【ひぐらしのなく頃に】北条鉄平はろくでなしのチンピラ?性格やセリフ・声優も紹介

ホラーミステリー作品として有名な『ひぐらしのなく頃に』。リメイク版アニメの制作が決定したことで、2020年3月現在再び注目を集めています。今回はそんな『ひぐらしのなく頃に』に登場した北条鉄平について紹介します。北条鉄平とは『ひぐらしのなく頃に』の「罪滅し編」や「祟り殺し編」「皆殺し編」に登場した北条沙都子の叔父。人でなしのチンピラとして話題となった人物です。今回はそんな北条鉄平について、その最後や作品中に登場したセリフ、そして鉄平の声を担当した声優について紹介します。

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目次

  1. ひぐらしのなく頃にの北条鉄平とは?
  2. ひぐらしのなく頃にの北条鉄平の性格やセリフ・強さ
  3. ひぐらしのなく頃にの北条鉄平の謎を考察
  4. ひぐらしのなく頃にの北条鉄平の声優
  5. ひぐらしのなく頃にの北条鉄平に関する感想や評価
  6. ひぐらしのなく頃にの北条鉄平についてまとめ

ひぐらしのなく頃にの北条鉄平とは?

ホラーミステリー作品として有名な『ひぐらしのなく頃に』。今回は『ひぐらしのなく頃に』に登場した北条鉄平というキャラクターについて紹介します。北条鉄平とは『ひぐらしのなく頃に』のメインキャラクターである沙都子の叔父にあたる人物ですが、最後には壮絶な死に方をする為ファンからネタキャラ扱いされることも。今回の記事ではそんな北条鉄平について作中のセリフやその最後、そして担当した声優について紹介します。

ひぐらしのなく頃にの作品情報

ひぐらしのなく頃にの概要

北条鉄平について詳しく紹介する前に、彼が登場する『ひぐらしのなく頃に』とはどういう作品なのかを簡単に紹介します。『ひぐらしのなく頃に』とは元々個人が製作したゲーム、いわゆる同人ゲームとして発表された作品です。製作者は07th Expansion。『ひぐらしのなく頃に』のシリーズ第1作が販売されたのは2002年の夏のコミックマーケットでした。

同人ゲームでありながらも、『ひぐらしのなく頃に』のストーリーは本格的なホラーミステリーと高く評価され有名に。その後『ひぐらしのなく頃に』は瞬く間に口コミが広がり、『ひぐらしのなく頃に』は人気作として知られるようになりました。

その後『ひぐらしのなく頃に』はその人気からアニメ化や商業用ゲームとしてリメイク版が発売された他、実写映画、実写ドラマまで放送。『ひぐらしのなく頃に』はシリーズ第1作が発売されてから15年以上たった2020年現在も人気の作品。2020年初頭にはリメイク版アニメ『ひぐらしのなく頃に』の作成が発表され、大きな話題となっています。

ひぐらしのなく頃にのあらすじ

『ひぐらしのなく頃に』は昭和58年の、雛見沢村という架空の村が舞台となっています。『ひぐらしのなく頃に』というタイトルの通り、物語はひぐらしが鳴く季節からスタート。雛見沢村に引っ越してきた前原圭一という男子学生が、『ひぐらしのなく頃に』のシリーズ第1作主人公です。圭一は気の合う友人たち囲まれ、幸せな生活を送っていました。

しかしある日、村の外からやって来たカメラマンを名乗る富竹ジロウから、過去雛見沢でバラバラ殺人事件があったことを聞かされます。そんな事件があったことに驚いた圭一は、バラバラ殺人事件について友人たちに訊ねますが、友人たちは皆一様に「そんな事件はなかった」と事件そのものを否定。

圭一は徐々に友人たちの言動に違和感を覚えるようになっていきます。そんな中雛見沢で行われる「綿流し」のお祭りに参加しますが、そこである噂を聞き、圭一は自分の身に危険が迫っていると確信し…というのが『ひぐらしのなく頃に』のあらすじとなっています。

北条鉄平のプロフィール

ここからは『ひぐらしのなく頃に』にサブキャラクターとして登場する北条鉄平について紹介していきます。北条鉄平とは、既に触れている通り『ひぐらしのなく頃に』のメインキャラクターである北条沙都子の叔父にあたる人物です。

