【鬼滅の刃】冨岡義勇と胡蝶しのぶの関係は？付き合ってる？一緒の任務シーンも紹介

大人気アニメ「鬼滅の刃」に登場する冨岡義勇と胡蝶しのぶには、二人が好き同士で、付き合ってるのではないか、という噂が囁かれています。任務が一緒になる事が多い二人ですが、実際の関係はどのようになっているのでしょうか？

今回は、「鬼滅の刃」の人気キャラクター、冨岡義勇と胡蝶しのぶが美男美女で付き合ってるという噂の真相や、一緒の任務シーンをまとめて紹介していきます。

まずは、冨岡義勇と胡蝶しのぶが登場する、「鬼滅の刃」の基本情報について紹介していきます。

「鬼滅の刃」とは、吾峠呼世晴によって描かれたファンタジー漫画です。2016年11号から「週刊少年ジャンプ」にて連載されています。2020年現在では、シリーズ累計発行部数は4000万部を突破し、「オリコン年間コミックランキング 2019」では2位に輝いています。

大正時代を舞台に描かれた「鬼滅の刃」は、登場する人物の名前や設定には「奇抜そうだけど実在する」姓名が多く使用されています。ストーリーに登場する「鬼」は、グロテスクな場面も多く見られますが、炭治郎たち主力キャラクターは、シリアスとコミカルの2面性をもって描かれているのも魅力です。大人気となった「鬼滅の刃」は、2019年4月からはアニメ化もされています。

次に、「鬼滅の刃」の主なあらすじを紹介していきます。舞台は大正時代、主人公の竈門炭治郎（かまどたんじろう）は、父親の跡を継いで炭焼きの仕事をしながら、つつましくも幸せに過ごしていました。ところがある日、炭治郎が家を空けた隙に、炭治郎の家族達は鬼に襲われ、皆殺しにされてしまいます。唯一残っていた妹の禰󠄀豆子（ねずこ）も、傷口に鬼の血を浴びて鬼になってしまいました。

なんとか禰󠄀豆子を助けたいと思って禰󠄀豆子を背負い山を下りていた炭治郎でしたが、鬼になった禰󠄀豆子に襲われそうになります。それを助けたのが、冨岡義勇でした。通常、鬼は人間を喰らいますが、禰󠄀豆子は人間を食べない事に気が付いた義勇は、禰󠄀豆子を殺すのを辞めて、炭治郎を「育手」の鱗滝左近次に預けます。

禰󠄀豆子を人間に戻したい炭治郎は、厳しい修行の末に、鬼を倒すことが出来る「鬼滅隊」に入隊します。炭治郎は、同期の剣士や、「柱」と共に、鬼の始祖である鬼舞辻無惨を倒すべく死闘を繰り広げていきます。

ここからは、冨岡義勇のプロフィールを紹介していきます。冨岡義勇は、東京府豊多摩郡野方村出身の剣士です。身長は176cm体重69kgと設定されています。「鬼滅の刃」の開始時には17歳、再登場した時には19歳になっていました。元々、鬼滅隊の中で一番初めに炭治郎達を見つけたのは冨岡義勇でした。

冨岡義勇も、過去に姉の蔦子と両親を鬼に殺された経験があるため、鬼を強く憎んでいました。そのため、鬼に対しては微塵も同情を見せません。胡蝶しのぶが「鬼と仲良くすればいい」と言った際にも、そんなのは不可能であると切り捨てました。

最初は問答無用に禰豆子を殺そうとした冨岡義勇でしたが、禰豆子を命がけで守る炭治郎と、兄を庇う禰豆子の姿を見て、禰豆子は他の鬼とは違うと感じ、刀を納めました。義勇は、詰め将棋が趣味で、眉目秀麗、冷静沈着というつかみどころのない性格です。しかし、炭治郎に「育て」の恩師、鱗滝左近次の家を教え、鬼滅隊としての生き方を教えるなどの優しい一面もあります。

