2020年01月13日公開
2020年01月13日更新
【ひぐらしのなく頃に】園崎茜が当主ではない理由は?セリフや声優も紹介
『ひぐらしのなく頃に』に登場する園崎魅音・詩音の母親、園崎茜に焦点を当てていきます!『ひぐらしのなく頃に』で重要な立ち位置にある園崎家。園崎茜は、現当主の娘でありながらも次期当主ではありません。本記事では、『ひぐらしのなく頃に』の基本情報はもちろん、園崎茜のプロフィールや次期当主ではない理由、そして園崎茜の名セリフや担当声優についても紹介していきます。園崎茜について興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。
園崎茜とは?
ひぐらしのなく頃にの作品情報
園崎茜が園崎家の現当主でも次期当主でもない理由や名セリフ、アニメ版『ひぐらしのなく頃に』での園崎茜の声優を紹介していく前に、まずは『ひぐらしのなく頃に』の作品情報を紹介していきます。
ひぐらしのなく頃にの概要
『ひぐらしのなく頃に』とは、「07th Expansion」という同人サークルが作ったサウンドノベル形式のPCゲームです。監督や脚本は竜騎士07が務めています。同人ゲームとして発売された『ひぐらしのなく頃に』ですが、人気に火が付きアニメ化、漫画化、実写映画化など様々なメディア展開をすることになります。
ひぐらしのなく頃にのあらすじ
前原圭一は都会で問題を起こし、田舎の寒村である「雛見沢村」へと引っ越してきました。そこでは小学生から中学生までが一つのクラスで勉強をしており、圭一は魅音、レナ、梨花、沙都子と仲良くなり、部活の一員に入り楽しい日々を過ごしていました。そんな昭和58年の6月、毎年この時期に行われる「綿流しのお祭り」でも部活をすることになった圭一たち。
「綿流しのお祭り」の翌日、カメラマンの富竹が死体で見つかり、看護師の鷹野が行方不明になったことを教えられます。過去、4年連続で「綿流しのお祭り」の日に1人が死に、1人が行方不明になるという事件が起きていたのですが、今年も起きてしまったのです。
ひぐらしのなく頃にの雛見沢症候群
『ひぐらしのなく頃に』で重要な要素となるのが「雛見沢症候群」です。雛見沢村の住人達や、住人でなくても度々この村を訪れた人は「雛見沢症候群」に感染します。これは空気感染し、女王蜂に当たる梨花の元から離れたり、過度なストレスを感じると発症します。
『ひぐらしのなく頃に』で起きる事件は、この「雛見沢症候群」による激しい妄想や幻聴、増強する暴力性が原因で起きています。黒幕の鷹野三四は、この「雛見沢症候群」の研究の第一人者で、「雛見沢症候群」の研究のために「雛見沢症候群」を利用して事件を起こしていました。
園崎茜のプロフィール
園崎茜のプロフィールを紹介します。園崎茜は園崎家の現当主・園崎お魎の娘です。魅音、詩音の母親だけあって美人で、2人と同じく緑色の髪の毛をしています。いつもお団子にまとめた髪型に、着物姿が特徴です。本来は園崎茜が次期当主でしたが、現在は夫が組長を務める「園崎組」の大幹部です。「鹿骨の鬼姫」と呼ばれるほどの実力を持っています。
園崎茜が当主ではない理由や園崎家の影響力
園崎茜が当主ではない理由
園崎茜が園崎家の当主ではない理由を考察していきます。本来園崎茜は園崎蒐という漢字でしたが、園崎茜が結婚相手として連れてきた相手がヤクザだったため勘当されたという過去があります。園崎家の次期当主の名前には「鬼」の漢字が使われますが、漢字から「鬼」を抜かれ「茜」という名前になった経緯からもこの勘当騒動が次期当主ではなくなった理由だと考えられています。
園崎家の現当主のお魎にも、次期当主の魅音にも「鬼」の字が入っていますが、詩音には入っていません。また、園崎家の当主には名前の漢字だけではなく、体にも「鬼」の刺青が入れられています。
園崎家の影響力
雛見沢村には御三家と呼ばれる三大勢力が存在します。1つは園崎家、1つは古手家、1つは公由家ですが、園崎家の持つ力は他の2つの家とは比べ物になりません。実際は園崎家が関与していない場合でも、園崎家が黒幕であると匂わせるような態度を取る「園崎ブラフシステム」というものがあり、この行動・態度のお陰で村の統率を図っています。
この「園崎ブラフシステム」があるため、圭一たちの味方になりたくても表面上は出来ないという園崎家の側面が見られます。しかし、裏からなら手を貸すことが出来るため、園崎家の力で圭一たちは助かることが出来た回もありました。
園崎茜のセリフや声優
園崎茜のセリフ「古い時代を片付けて…」