誕生日は5月28日で血液型はO型。素行は悪く、主に詐欺や恐喝によって得た金品で生計を立てています。外見は画像のようにチンピラ風で、普段の口調もチンピラ風。更に『ひぐらしのなく頃に』の「祟り殺し編」で最後には圭一にバットで殴り殺されるという凄まじい死に方をしてしまいます。

『ひぐらしのなく頃に』の作中はもちろん、他の作品でもここまで突き抜けたキャラクターはなかなか珍しいとされており、『ひぐらしのなく頃に』の「祟り殺し編」でのすさまじい最後を含めて、『ひぐらしのなく頃に』の一部のファンからカルト的な人気を集めています。

北条鉄平はろくでなしのチンピラだと話題に

カルト的人気はあるものの、北条鉄平は『ひぐらしのなく頃に』のファンから「クズ」「ろくでなし」と評価されることの多い人物です。『ひぐらしのなく頃に』の本編で確認する限り、言動は乱暴で、外見も画像の通り。一見してチンピラとわかる姿をしています。更にその上『ひぐらしのなく頃に』の「罪滅し編」では、愛人である間宮リナと共謀し竜宮レナの父親を詐欺にかける姿が描かれていました。

また、『ひぐらしのなく頃に』の「祟り殺し編」と「皆殺し編」では北条沙都子に対し虐待を行ってる様子も。『ひぐらしのなく頃に』の本編での登場場面は限定されているにもかかわらず、登場すればほぼ毎回メインキャラクターに被害を与える人物だと認識されており、「ここまでくるといっそ清々しい」という声も。ろくでなしのチンピラだからこそネット上でカルト的な人気があるのかもしれません。

「ひぐらしのなく頃に」新プロジェクト | 公式サイト

ひぐらしのなく頃にの北条鉄平の性格やセリフ・強さ

北条鉄平の性格

『ひぐらしのなく頃に』のファンからはネタキャラ扱いされることの多い北条鉄平。では彼の性格とはいったいどのようなものだったのでしょうか?『ひぐらしのなく頃に』の本編』での素行を確認するだけでも、働かないことや詐欺または恐喝で生計を立てていること、また生活保護を嘘をついて受けている他、虐待を行うなど、褒められる部分がないとされています。

こうした『ひぐらしのなく頃に』の本編での徹底的なチンピラぶりもネタキャラ扱いされる要因なのかもしれません。普段は体格にものを言わせて相手を恫喝することや暴力に訴えることが多いようですが、『ひぐらしのなく頃に』の作中では保身のためにギリギリ温厚そうな振りをする様子も描かれていました。

さらに、相手を脅す際には、相手が決死の抵抗を思いつかない程度の追い詰め方しかしません。『ひぐらしのなく頃に』の中でも短気で単純そうに見えてしまう鉄平ですが、単純に暴力だけに頼るのではなく、相手をよく見る狡猾さも持ち合わせているようです。

北条鉄平のセリフ

『ひぐらしのなく頃に』における北条鉄平のセリフについてですが、『ひぐらしのなく頃に』の本編登場場面のほとんどで悪態をついていることがほとんどです。「ボケ」や「クソガキ」といった罵り言葉がほとんどで、『ひぐらしのなく頃に』の本編中まともなセリフはほぼありません。ここまでのキャラクターは他の作品でもなかなか見られない為、ファンからはネタ扱いされることも。

沙都子へ灰皿を投げつけた際に発した「ダラズ」という言葉は動画でいじられるなど、特にネタ扱いされています。ちなみに、北条鉄平が口にした「ダラズ」というセリフは、山陰地方で用いられことのある方言で、「馬鹿者」や「愚か者」といった意味を持っています。明確な設定はされていませんが、このセリフから「鉄平は山陰地方出身?」「『ひぐらしのなく頃に』は山陰地方を舞台にした物語なのでは?」という考察もなされているようです。

