【ジョジョ】スティーブン・スティールとは何者?妻のルーシーや名言・声優も紹介

スティーブン・スティールとは漫画ジョジョの奇妙な冒険の第7部「スティール・ボール・ラン」に登場するキャラクターの1人です。スティーブン・スティールは漫画ジョジョの奇妙な冒険第7部の作中で大陸横断レース「スティール・ボール・ラン」を開催した張本人であり、とある過去が理由で大統領と後に敵対するルーシーの結婚相手です。本記事ではそんな漫画ジョジョの奇妙な冒険第7部に登場するスティーブン・スティールについて過去や名言、声優などをまとめてご紹介します。

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目次

  1. スティーブン・スティールとは何者?
  2. スティーブン・スティールと妻のルーシー
  3. スティーブン・スティールの名言集
  4. スティーブン・スティールの声優
  5. スティーブン・スティールに対する感想や評価
  6. スティーブン・スティールのジョジョまとめ

スティーブン・スティールとは何者?

ジョジョの概要

スティーブン・スティールが登場するジョジョの奇妙な冒険とは1987年から2020年3月現在まで漫画雑誌である「週刊少年ジャンプ」系列で連載されている荒木飛呂彦の漫画作品です。漫画ジョジョの奇妙な冒険は「人間賛歌」をテーマに、ジョジョとあだ名されるジョースター家の一族とディオとその後継者の因縁の戦いを描いた長編漫画作品であり、2020年3月現在まで合計8部もの作品が制作されています。

そんな漫画ジョジョの奇妙な冒険はその物語の面白さと個性溢れるキャラクターの魅力から日本・海外問わず非常に高い人気を博しており、2020年3月現在シリーズの累計発行部数が1億部を超えるなど日本を代表する漫画の1つとなっています。そのため漫画ジョジョの奇妙な冒険はこれまでアニメ化やゲーム化など多数のメディア展開が行なわれます。スティーブン・スティールはそんな漫画ジョジョの奇妙な冒険の第7部に登場しました。

スティーブン・スティールのプロフィール

本記事でご紹介するスティーブン・スティールとは漫画ジョジョの奇妙な冒険の第7部「スティール・ボール・ラン」に登場するキャラクターの1人です。漫画ジョジョの奇妙な冒険第7部「スティール・ボール・ラン」に登場するスティーブン・スティールは1840年生まれの51歳で身長190cmの大男のアメリカ人であり、卵の殻を被ったような髪型と眼鏡が特徴のキャラクターとなっています。また、趣味は絵画集めといわれています。

そんなスティーブン・スティールは過去に物語でラスボスの大統領と敵対しているルーシーと出会ってあるヒントを貰い、物語の舞台である大陸横断レース「スティール・ボール・ラン」を開催しました。その後スティーブン・スティールは過去に出会ったルーシーと再会し、結婚することになりました。本記事ではそんなスティーブン・スティールにスポットを当て、ルーシーとの過去や名言、声優などをまとめてご紹介していきます。

スティーブン・スティールの過去

スティーブン・スティールは漫画ジョジョの奇妙な冒険第7部の作中で「スティール・ボール・ラン」を開催した張本人であるものの、その裏には非常に不運な過去を背負っています。ではまずスティーブン・スティールが背負っている不運な過去についてご紹介します。スティーブン・スティールは過去、アイルランドからニューヨークに移民してきた鍛冶屋の子として生まれた7人兄弟の4男です。

鍛冶屋の息子として生まれたスティーブン・スティールは初恋相手と15歳で結婚を誓うものの、彼女を馬車の事故で亡くしてしまい、騎兵隊へ自暴自棄のまま入退します。しかし騎兵隊で活躍する事無く、腸チフスが原因で除隊することになりました。その後プロモーターとして大儲けするも詐欺師と疑われ信用を無くしてしまいます。そんな不幸な過去の中で彼はルーシーと出会い、これまでの過去を覆す出来事が起こることになりました。

TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』公式サイト

スティーブン・スティールと妻のルーシー

ルーシーのプロフィール

漫画ジョジョの奇妙な冒険第7部に登場するルーシー・スティールはくっきりとした目元が特徴のかわいいキャラクターであり、作中でスティーブン・スティールの妻として登場します。ルーシーは昔ペンドルトンという名前であり、過去に不運な人生を送っていたスティーブン・スティールと出会いました。その際ルーシーはスティーブン・スティールにヒントを与え、彼は「スティール・ボール・ラン」を開催することが出来ました。

