あひるの空の名言・名シーン集まとめ!車谷智久や空の格言を紹介

週刊少年マガジンで連載するバスケットボールを題材とした漫画あひるの空。スポーツ漫画でありながら、日常的な高校生活、部活に対する姿勢、いじめや不祥事なども描かれる日常系の要素を多く取り入れた漫画です。単行本およそ50巻にもなる長い連載の中で日常生活にも役立つような数々の名言・名シーンが生まれています。今回はあひるの空の中でも主人公車谷空や、その父で現在は監督も務める車達智久の名言を中心にあひるの空の名言を紹介していきます。

あひるの空の名言・名シーン集まとめ!車谷智久や空の格言を紹介のイメージ

目次

  1. あひるの空の名言や名シーンが気になる!
  2. あひるの空とは?
  3. あひるの空の車谷智久の名言・名シーン3選!
  4. あひるの空の車谷空の名言・名シーン5選!
  5. あひるの空のその他の登場人物の名言を画像とともに紹介!
  6. あひるの空には感動する名言や名シーンがたくさんあった!

あひるの空の名言や名シーンが気になる!

週刊少年マガジンで連載され、バスケットボールを題材とした漫画ながら高校生の日常的な要素を多く取り入れて人気を集めているのが「あひるの空」です。2004年から続くあひるの空の長い連載の中には名シーンや名言も多くなり、それらの名言はバスケットボールシーンだけではなく登場するので、日常的にも役立つ、参考になると思わず納得してしまうような魅力があると話題になりました。

登場キャラクターが増えやすいチームスポーツであるバスケットボールを題材とした漫画なので試合での相手高校の選手も含めて実に多くのキャラクターが登場するあひるの空ですが、今回はあひるの空の主人公車谷空と、空の父で現在は空の通う九頭龍高校のバスケ部監督も務める車谷智久の2人を中心に、あひるの空の名言や名シーンを紹介していきます。

テレビアニメ「あひるの空」公式サイト

あひるの空とは?

あひるの空の名言などを紹介する前にあひるの空の作品概要や作者である日向武史さんについて紹介しておきます。あひるの空の名言や名シーンはそれらの世界観だからこそという物も非常に多く、その名言には日向武史さんのこれまでの経験の元に生まれているとも言われています。

あひるの空の概要

あひるの空は2004年から週刊少年マガジンで連載している高校バスケットボールを題材とした漫画です。と言っても部活一辺倒ではなく、日常的なシーンも非常に多く描かれ、また当初はバスケットボール部がまともに機能していない状態から始まるという作風になっています。作品の主な舞台は神奈川県川崎市にある「九頭龍高校」で物語は主人公車谷空が九頭龍高校に入学、バスケ部に入ろうとする所から始まります。

九頭龍高校は全員入部制の為に、やる気のある部活とない部活の差が激しく、男子バスケットボール部は不良の巣窟となっていました。空の影響で活動を再開するバスケ部ですが、一時が不祥事によって同好会となるなど他の多くのスポーツ漫画にある順風満帆な部活動が送れないような時期も描かれる事になります。現在は正式に部活動として新設され、ライバル校と凌ぎを削るシーンが増えてきています。

あひるの空は作者である日向武史さんの体調不良などもあり、度々休載を繰り返しながらも今まで連載が続けられ、2018年10月現在までに実に49巻にも及ぶ長期連載となっています。一方であひるの空はこれだけ長く続く連載ながら今まではアニメ化されていませんでしたが、それは作者と打診した製作者側の意図が噛みあわなかった為でしたが、2018年、ついにアニメ化される事が発表されました。

あひるの空の作者は日向武史さん

あひるの空の作者、日向武史さんは、1998年に「スリーアウトチェンジ」で第61回週刊少年マガジン新人漫画賞を受賞して漫画家デビューを果たします。2001年から連載した「Howling」はすぐに打ち切りが決定してしまいますが、その後連載を開始した「あひるの空」で現在まで連載を続けています。あひるの空の舞台が神奈川県川崎市なのは日向武史さんが在住しており取材が楽だからだとインタビューで答えています。

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あひるの空の車谷智久の名言・名シーン3選!

