2020年03月27日公開
2020年03月27日更新
【あひるの空】茂吉要の過去やバッシュ・モデルを考察!フックシュートがすごい?
「あひるの空」に登場する茂吉要(しげよしかなめ)について紹介します。茂吉要は九頭竜高校(クズ高)のバスケ部員で「スカイフック」が得意な選手です。しかし、茂吉要はクズ高入学当時はバスケ部に入っていませんでした。それには彼の過去に原因がありました。ここでは、茂吉要の過去について見ていきます。また、茂吉要愛用のバッシュや、茂吉要のモデルと言われている選手を紹介します。さらに、茂吉要の声優・宮野真守について紹介します。
茂吉要とは?
あひるの空の作品情報
「あひるの空」は、週刊少年マガジンで連載中のバスケットボールに打ち込む高校生を描いた学園漫画です。作者は日向武史で、コミックは講談社コミックスより第51巻まで発売中です。2019年の10月から始まったテレビアニメ「あひるの空」は、総監督が草川啓造、キャラクターデザインが本多美乃、ディオメディア製作によってテレビ東京系で放送中です。
あひるの空の概要
「あひるの空」は、神奈川県の川崎市を舞台に、バスケットボールに青春を賭ける高校生を描いた作品です。主人公は、バスケットボールの弱小校に入学した、身長が149センチの高校生・車谷空(くるまたにそら)です。バスケ部内で起きる様々な問題、恋愛、家庭の問題などが繊細な心理描写によって描かれていきます。
あひるの空のあらすじ
車谷空は、高校生になって初めてのバスケットボールでの試合で優勝するという目標を持って九頭龍高校のバスケ部に入部しました。ところが、バスケ部は不良生徒である花園百春とその弟千秋を始めとする不良生徒たちのたまり場になっていました。まともな部活動などできる状況ではなかったバスケ部ですが、次第に車谷のバスケに対する情熱に感化されていきます。そしてバスケットボールに打ち込む日々が始まりました。
ここまで「あひるの空」の作品情報、概要、あらすじを紹介してきました。ここからは、今回注目の「あひるの空」のキャラクター、茂吉要(しげよしかなめ)について紹介します。茂吉要のプロフィールや過去の出来事、愛用のバッシュ、モデルとなった人物と、茂吉要の魅力について見ていきます。さらに、アニメ「あひるの空」で、茂吉要を担当している声優を紹介します。
茂吉要のプロフィール
茂吉要(しげよしかなめ)は、九頭竜高校(クズ高)のバスケ部員で、身長が198センチというバスケ部で一番の長身です。資産家で建設会社を営む家に生まれた茂吉要が住む豪邸にはバスケットボールのゴールを設置した庭があります。成績優秀で、1学年上の先輩たちのためにテスト用の問題集を作ってしまうほどの学力を持っています。自身の定期試験ではすべての科目で満点をとったことがあります。
背が高いことから「ノッポ」と呼ばれたり、または「モキチ」というニックネームで呼ばれます。茂吉要のポジションはセンターで、背番号は12番、フックシュートが得意技です。茂吉要は長身ですが、スリムな体型のため相手選手からは弱く見られてしまいます。しかし、一見気弱に見える茂吉要ですが、得意のプレーで相手を出し抜いた後で放つ毒舌が心地よいと言われています。
バスケットボールのプレーでの茂吉要の欠点を上げると、試合に最後まで出場できない体力不足です。そのため、得意としているフックシュートも連発して繰り出すことができません。ここまで、茂吉要のプロフィールを紹介しましたが、茂吉要が過去にバスケから距離を置いていた時期があります。ここからは、茂吉要がバスケを止めていた理由について見ていきます。
茂吉要の過去
「あひるの空」の茂吉要のプロフィールを紹介しました。ここからは、茂吉要の過去について見ていきます。茂吉要はバスケから距離を置いていた時期があり、そのために高校はバスケの強豪校ではなく、弱小校に入学しました。茂吉要がバスケを止めた原因となった過去の出来事を紹介し、再びバスケを始めた理由についても見ていきます。
茂吉要の過去①入部の理由
茂吉要がバスケ部に入部した理由は、クラス対抗で行われた球技大会でした。バスケットボールで出場した茂吉要は、中学でバスケ部だったことや高身長ということで、そのプレーは群を抜いていました。茂吉要のプレーを見ていたのが、車谷空とバスケ部のマネージャー・七尾でした。車谷と七尾は早速、茂吉要をバスケ部に誘います。しかし、茂吉要は、病気のため医師に禁止されているなどと言って拒絶します。
病気というのは、誘いを断るための嘘で、実は茂吉要は過去のトラウマが原因で、バスケを避けるようになったのでした。しかし、九頭竜高校のバスケ部の部員たちもまた、茂吉要の様に過去のトラウマを抱えていることを、茂吉要は知りました。
さらにもう一つの理由として、茂吉要は、自身よりはるかに低い身長の車谷空が、バスケに対して真摯に取り組み、また、楽しくプレーしている姿に心を揺り動かされたことで、茂吉要は再びバスケに取り組もうと思ったのでした。
茂吉要の過去②身長が原因でトラウマに?
