2020年03月12日公開
2020年03月12日更新
【ブラッククローバー】チャーミーの正体はドワーフとの混血?強さや声優も紹介
ファンタジー漫画『ブラッククローバー』では、チャーミーというキャラクターが登場します。チャーミーは黒の暴牛に所属しており、読者からも人気のキャラクターです。チャーミーは小さな体のお姉さんキャラなのですが、『ブラッククローバー』の作中にその正体がドワーフだということが判明します。この記事では、ドワーフ化したチャーミーの魔法や強さなどを紹介します。また、基本的なプロフィールやアニメでの声優をまとめています。
チャーミーの正体はドワーフとの混血?
ブラッククローバーの作品情報
チャーミーが登場する『ブラッククローバー』は、魔法の世界を描いた作品です。原作は漫画ですが、アニメやゲームなど幅広いコンテンツで親しまれている人気作品です。ここではそんな『ブラッククローバー』の作品情報について紹介します。
ブラッククローバーの概要
『ブラッククローバー』は、週刊少年ジャンプで2015年から連載されているバトルアクション漫画です。魔法が使えるのが当たり前の世界で、魔法を使ってキャラクター達が戦います。2017年からはアニメ化されており、放送時にはSNSで『ブラッククローバー』関連のワードがトレンドに上がることがあるほど人気です。日本だけでなく海外からも評判が高い作品でもあります。
ブラッククローバーのあらすじ
『ブラッククローバー』の主人公・アスタは、魔法が使えることが当たり前の世界で魔力を持たずに生まれてきました。それでもアスタは魔法騎士団のトップに立つ魔法帝にあこがれていました。そんなアスタの元に、五つ葉の魔導書が現れます。その魔導書には悪魔が宿っており、全ての魔法を打ち消す反魔法が使える魔導書だったのです。アスタは反魔法の実力を認められ、黒の暴牛という魔法騎士団に入団します。
チャーミーはかわいい食いしん坊
『ブラッククローバー』のチャーミーの本名はチャーミー・パピットソンといいます。誕生日は6月3日で身長は142cmと小柄なので、アスタ達よりも下に見られがちですが年齢は19歳です。喋る時に「〜のら」という語尾をつけるのが特徴的です。アスタ達に対してはお姉さんぶることもあり、アスタからは「チャーミーパイセン」と呼ばれています。食べることが大好きで、食べ物を持って登場することも多くあります。
ちなみにチャーミーは魔法を使って出した「ヒツジのコックさん」に料理を作らせています。「ヒツジのコックさん」が作る料理は魔力を増幅させるものもあるため、とても重宝されています。実際に『ブラッククローバー』の作中では、チャーミーが好きなユノに近づくために食べ物を渡しているシーンがあります。ユノは断ろうとしたものの、食べ物の魔力増幅の効果を知ってからはチャーミーの料理を食べるようになりました。
それほどの増幅力があり、戦闘中に疲弊している時ほどありがたい魔法なのです。ただ、チャーミー自身の食いしん坊っぷりはハート王国で問題となっており、森の食べ物をほとんど食べてしまうこともありました。そのためハート王国の人々から迷惑がられていました。半年後のチャーミーはそんな食生活のせいか、すっかり体型が変わってしまい激太りしていました。
チャーミーは身長が低く愛嬌があり、使う魔法がファンシーなので黒の暴牛のマスコットキャラのような存在としても読者から人気です。人気投票では1回目は6位、2回目は14位と落ちましたが3回目は7位と、10位以内に入るほどの人気があります。ちなみに食いしん坊でハート王国には迷惑をかけているものの、ハート王国の女王からは可愛がられています。ただ、かわいい見た目からは想像出来ないような強さを持っています。
チャーミーは人間とドワーフのハーフ
チャーミーの正体は人間とドワーフのハーフでした。チャーミーの正体が分かるのは『ブラッククローバー』の194話です。転生したエルフが暴れており、水色の幻鹿団団長のリルもまたエルフが転生してアスタ達を襲っていました。そこにたまたま現れたのがチャーミーです。チャーミーはリルに恐れることなく、食べ物を差し出しました。するとリルは人間が作ったものなんか食べられないと言ってご飯を捨てました。
