アニメ盾の勇者の成り上がりの評価・感想をネタバレ！あらすじや見どころは？

本記事であらすじのネタバレや評価・感想などをご紹介する盾の勇者の成り上がりとは2012年からweb小説投稿サイト「小説家になろう」に連載されているアネコユサギのライトノベル作品です。盾の勇者の成り上がりは異世界に盾の勇者として転生した主人公岩谷尚文の戦いを描いたあらすじの異世界もの作品となっており、2019年11月現在も「小説家になろう」で連載されています。また単行本は合計22巻まで発売されています。

盾の勇者の成り上がりは近年流行している異世界もののテンプレ的なあらすじとシリアスでリアルな作風が高い評価を受けて人気を博すことになり、2019年6月に累計発行部数780万部を突破する記録を樹立しています。この高い人気から盾の勇者の成り上がりは2014年に漫画化され、外伝も制作されました。さらに盾の勇者の成り上がりは2019年の1月から6月までアニメ化され、2019年11月現在も多くの注目を集めています。

上述の作品情報でご紹介した通り、ライトノベル盾の勇者の成り上がりはその好評な評価・感想から2019年の1月から6月まで合計2クール構成でアニメ化されることになりました。盾の勇者の成り上がりのアニメ版は非常に力を入れて制作された作品となっており、原作ファンから非常に高い評価・感想が多く寄せられることになりました。またそれと同時に新たなファンを増やすことになり、一躍大人気コンテンツとなりました。

アニメ盾の勇者の成り上がりは大成功を収めたことからアニメ第2期と第3期の制作が発表されることになり、盾の勇者の成り上がりファンから非常に高い期待が集まっています。しかし面白いといった評価・感想を多く集める一方で、つまらないといった評価・感想も多く寄せられているようです。本記事ではそんな盾の勇者の成り上がりについて物語のあらすじネタバレや視聴者の評価・感想のネタバレなどをまとめてご紹介します。

ではここからは本記事の本題の1つであるアニメ盾の勇者の成り上がりの物語のあらすじをネタバレ紹介していきます。アニメ盾の勇者の成り上がりの主人公である岩谷尚文はごく平凡な大学生であり、普通ともいえる生活を日々送っていました。そんなアニメ盾の勇者の成り上がりの主人公である大学生の岩谷尚文はある日、図書館でとある本を手に取ります。岩谷尚文が手に取った本には4人の勇者について描かれていました。

すると4人の勇者の本を手に取った岩谷尚文は突然、メルマルクという異世界の王国に転生されてしまうことになります。岩谷尚文は盾の勇者として異世界に転生され、そこには他に剣・槍・弓の勇者も転生されていました。するとメルマルクの王から異世界に危害を与える「波」を食い止めて欲しいという使命を与えられます。勇者達はそれぞれパーティーを組んで冒険に出るのですが、盾の勇者である岩谷尚文には誰も集まりませんでした。

そんな戦う術を持たない岩谷尚文にマインという美女が名乗りを上げ、岩谷尚文はマインという謎の美女とパーティーを組むことになります、しかし突然マインは姿を消してしまい、岩谷尚文は全ての財産を盗まれてしまいます。さらに岩谷尚文はマインに強姦の冤罪もかけられてしまいます。実は岩谷尚文が転生された世界はなぜか盾の勇者が嫌われており、盾の勇者である岩谷尚文は軽蔑すべき存在となっていました。

岩谷尚文とパーティーを組んだマインの正体はメルマルク王国の第1王女であり、岩谷尚文はメルマルク王国の王と王女の罠にまんまと嵌ってしまったのです。強姦の冤罪をかけられた岩谷尚文は何を言っても信じてもらえず、財産の他に信用も失ってしまいます。全てを失った岩谷尚文は異世界に絶望し、世に隠れて冒険に出ることにします。その中で岩谷尚文は自身を陥れた国に対し、大きな恨みを抱くようになっていくのでした。

盾の勇者という理由だけで自身を嫌うつまらない異世界に嫌気が差して1人で旅をする岩谷尚文はある日、ラフタリアという亜人の少女と出会います。ラフタリアは亜人という理由だけで奴隷となっており、岩谷尚文はただパーティーの攻撃役という理由だけで奴隷商人からラフタリアを購入することにします。しかしラフタリアを購入した岩谷尚文は心が荒みきっており、ラフタリアに対して戦う道具という感情しか沸きませんでした。