その後ルーシーは借金が理由で身売りされそうなところをスティーブン・スティールに助けて貰い、夫婦という関係になりました。そんなルーシーはジョジョの奇妙な冒険第7部で夫のスティーブン・スティールが大統領に利用されていることを知り、夫を助けるために作中で暗躍します。その絶世の美貌からルーシーは数々のキャラに惚れられており、ジョジョシリーズでも特にかわいいキャラクターとして人気を博しています。

ルーシーのスタンド能力

夫であるスティーブン・スティールとは違い、ルーシーは「涙の乗車券(チケット・ゥ・ライド」というスタンドの持ち主です。このルーシーのスタンドは涙をカッターのような刃へ変形させ、相手の運命の流れを変えることが出来る能力が秘められています。運命の流れを変えられた相手は数々の不幸に見舞われてしまいます。しかし運命の流れを変える能力であるため、敵対する相手に重傷を負わせるのは運次第という弱点があります。

スティーブン・スティールとルーシーの関係

上述でもご紹介した通り、本記事の主役であるスティーブン・スティールとジョジョの奇妙な冒険第7部一番の美女ルーシーは夫婦という関係です。しかしこの2人は出会いから最後まで数奇な運命をたどっており、脇役ながら非常に多くの魅力が詰まっています。ではここからは漫画ジョジョの奇妙な冒険で夫婦の関係にあるスティーブン・スティールとルーシーについて出会いから最後までまとめてご紹介していきます。

スティーブン・スティールとルーシー①出会い

上述でご紹介した通り、スティーブン・スティールは過去に詐欺師扱いされたことで信用を全て失っていました。そのため、長距離レースを思い付くも実現することが不可能でした。そんな中、スティーブン・スティールはルーシー・ペンドルトンという1人の少女と出会います。その少女からスティーブン・スティールは大量の賞金が出る大陸の横断レースという案を教授して貰い、それをヒントにとある新聞社へ売り込みに行きました。

新聞社はこの案を登用してスポンサーとなり、スティーブン・スティールは「スティール・ボール・ラン」を開催することになりました。その後スティーブン・スティールは35年の月日を経てルーシーと再会し、涙ながら彼女へ結婚を申し込みます。この結婚は借金で身売りされそうなルーシーを守るための偽装結婚であったものの、涙を流して自分の事を守ってくれたスティーブン・スティールにルーシーは心底惚れ込むのでした。

スティーブン・スティールとルーシー②暗躍

妻であるルーシーのお陰で「スティール・ボール・ラン」を開催するに至ったスティーブン・スティール。しかしスティーブン・スティールは「聖人の遺体」を欲する大統領に口封じで殺されそうになります。これを知ったルーシーは夫を助けるために作中の裏で暗躍することに。暗躍を始めたルーシーは「遺体」の場所を記した手紙を伝書鳩から入手するのですが、その途中で大統領の手先であるブラック・モアに追跡されてしまいます。

なんとかマウンテン・ティムに救出して貰ったことでルーシーはジャイロとジョニィの2人の元へ走るのですが、マウンテン・ティムはブラック・モアに殺されました。そして再度追跡を始めたブラック・モアに「遺体」を取られるもルーシーは取り返し、ジャイロとジョニィの2人と合流します。しかしブラック・モアの撃退に成功したものの、大統領が持つ「遺体」を奪わないと夫が死ぬ事を知り、ルーシーは号泣してしまいます。

スティーブン・スティールとルーシー③変装

大統領の「遺体」の必要性に絶望したルーシー。しかしルーシーはジャイロから叱咤の言葉を貰い、再度「幸せ」を叶えるために立ち上がります。絶望から立ち直ったルーシーは「遺体」を全て入手するため、大統領とその夫人を薬で眠らせます。しかしルーシーは目を覚ました夫人と裏切り者を調査するマイク・Oのバブル犬に襲撃されてしまいます。この時、ルーシーの前に協力者のホット・パンツが現れ、彼女を救出しました。

