【ひぐらしのなく頃に】鷹野三四の過去と正体を考察!性格や声優情報も紹介

元々PCゲームだった『ひぐらしのなく頃に』は、人気に火が付きアニメ化、実写映画化、実写ドラマ化までされた作品です。本記事では、『ひぐらしのなく頃に』に登場する鷹野三四の過去や性格について紹介していきます。また、鷹野三四と一二三との関係や、鷹野三四の声優など、『ひぐらしのなく頃に』に登場する鷹野三四について徹底的に迫っていきますので、ぜひ最後までご覧ください!

【ひぐらしのなく頃に】鷹野三四の過去と正体を考察!性格や声優情報も紹介のイメージ

目次

  1. 鷹野三四とは?
  2. 鷹野三四の過去と正体を考察
  3. 鷹野三四の性格
  4. 鷹野三四の声優は伊藤美紀
  5. 鷹野三四に関する感想や評価
  6. 鷹野三四の過去と正体を考察まとめ

鷹野三四とは?

ひぐらしのなく頃にの作品情報

『ひぐらしのなく頃に』に登場する鷹野三四の過去や性格、声優について詳しく紹介する前に、まずは『ひぐらしのなく頃に』の作品情報を紹介します。

ひぐらしのなく頃にの概要

『ひぐらしのなく頃に』とは、同人サークル「竜騎士07」が手掛けるPCゲームです。『ひぐらしのなく頃に』はRPGや恋愛ゲームのように選択肢の中を進んでいくゲームではなく、すでに作られた物語を読むタイプのゲームです。『ひぐらしのなく頃に』は2002年から2006年まで発売されていました。

『ひぐらしのなく頃に』の物語は2006年に発売された分で完結していますが、『ひぐらしのなく頃に』の余りの人気の高さから完結後に番外編も発売されています。そしてこのPCゲームを元に『ひぐらしのなく頃に』は漫画化や映画化されています。漫画化された際、通常1つの作品は1人の漫画化が最後まで漫画を描きますが、『ひぐらしのなく頃に』の漫画は「〇〇編」ごとに違う作者が漫画を描いていることが特徴です。

『ひぐらしのなく頃に』は「〇〇編」というサブタイトルが付いており、『ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編』、『ひぐらしのなく頃に 綿流し編』、『ひぐらしのなく頃に 祟殺し編』、『ひぐらしのなく頃に 暇潰し編』と続きます。『ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編』から『ひぐらしのなく頃に 暇潰し編』までは出題篇とされ、基本的な流れは同じですが行方不明になる人物や死亡する人物が変わっています。

そして『ひぐらしのなく頃に 綿流し編』の解答編となる『ひぐらしのなく頃に 目明し編』、『ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編』の解答編となる『ひぐらしのなく頃に 罪滅し編』、『ひぐらしのなく頃に 祟殺し編』の解答編となる『ひぐらしのなく頃に 皆殺し編』へと続き、出題篇の謎が解明され、『ひぐらしのなく頃に 祭囃し編』で梨花は運命に勝ち誰も死ぬことなく次の日を迎えます。

番外編として『ひぐらしのなく頃に 賽殺し編』、『ひぐらしのなく頃に 昼壊し編』、『ひぐらしのなく頃に 罰恋し編』が存在します。他にもPS2の『ひぐらしのなく頃に 祭』、任天堂DSの『ひぐらしのなく頃に 絆』、PS3/PSVitaの『ひぐらしのなく頃に 粋』、任天堂Swich/PS4の『ひぐらしのなく頃に 奉』など、各ゲームでも楽しむことが出来ます。

ひぐらしのなく頃にのあらすじ

『ひぐらしのなく頃に』の舞台は「雛見沢村」です。田舎の雛見沢村に都会から引っ越してくるのが主人公の前原圭一です。田舎も田舎なため、学校は1つしかなく小中高校生が同じクラスで勉強をしています。圭一はクラスメイトの竜宮レナ、園崎魅音、北条沙都子、古手梨花と仲良くなり、「綿流し」のお祭りへ行くことにします。しかし、毎年この「綿流し」の日に1人死に、1人行方不明になるという話を圭一は聞いてしまいます。

そうしてやってきた「綿流し」のお祭り当日、部活メンバーはゲームをしながら屋台を回ります。すると翌日、カメラマンの富竹ジロウが遺体で発見され、鷹野三四が行方不明になったと聞かされます。こちらが最初の物語『ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編』のあらすじです。

鷹野三四は狂気の看護師

『ひぐらしのなく頃に』に登場する鷹野三四は、雛見沢村にある入江診療所の看護師をしています。誕生日は6月20日、O型で金髪のストレートロングが特徴の美人なキャラクターで、壮絶な過去の持ち主です。鷹野三四は『ひぐらしのなく頃に 暇潰し編』、『ひぐらしのなく頃に 賽殺し編』以外の全てのストーリーに登場しています。

