遊戯王の登場人物一覧！歴代人気キャラのデッキ・カード情報もまとめて紹介

『遊戯王』(英題：YU-GI-OH!)は、原作漫画・アニメ・カードゲーム(OCG)、とあらゆる面で人気を博し、壮大な世界観を有するメディアミックス作品です。失われし王(闇遊戯)の記憶を取り戻すまでの旅路、そして主人公・武藤遊戯の成長を見守る物語、両方がメインとして描かれています。

また、『遊戯王』のテーマは友情・死・愛で、それらに沿った内容で物語が進行していくことも特徴です。『遊戯王』は『週刊少年ジャンプ』にて1996年9月30日から2004年3月22日まで連載され、その後も新たなアニメシリーズが続々と制作されており、様々な世代から人気を集めています。

武藤遊戯は、『遊戯王』シリーズの初代主人公であり、闇遊戯と同様、高い人気と知名度を誇っています。遊戯の声優は、現在ではマルチ俳優として名高い風間俊介さんが担当しました。遊戯は闇遊戯から「相棒」と呼ばれており、2人で立ち塞がる壁を乗り越えていきます。

登場したばかりの遊戯は小学生と間違えられたり、おどおどしていて頼りない印象が目立ちましたが、物語が進むに連れて、強い心と優しさを持ち合わせた立派なデュエリストへと成長しました。使用デッキ・カードは、サーチ効果がある汎用魔法カード「封印の黄金櫃」、LV表記がある「サイレント」モンスターなど、シンプルなようでテクニックを有するデッキとなっています。

初代『遊戯王』といえば、闇遊戯の姿を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。闇遊戯は、遊戯が完成させた千年パズルに宿る名もなき魂でした。徐々に心を通い合わせた彼らは、お互いを支え合うパートナーとなり、強い絆で結ばれます。

闇遊戯の声優は、遊戯と同様、人気俳優・風間俊介さんが担当しました。 遊戯からの呼称は「もう一人のボク」です。「ブラック・マジシャン」をエースカードとしたデッキを使用しており、テクニカルにカードを使いこなす天賦の才能があります。

獏良了は、アニメ『遊戯王デュエルモンスターズ』に登場した初代キャラです。声優は松本梨香さんが担当しました。獏良は穏やかな性格の美少年で、転校初日からモテモテでした。そんな人気者の獏良ですが、彼は恋愛よりもゲームを重視しており、「友達と一緒にゲームを遊びたい」という強い願望の持ち主です。また、少し電波な部分もあり、「オカルト」デッキを組んで、城之内から恐れられていました。

真崎杏子は、アニメ『遊戯王デュエルモンスターズ』に登場した初代ヒロインです。声優は齊藤真紀さんが担当しました。かわいい容姿と美しいスタイルの持ち主で、ダンサーになることを夢見ています。遊戯とは小学生の頃からの幼馴染みで、いじめられっ子だった彼を助ける唯一の味方でした。使用デッキ・カードは天使族がメインで組まれています。アニメでは「ブラック・マジシャン・ガール」と力を合わせて敵を倒しました。

城之内克也は、アニメ『遊戯王デュエルモンスターズ』に登場した初代キャラです。声優は高橋広樹さんが担当しました。初登場時は遊戯をからかういじめっ子でしたが、遊戯の優しさを身をもって知り、改心します。遊戯＆闇遊戯と親友になった後の城之内は、友達想いの熱血漢な部分が前面に押し出されました。

海馬からは「凡骨」と呼ばれており、何かと争いますが、お互いが嫌いというわけではないようです。城之内のエースモンスターは「真紅眼の黒竜(レッドアイズ・ブラックドラゴン)」です。デッキには強運が試されるギャンブルカードも採用されています。

本田ヒロトは、アニメ『遊戯王デュエルモンスターズ』に登場した初代キャラです。声優は菊池英博さんが担当しました。性格は熱血漢且つ冷静であり、仲間を助けるためであれば、自己犠牲も問いません。

本田曰く、自分は初心者デュエリストとのことですが、アプリゲームではレジェンドデュエリストとしてデュエルを行っています。本田のデッキは、「ガルマソード」「コマンダー」など、主に戦士族・機械族カードが採用されていることが特徴的です。 