ホット・パンツはバブル犬を使うマイク・Oを撃破し、表向きは溺死したことにしてルーシーを大統領の夫人へスタンド能力で変装させます。これによりルーシーは自由に行動出来るようになり、より大統領へ接近することになるのでした。

スティーブン・スティールとルーシー④一体化

夫人に化けたルーシーは大統領へ接近を開始します。しかし肉体関係を迫られた時にルーシーは恐怖で大統領を刺殺してしまいます。するとなぜか大統領は復活を果たし、ルーシーは大統領を悪魔と評して「遺体」がある部屋へ逃走します。そこでルーシーは「聖人」から言葉を授り、「遺体」の一部の頭部を自身の腹部へ宿しました。するとルーシーはスタンド能力に目覚め、謎の声に導かれるままその場所から逃亡します。

しかしその声の正体は大統領であり、大統領はそのままニューヨークへ行くルーシーを追いかけます。その後ニューヨークへ向かうルーシーは突如「遺体」と一体化することになり、瀕死の状態になってしまいます。するとその時重傷を負った夫スティーブン・スティールにルーシーは救出されます。ルーシーは大統領から離れたことで何とか復活し、スティーブン・スティールは彼女の命をジャイロへ託すことにしました。

スティーブン・スティールとルーシー⑤再会

その後物語は終盤へと移り、大統領はジョニィに敗れて倒されることになります。これによりルーシーはスティーブン・スティールと再会することが叶いました。しかし「遺体」は大統領が「平行世界」から連れてきたディエゴに奪われてしまい、ジョニィは急ぎディエゴを倒しに行きます。そしてジョニィに破れたディエゴはシェルターへ「遺体」を戻しに行くと、彼の目の前には「基本世界」の彼の頭を持ったルーシーが立っていました。

実は「平行世界」と「基本世界」の物は共存することが出来ず、重なると消滅してしまいました。これを知っていたルーシーは「基本世界」の頭を彼にぶつけ、ディエゴは消滅してしまう最後を遂げます。これにより「遺体」の所有者が無くなり、スティーブン・スティールはルーシーの元へ駆けつけます。しかしなぜかルーシーはシェルターの扉を閉じ、意味深な顔で自身の手を見つめるのでした。

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スティーブン・スティールの名言集

名言①うんボクがんばる

「うんボクがんばる」

ではここからはスティーブン・スティールがジョジョの奇妙な冒険第7部の作中で残した数々の名言をご紹介します。まずご紹介するスティーブン・スティールの名言はルーシーと2人っきりの時に発した彼の名言です。スティーブン・スティールは51歳という年齢でありながら非常に甘えたであり、妻であるルーシーだけにその姿を見せます。この時ルーシーは一切引かず、「よちよち」といってスティーブン・スティールを慰めます。

名言②彼はここで思いついた そうだ!...

「彼はここで思いついた そうだ!『少年の時代』『騎兵隊の時』出来なかった事『長距離で馬にのるんだ!』『長距離のレースを企画しよう!』」

上述でご紹介した通り、スティーブン・スティールはこれまで非常に不運な人生を辿っており、「スティール・ボール・ラン」は彼にとって人生の全てを懸けた一大企画でした。上記の名言はそんなスティーブン・スティールの企画への熱意が窺える名言となっています。

名言③失敗したらどおおしよお〜〜〜…

「失敗したらどおおしよお~~~このレースがぶっつぶれたらどおおおしよおお~~~~」

スティーブン・スティールは妻であるルーシーを守るために全てを投げ出すほどかっこいいキャラクターです。しかし一方でスティーブン・スティールは不安な性格と甘えたな性格を持っており、「スティール・ボール・ラン」が成功するか不安でした。上記の名言はスティーブン・スティールがどれだけ「スティール・ボール・ラン」の成功に不安を抱いているか分かる名言です。

名言④真の『失敗』とはッ!開拓の心を忘れ…

「真の『失敗』とはッ!開拓の心を忘れ!困難に挑戦する事に無縁のところにいる者たちの事を言うのだッ!このレースに失敗なんか存在しないッ!存在するのは冒険者だけだッ!」

