【鬼滅の刃】冨岡義勇はかわいい天然キャラ？てちてちシーンやおはぎエピソードも紹介

この記事で紹介する冨岡義勇は、「鬼滅の刃」に登場するクールな美青年キャラクターです。鬼殺隊の最も上の階級である柱に属する隊士ですが、険悪な相手・不死川実弥におはぎを渡して仲良くなろうと考えたり、てちてちという擬音を鳴らしながら歩いたりなど、天然でかわいいと話題のシーンが数多く登場します。

「鬼滅の刃」は、殺された家族の仇を討つため、鬼にされた妹を人間に戻すために奮闘する少年を主人公とした物語です。漫画家・吾峠呼世晴が手がけた本作は、「週刊少年ジャンプ」で連載されている作品で、2019年4月から9月にかけてアニメも放送されました。

ある日、仕事から帰ってきた竈門炭治郎は、一家が惨殺されている現場を目撃します。妹の禰󠄀豆子だけは大怪我を負いながらも生きていたため、背負って外に助けを求めに行こうとします。しかし、道中で彼女は人間から鬼へと変貌しました。

そこへ、鬼退治にやってきた鬼殺隊の隊士・冨岡義勇が現れ、炭治郎が制止するのも聞かず禰󠄀豆子を殺そうとします。しかし、お互いがお互いを庇う様子を見て考えを改め、元水柱で自身の師匠でもある鱗滝左近次を紹介し、炭治郎の復讐と妹を人間に戻す方法探しの道を開きました。

• 誕生日/2月8日
• 身長/176cm 体重/69kg
• 趣味/詰め将棋
• 好きなもの/鮭大根
• アニメ版の声優/櫻井孝宏

冨岡義勇は、鱗滝左近次を師匠に持つ主人公・炭治郎の兄弟子にあたります。水の呼吸を使う隊士で、階級は鬼殺隊の最上位である柱です。無表情で喋るのも苦手で、周囲からは誤解されがちですが、優しく天然な性格です。炭治郎が鱗滝左近次の元で修行した時に出会った錆兎と一緒に鍛錬を積み、最終選別を受けた過去があります。

冨岡義勇のかわいいシーンを紹介します。ある夜、ついに産屋敷邸の場所を突き止めた無惨が襲撃にやってきます。産屋敷耀哉はそれを見計らって、屋敷ごと爆破し妻と娘のひなきとにちかと共に命を落とします。隊士たちは襲撃の伝令を受け、慌てて駆けつけますが、産屋敷耀哉を助けることはできませんでした。柱と炭治郎たちは、現場にいた無惨に一斉に攻撃を仕掛けます。

しかし、無惨によって鬼たちが住まう屋敷の中へと落とされました。落下する炭治郎を、先に着地していた冨岡義勇が助けます。しかし、そこに大量の鬼が現れ、炭治郎は陸ノ型ねじれ渦を、彼の出す技を考慮した義勇は参ノ型流流舞いをそれぞれ出して鬼を倒しました。自分が出そうとする技を瞬時に理解し、ぶつからないように技を出した義勇を、炭二郎はすごいと尊敬します。

感情の読み取れない無表情のままの義勇は、先をてちてちとかわいい擬音付きで歩きながら炭治郎を促しました。デフォルメされた冨岡義勇がてちてちと、子供のような擬音で歩く姿は珍しく、かわいいと評判になりました。歩き方が気になる、アニメでてちてち歩く姿を早く見たい、てちてちシーンのフィギュアが欲しいといったファンの声も多く散見されたかわいいシーンの一つです。

冨岡義勇は、炭治郎が鱗滝左近次の元で修行していた時に出会った幽霊の少年・錆兎と同期で、一緒に修行に励んでいた良き友人でした。藤の花の山で行われる最終選別も共に受け、錆兎は山にいた鬼をほぼ全て倒します。しかし、人をたくさん食らってきた手鬼に殺され亡くなりました。冨岡義勇は一体も鬼を退治せずに最終選別に合格してしまったことから、自分は水柱の器ではないと思っていました。

柱合会議が終わり、柱だけで今後の話し合いをしようとする中、冨岡義勇は早々に席を外そうとします。そんな冨岡義勇を、風柱の不死川実弥がすかさず止めます。しかし、冨岡義勇は、自分は他の柱とは違うと返しました。彼の真意を知らない周囲は誤解してしまい、あたりは険悪な雰囲気に包まれました。その後、炭治郎は冨岡義勇と実弥が木刀で戦っている現場に遭遇します。