これを見たチャーミーは激怒します。その直後チャーミーはリルによって倒されてしまうのですが、チャーミーと共に倒れたヒツジの中からなんと狼が出てきたのです。そしてチャーミーもいつもより身長が伸びます。その姿を見たリルに転生していたエルフは、「人間とドワーフの混血」と言いました。実はチャーミーも自分の正体がドワーフとのハーフだとは知らず、後ろのヒツジが狼に変貌したことにも驚いていました。
チャーミーの正体が明らかになり、容姿も変わってしまったのですが性格はまったく変わっていません。その代わりに強さが倍以上になり、エルフに転生されてパワーアップしている状態のリルと互角に戦うほどの戦闘力を見せました。ちなみにリルはこの事がきっかけとなり、ドワーフとしての本来の力に目覚めた状態のチャーミーに恋をするようになりました。
チャーミーの強さ
キャサリンを一撃で倒す強さ
『ブラッククローバー』のチャーミーは食いしん坊で外見的には強そうには見えないのですが、実は黒の暴牛の中でも圧倒的な強さを持っています。初めてチャーミーが魔法を使って戦ったのは『ブラッククローバー』の29話です。29話ではユノがちょうどキャサリンと戦っていました。ユノは風の妖精の力を使いましたが、それでもキャサリンにとどめを刺すことが出来ませんでした。
キャサリンはユノに吹き飛ばされ、ご飯を食べようとしていたチャーミーのところに落ちてきました。チャーミーは魔力を要求するキャサリンに食べ物を取られると思い、一撃で倒しました。チャーミーにここまでの強さがあるとは思っていなかったという人も多く、『ブラッククローバー』でこのシーンを読んだ人は驚いていた方がたくさんいました。
魔力がかなり高い
『ブラッククローバー』でのキャサリンとの戦闘シーンでは、チャーミーが異常な魔力量を持っていることが明らかになりました。ユノは遠くからキャサリンが飛ばされた建物を見ていましたが、そこからでもチャーミーの魔力を感じ、そのとてつもない魔力量に驚いていました。このシーンから、チャーミーの強さはその膨大な魔力の量にあるようです。
魔力は無限
チャーミーの「ヒツジのコックさん」が作る料理は魔力の増幅ができます。回復ではなく増幅なので魔力をどんどん増やす事ができるのです。料理を作るために魔法を使っているチャーミーは魔力を消費しているはずなのですが、チャーミーは一度も魔力切れで倒れたことがありません。
実際に『ブラッククローバー』でエルフとの戦闘が終わり、黒の暴牛のアジトを町中から撤退する時はヘンリーの魔力が必要になるので、団員総出で魔力をヘンリーに与えていました。しかし団員の魔力が無くなってしまうとヘンリーの魔力もなくなり、アジトは動きを止めてしまいます。そんなみんなの魔力を保つために、チャーミーは「ヒツジのコックさん」に魔力増幅の料理を作らせ続けました。
団員達は魔力供給サイクルに疲弊してしまっている中、チャーミーは「ヒツジのコックさん」を使いながら料理を食べてヘンリーに魔力を与えていました。無限にあるのではないかというほどの魔力量があるということが、このシーンでも分かります。この魔力量は、チャーミーの正体がドワーフであることに関係しているのではないかといわれています。
チャーミーの声優は安野希世之
安野希世之のプロフィール
アニメ『ブラッククローバー』でチャーミーの声優を担当しているのは、安野希世乃です。安野希世乃とは、1989年7月9日生まれの女性声優です。声優だけでなく歌手としても活動されており、エイベックス・ピクチャーズに所属しています。
テレビ番組で声優のアフレコ密着を見て声優に憧れてその道を目指すようになったそうです。そして15歳でエイベックス・声優タレントコースに入学し、2011年に声優としてデビューしました。多くの声優ユニットに所属し、その後ソロデビューするほど歌唱力には定評があります。その歌唱力を活かして、アイドル系のアニメやゲームの声優を担当することが多くあります。
安野希世之の主な出演作
声優の安野希世乃の主な出演作品には、『アイカツ!』の北大路さくら役、『Wake Up, Girls!』の小早川ティナ役、『ハマトラ』のコネコ役、『妖怪ウォッチ』のエミちゃん役、『うしおととら』の井上真由子役、『アイドルマスターシンデレラガールズ』の木村夏樹役、『僕のヒーローアカデミア』の波動ねじれ役、『スター☆トゥインクルプリキュア』の天宮えれな役などがあります。
チャーミーの魔法は?