孔雀舞は、アニメ『遊戯王デュエルモンスターズ』に登場した初代キャラです。声優は七緒はるひさんが担当しました。美しい容姿の持ち主である舞。それ故に過去の経験から男性不信に陥っていました。しかし、城之内との出会いで心を動かされ、彼を特別な存在として意識するようになります。

孤独を抱えていた舞ですが、遊戯達の仲間になってからは、彼らの頼れるお姉さんとして慕われています。舞の使用デッキ・カードは、「ハーピィ・レディ」デッキや「アマゾネス」デッキで、強い女性を彷彿とさせるカードが多く採用されています。 

御伽龍児は、アニメ『遊戯王デュエルモンスターズ』に登場した初代キャラです。声優は内藤玲さんが務めました。御伽の父親は、遊戯の祖父・双六との危険なバトルに破れて老化し、それ以来ずっと武藤一家のことを恨んでいました。御伽は息子として父親の恨みを晴らそうとしますが、自身が制作したゲーム「Ｄ.Ｄ.Ｄ」で遊戯に敗北します。その後、父親とも和解し、遊戯達の大切な友達となりました。 

川井静香は、アニメ『遊戯王デュエルモンスターズ』に登場した初代キャラで、城之内のかわいい妹です。声優は鮭延未可さんが担当しました。兄・城之内と苗字が異なる理由は、両親の離婚で、静香は母親、城之内は父親に引き取られたためです。視力を失う病気にかかっていましたが、手術が無事成功し、兄と待望の再会を果たしました。アニメでは、「聖女ジャンヌ」など、天使族のカードを使っています。

武藤双六は、アニメ『遊戯王デュエルモンスターズ』に登場した初代キャラです。声優は宮澤正さんが担当しました。遊戯の祖父で、ゲーム屋の運営者でもあります。いじめられっ子だった遊戯を支えたり、千年パズルが完成しないことを嘆いた遊戯を、諦めないよう応援したり、いつも遊戯への心遣いを忘れない優しい祖父です。 

海馬瀬人は、アニメ『遊戯王デュエルモンスターズ』に登場した初代ライバルキャラです。声優は津田健次郎さんが担当しました。高校生でありながら、大企業「海馬コーポレーション」を牛耳る社長として君臨しています。プライドが高く、度々城之内のことを「凡骨」と蔑んでいました。

一方、闇遊戯のことは自身にふさわしいライバルとして認識しており、彼に強い執着心を抱いています。使用デッキは、エースカード 「青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン)」を中心に構成されたデッキです。

海馬モクバは、アニメ『遊戯王デュエルモンスター』に登場した初代キャラです。声優は竹内順子さんが担当しました。実兄・海馬瀬人のことを心から尊敬しており、「兄サマ」と呼び慕っています。モクバは小学生ですが、海馬コーポレーションの副社長であり、兄・瀬人の有能なパートナーでもあるのです。アプリゲームでは、兄から託された青眼の白竜をエースモンスターにしています。 

ペガサス・J・クロフォードは、アニメ『遊戯王デュエルモンスターズ』に登場した初代キャラです。声優は高杉'Jay'二郎さんが担当しました。ペガサスはデュエルモンスターズを創造した人物であり、大企業・インダストリアル・イリュージョン社の名誉会長でもあります。

使用デッキ・カードは、「トゥーンワールド」デッキで、特殊召喚や直接攻撃で攻め込むことが容易です。また、相手のモンスターを奪取し吸収するモンスター「サクリファイス」もエースカードとして使用されています。

闇バクラは、アニメ『遊戯王デュエルモンスターズ』に登場した初代キャラです。敵キャラではありますが、アンチヒーロー的な側面もあるため、遊戯王の悪役の中でも絶大な人気を誇ります。声優は『ポケットモンスター』シリーズのサトシ役として有名な松本梨香さんが担当しました。

闇バクラの正体については謎が多く、邪悪な意思だけで人格が構成されているのか、古代エジプトに存在した盗賊王・バクラの意思も継がれているのか、詳細には説明されていません。宿主(獏良了)を守る描写もあり、完全な「悪」ではなく、自分なりの「信念」を持っている人物なのです。闇バクラの使用デッキ・カードは、墓地で効果を発揮するアンデット族を中心に構築されたオカルトデッキです。 