お互いが技を出し合う中、木刀は割れ、拳での決闘に移ろうとする実弥を炭治郎は止めに入りました。怒る実弥に炭治郎は、おはぎの奪い合いで喧嘩をしているのかと聞き、ふざけていると思った実弥はさらに機嫌を損ねました。炭治郎は、柱稽古で実弥に家に行った際、おはぎの良い匂いが充満していたことから、彼の好物がおはぎであると知ります。それを聞いた冨岡義勇は、確認するように実弥に好物はおはぎなのかと問います。

好物がおはぎであると知られて恥ずかしくなった実弥は、悪気なくおはぎの話を続ける炭治郎を殴って気絶させ去っていきました。炭治郎が意識を取り戻すと、義勇の羽織を枕代わりにしており、すぐ隣に本人が座っています。冨岡義勇は、実弥とは喧嘩をしていたのではなく、稽古をしていたのだと誤解を解きました。そして、実弥の好物であるおはぎを持ち歩き、今度渡して親睦を深めようと考えます。

冨岡義勇のアイデアを聞いた炭治郎も賛同し、自分もおはぎを持ち歩こうと言います。実弥と仲良くなれる方法を思いついた冨岡義勇は、嬉しそうな笑顔を浮かべました。実弥の真意を知らない天然でかわいい２人の会話は弾みました。冨岡義勇の貴重な笑顔が見られ、さらに天然なところもわかるかわいいシーンとして人気があります。

那蜘蛛山にて、炭治郎は十二鬼月の下弦の伍・累との戦いで勝利したかに思えました。しかし、累は炭治郎に首を斬られるよりも前に自身の首を斬って助かります。疲労困憊により動けなくなった炭治郎は、累に殺されそうになりますが、タイミングよく冨岡義勇が助けに現れました。彼は自身が生み出した拾壱ノ型凪を使って累の攻撃の糸を斬り、首をとることに成功します。

炭治郎と共に倒れている禰󠄀豆子を見て、以前雪山で出会い鱗滝左近次を紹介した相手だと気が付きます。そこへ、蟲柱の胡蝶しのぶがやってきて、禰󠄀豆子の首を斬ろうとしますが、冨岡義勇に邪魔されてしまいました。冨岡義勇の行動の意図が理解できなかったしのぶは、そういった何を考えているのかわかりづらいところが周囲に嫌われると指摘します。禰󠄀豆子を庇うように前にいる義勇に、しのぶは退くよう要求します。

義勇はその要求には応えず、ショックを受けたのか自分は嫌われていないと主張します。しのぶは、嫌われていることに気がついていなかったのかと言い、挑発するような哀れみの目を向けました。炭治郎に禰󠄀豆子を連れて逃げるように支持した義勇は、しのぶを脇と腕の間に挟み、行く手を阻みました。何も事情を話そうとしない義勇に対し、しのぶはイライラとし出します。

義勇は2年前、炭治郎と禰󠄀豆子に出会った時のことから遡って話そうとしました。しかし、あまりにも長そうな話にしのぶは、周囲から嫌われていることを指摘したことを気にしているのかと返します。その言葉にも、義勇はショックを受けたような表情を浮かべています。周囲からどう思われているのかを気にする繊細な性格がわかる義勇のかわいいシーンとなっています。

続いてかわいいシーンの紹介をします。上弦の肆・半天狗と上弦の伍・玉壺を倒した後、鬼殺隊では柱稽古が行われることになりました。その名の通り柱による稽古のことで、格柱を回って過酷な訓練をこなしていきます。先の戦いで怪我がまだ癒えていなかった炭治郎は、少し遅れて稽古に参加することになりました。そんな療養中の炭治郎の元に、産屋敷耀哉から手紙が届きます。

手紙には、口数が少なく控えめな義勇を心配し、病が進行して寝付いてしまった自分の代わりに話をしてほしいと綴られていました。炭治郎は義勇の元に出向き、外から何度も声をかけます。義勇は中にいましたが、居留守を装うためか、返事をしません。炭治郎は、入ると宣言しますが、義勇は聞き間違いなのかと戸惑います。しかし、宣言通り、彼は笑顔で扉を開け顔をのぞかせました。

