2020年02月28日公開
2020年02月28日更新
【ひぐらしのなく頃に】 竜宮レナはかわいいヒロイン!名セリフ「嘘だッ!!」とは?
同人ゲーム作品として2002年にコミックマーケットでシリーズ第1作が発売された『ひぐらしのなく頃に』。同人作品であったにもかかわらず、本格ミステリー作品だと高く評価され、その後コミカライズやアニメ化、さらには大手ゲーム会社を通してリメイク版ゲームソフトが発売されるようになりました。今回の記事ではそんな大ヒット作品、『ひぐらしのなく頃に』に登場するキャラクター「竜宮レナ」について紹介します。かわいいと人気の竜宮レナ。名言と知られている「嘘だ」といういセリフ等についても触れていきます。
竜宮レナはかわいいヒロイン
2020年に新作アニメシリーズが製作されていることが明らかとなった『ひぐらしのなく頃に』。今回は『ひぐらしのなく頃に』で、かわいいヒロインだと多くのファンから評価されている「竜宮レナ」というキャラクターについて紹介します。竜宮レナの過去は勿論、名言として有名な「嘘だ」というセリフ等を紹介。竜宮レナの可愛い魅力について見ていきましょう。
ひぐらしのなく頃にの作品情報
ひぐらしのなく頃にの概要
竜宮レナが登場する『ひぐらしのなく頃に』は、元々は個人が作成した、いわゆる同人ゲームとして販売されました。シリーズの第1作が発売されたのは2002年のコミックマーケット。ゲームという形ではありますが、ストーリー分岐につながるような選択場面がなく、サウンドノベルに近い作品となっていました。しかしそのストーリーは本格ミステリとして高く評価され、『ひぐらしのなく頃に』は口コミでどんどん有名に。
一般的にはホラーミステリー作品として有名になりましたが、謎が解けると「単なるホラーじゃない」「感動した」という感想が相次ぐように。その人気から一般誌でのコミカライズを始め、アニメ化やノベライズ化されました。爆発的なヒット作品となり、ついには大手ゲーム会社によるリメイク作品が発売され、実写映画まで公開されるに至ります。
ひぐらしのなく頃にのあらすじ
『ひぐらしのなく頃に』の舞台は昭和58年。雛見沢村という架空の村から物語は始まります。主人公は雛見沢村に引っ越してきた男子学生の前原圭一。引っ越してきてからまだ日が浅いものの、友人に恵まれ、雛見沢での生活を楽しんでいました。そんな前原圭一ですが、ある日村へ旅行に来ていた富竹ジロウに出会い、雛見沢でかつてバラバラ殺人事件があった事を知らされます。
軽い興味からその事件について友人たちに訊ねた圭一ですが、仲間たちは「そんな事件はなかった」と語ります。圭一は疑問を抱きますが、深く追求せず仲間たちと共に雛見沢村で行われる「綿流し」というお祭りに参加。そこで「綿流しの日の夜には誰かが死に、誰かが姿を消す」という噂を耳にする事に。そしてその日を境に仲間たちの様子がおかしくなり、命の危機を感じた圭一は…というのが『ひぐらしのなく頃に』のあらすじとなります。
竜宮レナのプロフィール
今回この記事で紹介するのは『ひぐらしのなく頃に』のファンから「かわいいヒロイン」と評価されることもある竜宮レナについてです。作品内ではほとんどの場面で「レナ」と呼ばれていますが、本名は「竜宮礼奈(りゅうぐうれいな)」。過去の出来事がトラウマとなっており、周囲へ「れいな」ではなく「レナ」と名乗っています。年齢は不明とされていますが、主人公である前原圭一と同い年であると設定されているようです。
身長は推定で161cmとされており、学校では青のセーラー服を着用。趣味は「かぁいいもの(集め)」で、可愛いものを見つけると「お持ち帰り」しようとする様子が作品内でもたびたび描かれています。また特技は料理。腕前は一級品であるらしく、作品内では主人公である前原圭一が何度も竜宮レナの料理をほめる描写がなされていました。
竜宮レナのかぁいいモード
既に触れていますが、竜宮レナの趣味は「かぁいいもの」の収集です。竜宮レナはかわいいものが大好きで、それといったものをひとたび見つけると「お持ち帰り」しようとする「かぁいいモード」を発動。とんでもない身体能力を発揮します。ギャグパートに限った話ではありますが、この時の竜宮レナはほぼ無敵で、物理法則を無視した動きを見せたり、1撃で相手を沈めるほどのパンチ力を見せる事も。
しかも竜宮レナがかわいいと感じるものには、一般的に「かわいい」と評される物はもちろんのこと、カーネ○サンダースの人形や、廃材置き場に捨てられたごみ等も含まれます。その為前原圭一始め、中の良い部活メンバーであっても、竜宮レナが「かぁいいモード」に突入するタイミングを予測するの事は難しいようです。
竜宮レナは実はクール?