魔法属性が2つあるチャーミー
『ブラッククローバー』のチャーミーは食魔法と綿魔法の2属性の魔法を使う事ができます。攻撃・回復に優れた魔法は、チャーミーの大量の魔法があるからこそ使えるのではないかと思われます。普通であればそもそも2属性の魔法すら持っていることはありません。
ダイヤモンド王国では人体実験により2属性持っているマルスが登場しました。しかしチャーミーの場合はその正体がドワーフとの混血なので、2属性の魔法を持っているのです。
魔法属性①綿魔法
『ブラッククローバー』のチャーミーが使う綿魔法は回復(魔力増幅)・攻撃共に使うことができる魔法です。「ヒツジのコックさん」は、綿魔法によって作り出したヒツジが料理を作ってくれる魔法です。複数の「ヒツジのコックさん」を出してそれぞれが違う行動をすることができます。そしてその上位版として存在するのが「ヒツジのコックさん 料理長」です。
これもヒツジが料理をする魔法なのですが、料理長が作った料理は魔力を増幅することができます。そしてチャーミーが使う攻撃魔法が「眠れる羊の一撃」です。これは綿で作られた巨大な羊が敵に連続でパンチする技です。ユノも苦戦したキャサリンをも一撃で倒す、圧倒的な強さを持つ攻撃魔法です。ちなみにこの技で作り出したヒツジはクッションにもなります。
魔法属性②食魔法
食魔法は、『ブラッククローバー』でチャーミーの正体がドワーフとのハーフだということが判明した後に使われた魔法です。『ブラッククローバー』のストーリーの中では「大食らいの晩餐会」という魔法が使われました。この魔法ではまず、綿魔法で作った巨大なヒツジが「出テイイ?」と言うと、ヒツジの中から巨大な狼が現れます。
狼は相手の魔力を食らいつくして、溜めた魔力を使ってチャーミーが相手を殴るという攻撃魔法です。チャーミーは魔力をこめた単純なパンチを繰り出しましたが、一撃一撃がとてつもない強さを持っていました。この魔法によってエルフが転生してさらに強くなっていたリルをも圧倒していました。
チャーミーに関する感想や評価
チャーミー先輩がユノに惹かれたのはチャーミーがドワーフの混血で、ユノもエルフの混血だったからかなと。混血といってもユノの場合転生だから血そのものは人間のものだろうけど魂がエルフと人間のダブルだからもしかしたらより強く惹かれたのかもしれない。
— リリカル@推しカプの幻覚語り多め (@Utakata_Ririkar) November 16, 2019
『ブラッククローバー』でチャーミーは初めてユノに会った時、一目惚れしました。ユノは混血だというわけではありませんが、エルフが転生した時はエルフの魂とユノの魂が両立している状態でした。異種族のエルフと相性の良かったユノに、異種族と混血であるチャーミーは同じ本能的に惹かれたのではないかという考察をされている方がいました。
ユノはスペード王国の王子であることが判明しているので、その他にもまだなにかチャーミーとの関係に伏線があるのではないかと考えている方もいました。ちなみにチャーミーも自身も正体がドワーフのハーフだと知らなかったと言うので、出生の秘密についてまだ何か伏線があるのではないかと考察されています。
「ブラクロ」
— Kiriku (キリック) (@_DoAs_) February 26, 2019
チャーミー先輩がドワーフと人間のハーフ∑(゚Д゚)
前から密かに強いとは思ってたけど、ここまで強いとは思ってなかったから、すごいビックリした‼️
自分で魔力回復も料理食べればできるしと、ある意味最強かなと👍#ジャンプ #ブラクロ#ブラッククローバー
『ブラッククローバー』でチャーミーがドワーフとのハーフだと判明し、食魔法を使って戦う姿が描かれた時は読者もその強さに驚いている方がたくさんいました。戦う強さだけでなく回復魔法もできるので、実は最強キャラなのではないかと噂されています。巨大な狼と戦う姿もかっこよく、もっとチャーミーが戦っているところを見たいという方もいました。
そういや、あの狼はわざわざ「出てもいい?」って聞いてるってことは、もしかして、チャーミーが覚えてないだけで、あいつを羊の中に隠したのはチャーミー?そもそも、ドワーフって小柄だから、いつものチャーミーは人間ではなくドワーフ形態なんじゃ?というか、大きいチャーミー本当に大きい。
— 罪木@推しの供給が少なくてしょぼん_(:3」∠)_ (@H6M5_613) December 17, 2019
ヒツジの中から出てきた狼は乱暴な口調でしたが、チャーミーには従順なようでした。わざわざ出てくる時はチャーミーに許可を取ろうとしているシーンもあります。そのため、実は記憶にないだけでチャーミー自身が狼をヒツジの中に入れたのではないかといわれています。
また、『ブラッククローバー』で食魔法を使っていた時は身長が伸びて全体的にほっそりとした体型になりました。リルも通常時のチャーミーを見て、まさか食魔法を使っている時のチャーミーと同一人物だとは気づかないほどでした。この容姿が変わるのにも何か意味があるのではないかと考察されています。
チャーミーの正体はドワーフとの混血?まとめ
チャーミーは『ブラッククローバー』の戦闘シーンで、とてつもない強さを見せていました。しかしエルフとの戦いの中で、その正体がドワーフとの混血であることが判明しました。さらに他国では人体実験までして得ようとしている2属性を天然で持っていました。
ドワーフとの混血だからか、常人ではありえないほどの魔力を持っていました。そんなチャーミーは、ハート王国で悪魔との戦いに備えて修行をしています。今後も『ブラッククローバー』で活躍する可能性が高いキャラクターなので、ぜひその動向に注目して読んでみて下さい。