盾の勇者の成り上がりのラルク（鎌の勇者）の正体は？強さやグラスとの関係は？

盾の勇者の成り上がりの作中で、突然カルミラ島の｢波｣との戦いの中で岩谷尚文を裏切って敵対することになったラルクベルクことラルク。実は岩谷尚文と協力関係にあったラルクベルクことラルクは異世界に存在する鎌の勇者であり、同じ異世界人であるグラスの仲間となっていました。本記事ではそんな盾の勇者の成り上がりに登場するラルクベルクこと鎌の勇者ラルクについて正体や強さ、グラスとの関係などをまとめてご紹介します。

ではラルクの正体や強さなどをご紹介する前に、ラルクが登場する盾の勇者の成り上がりの作品情報についてご紹介していきます。ラルクベルクことラルクが登場する盾の勇者の成り上がりとは2012年に小説投稿サイトの1つである｢小説家になろう｣で連載が開始されたアネコユサギのライトノベル作品です。盾の勇者の成り上がりは異世界に盾の勇者として転生した主人公の活躍を描いた作品であり、2013年に書籍が刊行されました。

盾の勇者の成り上がりは2020年3月現在も最終回を迎えておらず、続いており、合計22巻もの単行本が発売されています。そんな盾の勇者の成り上がりはひどい目に遭った主人公が成り上がっていくというストーリーが注目を集め、刊行当初から非常に高い人気を博しています。この人気から盾の勇者の成り上がりは2014年に｢コミックフラワー｣で漫画化され、2019年の1月から6月まで全国でアニメが放送されることになりました。

さらに漫画化された同年の2014年に盾の勇者の成り上がりのスピンオフ作品である｢槍の勇者のやり直し｣がライトノベルとして刊行されることになり、2017年の8月には漫画化も実施されました。このように多数のメディア展開を行なった盾の勇者の成り上がりは連載当初より更に人気と知名度を高めることとなり、2020年3月現在累計発行部数が780万部を突破するほどの大ヒットシリーズ作品となっています。

ありふれた大学生の主人公岩谷尚文はある日、剣・槍・弓の勇者と共に盾の勇者として異世界に召喚されてしまいます。転生した世界で勇者達は来たるべき災厄｢波｣と戦うよう告げられるものの、盾の勇者が忌み嫌われていることから岩谷尚文だけ財産と信用などの全てを奪われて追放されてしまうことに。これに復讐心を燃やした岩谷尚文は道中で買った奴隷のラフタリアと共に最強の強さを会得し、異世界で成り上がっていくのでした。

本記事で正体や強さなどをご紹介するラルクベルクことラルクとは盾の勇者の成り上がりに登場するキャラクターの1人です。盾の勇者の成り上がりに登場するラルクベルクは陽気な兄貴分のような容姿をした二十代後半のキャラクターであり、そのラルクベルクという名前から｢ラルク｣と呼ばれています。性格は非常にスケベで覗きを趣味にしており、年下に対して｢坊主｣や｢嬢ちゃん｣といった語尾を付けて呼ぶのが特徴となっています。

そんなラルクベルクは盾の勇者の成り上がりのカルミラ島編で宝石魔法の使い手であるテリスと共に登場し、カルミラ島へ向かう岩谷尚文と出会いました。当初ラルクは岩谷尚文が盾の勇者であることを信じず、嘘ついて盾の勇者を名乗ることは危険だと忠告しました。その後岩谷尚文がテリスへ宝石のアクセサリーを作ったことでラルクと岩谷尚文は距離を縮めることとなり、カルミラ島にいるモンスターを協力して倒しました。

ラルクは鎌を専門に使うキャラクターであり、その強さは岩谷尚文達を驚愕させます。しかし、カルミラ島で発生した｢波｣のボスとの交戦後、突如としてラルクはテリスと共に岩谷尚文を裏切ってしまいます。実はその正体は違い世界にいる鎌の勇者であり、ラルクはグラスと協力して岩谷尚文を倒そうとします。ラルクが鎌の勇者として岩谷尚文を殺そうとするのにはある理由があり、その後のストーリーで2人は和解することになります。

ではここからは盾の勇者の成り上がりに登場するラルクベルクことラルクの正体についてご紹介していきます。上述でもご紹介した通り、ラルクは盾の勇者の成り上がりの作中で突然岩谷尚文を裏切り、グラスと共に敵対してしまいます。このラルクと協力するグラスとは第三の｢波｣で初登場したキャラクターであり、扇を使って槍・剣・弓の勇者達を簡単に蹴散らし、盾の勇者である岩谷尚文をその圧倒的力で追い込みました。