北条鉄平の強さ

ろくでなしのチンピラとして描かれる北条鉄平。では、北条鉄平の強さとはどの程度なのでしょうか?『ひぐらしのなく頃に』には鉄平の戦闘場面がない為不明な部分が多いとされています。しかし沙都子の様子を見に来た教師は怒鳴り返すにもかかわらず、児童相談所の職員が訪問した際には保身に走り温厚な振りをするなど、弱い者に対しては強く、強い者に対しては弱くなる様子が描かれています。

『ひぐらしのなく頃に』には鉄平が暴力をふるうシーンもありますので、純粋な力はあると考えてもいいかもしれません。また立ち回りがうまく、観察力があると考える事も出来ます。しかし、自分よりも強いと分かる相手にまでつっかかることがないと考えると、心までが強い人間というわけではないようです。

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ひぐらしのなく頃にの北条鉄平の謎を考察

考察①嫁が最後を迎えても気にしない?折り合いが悪い?

『ひぐらしのなく頃に』でろくでなしのチンピラキャラとして有名な北条鉄平ですが、結婚はしています。結婚相手の名前は北条玉枝。鉄平はかつて玉枝と共に沙都子と、その兄である悟史に対して虐待を行っていました。しかし玉枝はヒステリックな性格であるため鉄平とは折り合いが悪かったようです。ある日玉枝は何者かに殺害されてしまいますが、その後も鉄平は沙都子の家で過ごし続けました。

更にその後沙都子の兄である悟史が失踪しますが、鉄平はおかまいなし。沙都子の父である鉄平の兄夫婦が残した財産を使いこむまで沙都子の家に居座り続けたのです。財産を使い込んだ後は興宮に住む愛人の家に身を寄せるように。『ひぐらしのなく頃に』の本編を確認する限りでは、沙都子のことや玉枝の事を気に掛ける様子はありませんでした。

考察②雛見沢に帰ってきた理由

妻である玉枝が殺害されても雛見沢へ戻ってこなかった鉄平。では、数年後にあたる『ひぐらしのなく頃に』の物語開始後に鉄平が雛見沢へ戻ってきた理由とはいったい何なのでしょうか。それには間宮リナという人物が関わってきます。間宮リナとは興宮に住む鉄平の愛人で、本名は間宮律子といいます。既に触れている通り、鉄平は普段恐喝や詐欺で金品を得ており、特定の職業にはついていません。

その為、興宮に住んでいる愛人間宮リナの家へと身を寄せていました。しかし『ひぐらしのなく頃に』の「祟り殺し編」や「皆殺し編」では間宮リナが園崎組のお金に手を出したことがきっかけで殺害されてしまいます。そうなると鉄平は生きていく術がありません。そこで目をつけたのが、鉄平がかつて過ごしていた沙都子の家の貯金。鉄平は沙都子の家の貯えを狙って雛見沢へと戻ってきたのです。

考察③沙都子を虐待

『ひぐらしのなく頃に』の「祟り殺し編」や「皆殺し編」では沙都子の家の貯金を目当てに、雛見沢へと戻ってきた鉄平。その後鉄平沙紗都子と一緒に雛見沢の北条宅に住み着くようになりますが、家事は全て沙都子へ押し付けるように。更にその上、難癖をつけては沙都子に暴力をふるう事も。その行いは充分虐待とみなされるものでした。

しかも鉄平は沙都子に対して暴力をふるっていただけではありません。沙都子が逃げないよう、逃げれば行方不明になった沙都子の兄である悟史の部屋に火を付けると脅していたのです。結果沙都子は心身共にボロボロに。『ひぐらしのなく頃に』の「祟り殺し編」ではボロボロになった沙都子の姿を見て、圭一が激高。最後には鉄平をバットで殺害してしまいます。その結果圭一が狂気に陥り、悲惨な事件へと繋がりました。

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ひぐらしのなく頃にの北条鉄平の声優

宝亀克寿のプロフィール

ここからは『ひぐらしのなく頃に』で北条鉄平の声を担当した声優について紹介します。北条鉄平の声を担当したのは俳優兼声優の宝亀克寿さんです。宝亀克寿さんは1946年10月30日生まれの長崎県出身。出演作でもある『坂道のアポロン』では、物語の舞台が長崎県ということもあり、方言指導も行ったようです。

