ファニー・ヴァレンタイン大統領のスタンドD4Cの能力は?名言や体型の変化も考察

ジョジョ7部に登場したファニー・ヴァレンタインは、第23代アメリカ大統領であり、聖なる遺体を回収するべく、スティール・ボール・ランを陰で糸を引く、7部のラスボス的存在です。本文では、ジョジョ7部のファニー・ヴァレンタイン大統領のスタンド・D4Cの能力をはじめ、ヴァレンタイン大統領の名言、ダイエットによる体型変化の考察、ヴァレンタイン大統領の最期を紹介します。

ファニー・ヴァレンタイン大統領のスタンドD4Cの能力は?名言や体型の変化も考察のイメージ

目次

  1. ファニー・ヴァレンタイン大統領とは?
  2. ファニー・ヴァレンタインのスタンドD4Cの能力は?
  3. ファニー・ヴァレンタインの名言
  4. ファニー・ヴァレンタインの体型の変化を考察
  5. ファニー・ヴァレンタインの最期
  6. ファニー・ヴァレンタインに関する感想や評価は?
  7. ファニー・ヴァレンタイン大統領のスタンドまとめ

ファニー・ヴァレンタイン大統領とは?

ジョジョ7部に登場するファニー・ヴァレンタイン大統領は、第23代・アメリカ大統領であり、ある目的のために聖なる遺体を全て回収するべく、スティール・ボール・ランを開催させた黒幕です。以下では、ジョジョ7部のラスボス的存在・ファニー・ヴァレンタイン大統領のスタンド・D4Cの能力と名言、巻き髪イケメンと称された体型変化の考察、ジョ二ィ・ジョースターとの最終決戦と最期を紹介します。

ジョジョの奇妙な冒険の作品情報

荒木飛呂彦先生の代表作「ジョジョの奇妙な冒険」は、1986年から現在まで長期連載されている週刊少年ジャンプ・ウルトラジャンプの看板作品です。ジョジョの奇妙な冒険は、「人間賛歌」を作品全体のテーマに掲げ、主人公の成長や仲間との絆、敵との死闘など、少年漫画の基本をおさえながら、荒木先生独特の表現方法を散りばめたホラーサスペンス的な不気味さが男女問わず多くのファンに支持されています。

ジョジョの奇妙な冒険の概要

ジョジョの奇妙な冒険は、各シリーズごとに主人公及び物語の舞台が変えられ、各シリーズごとにPartO(またはParte5)とサブタイトルで区別されています。また、ジョジョのストーリーは、ジョースター一族と宿敵・ディオ・ブランドーと彼の後継者たちが繰り広げる1世紀以上にわたる戦いや、それぞれの数奇な運命を壮大なスケールで描いています。

第3部以降からは、ジョジョの代名詞であるスタンドを用いた特殊能力が登場し人気が高まるも、第6部・ストーン・オーシャン終盤で描かれた主人公及び黒幕の死をもってシリーズに区切りが付けられます。そして、第7部以降のジョジョシリーズでは、第6部終盤の出来事の影響で一巡した世界・パラレルワールドの世界へと突入し、これまでの設定を全てリセットし、新たなジョースター一族の活躍が描かれています。

ジョジョの奇妙な冒険のあらすじ

時は、19世紀のイギリス。英国貴族のジョースター家に貧困街出身の少年・ディオ・ブランドーが引き取られます。密かにジョースター家を乗っ取ろうと暗躍するディオの動向は、同い年のジョナサン・ジョースターに気付かれ、2人は対立を深めていきます。そして、ジョースター家が所有する石仮面によって、ディオは邪悪な吸血鬼へと変貌を遂げ、ジョナサンとディオは死闘を繰り広げます。

2人の対決はジョナサンの勝利に終わったものの、力尽きた2人は爆発する船と共に海底へと沈んでいきます。しかし、2人の対決は、その後1世紀以上に及ぶジョースター一族とディオの対立の序盤に過ぎず、両者の数奇な運命は、6部の主人公・空条徐倫とディオの仲間・エンリコ・プッチの死闘まで受け継がれていきます。

ジョジョ7部のあらすじ

第6部での出来事から一巡した世界・19世紀のアメリカでは、北アメリカを西海岸から東海岸へと横断する前代未聞のレース「スティール・ボール・ラン」の開催が世間の関心を集めていました。レースの総距離は6000km以上と推測される過酷なものでした。しかし、それぞれの目的を達成するべく、ジョ二ィ・ジョースターを始め、多くの若者がレース参加の意を示しスタートラインに立ちます。