そんなグラスの正体は岩谷尚文達がいる世界とは違う世界から来訪した異邦人であり、センという名前の国で生まれました。グラスの世界には四聖勇者の他に眷属器の勇者という存在がおり、グラスは扇の勇者に選ばれています。本記事でご紹介するラルクの正体もグラスと同じ世界から異邦人であり、シクールという名前の国を治める王様です。シクール国の王を務めるラルクも眷属器の勇者であり、上述の通り鎌の勇者に選ばれています。

同じ世界の出身者であるラルクとグラスはある大きな目的を成すために岩谷尚文達の世界を訪れており、岩谷尚文や北村元康といった四聖勇者を消そうとします。基本的にラルクやグラス達の方が圧倒的に強さは上であり、岩谷尚文以外の四聖勇者は手も足も出ません。そのため、グラスと共に岩谷尚文達と敵対したグラスは自分達よりも圧倒的に強さが劣る槍・剣・弓の勇者達に失望していました。

盾の勇者の成り上がりの作中で自分達が異世界の勇者であるという正体を明かして岩谷尚文と敵対したラルク。ではラルクやグラス達は何の目的のために、岩谷尚文がいる世界の四聖勇者を消そうとしているのでしょうか。実は岩谷尚文達が戦う｢波｣とは異世界同士の融合現象から発生した代物なのです。元々異世界は1人の勇者と2人の眷属器で構成されていたのですが、4つの世界が融合したことで4人の勇者が誕生したのです。

1つの異世界で｢波｣を食い止めると融合するもう1つの｢波｣は収まります。しかし、もし｢波｣を乗り越えることが出来なければ異世界は融合してしまい、その世界にいる人間から文明まで全てが崩壊してしまうのです。もし自分達の世界だけを救いたいのであれば、融合するもう1つの世界の四聖勇者を全て殺さなければいけません。異世界にいる四聖勇者を倒すとその四聖勇者がいる世界だけ崩壊し、もう1つの世界は救われます。

ラルクベルクことラルクやグラス達は自分達の世界にいる人々を守るため、融合するもう1つの世界にいる四聖勇者を消そうとしているのです。その融合する世界が岩谷尚文達のいる世界であり、盾の勇者の成り上がりの作中で敵対することになりました。しかし、鎌の勇者として四聖勇者を消そうとするラルクは心優しい性格の持ち主であり、世界を救うために岩谷尚文を殺そうとすることに戸惑いを見せてしまっています。

盾の勇者の成り上がりの作中でカルミラ島へ向かう岩谷尚文と出会ったラルクベルクことラルクはその明るい兄貴分な性格からすぐに打ち解け、2人は友情関係を築き上げます。しかし上述でご紹介した通り、岩谷尚文が盾の勇者と分かったラルクは異世界から来た鎌の勇者であるという正体を明かし、敵対関係へと発展します。岩谷尚文は敵となった鎌の勇者ラルクと交戦するものの、自分達の世界に無い技に苦戦を強いられてしまいます。

何とか岩谷尚文は盾の力を使ってラルクやグラス達を撃退するものの、その後のストーリーである霊亀事件で再度対峙することになります。しかしこの時ラルクと岩谷尚文は異世界にいる本の勇者キョウ＝エスニナと敵対しており、思惑が一致したことで共闘することになりました。最強の防御力を誇る盾の勇者岩谷尚文と近接戦闘で最強の強さを誇る鎌の勇者ラルクが共闘したことにより、無事キョウを倒して霊亀事件を解決します。

その後、岩谷尚文とラルクは再度敵対することになるかと思われていました。しかしラルクは最初から殺すことに戸惑っていたこともあり、自分達の世界を救うことよりも岩谷尚文との友情を選びます。これにより、ラルクと岩谷尚文は和解し、再度友情が芽生えることになりました。その後は岩谷尚文から｢若｣と呼ばれるほど仲良くなり、ラルクは好意を寄せるテリスのために岩谷尚文の知り合いであるアクセサリー商へ弟子入りしました。

ではここからは盾の勇者の成り上がりに登場するラルクの強さについてご紹介していきます。上述でご紹介した通り、異世界から来たラルクベルクことラルクは勇者の何もあるように鎌を武器として使います。ラルクは岩谷尚文の世界には無い戦い方をするキャラクターであり、鎌を使ってモンスターを広範囲に渡ってなぎ払います。その強さはまさしく鎌の勇者に恥じないものであり、岩谷尚文はラルクの強さに驚愕しました。