2020年現在も声優として活動されており、SNSでも頻繁に発言。「嫌なキャラクターを演じる時には『ひぐらしのなく頃に』の北条鉄平の事を思い出しながらセリフを言う」といった旨の発言をしていたことが知られています。

宝亀克寿の主な出演作品

『ひぐらしのなく頃に』以外にも、宝亀克寿さんが声優として出演されている作品は多数。その中でも有名なのは『ONE PIECE』のジンベエ役や『炎炎ノ消防隊』のオニャンゴ役等。『ONE PIECE』のジンベエの声は当初、声優の郷里大輔さんがつとめていましたが、2010年1月に郷里大輔さんが急逝。宝亀克寿さんが2代目ジンベエ役の声優につくこととなりました。

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ひぐらしのなく頃にの北条鉄平に関する感想や評価

ここからは『ひぐらしのなく頃に』に登場した北条鉄平に関する感想や評価について紹介します。まず最初に紹介するのは「ニンテンドースイッチ版『ひぐらしのなく頃に』では、詩音とレナ、圭一が鉄平を殺そうと話し合う場面がスリリングだった」というものです。『ひぐらしのなく頃に』の「祟り殺し編」でもそうでしたが、北条鉄平はストーリーによっては殺されてしまう事もあるキャラクターです。

『ひぐらしのなく頃に』では、鉄平が殺される前にメインキャラクターが狂気に駆られる描写があり、それがスリリングで『ひぐらしのなく頃に』をより魅力的な作品にしているという声も。「クズ」という評価の多い鉄平ですが、『ひぐらしのなく頃に』という物語には欠かせない人物なのかもしれません。

続いて紹介する感想は「『ひぐらしのなく頃に』の鉄平はクズ加減に爽快感を覚える」とうものです。『ひぐらしのなく頃に』の本編での鉄平は徹底してチンピラとして描かれています。『ひぐらしのなく頃に』だけでなく、他の作品でもここまでクズなキャラクターは貴重だという声も。そんな鉄平のクズっぷりに爽快感を覚える方もいらっしゃるようです。

次に紹介する感想は「MADでいじられている鉄平を見なければ、鉄平の事を嫌いになっていた」という感想です。冒頭で触れていますが、鉄平はカルト的な人気があり、ネット上ではネタキャラとしていじられています。『ひぐらしのなく頃に』の物語本編では最後までろくでなしのチンピラとして描かれている為、ファンから嫌われることの多い鉄平ですが、ネタキャラとしてはすさまじい人気者となっています。

最後に紹介する感想は「『ひぐらしのなく頃に』の本編最後まで読んでも鉄平を好きになれなかったけれど、『里恋し編』を読んで印象が変わった」というものです。『ひぐらしのなく頃に』は公式アンソロジーに当たる『語りだし編』が存在します。その中に含まれる「里恋し編」には沙都子と仲良く過ごす鉄平の姿が。ここで描かれた鉄平の姿を見て、鉄平を好きになったというファンもいるようです。

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ひぐらしのなく頃にの北条鉄平についてまとめ

今回は『ひぐらしのなく頃に』に登場した北条鉄平について、作中のセリフやその最後、そして担当した声優を紹介しました。『ひぐらしのなく頃に』の本編ではにおいて、最後まで鉄平はろくでなしのチンピラとして描かれています。『ひぐらしのなく頃に』の「罪滅し編」や「祟り殺し編」では鉄平がきっかけでレナや圭一が狂気に陥り、悲惨な事件を起こしてしまいました。

ここまで良いところがないキャラクターは『ひぐらしのなく頃に』の作品中はもちろん、他の作品でもなかなか登場しないとネット上でも有名です。また、北条鉄平の役である声優の宝亀克寿さんの演技も、『ひぐらしのなく頃に』における鉄平の印象をより強くしているとファンからは好評です。2020年にはリメイク版アニメ『ひぐらしのなく頃に』が放送予定です。

気になった方は是非鉄平の行動に注目しながら『ひぐらしのなく頃に』のゲームをプレイするか、アニメを視聴してみて下さい。鉄平がネット上でカルト的な人気を誇っている理由が分かるかもしれません。

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