ファンから「かわいい」と評価されることの多い竜宮レナ。普段は少しぼやっとしたところを見せたり、「かぁいいモード」に突入する様子を見せており、おっとりとした印象が強いキャラクターと言われていますが、実際にはかなりの切れ者。頭の回転が速く、推理力も高い為、作品内では敵対者を追い詰めていく場面も描かれています。
また、目的を達成する為ならば手段を択ばないという一面も。『ひぐらしのなく頃に』のとあるシリーズでは、狂気に陥り事件を起こしますが、その際も綿密な計画を立てています。普段は柔和な竜宮レナですが、ファンからは「普段の性格は演技?」「抜け目がない」「クールだ」と評価されることも多いキャラクターとなっています。
竜宮レナの名言・名セリフ「嘘だッ!!」や過去
竜宮レナの名言・名セリフ「嘘だッ!!」
『ひぐらしのなく頃に』の中でも「かわいいヒロイン」と評価されることの多い竜宮レナ。そんな竜宮レナは作品内で数々の名言を放っています。しかし、そんな名言の中でも特に有名なセリフが「嘘だッ!!」。この「嘘だッ!!」は『ひぐらしのなく頃に』の物語を語る上で欠かせない名言とされており、「『ひぐらしのなく頃に』と言えば『嘘だっ!!』」とセリフを即座に連想するファンもいる程。
『ひぐらしのなく頃に』がどういうストーリーなのか知らずにゲームをプレイした人や、アニメを見た人からは「トラウマになった」という人もいらっしゃるようです。実際、コミカライズ版では下の画像のように描かれており、このセリフをホラーだと感じる方もすくなくありません。しかし、実際にはこのセリフは、引き籠り勝ちになった前原圭一を心配した竜宮レナが言い放った言葉。
その為真相を知ったファンからは「仲間を心配した竜宮レナが放った名言」であるともされています。また、前原圭一の他の人物に対しても、嘘をついていることを看破した際には同様のセリフを放つことが。竜宮レナの放つ「嘘だッ!!」というセリフは物語の転機やストーリー仄暗さをプレイヤーや読者に悟らせる役割を担っています。物語の要所でも現れる為「嘘だッ!!」は『ひぐらしのなく頃に』シリーズ通しての名言とされているようです。
竜宮レナの過去
ふだんはおっとりとした雰囲気をもつ竜宮レナですが、彼女の過去はそう明るいものではありません。元々は雛見沢で暮らしていましたが、幼い頃親の仕事の都合で茨城へと1度引っ越しました。しかし、茨城で暮らすうちに両親は離婚。母親には「アキヒト」という愛人がおり、離婚前に母親は愛人と知らせないまま、アキヒトを竜宮レナに数回会わせていました。
両親の離婚後アキヒトが母親の愛人だったことを知った竜宮レナは、自分に対し嫌悪感を持つように。やがて自分の「『い』らないところを捨てよう」と考えるようになり、「礼奈(れいな)」という名前から「い」を取った「レナ」を名乗り始めます。自暴自棄になった竜宮レナは学校で仲の良かった男子生徒3人をバットで殴り、学校中のガラスを叩き割って回る事件を起こしてしまいました。
その事件をきっかけに竜宮レナは「自律神経失調症」と断定され、カウンセリング受けるようになります。しかしカウンセリングを受ける中で「オヤシロ様」のお告げを受けることに。治療を終え、その後竜宮レナは「絶対に幸せになる」という決意をもって父親と共に雛見沢に戻りました。この過去から竜宮レナは家庭を脅かす存在に対して、強い拒否感を持っています。
竜宮レナの活躍
竜宮レナの活躍①鬼隠し編
ここからは竜宮レナの活躍について紹介します。まず最初に紹介するのは「鬼隠し編」での活躍。この「鬼隠し編」は『ひぐらしのなく頃に』のシリーズ第1作にあたる物語です。雛見沢に引っ越してきた前原圭一に対し、優しく接してくれる友人として竜宮レナは登場します。しかし物語が進み、前原圭一が疑心暗鬼に陥ると、竜宮レナを始めとした友人たちの様子が一変。
だんだんと友人たちは狂気じみた言動をみせるようになります。この「鬼隠し編」で特に話題となったのが竜宮レナの「嘘だッ!!」というセリフと、前原圭一の家への訪問。扉の隙間から手を差し入れ、中を覗き込んでくる竜宮レナの姿について、ファンからは「怖すぎる」「びっくりした」といった感想があげられていました。
竜宮レナの活躍②罪滅ぼし編
次に紹介するのは「罪滅ぼし編」での竜宮レナの活躍です。「罪滅ぼし編」は竜宮レナにスポットを当てた物語となっており、彼女の過去についてもここで明かされました。この物語は竜宮レナの父親に美人局目的で近付いて来た間宮リカを、竜宮レナが殺害してしまうというものです。綿密な計画を立て竜宮レナは間宮リカを始め詐欺師を殺害。遺体を処分しようとしますが、その途中で部活のメンバーと遭遇してしまいます。