炭治郎は近距離で冨岡義勇と話し、自分の怪我が治ったら柱稽古をつけてほしいと頼みます。しかし、冨岡義勇は自分は水柱ではないと言い、その頼みを断りました。詳しく事情を話してもらうために炭治郎はしばらくの間、冨岡義勇に付きまとい、時にはトイレの前にまでついて行って話かけ続けるのでした。炭治郎の根気強さに音を上げた冨岡義勇は、ようやく過去の出来事を打ち明けることにします。

冨岡義勇は、炭治郎が鱗滝左近次の元で修行していた時に出会った少年・錆兎と同じ時に最終選別を受けていました。錆兎は山の鬼をたくさん倒しますが、命を落とし、一方義勇は一体も鬼を退治せずに合格してしまったといいます。そのことを引け目に感じていたため、冨岡義勇は自分は柱ではないと言ったのでした。その後、炭治郎は冨岡義勇を励まし、前を向かせることに成功します。

しかし、沈黙する冨岡義勇を落ち込ませてしまったと勘違いした炭治郎は、そばの早食い対決で勝負を挑み、勝ったら稽古に取り組んでもらうことを思いつきます。冨岡義勇と炭治郎のやりとりがかわいいと人気のシーンです。

冨岡義勇は、好物に鮭大根をあげています。鮭と大根の煮物で、名前の近いブリ大根の方が一般的に知名度が高いですが、鮭大根も美味しいと陰ながら人気のある料理です。「鬼滅の刃」の公式で、鮭と大根の柄を背景にご飯を頬張る冨岡義勇のアイコンが配布されたこともありました。

冨岡義勇は、あまり表情が変わらないクールなキャラクターです。誰と過ごす時も基本的に無表情ですが、好物の鮭大根を食べて顔に笑みが浮かんだという目撃情報があるといいます。ご飯のおかずとして最適な料理と言われているので、冨岡義勇も白いご飯と一緒に食べているのではないかと推測されます。

冨岡義勇には、冨岡蔦子という年の離れた姉がいます。原作「鬼滅の刃」15巻にて義勇の回想で一コマだけ登場しますが、大きな目に穏やかそうな人柄が伺える人物です。祝言を翌日に控えていたところを鬼に襲撃され、冨岡義勇を隠して自身は命を落としました。

冨岡義勇は、引退した元水柱・鱗滝左近次を師に持つ水の呼吸を使う隊士です。水の呼吸は、初心者向けとされている呼吸法でもあり、義勇や炭治郎の他にも、同じく鱗滝左近次の弟子である錆兎、真菰、その他那蜘蛛山で出会った鬼殺隊の隊士・村田も使っています。

ここでは、冨岡義勇に関する感想や評価を紹介していきます。一見クールだけれど、天然でドジなところがかわいいという感想も多くありました。当初、硬派な美青年と思われていましたが、話数が進む中で天然な性格であることがわかり、さらに好きになったというファンも多くいます。

鬼たちが住まう屋敷内に送られた後、炭治郎と義勇はすぐに大量の鬼に遭遇し、水の呼吸を使って倒します。義勇は、炭治郎が出そうとする技をすぐに見抜き、当たらないように自分の技を出しています。彼のすごさに感服する炭治郎に、義勇は無表情で先に進むためにてちてちと歩き出します。このてちてちと歩くシーンがかわいいという感想もあります。

衝突しがちな不死川実弥の好物がおはぎだとわかった義勇は、今度おはぎをあげて親睦を深めようと考えます。そして、仲良くなれる糸口を発見して笑みを見せ喜びます。あまり表情の変化がない義勇が、ようやく見せてくれた貴重な笑顔でした。しかし、当の不死川実弥は、おはぎが好きということは周囲には内緒にしておきたかったようです。意図を汲めなかった天然な義勇がかわいいという意見が多くありました。

義勇の好きな食べ物は、一般的にあまり知られていない鮭大根であることが、原作コミック「鬼滅の刃」5巻のオマケページで判明しました。義勇の好物が判明した後、どんな料理なのか気になって作って見たという人も多くいました。

ここまで「鬼滅の刃」冨岡義勇のてちてち歩くシーンや、おはぎのシーンといった話題の人気シーンを紹介してきました。クールですが天然でドジなところもあり、作中でもかわいいシーンが数多く登場します。