あひるの空は選手だけでなくそれを取り巻く大人、監督や先生についてもピックアップされる事が多いのが特徴の1つです。特に九頭龍高校の男女バスケットボール部の監督を務める事になる空の父、車谷智久は登場こそ遅めであるもののその経験から多くの名言を残しています。ここからは車谷智久の名言を紹介していきます。

毎日死に物狂いで練習してるのは勝つためじゃない

車谷智久の持論である「人事を尽くして天命を待つ」という精神が反映された名言です。車谷智久は最初女子バスケットボール部の監督になりますが、そこで伝えられた言葉です。ちなみにこの後に、「負けないためにやっているんだ」と続きます。人は勝ちたいという思いよりも負けたくないという思いの方が強く動けるというのが真理であると言われており、それを的確に示した名言だと評価されています。

上記の名言もそうですが車谷智久の名言の多くは、空の父親としてよりもチームの監督として放つ言葉の中に多く含まれています。一方で空の父親としては「まだ大丈夫」と言う適当なセリフだけで済ませてしまう事が多いのも特徴です。

人が「もうダメだ」っていう限界ギリギリのラインなんてこんなもんじゃない

こちらはインターハイを目指したいと目標を掲げて挑んだ合宿で放たれた名言です。もう走れないと言う部員に対して放たれています。この時期は女子バスケ部が本気でインターハイを目指せるかどうか試している時期でもあったのか一気に練習内容がハードになった時期でもありました。

車谷智久の名言は特に女子バスケ部の部員に対して放っているのが多いのも1つの特徴です。特に上記で触れた合宿中は様々な言葉で部員達に発破をかけています。読者としては、車谷智久の妻であり空の母でもある由夏の姿を見続けてきた事も知っているのでかなり説得力がある名言だとも言われています。

走りっぱなしの奴なんてこの世にいない。進んで止まって、止まって進んで、人はそれを歩みと呼ぶのだ

この名言は実際のセリフではなく車谷智久の心中を示したナレーションの中で描かれている名言です。どうしても人は「進み続ける事」を歩みと考えてしまいがちですが、必要であるなら止まる事もまた重要である事を示している名言です。特に壁にぶつかった時、焦ってしまいそうな時に思いだしたいと言われる名言で通称「歩みの名言」と言われてあひるの空の車谷智久の名言の中でも別格扱いされている名言です。

あひるの空の車谷空の名言・名シーン5選!

ここからあひるの空の主人公車谷空の名言や名シーンを紹介していきます。空はあひるの空の主人公である事はもちろんですが、その境遇や体格に対しての想いなど特徴的な部分を描いた名シーンや名言が非常に多いです。

母さんにありがとうって言いたかったんだ・・!!

インターハイの予選終了後、治療の甲斐も虚しく空の母は死を迎えてしまいます。その際、駆け付けた空に対して、「大きく生んであげられなくて、ゴメンね。」というのです。空の母も女性としても身体が小さく、男の子に生まれた空にもそれが遺伝してしまった事を悔いていました。一方で空はこの小さい身体だったからこそここまで頑張ってこれたと自負していたので、泣きながら上記のように返すのです。

ただでさえ死に分かれるシーンで泣けるシーンであるにも関わらず、空に対してこれまで抱えていた想いを打ち明ける母、そしてそれに対して答える空というこのシーンは間違いなくあひるの空の中でも感動間違いなしの屈指の名シーンであると言われています。

これからは自分の足でコートに立つんだ・・!!

プロバスケットボール選手だった空の母。その母は病気でコートを離れる事になりますが、男子としては体格の小さい空は、あひるの空連載開始時、それ以前からずっとから母のバッシュを愛用し続けていました。空にとっては母のバッシュに守られてプレイしている感覚を持っていたのでしょう。それが母の死をきっかけに自らの意志で母のバッシュと決別。新しいバッシュに履き替える事を決意します。

上記の名言は、新しいバッシュで初めてコートに入る際に放った名言です。それは同時に親という殻に捉われていた空が大きく羽ばたくきっかけになります。人間としてはもちろんバスケットボールプレイヤーとしてもここから大きく躍進する事になるのです。

信頼してる絶対的に

空の名言は部員達に対しての素直な思いも非常に多いです。百春のリバウンドや千秋のパスを信頼している証を明確に言葉にしています。思っていても中々口にはできない言葉です。もちろん空にそんなつもりはないでしょうが、言われた相手は奮い立つ事間違いないでしょう。多用すれば安っぽくなってしまうかもしれませんが、ここぞと言う時に相手に伝えたい名言です。

僕は決めたんです。どんなに大っきくて強い選手と戦っても、小さい自分だけには絶対負けないって

あひるの空の物語の中でも度々バスケットボール選手としては致命的だと言われる空の身長。もちろん空自身も自分の身長が小さい事は自覚していますし、周囲から言われる事もあります。しかし空はそれを言い訳にしません。「自分が小さいから」という思いを抱く事だけは絶対にしないと決めているのです。そんな空の思いが現れた名言です。

あひるの空において空の身長は1つ分かりやすい明確な欠点です。ですが空はそれを欠点とは思わずに、挑み続けます。この名言はそのまま日常生活の中でも生かせるとして心に刻みたい名言だと言われています。誰でも自覚している欠点はあるはずです。例え対戦相手に負ける事はあってもそれを自分の欠点のせいにはしないという事を教えてくれる名言だと言われています。

小さいからってナメてかかると痛い目にあいますよ?