一方亜人であるラフタリアは岩谷尚文の気持ちを察し、岩谷尚文のために尽力して戦います。このラフタリアの行動を見た岩谷尚文はだんだんと心を開いていくことになり、岩谷尚文はラフタリアと良好な関係を築き上げていきます。岩谷尚文は数々の戦いを経験していき、盾の勇者でありながら戦う術を会得します。そして戦う術を手に入れた岩谷尚文は自身を追いやった者へ復讐するため、行動を開始するのでした。

ここからはアニメ盾の勇者の成り上がりが面白いといった評価・感想を多く集める理由についてネタバレ紹介していきます。まず最初に挙げられるアニメ盾の勇者の成り上がりが面白い理由は主人公である岩谷尚文の成長です。アニメ盾の勇者の成り上がりの主人公である岩谷尚文は盾の勇者として異世界に転生されてしまい、守るばかりで戦う手段を一切持たないマイナスの状況から岩谷尚文の冒険は始まります。

さらに岩谷尚文はマインに騙されたことで、戦う方法以外に財産と信用すらも失ってしまいます。この何もない状況から冒険する岩谷尚文の姿もRPGゲームらしさがあって面白いと好評です。そして理不尽な目に遭って全てを失った岩谷尚文は数々の戦いをくぐり抜き、非常に強い力を会得していきます。まさにこの主人公の成長は王道的なストーリーであり、アニメ盾の勇者の成り上がりは老若男女問わず好評な評価・感想を多く集めました。

アニメ盾の勇者の成り上がりが面白いといった評価・感想を多く集める理由には異世界ものであるという点も挙げられます。2019年11月現在、異世界もののライトノベル作品やアニメ作品が多数制作されており、大流行しているジャンルの1つとなっています。アニメ盾の勇者の成り上がりの原作は異世界ものが流行する前からこのジャンルに目を付け、異世界もの作品が流行してから一躍多くの注目を集めることになりました。

しかし普通の異世界もの作品であれば、ここまで多くの注目を集めることはありません。アニメ盾の勇者の成り上がりの魅力は異世界もの作品でありながら、バトル要素以外の描写も多々されていることにあります。アニメ盾の勇者の成り上がりはバトル以外に商売や薬草作りなど現実に近い内容が物語に詰め込まれています。この他の異世界もの作品に無いリアルな描写は異世界もの作品というジャンルに大きな影響を与えました。

3つ目に挙げられるアニメ盾の勇者の成り上がりの面白いといわれる評価・感想の理由は登場するキャラクターそれぞれにある個性です。例えばアニメ盾の勇者の成り上がりの主人公である岩谷尚文は周囲に裏切られて全てを失ったせいか主人公とは思えないダークな雰囲気を纏っており、主人公である岩谷尚文と共に冒険するヒロインのラフタリアは非常に可愛い容姿と強さを持ったキャラクターとなっています。

また岩谷尚文と同じく現実世界からメルマルク王国に転生された3人の勇者達はかっこいい容姿をしているものの、勇者とは思えないほど戦力になりません。しかしこの3人の勇者はどれもプライドが非常に高く、特に槍の勇者である北村元康にいたっては女好きと傲慢な性格を兼ね備えているまるで救いの無いキャラクターとなっています。アニメ作品にとってキャラクターの個性は非常に重要な要素となっています。

もし登場するキャラクター達に個性が全くなければ、そのアニメ作品は決して好評な評価や感想を多く集めることは無く、すぐに打ち切りとなってしまうでしょう。しかしアニメ盾の勇者の成り上がりのキャラクター達はどれも個性いっぱいとなっており、2019年11月現在も多くのファンから高い支持を集める一大コンテンツとなっています。

ここからは本記事の本題の1つであるアニメ盾の勇者の成り上がりについてつまらないといわれる理由についてまとめてネタバレ紹介していきます。まず最初にネタバレ紹介させて頂くつまらないといわれる理由は主人公である岩谷尚文へのいじめです。アニメ盾の勇者の成り上がりの主人公である岩谷尚文は異世界に転生したものの、盾の勇者という理由だけで蔑まれ、財産や信用など全てのものを失ってしまうことになります。