インセクター羽蛾は、アニメ『遊戯王デュエルモンスターズ』に登場した初代キャラです。声優は高乃麗さんが担当しました。元日本チャンピオンの実力があるにも関わらず、城之内のデッキに卑怯な細工を施したり、遊戯の大切なカードを海にばらまいたりと、こ憎らしい面が目立ちます。使用デッキ・カードは、昆虫族がメインとなるもので、「昆虫族コンボ」で相手を苦しませます。 

ダイナソー竜崎は、アニメ『遊戯王デュエルモンスターズ』に登場した初代キャラです。元日本準チャンピオンという称号がある竜崎ですが、不運なことに敗北を重ね、エースモンスター「真紅眼の黒竜」を城之内に譲ることになります。しかし、アプリゲーム「デュエルリンクス」では、真紅眼の黒竜が彼のエースカードなのです。ドラゴン族がエースカードである竜崎ですが、デッキは主に恐竜族カードで構築されています。 

梶木漁太は、アニメ『遊戯王デュエルモンスターズ』で登場した初代キャラです。声優は浪川大輔さんが担当しました。漁船を買うことを目指している梶木は、何度も大会に出場しており、賞金稼ぎとして活動しています。使用デッキ・カードは、フィールド魔法「海」を主軸として戦うデッキで、エースモンスターは「伝説のフィッシャーマン」です。 

エスパー絽場は、アニメ『遊戯王デュエルモンスターズ』に登場した初代キャラです。声優は伊藤舞子さんが担当しました。超能力者を名乗り、サイキックパワーを扱うデュエリストとして登場するも、城之内にトリックを明かされて敗北。しかし、決してデュエルが弱いわけではなく、「人造人間－サイコ・ショッカー」を用いて城之内を苦しめました。 

バンデット・キースは、アニメ『遊戯王デュエルモンスターズ』に登場した初代キャラです。声優は駒田はじめさんが担当しました。元々は全米チャンピオンだったキースですが、ペガサスが推薦した少年・トムにボロ負けしてしまった件から、遊戯王ファンからは「トムに負けた人」として認識されています。そんなキースのデッキは、カード破壊効果を持つ「リボルバー・ドラゴン」を軸としたものです。 

マリク・イシュタールは、アニメ『遊戯王デュエルモンスターズ』に登場した初代キャラです。声優は岩永哲哉さんが担当しました。幼少期に耐え難い拷問(墓守の儀礼)を受け、そのトラウマが原因で、心に闇人格が生まれます。マリクは、遊戯や獏良とは違い、本当の意味で二重人格者です。闇遊戯(王の魂)に父親を殺されたと恨み、遊戯や仲間達に残忍な罠を仕掛け、悪役として立ちはだかりました。

しかし、それらが全て誤解だと分かった後、絶望の中で生きることを諦めますが、リシドの言葉で我に返り、闇人格を消し去ることを決意します。マリクが所持するデッキ・カードの傾向としては、「スライム」系モンスターや「生還の宝札」などを使うことで、手札を増やし、「オシリスの天空竜」の攻撃力を上げる戦法を見せました。

闇マリクは、アニメ『遊戯王デュエルモンスターズ』に登場した初代キャラです。声優はマリクと同じく岩永哲哉さんが担当しました。初代の悪役の中でも、闇バクラと同様に高い人気を誇る人物だと言えるでしょう。マリクが「墓守の儀礼」を受けた際、彼のトラウマから生じた人格が闇マリクでした。性格は冷酷且つ残忍で、「闇のゲーム」で舞と城之内を拷問したり、遊戯と闇遊戯の命を奪おうとしたりと、他者への破壊願望を持っています。

しかし、ただの憎たらしい悪役ではなく、言葉回しが上手だったり、デュエルのルールをきっちり守ったりと、どこか憎めない愛嬌を感じさせる人物です。使用デッキ・カードは、機械族と悪魔族から成るロックバーンデッキで、じわじわと手札とライフポイントを削ります。そして、時間稼ぎをした後に「ラーの翼神竜」を召喚し、相手を一気に敗北に追い込む。闇マリクのドSな面が表れたデッキです。 