10代で水の呼吸を習得するなど、優れた能力の持ち主である義勇ですが、最終選別の時に、自分が気を失っているうちに、自分を守ってくれた親友の錆兎だけが亡くなったという事実がトラウマとなり、自身は試験を合格してきた他の柱とは違い、鬼滅隊で「水柱」を名乗る資格がない、と考えています。

そんな義勇は、最初に鱗滝に炭治郎を託す時にしたためた手紙に、炭治郎のことを、「突破して継ぐ事ができるかもしれません」と書いていました。義勇は、炭治郎なら、自分の代わりに真の「水柱」を継承してくれるのではないか、と考えていたようです。

口数の少なさから誤解を受けやすく、人とのコミュニケーションが苦手な義勇ですが、柱合会議では、禰豆子が万が一人間を食べた時には、鱗滝と共に責任をとって切腹する覚悟があると柱たちに公言するなど、炭治郎たちを気にかけてくれています。同じ柱の不死川実弥と伊黒小芭内にはとても嫌われており、不仲です。

次に、胡蝶しのぶのプロフィールを見ていきましょう。胡蝶しのぶは、東京府 北豊島郡滝野川村出身の女剣士で、冨岡義勇と同じ鬼滅隊の柱で、「蟲の呼吸」を使う「蟲柱」として活躍しています。18歳のしのぶは、身長151cm体重37kgという華奢な性格で、顔だけで食べていけるほどの美人としても知られています。

「柱」の中でも唯一鬼の頸を切れない胡蝶しのぶは、鬼が苦手とする藤の花から抽出した毒を使って、「毒」で鬼を殺すという独自の戦闘スタイルを持っています。過去に親と姉のカナエを鬼に殺された過去を持つしのぶは、鬼をとても憎んでいますが、姉の想いを引き継ぎ、いつも微笑みを絶やさず、「人も鬼も仲良くすればいいのに」と口にすることもあります。

いつも身に着けている羽織は、姉のカナエの形見だとされています。意外と面倒見の良いしのぶは、自身が住む蝶屋敷で傷ついた鬼滅隊戦士を看病する病院のような施設を運営したり、「継子」の栗花落カナヲを育てたり、炭治郎たちに「全集中の呼吸・常中」を教える等鬼滅隊には欠かせない戦力です。

力はないものの、凄まじい速さと「突き」に優れた胡蝶しのぶは、姉のカナエの「花の呼吸」を派生させた「蟲の呼吸」を使用して「蝶のように舞い、蜂のように刺す」と称されるように美しく戦います。

元々の感情の激しい性格を抑えて、鬼を憎む気持ちと、姉が望んでいた鬼と仲良くする方法への葛藤に悩んでいたしのぶは、家族を鬼に殺されても鬼に同情する気持ちを忘れない炭治郎なら、自分の代わりに姉の想いを実践してくれるのではないかと思って気にかけています。

薬学に優れたしのぶは、珠世と共に、鬼にされた人間を元に戻す薬を調合しました。最後は、姉のカナエの仇である上弦の鬼の「童磨」と対決しますが、死闘の末、童磨に食べられてしまいます。しかし、しのぶは、最初から童磨に勝てないことを予測し、自身の身体に童磨の致死量超えの毒を忍ばせていました。

しのぶの予想通りに、遅延性の毒が童磨に周り、童磨はドロドロに溶けてしまいます。そこで、カナヲが童磨の頸を切り、童磨を倒す事に成功します。命を落としましたが、結果的には、しのぶの作戦勝ちの最期を迎えました。

冨岡義勇と胡蝶しのぶには、二人は好き同士で付き合ってるのではないか、という噂があります。容姿端麗な二人は、確かに並ぶととてもお似合いです。義勇としのぶは、「鬼滅の刃」ファンから「ぎゆしの」と呼ばれて人気を集めていますが、実際、二人の関係はどのようになっているのでしょうか。ここからは、冨岡義勇と胡蝶しのぶの関係性を検証していきます。