スティーブン・スティールはこれまで成功した事が無く、人から見れば失敗続きの人生を歩んでいました。しかし上記の名言が示す通り、スティーブン・スティールは諦めることが無い限り失敗は来ないと考えており、信用を全て失っても「スティール・ボール・ラン」の企画に踏み込みました。確かにスティーブン・スティールが言う通り、開拓を忘れて全てを諦めなければ、失敗もいずれか成功に変わるといえるでしょう。

名言⑤バカげた事と聞こえるでしょうが…

「バカげた事と聞こえるでしょうが 結婚のお許しをいただきたい・・・わたしはいつまででも待つつもりです 一生を娘さんのために生きるつもりです。」

上述でご紹介した通り、スティーブン・スティールは35年ぶりに再会したルーシーに結婚を申し入れ、2人は家族となります。しかしこれは借金を迫るマフィアから逃げるための偽装結婚であり、スティーブン・スティールはルーシーに決して指の1本も触れませんでした。これはスティーブン・スティールがルーシーの幸せのために生きてるからであり、もし彼女に好きな人が出来ればいつでもその人と添い遂げさせる気持ちでいました。

名言⑥わたしはおまえがそばにいてくれて…

「わたしはおまえがそばにいてくれて そして ほんのささやかな暮らしが出来れば満足なんだ 他には何も必要ない」

上記の名言の通り、スティーブン・スティールはルーシーさえいれば自分の人生は幸せであり、他に何も必要ありませんでした。なのでスティーブン・スティールは愛するルーシーがピンチになると、自らの命すら投げ出して彼女を救い出します。もし現実にスティーブン・スティールがおれば、これほど女性にとって素敵な男性はいないことでしょう。

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スティーブン・スティールの声優

小形満のプロフィール

ジョジョの奇妙な冒険第7部はアニメ化されていないものの、ゲームやVOMICでスティーブン・スティールは登場しています。その際、スティーブン・スティールの声優を担当したのは日本の男性声優である小形満です。スティーブン・スティールの声優を担当した小形満は1961年の3月24日に青森県で生まれ、1980年代から多数のアニメや映画の吹き替え声優として活躍している大ベテラン声優となっています。

小形満の主な出演作品

  • 2001年のアニメ「グラップラー刃牙」:劉海王の声優
  • 2019年のアニメ「アイカツオンパレード!」:岡本二郎の声優
  • アメリカの俳優スタンリー・トゥッチの専属吹き替え声優
  • アメリカのコメディアニメ「サウスパーク」:主人公ケニー・マコーミックの声優
  • 2017年のアメリカアニメ「ダックテイルズ」:スクルージ・マクダックの声優

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スティーブン・スティールに対する感想や評価

漫画ジョジョの奇妙な冒険第7部に登場するスティーブン・スティールに関する感想ではスティーブン・スティールとルーシーの夫婦が好きといった感想が多く寄せられていました。スティーブン・スティールとルーシーは非常に愛し合っている夫婦であり、、どちらもお互いのために命を懸けて大統領と対峙します。この2人の愛の強さはジョジョの奇妙な冒険第7部の中で屈しの人気を誇っています。

漫画ジョジョの奇妙な冒険第7部に登場するスティーブン・スティールに関する感想ではスティーブン・スティールがかっこいいといった感想も多く寄せられていました。スティーブン・スティールは弱々しい雰囲気をしたキャラクターなのですが、ルーシーのためなら命すらも捨てて彼女を助けようとします。この男らしくてかっこいい姿からスティーブン・スティールは密かにジョジョファンから人気を博しています。

漫画ジョジョの奇妙な冒険第7部に登場するスティーブン・スティールに関する感想ではスティーブン・スティールの名言が好きといった感想も多く見受けられました。スティーブン・スティールは本記事でご紹介した通り、作中で多数の名言を残しています。その中でも上記の感想にある名言は特に高い人気を博しています。

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スティーブン・スティールのジョジョまとめ

本記事では漫画ジョジョの奇妙な冒険第7部に登場するスティーブン・スティールについてルーシーとの過去や名言、声優などをまとめてご紹介しました。スティーブン・スティールは脇役ながらも妻のために命を張る非常にかっこいいキャラクターであり、多くの魅力が詰め込まれていました。もしまだジョジョの奇妙な冒険第7部を読んだ事が無い方は是非ご覧頂き、スティーブン・スティールのかっこいい姿をチェックしてみて下さい。

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