一度は部活のメンバーたちと和解した竜宮レナですが、その後狂気に陥りとある事件を起こしてしまいます。この「罪滅ぼし編」では事件を乗り越えようとする前原圭一たちの絆に感動したファンが続出。また、竜宮レナの過去や頭の回転の速さ、意志の強さが描かれた物語としてファンから評価されています。
竜宮レナの声優
中原麻衣のプロフィール
『ひぐらしのなく頃に』の中でも人気のキャラクター、竜宮レナ。そんな竜宮レナの声を担当したのは、声優兼歌手、そしてラジオパーソナリティーとして活躍する中原麻衣さんです。中原麻衣さんは1981年2月23日生まれで、血液型はAB型。ファンからは「まいまい」や「まいたん」、「麻衣様」といった愛称で親しまれています。出生は兵庫県の明石市。
趣味は料理で、特技は剣道や珠算。剣道では初段の腕前を持ち、珠算についても1級の資格を持っているそうです。また、秘書検定や全商簿記検定2級等の資格を持つなど多彩。愛犬家だそうで、キャバリアという犬種2匹と日々過ごしているそうです。
中原麻衣の主な出演作品
竜宮レナを演じた中原麻衣さん。『ひぐらしのなく頃に』の他の出演作としては、『魔法少女リリカルなのは』のティアナ・ランスター役や『北斗の拳 羅王外伝 天の覇王』でのレイナ役の他、『人類は衰退しました』のわたし役、『魔法科高校の劣等生』の市原鈴音役が有名です。竜宮レナのように可愛らしい声はもちろん、セクシーな声や叫び声もこなす多才な声優として活躍されているようです。
竜宮レナに関する感想や評価
ここからは竜宮レナに関する感想や評価について紹介していきます。まず最初に紹介する感想・評価は「レナはめちゃくちゃいい奴」というもの。ネタバレとはなりますが、主人公である前原圭一が狂気に陥った時、竜宮レナはその身を犠牲にしてまで前原圭一を救おうとしました。また、日常パートでは親友である園崎魅音のことを気に掛ける場面や、前原圭一の親が不在の際に前原圭一の家へ料理を持っていく様子が描写されています。
つーかすげーひぐらしの内容忘れてるから綿流し編ちょーおもしれえ。おおまかなネタバレしかわかんなくて、ん?このときこうだっけ?っていう楽しみ方してる。しかし綿流し編のレナめちゃくちゃいいやつだな!
— 敷島 (@sksmhaimen) February 9, 2020
また、他の部活メンバーに対しても気配りしている様子が作品内に多く描かれていました。こうした描写を見たファンからは「レナって良い子すぎない?」「こんな友達が欲しい」という感想があげられています。
ひぐらし見返してるけどやっぱり竜宮レナかわいすぎる🤦♀️
— こ の み 。 (@Konomin_29) February 9, 2020
次に紹介する評価・感想は「竜宮レナは可愛すぎる」というものです。切れ者でクールな一面を持っているものの、普段は柔和な竜宮レナ。また、周囲の人に対して気配りを忘れない優しい性格をしています。純粋な外見だけでなく、こうした性格もあって、一部のファンからは「レナはかわいい」「レナが1番好き」という感想もあげられています。
ひぐらしのなく頃に語 解答編で圧倒的熱量を以て罪滅し編を語る白上フブキちゃん好き過ぎるし決闘のシーンで圭一にあまりにも素朴な望みを打ち明けるレナの台詞を司とコーサカが交互に言い合うところで泣いちゃう。
— 笑顔中毒者 (@chan_ken5656) January 30, 2020
#ひぐらし語
最後に紹介する感想は、前原圭一と竜宮レナの会話に感動して泣いた、というものです。『ひぐらしのなく頃に』はホラー色の強い作品として有名ですが、それだけではありません。ファンの多くから「感動する作品」と評価されています。ファンの中には竜宮レナのセリフに泣いたという方も。竜宮レナは『ひぐらしのなく頃に』には欠かせないキャラクターとして評価されているようです。
竜宮レナについてまとめ
今回の記事では『ひぐらしのなく頃に』でファンからかわいいヒロインと評価されることが多い竜宮レナの過去や、名言として有名な「嘘だ」というセリフ等について紹介しました。竜宮レナは、普段はおっとりとした性格をしていますが、クールで切れ者な一面を持った魅力的なキャラクターとして有名です。
既に1度アニメが放送され、完結を迎えた『ひぐらしのなく頃に』ですが、2020年2月現在、シリーズ新作アニメが作成中であると明かされています。ひょっとすると、前作とは異なるエピソードも公開されるかもしれません。シリーズの新作でも、竜宮レナの活躍に注目してみて下さい。