史上初の北アメリカ横断レースの裏には、聖なる遺体の回収を目論むアメリカ・大統領・ファニー・ヴァレンタインが、陰で糸を引いており、同じく聖なる遺体の回収に着手するジョ二ィ達の存在を知ったヴァレンタイン大統領は、彼らに刺客を向け対立します。そして、聖なる遺体を巡るジョ二ィと大統領の対決は、過激さを増していきます。

ファニー・ヴァレンタインのプロフィール

ファニー・ヴァレンタインは、ジョジョ7部に登場する第23代アメリカ大統領で、軍人から政治家へと登りつめた、ジョジョシリーズで最も高い社会的地位と権力を持った黒幕です。アメリカ国民の安全を保障するべく、アメリカ全土に散らばった聖なる遺体を回収する目的で、スティーブ・ボール・ランに参加します。一方、同じく聖なる遺体の回収を目論むジョ二ィ一行を敵とみなし、自身の刺客を放って妨害行為を働きます。

作中では、大統領という地位故に、傲慢さや権力の乱用を始め、私利私欲に走る行為が目立つものの、ヴァレンタイン大統領がスティール・ボール・ランに参加した目的は、アメリカの世界の中心に発展させて、国民の栄光と平和の実現させることでした。そして、聖なる遺体の回収は、それらを他の国へ渡り悪用されることを防ぐためであり、大統領のアメリカに対する愛国心が始まりです。

ファニー・ヴァレンタインの並みならぬ愛国心は、アメリカ国民から絶大な人気と支持を集め、ジョジョ7部・最終回では、ヴァレンタイン大統領の支持率は、脅威の91%を記録します。その要因は、前代未聞のレース・スティール・ボール・ランの成功に加え、ヴァレンタイン大統領が秘める決断力・行動力・母国に対する愛国心が、功を奏した結果でしょう。

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ファニー・ヴァレンタインのスタンドD4Cの能力は?

基本世界と並行世界を行き交うことができるスタンド・D4Cは、現実世界で発動できたら便利な、使い勝手の良い能力の1つです。以下では、ファニー・ヴァレンタインのスタンド・D4Cの正式名称と能力、スタンド名の由来について紹介します。

スタンドの正式名称

ファニー・ヴァレンタインのスタンドの正式名称は英文で「Dirty deeds done dirt cheap」と書き、「いともたやすく行われるえげつない行為」という意味です。頭文字を取って「D・D・D・D・C」と呼ばれたり、D4C(ディー・4・シー)と呼ばれています。ヴァレンタイン大統領が考える正義の行動を一言で表現した奥の深いスタンド名です。

D4Cの能力

ファニー・ヴァレンタインのスタンドD4Cは、本体がモノに挟まれる、または対象を挟むことで平行世界を行き交うことが出来る能力です。D4Cの強さは、破壊力:A/スピード:A/射程距離:C/持続力:A/精密機動性:A/成長性:Aで、スタンド発動時には、「ドジャアア~~ン」と手品の効果音を彷彿させる擬音が描かれています。

D4Cで平行世界に送られた際、その世界でもう1人の自分と出会ってしまうと、お互いに衝突を起こし、消滅してしまう危険があります。しかし、スタンド能力者のヴァレンタイン大統領は、平行世界に存在する自分と出くわしても、衝突や消滅を免れる例外が適用されており、自身が瀕死に陥る度にD4Cを発動させて、平行世界の自身と入れ替わりを行なっています。

ただし、平行世界とその先に存在する自分は、スタンド能力を持っていないため、入れ替わりの際には、基本世界での記憶とスタンド能力を引き継がせています。このように危機に瀕する度に平行世界の自分と入れ替わりを続けてきたヴァレンタイン大統領の行動は、不死身の体を実現させているでしょう。

D4Cの由来

スタンド・D4Cの由来・イメージ画像

ファニー・ヴァレンタイン大統領のスタンド・D4Cの由来は、オーストラリア出身のロックバンド「AC/DC」の楽曲を参考に付けられました。また、バンド・AC/DCは、ジョジョ2部の敵役・エシディシの元ネタにもあたります。

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ファニー・ヴァレンタインの名言

ファニー・ヴァレンタインの名言・イメージ画像

ジョジョ7部のラスボス的存在でありながら、最期まで愛国心と国民の平和の実現のために奔走したアメリカ大統領・ファニー・ヴァレンタインの思想は、主人公ジョ二ィ・ジョースターを始め、多くのジョジョ読者に支持されています。以下では、大統領の使命に燃える、ファニー・ヴァレンタインの名言を紹介します。