茂吉要の過去のトラウマについて見ていきます。茂吉要は小6ですでに180センチに届くかという高身長でした。茂吉要はバスケの強豪として名を馳せる西条中学に入学し、バスケ部に入りました。茂吉要はその高身長をフルに生かしたプレースタイルで、その名を知られる選手となりました。しかし、その高い身長のために周りからの期待に応えることが茂吉要にとって重荷になり、バスケ部を辞めることになったのでした。
茂吉要の過去③過去のトラウマの理由は他にも?
茂吉要は、その高い身長のために期待されることに疲れてバスケを止めたのですが、他にも理由があります。茂吉要は西条中時代、好きな人がいました。その人は女子バスケットボール部の先輩で、月島京子と言います。茂吉要の月島京子に対する想いは周りも気づくほどで、月島京子自身も茂吉要に想いを寄せていました。
ある時、いつものように重いプレッシャーを抱えながら試合に挑んだ茂吉要。月島京子に見守られながらプレーする茂吉要でしたが、実力を発揮することができず、加えてチームの敗北の原因を作ったのが自分だということに落ち込みました。周りの期待を裏切ってしまったことや、何よりも月島京子が自分に対して失望したのではないかと思い、もうこれ以上皆の期待を裏切りたくないと、バスケを止めたのでした。
中学2年生でバスケを止めてしまった茂吉要は、西条高校へは進学せず、バスケをしなくてもよく、勉強もそれほど頑張らなくてもよい九頭竜高校に進学したのでした。高校では化学部に所属したのですが、車谷空たちの前でバスケをしたことがきっかけで、バスケ部に勧誘されたということです。最初は拒絶していましたが、茂吉要の過去①入部の理由のところで紹介した通り、車谷空のバスケへの熱意に感化され、入部を決意しました。
茂吉要のバッシュやモデル
「あひるの空」の茂吉要が過去のトラウマを乗り越え、バスケ部員として活躍することになった経緯について紹介しました。ここからは、茂吉要が愛用しているバスケットボールシューズ(バッシュ)を紹介します。また、茂吉要にはモデルになったと言われるNBAの選手がいるということで、その選手について紹介します。
茂吉要のバッシュ
茂吉要はバッシュを集めるのが好きで、スポーツ・ショップでバッシュを見ているシーンや仲間がバッシュを購入しに行く時、一緒に行くシーンがよく登場します。茂吉要が特によく履いているバッシュは、アシックスのものが多いということで、ここで茂吉要が履いていたバッシュを3足、紹介していきます。
こちらのバッシュの画像は、アシックスの「GEL DOUBLE 3(ゲル ダブル3)」です。茂吉要が初めて登場した頃からインターハイ前まで履いていたバッシュです。特徴はマジックテープだということです。
こちらのバッシュの画像は、アシックスの「JAPAN L(ジャパン L)」です。茂吉要が出場したインターハイの、第一回戦の「新城東和学園」との試合で履いていたバッシュです。
こちらのバッシュの画像は、アシックスの「ファブレ ポイントゲッター L」です。神奈川県予選で、九頭竜高校と新丸子高校が再戦した際、履いていたバッシュです。
茂吉要のモデル
茂吉要のモデルと言われているのは、こちらの画像の選手で、背番号33のNBA(ナショナル・バスケットボール・アソシエーション)のカリーム・アブドゥル・ジャバー選手です。「あひるの空」に登場するバスケの選手には、モデルとなる人物がいます。茂吉要のモデルと言われているジャバー選手は、ミルウォーキー・バックスとロサンゼルス・レイカーズで活躍し、214センチという高身長でポジションはセンターです。
茂吉要と同じ様に高身長でポジションも同じだということです。さらに、作中で茂吉要が得意としているプレー「スカイフック」は、ジャバー選手が考案したものです。その経緯を見てみると、大学に入学したジャバー選手と他の大学生との実力の差があり過ぎることや、長身の選手だけが有利なダンクシュートを禁止されてしまいました。ジャバー選手はダンクシュートに代わるプレーを考え、作り出したのが「スカイフック」でした。
この「スカイフック」は、かなり高い身体能力と高身長が求められます。そのため「スカイフック」を使いこなせるのは、ジャバー選手だけだということです。このように、カリーム・アブドゥル・ジャバー選手が茂吉要のモデルと言われていますが、もう一人、モデルと言われているNBAの選手がいます。その選手は、下の画像の選手、マジック・ジョンソン選手で、ロサンゼルス・レイカーズで活躍した選手です。