確かにラルクが味方であればこれほど頼もしい存在はありません。しかし残念ながらラルクは岩谷尚文を裏切り、敵対してしまうことになります。敵対したラルクはその鎌の強さを存分に発揮して槍・剣・弓の勇者達を圧倒します。さらに最強の防御力を誇る岩谷尚文さえ簡単に蹴散らしてしまいます。この鎌の勇者であるラルクの圧倒的な強さに岩谷尚文や相棒のラフタリアは大苦戦を強いられることになってしまいました。

盾の勇者の成り上がりに登場するラルクベルクことラルクは作中でスピリットエンチャントという技を使用します。このラルクが盾の勇者の成り上がりの作中で使用したスピリットエンチャントは倒した魔物の魂を吸収し、それを解き放つことで鎌を最大限まで強化するという技になっています。この技はラルクの世界にしか無いものであり、これまで見たことの無い技を目のあたりにした岩谷尚文は驚愕することになりました。

アニメ版盾の勇者の成り上がりでラルクを演じた声優は日本の男性声優である福山潤です。ラルクの声優を担当した福山潤はこれまで｢コードギアス｣のルルーシュや｢キングダム｣の嬴政といった人気キャラを多数演じている超人気ベテラン声優であり、声優の他にも歌手やナレーターとしても有名です。福山潤はイケメンな2枚目キャラを演じることが得意な声優であり、イケメンで兄貴分なラルクの魅力を存分に引き出しています。

• 1999年のアニメ｢∀ガンダム｣：キース・レジェ役
• 2005年のアニメ｢ガラスの仮面｣：桜小路優役
• 2006年のアニメ｢コードギアスシリーズ｣：ルルーシュ役
• 2006年のアニメ｢武装錬金｣：武藤カズキ役
• 2008年のアニメ｢黒執事｣：グレル・サトクリフ役
• 2010年のアニメ｢デュラララ！！｣：岸谷新羅役

• 2011年のアニメ｢青の祓魔師｣：奥村雪男役
• 2012年のアニメ｢キングダム｣：嬴政役
• 2012年のアニメ｢中二病でも恋がしたい！｣：富樫勇田役
• 2015年のアニメ｢暗殺教室｣：殺せんせー役
• 2019年のアニメ｢鬼滅の刃｣：矢琶羽役
• 2020年のアニメ｢あひるの空｣：蒲池太郎役

盾の勇者の成り上がりに登場するラルクベルクことラルクに関する感想ではラルクが敵に回って驚いたといった感想が多く寄せられていました。ラルクは当初心優しい兄貴分として岩谷尚文と友情関係を築き上げます。しかし、岩谷尚文が盾の勇者と判明した瞬間ラルクは敵に回り、岩谷尚文達と敵対します。この突然の裏切りには多くのファンを驚愕させることになりました。

盾の勇者の成り上がりに登場するラルクベルクことラルクに関する感想ではラルクがかっこいいといった感想も多く寄せられていました。本記事でご紹介した画像を見ていただくと分かる通り、ラルクは盾の勇者の成り上がりに登場するキャラクターの中でもトップクラスのイケメンに入るキャラクターです。さらにラルクには四聖勇者以上の強さも持っており、盾の勇者の成り上がりファンから高い人気を博しています。

盾の勇者の成り上がりに登場するラルクベルクことラルクに関する感想ではラルクの強さに注目する感想も多く見受けられました。盾の勇者の成り上がりに登場するラルクは岩谷尚文とは違う世界で鎌の勇者の名を冠するキャラクターであり、四聖勇者を1人で圧倒するほどの強さを持っています。もし盾となる岩谷尚文がいなければ、槍・剣・弓の3人の勇者は一瞬で殺害されていたことでしょう。

本記事では盾の勇者の成り上がりに登場するラルクベルクことラルクについて正体や強さなどをまとめてご紹介しました。鎌の勇者として岩谷尚文達の世界に来訪したラルクは四聖勇者を圧倒するほどの強さを持ち、岩谷尚文達を恐怖させました。しかし物語の中でラルクは岩谷尚文と和解し、仲間になります。おそらく今後の展開でラルクは岩谷尚文の味方として来たるべき敵と戦うことになるでしょう。