名言①「いともたやすく行われるえげつない行為」

ファニー・ヴァレンタインのスタンド名にも使用されている名言「いともたやすく行われるえげつない行為」は、自分の正義の行動は、誰かにとって「悪」と見なされるものであり、この世に善と悪の2つが存在する限り、全ての人間を幸福に導くことが出来ないという、ヴァレンタイン大統領の哲学が表されているでしょう。

自分の正義を信じて疑わない姿勢は、ジョジョ7部の主人公・ジョ二ィ・ジョースターを始め、多くの読者を関心させました。そして、大統領の正義の行動に対する考えは、ジョジョ6部のラスボス・プッチ神父を彷彿させますが、両者のスタンドの名前や最期は、対象的に描かれています。

名言②「わたしの大統領としての絶対的「使命」は!…」

己の出世欲や名誉欲のためでなく、純粋に祖国・アメリカのために行動を尽くすファニー・ヴァレンタインの姿は、現実世界でも見習いたい、一国の代表に相応しい理想の人物像でしょう。

名言③「わたしの行動は『私利私欲』で…」

ジョジョ7部・終盤にて、ジョ二ィに追い詰められたヴァレンタイン大統領の最期の名言です。愛する国のために尽力してきた大統領の本心だけでなく、要点を抑えた無駄のない話し方にも注目ポイントです。

わたしの行動は『私利私欲』でやった事ではない
『力』が欲しいだとか誰かを『支配』するために『遺体』を手に入れたいのではない

名言④「『こういう予期せぬことが起らぬようにすること』」

大統領として、不運さえも受け入れることを厭わない、ファニー・ヴァレンタインの覚悟と決意の名言です。

名言⑤「「愛国心」はこの世でもっとも美しい「徳」だ…」

ヴァレンタイン大統領が愛国心に目覚めたきっかけは、軍人だった父親の死を知らせてくれたヴァレンタイン大尉でした。命尽きる最期まで、愛する息子・ファニーに対する愛情や、祖国・アメリカに対する忠誠心を貫き通した父親の信念は、後のファニー・ヴァレンタイン大統領の愛国心に大きな影響を及ぼします。

この名言は、父親の戦死を知らせに来たヴァレンタイン大尉が、ファ二ー少年に語ったセリフの一部です。また、大統領と大尉が同一の姓を名乗っていることから、母親と大尉が再婚したことで、ヴァレンタイン姓になったと推測されます。

名言⑥「わたしには愛国心がある…」

愛してやまないわが祖国・アメリカに対する絶対的な愛国心から、正義の行動・SBRの開催と、聖なる遺体の回収に奔走したファニー・ヴァレンタインの名言です。しかし、同じ正義の行動でも、独善的で私利私欲が混じったプッチ神父とは異なり、一国の代表として尽力するヴァレンタイン大統領の行動は、多くの国民から支持される立派なものでしょう。

名言⑦「正解は『最初に取った者』に従う…だ」

国を統治することは、自分の選択1つで国が大きく変わることを示した、ファニー・ヴァレンタインの名言です。大統領など国の代表だけでなく、自分が置かれた世界のトップに君臨する者の心構えとしても捉えられます。

名言⑧「ナプキンを取れる者が決めている!」

アメリカは民主主義の国を掲げていても、物事の基準は全て「ナプキンを取れる者」の意思一つで決まることを語るファニー・ヴァレンタインの名言です。ヴァレンタイン大統領の聡明さや、ナプキンを取れる者が負う責任の重さも訴えているでしょう。

お金の価値を最初に決めている者がいるはずだ
それは誰だ?
列車のレールのサイズや電気の規格は?
そして法令や法律は?
一体誰が最初に決めている?

民主主義だからみんなで決めてるか?
それとも自由競争か?

違うッ!!
ナプキンを取れる者が決めている!