茂吉要は「スカイフック」を得意としていますが、このプレーは非常に体力を使います。そのため、新しいプレーを身に付けました。そのプレーは「ベビーフック」で、里美西高校と試合をした時に見せたプレーです。「ベビーフック」は、両足でジャンプし、指のスナップを効かせて放つシュートのため、体への負担が小さいので、体力のない茂吉要に適しているプレーです。
マジック・ジョンソン選手は、この「ベビーフック」をよく使っていたことから、茂吉要のもう一人のモデルと言われています。カリーム・アブドゥル・ジャバー選手とマジック・ジョンソン選手は共に、背番号が永久欠番で、NBAでレジェンドと呼ばれる名選手です。ここまで、茂吉要のモデルと言われているNBAの選手、カリーム・アブドゥル・ジャバー選手と、マジック・ジョンソン選手を紹介してきました。
茂吉要のフックシュートがすごい?魅力を紹介
「あひるの空」の茂吉要が愛用しているバッシュの中から、アシックスのバッシュを3足、紹介しました。また、茂吉要のモデルと言われているNBAの選手を紹介しました。ここからは、茂吉要が得意としているプレー、「スカイフック」について紹介します。また、「あひるの空」は名言がたくさんあると言われており、その中から茂吉要が言った名言を紹介します。
魅力①シュート「スカイフック」
茂吉要の得意技であるフックシュートは、茂吉要がその高い身長を生かして放つ「スカイフック」です。「スカイフック」は、腕がゴールリングよりも高い位置にいくようにジャンプし、その位置からボールをシュートします。この「スカイフック」は最強のシュートと言われています。その理由は、バスケットボールのルールにあります。
「シュートの際、ゴールよりも高い位置の落下するボールに触れたら反則となる」
上記の言葉はバスケットボールのルールです。「スカイフック」はゴールリングよりも高い所からシュートするので、ボールを投げおろすことになります。ゴールリングよりも高い位置から落ちてくるボールをブロックすることはできないルールなので、最強のシュートだということです。
魅力②いつも風邪をひいているほど体力がない?
高身長の茂吉要はバスケットボールの選手としては非常に有利ですが、茂吉要の最大の弱点は、体力がないという点です。茂吉要は、日頃からよく風邪をひいています。バスケをやっている時以外はマスクを付けていることが多いです。このように、茂吉要は風邪をひきやすい上に、体力・スタミナに不安があります。そのため、バスケの試合でも、高くジャンプすることが求められる「スカイフック」を連発することができないのでした。
魅力③名言がかっこいい?
茂吉要は高身長を生かしたプレーが魅力の選手ですが、中学時代にバスケから離れた過去がありました。その理由については茂吉要の過去の所で紹介しましたが、茂吉要が再びバスケに取り組もうとした際、放ったかっこいい名言があります。それは、次の名言です。
「僕に失望してたのは・・・ 僕自身じゃないか。」
この名言は、バスケから離れるために九頭竜高校に入学した茂吉要が、車谷空たちがひたむきにバスケに取り組む姿を目の当たりにして、バスケをすることが辛くなったのは、周りのプレッシャーではなく、原因は自分自身の気持ちの問題だったと気づいたのでした。そして茂吉要はバスケ部に入部したのでした。
大事なのはゴールを狙うこと。戦ってるのは君一人じゃない。
こちらの名言は、地区予選での新城東和高校との試合が接戦となり、焦るクズ高のメンバーですが、茂吉要のおかげで勝利に向かっていい流れになってきたのを、潰すわけにはいかないとプレッシャーを感じている車谷空に対して掛けた名言です。
茂吉要の声優
ここまで「あひるの空」の茂吉要の過去や魅力、プレーを紹介し、さらに愛用のバッシュとモデルとなった選手を紹介してきました。ここからは、アニメ「あひるの空」で茂吉要の担当声優を紹介します。
宮野真守のプロフィール
「あひるの空」の茂吉要の声優・宮野真守(みやのまもる)は、1983年の6月8日生まれ、埼玉県出身です。「劇団ひまわり」に所属し、声優の他、俳優や歌手としても活動しています。子どもの頃から「劇団ひまわり」の舞台に出演、声優としてデビューしたのは高校3年生で、NHKの「私はケイトリン」という海外ドラマでした。その後、声優として様々なアニメやゲームの仕事をすることが多くなりました。
宮野真守は2008年に「声優アワード」で主演男優賞を獲得して以降、声優として数々の賞を獲得しています。2020年の3月には「声優アワード」のインフルエンサー賞を獲得するなど、声優として活躍していますが、タレント活動やアーティストとしてCDを発売したりライブ活動を行うなど、宮野真守は声優だけでなくアーティストとしても活躍しています。
宮野真守の主な出演作品