イシズ・イシュタールは、アニメ『遊戯王デュエルモンスターズ』に登場人物した初代キャラです。声優は島本須美さんが担当しました。エジプト考古局局長を務める美しい女性で、「墓守の一族」の末裔でもあります。イシズは、弟・マリクを救うために生きてきたと言っても過言ではありません。 

もし、最悪の事態(マリクの主人格が消滅)に陥った場合は、マリクと心中することも考えていたほどです。イシズの使用デッキとしては、天使族カードを用いたものや、墓地からの特殊召喚・除外を封じる「墓守」デッキなどが挙がります。

リシドは、アニメ『遊戯王デュエルモンスターズ』に登場した初代キャラです。声優はKONTAさんが担当しました。墓守の一族・イシュタール家の使用人として育ったリシドてしたが、マリクとイシズにとっては兄のような存在でした。

バトルシティ編のラストでは、使用人ではなく、家族として3人で新しい道を歩み始めます。使用デッキ・カードは、罠カードが主体となっており、「アポピスの化神」など罠モンスターを繰り出すスタイルです。 

奇術師パンドラは、アニメ『デュエルモンスターズ』に登場した初代キャラです。声優は子安武人さんが担当しました。パンドラは窃盗集団「グールズ」に所属し、レア・ハンターとしてレアカード狩りを行っていました。闇遊戯と同じく「ブラック・マジシャン」デッキの使い手ですが、カードに対する非情な降るまいが目立ちます。 

セトは、アニメ『遊戯王デュエルモンスターズ』に登場した初代キャラです。声優は海馬と同じく津田健次郎さんが担当しました。海馬とそっくりな容姿をした人物で、当初は権力を絶対視する神官でした。しかし、キサラという少女と運命的な出会いを果たし、セトの心は徐々に変化していきます。

最初はキサラに宿る「白き龍」にしか興味がなかったセトですが、次第にキサラ自身を愛するようになりました。「王の記憶編」は海馬と青眼の白龍の強い関係性を示し、海馬が青眼の白龍に固執する理由を解き明かす章でもあるのです。

キサラは、アニメ『遊戯王デュエルモンスターズ』に登場した初代キャラです。声優は中川里江さんが担当しました。「白き龍」を心に宿している少女で、迫害されていたところをセトに助けられました。キサラが宿す白き龍、そしてキサラ自身もセトを愛し、一生守ることを望み、何千年経ってもその想いは変わりません。

マハードは、アニメ『遊戯王デュエルモンスターズ』に登場した初代キャラで、強い人気を誇るモンスター「ブラック・マジシャン」のモデルとなる人物です。王墓警護隊長を務めており、王への強い忠誠心を持つ精霊魔導師でした。千年リングの元々の持ち主で、リングに宿る邪悪な念を、自らの魔力(ヘカ)で封印していました。 

マナは、アニメ『遊戯王デュエルモンスターズ』に登場した初代キャラで、大人気モンスター「ブラック・マジシャン・ガール」のモデルとなるキュートな女の子です。魔術師になるため、マハードの下で修行をしていました。明るくお茶目な性格で、マハードのことを「お師匠サマ」と呼び、慕っています。

アイシスは、アニメ『遊戯王デュエルモンスターズ』に登場した初代キャラです。声優はイシズと同じく島本須美さんが担当しました。イシズとそっくりな容姿をした女性で、アニメではイシズの前世＝アイシスと思わせる描写がありました。アイシスとイシズの共通点としては、容姿はもちろん、千年タウクの所持者、嫌いな食べ物が肉料理などが挙げられます。

アクナムカノンは、アニメ『遊戯王デュエルモンスターズ』に登場した初代キャラです。声優はコビヤマ洋一さんが担当しました。神官の1人であるアクナディンの実兄で、闇遊戯(アテム)の父親にあたる人物です。千年アイテムを実弟・アクナディンに創らせた人物で、千年アイテムの力によって、王国の平和を取り戻すことに成功します。しかし、千年アイテムがもたらしたのは、平和だけではありませんでした…。

アクナディンは、アニメ『遊戯王デュエルモンスターズ』に登場した初代キャラです。声優は上別府仁資さんが担当しました。王を守る神官の中でもリーダー格で、セトからも尊敬の眼差しを受けていたアクナディン。先王・アクナムカノンは実兄で、弟の自分が王位を継げなかったことを恨んでおり、息子・セトを王にするため、闇に手を染めていきます。