名言⑨「男が女にひかれる基準だが…」

惹かれ合う男と女・イメージ画像

「吉」であるかどうかを基準にパートナーを選ぶ、人間の本質に迫った奥の深い名言です。「愛」や「好き」ではなく、結局は自分にとって「吉」と出る人物なのかを見極めてパートナーを選ぶ、きれいごとの裏側に隠された真実を鋭く指摘しています。

「愛」だとか「愛してない」だとか
「好き」だとか「嫌い」だとかそんなんじゃあない…………

「吉」であるかどうかだ
自分にとってその男が…
あるいは女が「吉」であるかどうかなのだ

名言⑩「全てが『正義』だ」

自分の正義に対して絶対的な自信を持つファニー・ヴァレンタイン大統領の名言です。しかし、ヴァレンタイン大統領が掲げる正義は、自分のためではなく、愛する母国・アメリカの発展と、国民の平和が込められています。

名言⑪「『陽』のあたる所必ず『陰』があり…」

アメリカのためならば、時には冷徹な行為も厭わないファニー・ヴァレンタインの意志の強さがにじみ出ている名言です。自国民の幸福になることは、他の国の人間に不幸が降りかかることを認識し、現実的な考えを持つヴァレンタイン大統領の地に足を着けた思想でしょう。

名言⑫「『試練』には必ず『戦い』があり…」

血がにじむような試練を乗り越え、軍人から大統領まで昇りつめたファニー・ヴァレンタインの人生観が表現された名言です。数々の戦いに身を投じてきたヴァレンタイン大統領のタフな精神を見習いたいでしょう。

名言⑬「「死体」の方が人を選ぶ」

聖なる遺体・イメージ画像

ジョジョ7部では、聖なる遺体を巡るジョ二ィとヴァレンタイン大統領の争奪戦も描かれています。しかし、ファニー・ヴァレンタインの名言「「死体」の方が人を選ぶ」は、全ての遺体を手に入れても、最終的に聖なる遺体を手に入れることが出来る者は、自分であることを明言した、ヴァレンタイン大統領の自信がうかがえます。

名言⑭「わたしの「部下」が行う事は…」

自分の行為を正当化するファニー・ヴァレンタインの名言です。部下が働いた「殺人行為」を、自分が命令して実行させた「作戦」と称して、自分の命令が正義の行為であることをスティールに納得させる、ヴァレンタイン大統領のしたたかさを感じさせるでしょう。

わたしの「部下」が行う事は・・・・・・スティール君 「作戦」というのだよ

「殺人」ではない・・・・・・・・・・

わたしが下す「命令」のことはな

名言⑮「ブハアーッイエスッイエスッ」

窮地を脱した時や開放感を味わった時に使いたいファニー・ヴァレンタイン大統領の名言です。

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ファニー・ヴァレンタインの体型の変化を考察

ファニー・ヴァレンタイン大統領の体型変化・イメージ画像

初登場時のファニー・ヴァレンタインは、ふくよかな体形でお世辞にもカッコいいとは言えない姿でした。しかし、SBRがスタートを切り、聖なる遺体を回収するごとに体型が細身となり、ジョジョキャラクターらしい精悍な顔立ちに変化しました。以下では、ファニー・ヴァレンタインの体型の変化を考察します。

別人になったファニー・ヴァレンタイン

登場初期は、モブキャラを彷彿させる冴えない顔に、太めの体型が印象的だったファニー・ヴァレンタイン。しかし、ジョジョ7部・単行本15巻以降の大統領の姿を追うと、聖なる遺体を回収するごとにスリムな体形に変化していきました。しかし、あまりの変貌ぶりにヴァレンタイン大統領が別人になったとささやかれています。

痩せた理由はダイエット?

ファニー・ヴァレンタインが痩せた理由について、SBRに参加して聖なる遺体を回収するにあたり、自分が戦うことを予期し、しかるべき時に備えて鍛え直した結果と言われています。また、ヴァレンタイン大統領の背中には、左上に数発の弾痕、残りの面積には横向きに斬られた傷跡が施され、アメリカの星条旗と、ヴァレンタイン大統領の愛国心の高さ・タフな精神が感じられるでしょう。

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ファニー・ヴァレンタインの最期

スティール・ボール・ランの裏で糸を引き、同じく聖なる遺体の回収に奔走するジョ二ィ一行へ刺客を放つなど、ジョジョ7部のラスボス的存在として暗躍してきたファニー・ヴァレンタイン大統領の最期もまた、壮絶なものとなりました。以下では、ファニー・ヴァレンタインの最期を紹介します。

ジャイロを倒したファニー・ヴァレンタイン

スティール・ボール・ランのレース終盤、聖なる遺体のすべてを回収することに成功したジョ二ィ一行の元にファニー・ヴァレンタインが表れ、遺体の総取りに成功します。その後、聖なる遺体とルーシーを手に入れたヴァレンタイン大統領のスタンドは、D4Cラブトレインへと昇華し、ジョ二ィ一行を圧倒させます。