声優・宮野真守の主な出演作を紹介します。2002年「真・女神転生Dチルドレン ライト&ダーク」アキラ、2005年「アイシールド21」桜庭春人、2006年「DEATH NOTE」夜神月、2007年「機動戦士ガンダム00」刹那・F・セイエイ、2008年「ヴァンパイア騎士」錐生零、「西洋骨董洋菓子店 ~アンティーク~」神田エイジ、「スキップ・ビート!」不破尚、2009年「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」リン・ヤオ。
2010年「裏切りは僕の名前を知っている」碓氷愁生、「デュラララ!!シリーズ」紀田正臣、2011年「うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEシリーズ」一ノ瀬トキヤ、「ちはやふる」真島太一、2014年「金色のコルダ Blue♪Sky」天宮静、「東京喰種トーキョーグール」月山習、「信長協奏曲」サブロー、「まじっく快斗1412」白馬探、2015年「血界戦線」ドグ・ハマー、2016年「DAYS」大柴喜一、「亜人」永井圭。
2016年「文豪ストレイドッグス」太宰治、2017年「弱虫ベダルシリーズ」葦木場拓斗、2018年「銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅」ラインハルト、「イナズマイレブン アレスの天秤 / オリオンの刻印」吹雪士郎・吹雪アツヤ、「カードファイト!! ヴァンガード」伊吹コウジ、2019年「PSYCHO-PASS サイコパス 3」法斑静火、「炎炎ノ消防隊」新門紅丸、2020年「ハイキュー!! TO THE TOP」宮侑、などです。
茂吉要に関する感想や評価
「あひるの空」の茂吉要(cv.宮野真守)ですが…常に囁き布越し感の優しめウィスパーボイス…
— *サブちゃん*知香(*´꒳`*)* (@chika04karats) March 8, 2020
ドキドキする❤️
まんまとやられております🙇♀️💓
マスク越しの横顔が若い頃のマモさんに徐々に見えて来てもうどうしたものか…🥰💓
新たな好きが…止まらない😭💘#宮野真守#茂吉要#あひるの空 pic.twitter.com/dtoQNjXGG7
アニメ「あひるの空」の茂吉要の声優は、宮野真守です。声優・宮野真守が演じる茂吉要は、優しいウィスパーボイスがとても好きだという感想です。
「僕は馬鹿だ、僕に失望していたのは僕自身じゃないか」
— DAISUKÉ (@falcomb_daisuke) March 12, 2020
あひるの空の茂吉要のワンシーン。
周りの目を気にし過ぎて自分に失望してしまうことってあるよね。
オレが高校時代に始まったこのバスケ漫画、名言いっぱいあるんだよなぁ。
またアニメで観れて嬉しい。
日向先生これからも頑張って下さい!
「あひるの空」の茂吉要は、過去に周りの期待がプレッシャーとなり、バスケから身を引きましたが、高校で車谷空たちバスケ部のメンバーの姿を見て、再びバスケを始めます。こちらのツイッターの方も紹介されていますが、茂吉要は様々なシーンで名言となる言葉を発しています。また、他のキャラクターたちも名言となる言葉をそれぞれ発しています。そんな「あひるの空」がアニメで観ることができるのは嬉しいという感想です。
茂吉 要まじで好きなんだけど
— やました ゆーが (@mworkbpn8) December 25, 2016
モキチ君になりたい。
とりあえず、身長198になって八等身くらいになりたい。
「あひるの空」の茂吉要はバスケ部の中でも特に高身長でスリムな体型をしています。そんな茂吉要の様になってみたいという感想です。
茂吉要の過去まとめ
いかがでしたか?「あひるの空」の茂吉要について紹介してきました。茂吉要は過去のトラウマを乗り越えて再びバスケに取り組み、「スカイフック」など高身長を生かしたプレーで活躍します。そんな茂吉要の過去のトラウマについての経緯や、「スカイフック」を得意としている茂吉要の魅力、そして茂吉要の名言を紹介してきました。また、茂吉要が愛用しているバッシュや茂吉要のモデルと言われているNBAの選手を紹介しました。
ジャバー選手は「スカイフック」で、マジック・ジョンソン選手は「ベビーフック」が得意の選手で、NBAでレジェンドと言われる名選手でした。そして、アニメ「あひるの空」で茂吉要の担当声優は、声優・歌手としても活躍し、様々なアニメで主要なキャラクターを演じている声優の宮野真守です。茂吉要をアニメで観ることができて嬉しいとツイッターでも言われている茂吉要に注目して「あひるの空」をお楽しみください。