作品紹介 – ひぐらしのなく頃に | 07th Expansion Official Website

鷹野三四の過去と正体を考察

両親を無くした幼少期

『ひぐらしのなく頃に』に登場する鷹野三四の過去を紹介していきます。鷹野三四は幼い頃に両親を亡くしたため、施設で育つことになります。両親の死因は『ひぐらしのなく頃に』の原作とアニメで違っており、原作では鉄道事故で、アニメではバスの事故で亡くなっています。

悲惨な施設時代

両親の死により施設に預けられた鷹野三四ですが、その施設は虐待が頻繁に行われている施設でした。虐待により死んでしまう子も後を絶たず恐れをなして逃げ出してしまう子供もいますが、捕まるとより酷い拷問が待っているため、その恐怖で逃げ出すことが出来ない子供が多いようでした。

鷹野三四はそれを知りながら、「ここにいても殺されるだけだ」と恐怖に耐えきれず逃げ出そうと仲間を集めて脱出計画を練ります。途中、捕まってしまった子もいましたが鷹野三四は何とか逃げ出し父の恩師・一二三へ連絡しますが捕まってしまいます。しかし、一二三が何かに気づき施設を訪れ鷹野三四を引き取ることになりました。

一二三の研究を引継ぐ

一二三は「雛見沢症候群」や「寄生虫」の研究をしていました。助けてもらった恩を返そうと、鷹野三四もその研究を手伝います。鷹野三四の本当の名前は「田無美代子」ですが、一二三の養子になったことで「高野美代子」になりました。しかし「高野」姓のままだと一二三の身内とわかり「私情で研究を行っている」と思われることを回避するため「鷹野」へと改姓しています。

「美代子」という名前も「三四」へと変更しています。その理由は「一二三に続くように」、また「一二三の後を引き継ぎその先を行く」という意味があり、鷹野三四がどれほど一二三に恩義を感じていたかがわかる改名となっています。

雛見沢症候群と寄生虫

鷹野三四が一二三から受け継いだ研究は「雛見沢症候群」と「寄生虫」です。この2つは後に「雛見沢大災害」と呼ばれる雛見沢村の住人が全員死亡するという不可解な事件に関わりのある研究です。そして『ひぐらしのなく頃に』の事件の元凶ともいえるのが「雛見沢症候群」です。

鷹野三四は最初は一二三の遺志を継ぎ研究に励んでいましたが、結果的に鷹野三四にも雛見沢症候群の末期症状が出ていたと言っても過言ではないほど正気の沙汰ではない事件を起こしています。

雛見沢症候群とは?

雛見沢症候群とは、宿主が死亡すると雛見沢村の住人が発症します。主な症状に極度の疑心暗鬼や被害妄想が挙げられ、これが原因で殺人に発展していきます。そのため、発症した場合には直ちに治療をしなければ本人にも死が訪れます。この雛見沢症候群は寄生虫により雛見沢村の住人に感染していることもわかっています。

現在の宿主は古手梨花のため、古手梨花から離れたり(引っ越しや旅行など)、『ひぐらしのなく頃に』作中で古手梨花が死亡すると雛見沢村の住人が発症してしまいます。そのため雛見沢村から一度都会に戻った圭一や、幼い頃は雛見沢村で育ち雛見沢村から引っ越したレナも発症し悲劇を生む結末となりました。宿主の側にいれば基本的には発症しないため、宿主は村から出てはいけないことになっています。

三四は全ての黒幕

『ひぐらしのなく頃に』の黒幕は鷹野三四です。正確に言えば全て鷹野三四が犯した殺人ではないのですが、たまたま起こった殺人事件を雛見沢症候群の研究に使ったり、雛見沢村全員が死亡する雛見沢大災害を起こしたのは鷹野三四です。また、寄生虫について研究したいがために綿流しのお祭りの日に起きる事件に見せ掛けて古手梨花の両親を殺害していることからも、鷹野三四は『ひぐらしのなく頃に』の黒幕と言えるでしょう。

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鷹野三四の性格

性格①一見知的で優しそう

ここからは『ひぐらしのなく頃に』の黒幕、鷹野三四の性格を見ていきましょう。鷹野三四は一見知的で優しそうな性格をしています。圭一たちに会うとにこやかに微笑み談笑したり、時にはオカルトについて熱く語ったりする様子が描かれています。見た目も美人なので、黒幕ということがわからなければ「知的で優しいお姉さん」という印象の強いキャラクターでした。

性格②本性では人を見下す

一二三の研究を受け継ぎ必死に勉強してきた鷹野三四は、優秀な大学を首席で卒業し、政界に影響のある人物をスポンサーに持つことになります。それにより、工作部隊「山狗」を持つ入江研究所の最高権力や、三佐の階級を手に入れます。

日本を動かすことが出来るほどの権力を鷹野三四は手に入れるのですが、それは並々ならぬ努力をしたからなのです。努力をすればのし上がることが出来ると思い込んでいる鷹野三四は、人を見下してしまうようになりました。