あひるの空、特に序盤においては空の小ささはよく指摘を受けています。出会った当初の百春達からも指摘されている程です。ですが、空はそれを苦とも思っていません。自分の欠点と向き合う時に背中を押してくれるとして知られる名言です。やはり空の名言は分かりやすい欠点である身長に関した物が多いですが、その中でも代表的なセリフの1つです。

あひるの空のその他の登場人物の名言を画像とともに紹介!

もちろんあひるの空の名言は車谷智久や空だけの物ではありません。他のキャラクターも数々の名言を放っています。あひるの空の名言全てを紹介はしきれませんがここからはあひるの空の名言の中でも選りすぐりの物を3つ紹介していきます。

もしも新入部員が100人入ってきてもオマエのロッカー開けとくからな

これはバスケ部に自分の居場所を感じ取れなくなってしまったチャッキーが辞める事を決断し、その事を仲間に伝えた時のナベの名言です。同じ素人で元々仲良しだったナベとチャッキーだからこそのセリフです。辞める決断をした事を責めるわけでもなく、戻りたくなったら戻ってこればいいと支えてくれるこのセリフはまさしく名言というに相応しい名言です。人間味を感じるナベらしいセリフでもあります。

あひるの空が他のスポーツ漫画と大きく異なるのはナベやチャッキーのように素人も混ざっている事です。それまで一緒に仲良くしていた百春やヤスの活躍はもちろんを賞賛しつつも妬ましく思ってしまうなど、仲間でありライバルである姿がしっかりと描かれています。チームが強くなるにつれて自分の必要性を考えてしまうようなシーンが多いのもあひるの空の特徴です。

継続することが美徳みたいに思われがちだが、断ち切ることだって相当の勇気がいるんだ。俺はその勇気を買うよ

これも上記のナベのセリフと同じくチャッキーがバスケ部を辞める時に放たれたセリフです。放ったのは千秋ですが、こちらは上記のナベの名言と違いチャッキーに直接言われた言葉ではありません。止めないのかと問われた際に千秋が返答する形で答えた言葉です。千秋の名言は多くが相手に直接言う形ではない状態で描かれています。

チャッキーが退部を決意し、それを伝えたのはまさにバスケ部がこれからだ!となっている上を向いている状態でした。ですが実際にはチャッキーは上を向けていません。それを察しているからこその千秋のこのセリフです。形としてはもちろんですが思いを断ち切るのは簡単ではない事を示した名言であり、心に留めておきたいとする人も多い名言です。

君はもっと自分の才能に自惚れていい

このセリフはあひるの空の中で車谷智久が男子バスケ部の監督を兼任する前に監督を務めていた坂田さんが空に放った言葉です。それまで小さい事を指摘されるばかりだった空。しかし坂田さんは空の3Pの精度の高さに驚嘆します。もちろんそれは空の努力の賜物ではありますが、そこにはやはり才能的な部分を感じ取る事が出来たのでしょう。こんなセリフを一度は言われてみたいと言われる名言の1つです。

あひるの空では数々の名言が生まれていますが、登場する度、喋る度に名言を生みだすと言われているのがこの名言を放った坂田さんです。特に読者からはやる気を出したい時に言われたい名言が多く、あひるの空において「名言製造機」と言われる存在になっています。

あひるの空には感動する名言や名シーンがたくさんあった!

あひるの空は長い連載の中で本当に数多くの感動する名シーンや名言を生みだしてると有名です。今回は車谷智久と空を中心に紹介しましたが、その他のキャラクターの心情なども事細かに描かれていて、誰でも1人は共感しやすいキャラクターがいると言っても過言ではない程に入り込みやすい世界観をしているという声も。あひるの空に登場する多くのキャラクターが名言を持っており、背中を押してくれるとして人気も高いです。

あひるの空はバスケットボール漫画として面白いのはもちろんですが、チームスポーツ、高校生としての視点もかなり強めに描かれた作品として知られています。いじめや部員同士の不和などドメスティックな部分に触れる展開も多いです。あひるの空は長くメディアミックス展開はされていませんでしたが、今後アニメ化も予定されているので、ぜひ1度あひるの空の世界に触れてみてはいかがでしょうか。

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