冨岡義勇と胡蝶しのぶに好き合っている、もしくは、付き合ってるといった交際説が出るようになったのは、二人が一緒に任務する機会が多かったことが原因ではないかと予測されます。冨岡義勇が炭治郎と初めて出会ってから、少し時間が経過した頃の様子が描かれた「鬼滅の刃 冨岡義勇外伝」では、偶然にしのぶと一緒に任務に行く事になった義勇の様子が描かれています。

任務が被った事がきっかけで、自然と二人で会話する機会も増えていきました。しのぶが義勇を好きかどうかの気持ちは不明ですが、冨岡義勇自体は、しのぶのことを、親しい隊の仲間だと感じてきているようです。人とのコミュニケーションが苦手な義勇は、瞬時に会話の答えを出すことができません。しかし、しのぶはそんな義勇の良き理解者となってくれました。

他の柱たちには、返事が来ない義勇の気持ちは全く伝わらず、「嫌な奴」と思われてしまう義勇ですが、優しいしのぶは、返事がくるまで何度も義勇に聞き返してくれたり、うまく説明や気持ちの弁解ができない義勇の気持ちを、周りの人に代弁してくれることもありました。

スピンオフの「鬼滅の刃 冨岡義勇外伝」のあらすじには、しのぶが義勇のサポートをして戦うシーンや、毒舌なしのぶと口下手な義勇の漫才のように絶妙なやり取りや、一緒の食事シーンもなど、「ぎゆしの」ファンには見逃せない内容が詰め込まれています。

単行本のおまけページには、しのぶが義勇をつつきながら「ねぇねぇ」と絡み、それを義勇がスルーしているシーンもありました。このシーンからも、二人の距離が近づいていることが伺えます。二人は、三歳差の年齢や、25㎝差の身長差など、ファンから恋人同士を期待されるようなときめき要素が含まれていることから、交際の噂が出たようです。

「鬼滅の刃」ファンの間では「ぎゆしの」を応援して、好き合っていて欲しいという願望があるようですが、残念ながら、2020年現在の時点では、冨岡義勇と胡蝶しのぶが付き合ってるという公式の事実や情報はありません。二人は、お互いの事を、義勇は「胡蝶」、胡蝶しのぶは「冨岡さん」と呼び合うぐらいの間柄です。

作中では、しのぶが義勇を好きかどうかなど、義勇に対する確かな気持ちは明かされていません。しのぶは義勇の事を、「天然ドジっ子」であると公言しています。面倒見が良く、いつも口下手な義勇をフォローしているしのぶは、自分の方が年下でありながらも、義勇に対して姉のような気持ちで接しているのではないかと予測されています。

一緒の任務を任される事が多い義勇としのぶ。実は、この二人が揃った任務は、とても面白いエピソードが描かれていると話題になっています。ここでは、二人の「那多蜘蛛山の鬼一家」の任務シーンを見ていきましょう。

那田蜘蛛山編では、十二鬼月がいるとの情報を知り、義勇としのぶが揃って那田蜘蛛山に派遣されました。そこで炭治郎と鬼（禰豆子）を発見したしのぶは、すぐに鬼（禰豆子）を斬ろうとしましたが、それを義勇に阻まれます。

鬼の前に居た義勇を助けに入ったつもりのしのぶは、普段鬼とは仲良く出来ないと言い切っている義勇が、突然禰豆子を庇う事にとても腹を立てました。

そして、義勇に、「そんなだからみんなに嫌われるんですよ」と言い放ちます。しかし、当の義勇は自覚がないのか、動じることもなく、真顔で「俺は嫌われてない」と答えました。これに対して、ひるまないしのぶは「すみません。嫌われている自覚がなかったんですね。余計なことを言ってしまって申し訳ないです」と、追い打ちを掛けるようなセリフを付け加えました。