そして、Dioとホット・パンツを次々と殺害していったヴァレンタインは、ジャイロ・ツェペリと対峙し、互角の戦いを繰り広げます。そして、ジャイロが繰り出した鉄球が「ラブトレイン」の隙間に入ったことで、鉄球は楕円状に削り取られ、「黄金の回転」は失われてしまいます。チャンスを見出した大統領は、ジャイロにとどめを刺して勝利します。

余命が命取りになったファニー・ヴァレンタイン

ジャイロに最期を迎えさせ、勢いを付けたヴァレンタイン大統領は、ジョ二ィに対し爪弾をあえて撃たせる余裕を見せます。しかし、ジョ二ィを侮っていたヴァレンタイン大統領のこれらの行為は、やがて仇となって返され、ジョ二ィのスタンド・タスクACT4の「無限の回転」エネルギーに巻き込まれ、状況は一変します。

窮地に陥ったヴァレンタイン大統領は、ジャイロを平行世界から基本世界へ連れて来ることを条件に命乞いを始めます。その一方で、隙を見てだまし討ちを試みるも、ヴァレンタイン大統領の目論見は失敗し、ジョ二ィの爪弾を全身に受けて死亡、彼の遺体は回転の中に飲み込まれる最期を迎えました。

壮絶な最期を迎えたファニー・ヴァレンタインでしたが、彼の意思は、死の直前に平行世界から基本世界へ連れ出したDioに託されます。また、ヴァレンタイン大統領の死は、公的にはフィラデルフィア独立宣言庁舎を出たのを最後に、行方が分からないとされたものの、レース終了後には、国民から多大な賞賛を受け、支持率は90%超えを記録しました。

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ファニー・ヴァレンタインに関する感想や評価は?

ファニー・ヴァレンタインに関する感想や評価・イメージ画像

一国の代表として恥じない信念から、別人と称された体型の変化・壮絶な最期まで、多くの魅力に富んだファニー・ヴァレンタインに関する感想や評価を紹介します。

感想1:好感度の高いジョジョの悪役

ジョジョシリーズの悪役と言えば、どのキャラクターも私利私欲にまみれて、チート級のスタンド能力で、主人公サイドを追い詰めていく憎らしいイメージが強いでしょう。しかし、ジョジョ7部のラスボス的存在であるファニー・ヴァレンタインは、個性的なキャラ設定や、最期まで愛国心を貫く意志の強さなど、主人公・ジョ二ィ・ジョースターやジョジョ読者から高い評価や人気を得ています。

感想2:体型変化後のファニー・ヴァレンタインに賞賛の声

初登場時は、ふくよかな体形とお世辞にもカッコいいとは言い難い顔立ちのヴァレンタイン大統領の雰囲気は、悪役を感じさせました。しかし、物語が進むにつれて、ダイエットを始めたヴァレンタイン大統領の姿は、巻き髪と同じ服装を着用していながら、初期と比べて同一人物とは思えない変化を遂げ、多くのジョジョファンから賞賛されています。

感想3:ヴァレンタイン大統領のスタンドに嫉妬

ヴァレンタイン大統領のスタンド・D4Cは、基本世界でトラブルが発生した時に、平行世界の自分と入れ替わることができるなど、現実世界でも使い勝手の良い能力です。人間関係のトラブルに悩まされている読者にとって、ヴァレンタイン大統領のスタンドは、思わず嫉妬してしまうくらい、羨ましい能力でしょう。

感想4:謎が深まるヴァレンタイン大統領の体型変化

巨漢から巻き髪イケメンに変化したヴァレンタイン大統領のダイエットは、多くのジョジョファンから賞賛される一方で、短期間のダイエットで別人のように変化したことに対する疑問の声が挙げられています。ヴァレンタイン大統領のイメチェンは、ジョジョ史上最大の謎とも称されると同時に、外見を変化させる効果を発揮したダイエット方法にも注目が集まっています。

News | TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』

ファニー・ヴァレンタイン大統領のスタンドまとめ

ジョジョ7部のファニー・ヴァレンタイン大統領のスタンド・D4Cの能力や、名言、体型変化の考察、ヴァレンタイン大統領の最期などを紹介しました。悪役として登場しながらも、一国の代表に恥じない愛国心の高さや正義の行動、ダイエットによる変化や最期まで、ファニー・ヴァレンタインは、多くの魅力に富んだジョジョの愛されキャラクターでしょう。

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