互いの命を狙っている関係でした。そんな中で鬼舞辻無惨が屋敷を特定し襲来する事を感知した産屋敷耀哉は自爆を企てます。鬼舞辻無惨を油断させる為に、産屋敷耀哉は妻のあまねと、2人の娘と共に屋敷で待ち構えていました。この時、産屋敷家の後継ぎである産屋敷輝利哉(うぶやしききりや)は不在でした。
こうして産屋敷耀哉は年齢23歳、産屋敷あまねは年齢27歳という若さで命を落とします。さらに2人の娘もこの自爆によって死亡しました。この産屋敷耀哉の自爆についてはファンの間でも衝撃が走り、最愛の妻と娘達を巻き添えに死亡した事については賛否両論の声が挙がっていました。そしてこんな策を立てていた産屋敷耀哉に最期の瞬間まで添い遂げた産屋敷あまねに関しては、「最高の妻」と絶賛の声が多く寄せられていました。
鬼滅の刃の産屋敷あまねに関する感想や評価
個人的に鬼滅の刃で一番好きなキャラはあまね様&子供たちです。
— き (@kiyu421) May 2, 2019
その次に禰豆子かな
こちらは『鬼滅の刃』のキャラクターの中で、産屋敷あまねとその子供達が一番好きという方の投稿です。産屋敷あまねは17歳という若い年齢で産屋敷家に嫁ぎ、多くの子宝をもうけ、さらに夫の身勝手な自爆に添い遂げて死亡しました。そんな献身的な姿から、産屋敷あまねは多くの支持を集めているキャラクターとなっています。
鬼滅の刃16巻の表紙を取ってお館様とあまねさん、二人の子供を見た瞬間泣いてしまった、、、悲しすぎる、、、
— 天下 (@YLxUP1DAin2HLwl) July 6, 2019
こちらは『鬼滅の刃』の単行本で表紙を飾った産屋敷耀哉と産屋敷あまねの姿を見て泣いてしまったという方の投稿です。産屋敷耀哉の自爆によって産屋敷あまねとその2人の娘達は命を落としてしまいました。鬼舞辻無惨を仕留める為の策とは言え、家族諸共自爆してしまった展開はファンの間でも多くの反響が寄せられており、「悲しすぎる」とその死を悼む声が挙がっていました。
友達に鬼滅の刃の16巻借りたら、お館様とあまねさんと2人の子供が亡くなってしまった😭
— 受験生になる点Pぃ! (@ten__piii__) October 1, 2019
お館様、思っとるより若かったし天音さんの方が年上っていうことにめっちゃ驚いたΣ(゚ロ゚;)
でもやっぱりお館様が亡くなったって言うことがとても悲しいね。しのぶちゃん、童磨に勝って欲しい!
こちらも産屋敷耀哉と、産屋敷あまね、さらには2人の娘達の死亡シーンを読んでショックを受けたという方の投稿です。あまりに残酷で衝撃的な展開と、産屋敷耀哉と産屋敷あまねの年齢が意外にも逆だった事に驚いたそうです。産屋敷耀哉は23歳という若い年齢ながら、とても落ち着いており、そのカリスマ性から鬼殺隊の精鋭達をまとめ上げる人物でした。
そんな産屋敷耀哉よりも産屋敷あまねの方が4歳も年齢が上だった事に驚いたという声は多く寄せられていました。そして鬼の血縁者という呪いによって短命である運命を背負った産屋敷耀哉を、産屋敷あまねは嫁いでから死の間際まで献身的に支えており、その美しい姿に称賛の声が多く寄せられていました。
鬼滅の刃の産屋敷あまねについてまとめ
『鬼滅の刃』に登場する産屋敷あまねについてのまとめいかがだったでしょうか?鬼舞辻無惨の血縁者で、後に鬼舞辻無惨が鬼と化してしまった事で呪いを受けた産屋敷耀哉の元へ嫁ぎ、産屋敷耀哉の自爆に添い遂げて死亡した産屋敷あまねには「あまりにかわいそうだ」などと言った同情の声が多く寄せられていました。
そして神職の一族である事から、産屋敷家で強い子供を産む為に嫁ぎ、5人の子宝に恵まれた産屋敷あまねは「理想的な妻」と多くのファンから愛されるキャラクターとなっています。そんな人気キャラクターの産屋敷あまねが登場する『鬼滅の刃』をご覧になった事がない方は、是非この機会にご覧になってみてはいかがでしょうか?