この、しのぶの「みんな」というセリフに、しのぶ自身の気持ちも含まれているかどうかは定かではありません。突然禰豆子を庇う義勇に腹が立っていた為の憎まれ口だったのかもしれませんが、珍しく、クールな義勇が、このセリフに大きなショックを受けていました。

禰豆子を追いかけるしのぶを、義勇も追いかけます。とにかく速いしのぶをなんとか捕まえた義勇は、しのぶの動きを妨げるために、まさかのヘッドロックをかけます。なぜ自分の邪魔をするのかと義勇を問い詰めたしのぶでしたが、義勇は返事をしません。しびれを切らして拘束を解く為力を込めたしのぶに、義勇は炭治郎たちの話をしようと決めました。

しかし、炭治郎達の話を長話の嫌味と受け取り、嫌がったしのぶは、義勇に「嫌われていると言ってしまったこと、根に持っています？」と問いかけます。このセリフに更に追い打ちを掛けて打ちのめされた義勇は、普段見せないような酷い顔を見せました。

次に、「少年ジャンプ」本誌に掲載された、「鬼滅の刃　冨岡義勇外伝」に登場する「雪山の鬼退治」での二人のシーンを検証していきます。この話は、休暇のしのぶが義勇と同じ土地に現れて、二人で共闘して鬼に立ち向かうストーリーです。「鬼滅の刃　冨岡義勇外伝」では、普段見られないような義勇としのぶの貴重な姿を楽しむことができます。

休暇の為ということもあってか、しのぶは珍しく私服の着物を着ていました。とても可愛いと評判の私服姿ですが、この時もやはり、姉の形見の羽織は忘れずに羽織っていました。

義勇は、柱のメンバー以外に、犬にも嫌われています。しかし本人はそれに気が付かず、犬と遊んでいると思い込んでいるようです。義勇は、犬の警戒に気が付かずに近づいて、手と頭を噛まれていました。噛まれながらも八重に任務の説明をしようとしていた義勇でしたが、しのぶに口を挟まないように怒られて落ち込みます。

「鬼滅の刃　冨岡義勇外伝」では、普段の冷静沈着でクールな義勇とは一味違って、義勇の表情がコロコロと変わる所が大きな見どころとなっています。

こちらの任務シーンでは、冨岡義勇が鮭大根が大好きだという事も判明しました。普段はクールなはずの義勇が、鮭大根を前に異常な程の物凄い喜びを表した事に、しのぶも店主も驚いていました。

ここからは、義勇としのぶに関するTwitterでの感想や評価をまとめて紹介していきます。

義勇としのぶのやり取りを見て、不器用な義勇にときめいたという感想が多く見られました。普段クールな義勇が鮭大根が大好きというギャップにハマる人が多かったようです。

義勇としのぶが付き合ってるのかどうかを気になるファンが多い反面、「ぎゆしの」のファンが、二人が付き合ってることを期待する気持ちになるようなストーリー展開やキャラの時の二人が嫌だと言っている人もいました。

義勇のファンたちの中では、義勇のが大好きなの鮭大根を作ったという投稿も多く見られました。

「鬼滅の刃」の中で、義勇としのぶはキャラの人気が強いです。特に、二人が付き合ってることを期待する気持ちを持っているファンは、グッズを買う時には必ず二人分をまとめて買っているという人も多いようです。

今回は、「鬼滅の刃」に登場する、冨岡義勇と胡蝶しのぶが付き合っているかどうかという、二人の関係や気持ち、一緒の任務シーンをまとめて紹介していきました。美男美女の二人には、好き合って付き合って欲しいというファンからの強い要望はありましたが、実際のところ、作中では二人が付き合ってるという証拠は見つけられませんでした。

二人に付き合ってるという事実はありませんが、人間付き合いが苦手な義勇にとっては、胡蝶しのぶは良き理解者でした。まだ「鬼滅の刃」を見たことがないという方も、この機会に、義勇としのぶの関係やお互いへの気持ちに注目しながら、二人の活躍を見てみてはいかがでしょうか？