遊城十代は、アニメ『遊戯王デュエルモンスターズGX』に登場した主人公です。声優はKENNさんが担当しました。デュエルへの姿勢はとても前向きで、勝敗よりも「ワクワクを忘れない」ことに重きを置いています。決め台詞は「ガッチャ、楽しいデュエルだったぜ」。

陽気で頼りがいのある性格から、下級生または同級生からも兄貴と慕われています。また、恋心を向けられることも多く、性別問わず人気を集める人物だと言えるでしょう。主な使用デッキ・カードは、戦士族を主軸とする「E・HERO」デッキ、幼い十代が創作したカードで構成される「ネオスペーシアン」デッキです。

天上院明日香は、アニメ『遊戯王デュエルモンスターズGX』に登場したヒロインです。声優は小林沙苗さんが担当しました。美しい容姿と凛とした態度から、男女問わずたくさんのファンがいます。その人気はファンクラブも作られるほどです。ファンクラブ会員である万丈目準からアプローチをされた際も、謝りながら「私はデュエルに恋してるの」と爽やかに告げました。

しかし、出会った時から興味を抱いていた遊城十代には、恋慕の情を抱いており、伝えたいけど伝えられない想いを日々募らせていくのでした…。勉強熱心で努力家な明日香は、デュエルアカデミア随一の優等生です。使用デッキ・カードは、融合召喚が主軸となる「サイバー・ガール」デッキと儀式召喚で次々と展開していく「サイバー・エンジェル」デッキが主となります。 

不動遊星は、アニメ『遊戯王5D'S』に登場した主人公です。声優は宮下雄也さんが担当しました。登場当初は、口数が少ないクールなキャラでしたが、「役に立たないカードなど、一枚もない」と提唱したり、物語が進むに連れて仲間への愛情深い思い遣りを見せたりと、優しい人物であることが判明します。

後にクリア・マインドの境地に達し、アクセルシンクロの使用者となりました。主な使用デッキ・カードは低いレベルのモンスター(ローレベル)とシンクロンモンスターで構成される「ジャンク」デッキで、主力モンスターは「スターダスト・ドラゴン」です。また、名言(迷言)も多く、そこも人気要素の1つとなっています。

クリア・マインドとは、誰よりも速い脅威のスピード世界で生まれる善悪を超越した境地で、遊星はクリア・マインドに目覚めた後、脅威の5連続チューナーモンスタードローと5連続攻撃を成し遂げました。一方、アクセルシンクロとは、シンクロチューナーモンスターとシンクロモンスターを使って行われるシンクロ召喚のことです。

十六夜アキは、アニメ『遊戯王5D'S』に登場したヒロインです。声優は木下あゆ美さんが担当しました。デュエル中に何らかの怪奇現象を起こしてしまうサイコデュエリストであり、登場当初は「黒薔薇の魔女」として周囲から恐れられていました。しかし、遊星とのデュエルで心が救済され、その後はサイコパワーも制御できるようになり、遊星達のかけがえのない仲間となります。

遊星との出会いはアキにとって特別なものでした。遊星の気持ちを分かりたい一心でライディングデュエルの資格を取ったり、遊星が構ってくれない時に焼きもち(別名：アキもち)を妬いたりと、遊星への一途な想いが感じられます。使用デッキ・カードは、植物族モンスターを中心としたもので、エースモンスターは「ブラック・ローズ・ドラゴン」です。

九十九遊馬は、アニメ『遊戯王ZEXAL』に登場した主人公です。声優は畠中祐さんが担当しました。何事にも立ち向かう強さ(かっとビングの精神)を持っており、とても朗らかな性格の持ち主です。年齢設定は中学1年生で、今までの主人公達よりも年齢が若い主人公でした。

最初こそデュエルが弱かったものの、相棒・アストラルと共にデュエルの経験を積んだことで、立派なデュエリストとして成長します。使用デッキ・カードは父親から受け継いだモンスター「ガガガマジシャン」などで構成されたデッキで、エースモンスターは「No.39希望皇ホープ」です。
 