さらに岩谷尚文は異世界の国中からも忌み嫌われることになり、追われる身にまでなってしまいます。ほかの異世界作品を見ても、ここまで壮絶な経験をした主人公は中々いません。そのため視聴者には胸糞悪い印象を与えることになりました。しかし決してこのいじめがつまらないものなのではなく、岩谷尚文は最終的に復讐を成功させ、スカッとした結末を迎えます。

アニメ盾の勇者の成り上がりがつまらないという理由には必殺技も挙げられます。異世界もの作品は基本的に主人公が無双するのがテンプレとなっており、アニメ盾の勇者の成り上がりの主人公である岩谷尚文も強力な必殺技を会得した後はほぼチート状態になってしまいます。この必殺技を会得してチート状態になったことで異世界ものにありきたりな作風となってしまい、つまらない印象を与えてしまいました。

さらに岩谷尚文の他の勇者達の必殺技は雷属性しか描かれていません。これは主人公である岩谷尚文すらも呆れるほどであり、何の面白みも感じさせません。しかしこの描写は岩谷尚文を目立たされるためのものであり、結果的に岩谷尚文が他の勇者よりも格段に強いということを証明することになりました。

アニメ盾の勇者の成り上がりにはマインという悪女が登場します。マインは岩谷尚文の全てを奪った張本人であり、アニメ盾の勇者の成り上がりの作中で度々岩谷尚文を陥れようとします。このマインという女性は非常に欲深い悪女であり、多数あるアニメ作品の中でも中々いないキャラクターとなっています。このマインの非道を見た視聴者は強欲なマインへ強い怒りを感じ、面白さより怒りの感情の方が強くなってしまいました。

メルマルク王国という異世界の国に飛ばされた4人の勇者達はそれぞれ伝説の武器しか使用できないという禁止事項が存在します。もし仮に他の武器を装備したとすると、使用不可状態となってしまいます。主人公の岩谷尚文は盾が伝説の武器となっているため、剣などの武器を装備出来ません。しかし岩谷尚文は物語が進むにつれて盾で攻撃出来るようになり、当初設けられていた禁止事項は全く意味の無いものになってしまいました。

上述でもご紹介した通り、岩谷尚文以外の勇者達は高いプライドを持っており、非常に強欲な性格をしています。当初このプライドの高さから盾以外の勇者は強きな発言を繰り返していました。しかしこの3人の勇者は非常に弱く、まさに無能ともいえる存在となっていました。この勇者とは思えない姿から剣・槍・弓の勇者はだんだんと評価されなくなっていき、最終的に岩谷尚文の足ばかり引っ張る存在になってしまいます。

アニメ盾の勇者の成り上がりに関する感想・評価ではアニメが面白いといった感想・評価が非常に多く寄せられていました。アニメ盾の勇者の成り上がりは原作を忠実に再現し、作画を綺麗に描いたことで近年まれにみる良作アニメ作品となっており、多くの視聴者を魅了しました。このアニメが注目を呼ぶこととなり、原作の盾の勇者の成り上がりは累計発行部数780万部突破を記録することになりました。

アニメ盾の勇者の成り上がりに関する感想・評価では最終回がつまらないといった感想・評価も寄せられていました。アニメ盾の勇者の成り上がりは序盤こそ他にない異世界作品となっているのですが、後半になるにつれて主人公がチート能力を会得し、異世界ものにありきたりな内容となってしまいます。そのため、異世界もの作品が好きな方からはあまり良い感想・評価が寄せられることはありませんでした。

アニメ盾の勇者の成り上がりに関する感想・評価では少しずつ飽きてくるといった感想・評価も見受けられました。アニメ盾の勇者の成り上がりは基本主人公が蔑まれ、他の勇者達が悪者といった展開が続く作品となっており、人によってはワンパターンに感じる場合があります。最終回以降は物語が大きく進展することになるので、もしアニメにつまらなさを感じた方は一度原作版をチェックしてみてください。

本記事では盾の勇者の成り上がりのアニメ版について物語のあらすじや視聴者の評価などをまとめてネタバレ紹介させて頂きました。アニメ盾の勇者の成り上がりはつまらないといった感想・評価が一定数あるものの、面白いといった好評な評価が大多数を占めていました。もし本記事をご覧の方で観ようかお考えの方がいましたら、是非一度アニメ盾の勇者の成り上がりを視聴してみてください。