性格③ヒステリーの持ち主

また、ヒステリックな性格もしています。普段は知的で学生の圭一たちとも対等におしゃべりしている様子の鷹野三四ですが、時折ヒステリーを起こすこともあります。このことからも、「一見知的で優しいお姉さん」に見える鷹野三四は決して性格がいいとは言えないでしょう。

性格④オカルトが大好き

鷹野三四はオカルト好きな性格をしていることが本人から語られています。オカルトトークをテンション高く話していたり、過去に雛見沢村で起きた事件をスクラップにしていることがわかっています。

鷹野三四の声優は伊藤美紀

伊藤美紀のプロフィール

『ひぐらしのなく頃に』で鷹野三四の声優を担当したのは伊藤美紀さんです。伊藤美紀さんは1962年10月21日生まれ、千葉県出身で東京都で育っています。伊藤美紀さんは大学在学中から勝田声優学院へ通い、1985年に声優としてデビューします。声優だけでなく、舞台にも出演していましたが「ナレーターの仕事がしたい」と所属事務所を移籍し、以降2019年12月現在も大沢事務所に所属しています。

90年代後半からは育児に専念されていたためあまり声優として活動はされていませんでしたが、2004年の「マリア様がみてる」で若い層にも認知され、知名度が上がりました。アニメ声優だけでなく吹き替え声優としても活動されており、「マスク」など初期のキャメロン・ディアスの吹き替えは伊藤美紀さんが担当していました。

伊藤美紀の主な出演作

伊藤美紀さんの『ひぐらしのなく頃に』以外の主な出演作を紹介します。「青いブリンク」のキララ姫役、「獣神ライガー」の神代まい役、「ドラゴンボール」シリーズの人造人間18号役、「バケツでごはん」の三平役、「バトルアスリーテス 大運動会」のジェシー・ガートランド役、「カードキャプターさくら」の大道寺園美役、「ブギーポップは笑わない Boogiepop Phantom」の来生真希子役などが挙げられます。

上記の他に、「マリア様がみてる」の小笠原祥子役、「SHUFFLE!」の時雨亜沙役、「銀魂」の孔雀姫華陀役、「テイルズ オブ ジ アビス」の魔弾のリグレット役、「夏目友人帳」の藤原塔子役、「うみねこのなく頃に」の右代宮絵羽役、「マギ シンドバッドの冒険」の練玉艶役、「鬼灯の冷徹」の地獄太夫役なども伊藤美紀さんが声優を担当しています。

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鷹野三四に関する感想や評価

『ひぐらしのなく頃に』の鷹野三四が好きすぎる!

『ひぐらしのなく頃に』で皆殺し編が一番好きという方の感想です。皆殺し編では『ひぐらしのなく頃に』の謎がかなり解け、一気に物語が進行します。皆殺し編の後の祭囃し編でOPが変わる様子や、鷹野三四が好きという感想も持たれていました。

『ひぐらしのなく頃に』の鷹野三四に救いがあってよかった!

『ひぐらしのなく頃に』を見終わった方の感想です。『ひぐらしのなく頃に』の祭囃し編の最後、鷹野三四が救われる描写があることから「救いがあって良かった」という感想を持たれていました。

『ひぐらしのなく頃に』はグロアニメなのに感動する!

『ひぐらしのなく頃に』では殺人事件が度々起こりますが、その描写がかなりグロテスクであることでも有名です。しかし、グロくて怖いアニメだと思われていた『ひぐらしのなく頃に』も最後まで見ると感動するという感想が増えます。この方も、「グロアニメで感動するのはひぐらしのなく頃にくらいだ」とツイートされていました。

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鷹野三四の過去と正体を考察まとめ

ここまで、鷹野三四の過去や正体をまとめてきましたが、いかがでしたでしょうか?鷹野三四は『ひぐらしのなく頃に』の黒幕と言える存在ですが、悲惨な過去を持っていました。過去に高野一二三に救われたことから恩義を感じ、必死に勉強し一二三の後継者として「雛見沢症候群」や「寄生虫」の研究に励み、結果として雛見沢村での殺人事件に繋がってしまいます。

『ひぐらしのなく頃に 皆殺し編』まで主要キャラクターたちが死にバッドエンドを迎えてきましたが、『ひぐらしのなく頃に 祭囃し編』でついに逆転し、全員が死なずに綿流しのお祭りの日のその向こう側へと進むことが出来ました。『ひぐらしのなく頃に 祭囃し編』の最後には、鷹野三四が悲惨な過去を送るはずだった両親の死を回避することで雛見沢村では二度とこのような事件が起きない世界線が作られます。

そうなると、『ひぐらしのなく頃に』の重要な要素、「雛見沢症候群」の研究が進まないことから雛見沢村は不幸になるのではないか?という感想を持つファンや読者もいました。鷹野三四について興味を持たれた方は、『ひぐらしのなく頃に』をご覧になってみてはいかがでしょうか?

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