園崎茜は登場回数が多くないため、セリフも少ないキャラクターです。しかし、そんな少ないセリフの中でもファンの中で印象的だという名セリフがこちらです。田舎の寒村、そして雛見沢村の御三家の1つである園崎家は古い時代を生き、古い時代の考えを持つ家柄です。かつての次期当主であった園崎茜も、古い時代の考えの中育てられてきたため、魅音たち次の世代への期待を込めた名セリフとなっています。
古い時代を片付けて、 新しい時代を作るのが若者の仕事さね。
園崎茜の声優
井上喜久子のプロフィール
アニメ『ひぐらしのなく頃に』で園崎茜の声優を務めたのは井上喜久子です。井上喜久子は1964年9月25日生まれ、神奈川県出身の声優です。娘の井上ほの花も声優として活躍しています。自称17歳のため、Twitterなどで#井上喜久子生誕祭などのタグを見ると、毎年「17歳おめでとう!」とお祝いされるのが恒例となっているようです。
おっとりしたお姉さん系を演じることの多い井上喜久子さんですが、敵役を演じることもあり、その雰囲気の違いに驚かされるファンも多くいます。
井上喜久子の主な出演作品
井上喜久子さんの主な出演作品を紹介します。「らんま1/2」の天道かすみ役、「ふしぎの海のナディア」のメディナ・ラ・ルゲンシウス・エレクトラ役、「しましまとらのしまじろう」のしまじろうのお母さん/しまのさくら役、「怪盗セイント・テール」の深森聖良役、「異次元の世界エルハザード」のルーン・ヴェーナス役、「AIR」の裏葉役、「CLANNAD-クラナド-」の古河早苗役があります。
上記の他にも、「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」のラスト役、「バクマン。」の亜豆美雪役、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」のカルタ・イシュー役、「魔法少女育成計画」のカラミティ・メアリ役、「はたらく細胞」のマクロファージ役、「MIX」の立花真弓役などが挙げられます。
園崎茜に関する感想や評価
ひぐらしのなく頃に見返して
— しゅわわ (@ABS0LUTE_0_) November 1, 2019
めちゃくちゃ園崎茜が好きになりました
ここからは『ひぐらしのなく頃に』の園崎茜についてSNSでの感想を見ていきます。こちらの方は、『ひぐらしのなく頃に』を見返していたら園崎茜が好きになったという感想を持たれています。園崎茜は登場回数こそ少ないものの、その存在感の強さからファンが多くいるようです。
拙者、園崎茜の懐刀である葛西に詩音の世話係任せてるの好き。
— 梨花子 (@August07th) September 2, 2019
葛西が茜のことが好きだった設定でもっと好き。 pic.twitter.com/rm3a6LDlzl
こちらの方は、園崎茜の娘・詩音の世話係が葛西という設定が好きと言う感想を持たれています。双子は不吉だと言われ、1人は殺される風習のあった当時の雛見沢村ですが、お魎の計らいにより魅音・詩音の姉妹は殺されることなく生まれてきています。
園崎茜も園崎家の当主の前に1人の母親です。1人が殺されることなく双子が生まれたとはいえ、何があるかわからないので自身の懐刀である葛西を跡取りではない詩音の世話係に任せたのかもしれないという考察もありました。葛西は昔茜のことが好きだったという設定があるため、信頼できる相手だったのでしょう。
ひぐらしのなく頃にの園崎茜役を井上喜久子さんがやってると知ってビックリ
— カナタ/ログアウト中 (@matanebump) January 19, 2019
あんな声を出せるんや
こちらの方は、『ひぐらしのなく頃に』の園崎茜の声優が井上喜久子さんだったことに驚いたようです。井上喜久子さんは今でこそ「鋼の錬金術師」のラスト役や「FAIRY TAIL」のミネルバ役などの悪役もこなす声優ですが、癒し系の声質からそれまでは圧倒的に「優しいお姉さん」役を演じることが多かったのです。この方以外にも園崎茜の声優が井上喜久子さんと知り驚いたという感想を持つ方が多く見られました。
園崎茜が当主ではない理由まとめ
ここまで『ひぐらしのなく頃に』に登場する園崎茜が園崎家の当主ではない理由を紹介してきましたが、いかがでしょうか?園崎家の後継ぎには代々「鬼」の漢字が付いた名前が付けられます。園崎茜も同様で「蒐」という漢字でしたが、家出をし結婚相手として連れてきた相手がヤクザだったことから勘当され、現在の「茜」という漢字を使っています。
この勘当騒動が原因で園崎家の次期当主の座から外されたと言われています。しかし、現当主で園崎茜の母・お魎との仲は良好で、作中では一緒にお茶を飲む姿を見ることが出来ます。園崎茜は肝の座った女性で、終わったことは水に流すなどサッパリとした性格をしています。登場回数は少ないものの、人気の高い園崎茜の登場する『ひぐらしのなく頃に』、ご覧になってみてはいかがでしょうか?