観月小鳥は、アニメ『遊戯王ZEXAL』に登場したヒロインです。声優は小松未可子さんが担当しました。主人公・九十九遊馬とは幼馴染の関係にあたり、年齢設定も同じです。遊馬の無鉄砲な挑戦(かっとビング)を見守る世話焼き女房的ポジションの女の子です。遊馬と同じく明るい性格で、勝気ではありますが、心優しいところも多く見られます。使用デッキ・カードは、妖精がモデルとなった天使族モンスターデッキです。

榊遊矢は、アニメ『遊戯王ARC-V』に登場した主人公です。声優は小野賢章さんが担当しました。純粋で明るい性格で、デュエルをする時も観客を楽しませる「エンタメデュエル」を心がけています。歴代の主人公達と比べると、少し打たれ弱い面が目立つかもしれません。

しかし、繊細であるが故に、遊矢は人に寄り添う優しさを有しているのです。遊矢の使用デッキ・カードは、オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンがエースモンスターで、主な構成は魔術師モンスターとEM(エンタメイト)から成っています。

柊柚子は、アニメ『遊戯王ARC-V』に登場したヒロインです。声優は稲村優奈さんが担当しました。主人公・榊遊矢とは小さな頃から一緒におり、家族同士での付き合いも多かったと言われています。可憐な見た目とは裏腹に、凄まじい怪力の持ち主で、視聴者からは「ストロング柚子」と呼ばれていました。遊戯王のヒロインは男前(イケメン)であることも少なくないので、柚子もその1人だと言えるでしょう。

藤木遊作は、アニメ『遊戯王VRAINS』に登場した主人公です。声優は石毛翔弥さんが担当しました。目立つことが嫌いで、現実世界では地味を装っていましたが、「LINK VRAINS(リンクヴレインズ)」と呼ばれるVR空間では「Playmaker(プレイメーカー)」として名を轟かせている人気者です。遊作は、幼い子供を監禁して何度もデュエルを強いる実験「ロスト事件(ハノイプロジェクト)」の被害者でした。

成長した彼は、それらの関係者に復讐することだけを考えて生きてきました。しかし、自身をモデルに作られたAIのAi(アイ)と運命的な出会いを果たし、頼れる仲間も得た遊作は次第に彼らに感化されていくのでした…。遊作のデッキ・カードは、リンク召喚を連続で行い、エースモンスターの「コード・トーカー」と「ファイアウォール・ドラゴン」を出す仕様となります。

財前葵は、アニメ『遊戯王VRAINS』に登場したヒロインです。声優は中島由貴さんが担当しました。葵はかわいいヒロインですが、主人公の遊作とはあまり関与がありません。『遊戯王』シリーズの恋愛は主に、ヒロインの片想いで終わる、悲恋が多い傾向でしたが、葵の場合は遊作に恋する描写がなく、最終的に友人としての関係が構築されました。

また、LINK VRAINSでは、「ブルーエンジェル」という名の人気アイドルに変身し、多くのデュエリストから人気を集めています。使用デッキ・カードは、天使族で構成される「トリックスター」デッキです。可愛いけれど強力なパワーを持つトリックスターデッキは、ブルーエンジェルそのものを表していると言えるでしょう。 

『遊戯王』という作品は、長期に渡ってたくさんの人々から愛されているシリーズであり、作品に触れた人の人生を大きく変える作品だと言えるでしょう。また、『遊戯王』は原作漫画、アニメ、OCGなど、あらゆるメディアミックスを行っている作品で、ファンを増やし続けています。

人生を変える、または人生の相棒となる作品、それこそが『遊戯王』です。『遊戯王』シリーズのファンの心には、『遊戯王』から与えられた経験や思い出があり、常に心に存在する大切な作品だと言えるでしょう。

『遊戯王』の歴代シリーズは、どれも異なる魅力があります。シリーズそれぞれには、肯定的な意見もあれば、否定的な意見もあると思われます。しかし、それらの意見全部を含めて、『遊戯王』という作品を愛することができたら、それはとても素敵なことかもしれません。

この記事では、初代のキャラクターを主に、歴代の『遊戯王』シリーズの登場人物を紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか？気になるキャラクターがいる場合は、原作漫画を読んだり、アニメシリーズを観たり、とにかく『遊戯王』シリーズに触れることをオススメします！