2020年03月12日公開
2020年03月12日更新
【ナルト】大筒木トネリの正体を考察!日向一族との関係は?ボルトにも登場?
劇場版ナルト「THE LAST」に登場した大筒木トネリは、数千年前に月に移住した大筒木ハムラの末裔であり、続編「BORUTO」では、うずまきボルトの右目に淨眼を宿した人物ではないかと考察されています。本文では、「NARUTO(ナルト)」の大筒木トネリの正体をはじめ、白眼を受け継ぐヒナタ達日向一族との関係、ボルトの映画での死の真相や、ボルトの夢の中での登場等を考察しました。
大筒木トネリが登場するナルトとは?
「BORUTO」の前作にあたる「NARUTO」は、里一番の忍・火影を目指すうずまきナルトの成長を軸に、仲間との友情や奮闘、師弟関係や家族との絆、強敵とのバトルなどを壮大なスケールで描いた人気作品です。以下では、劇場版NARUTO「THE LAST」の敵キャラ・大筒木トネリの正体をはじめ、続編「BORUTO」への登場やうずまきボルトの右目の謎などを、考察を交えながら紹介します。
NARUTO(ナルト)の概要
漫画家・岸本斉史先生の代表作「NARUTO」は、1999年~2014年にかけて週刊少年ジャンプで連載されていた同誌の看板作品で、本編72巻・外伝1巻で構成されています。物語は、忍術を始め、体術・幻術などを駆使した迫力あるバトルシーンが目を引く一方で、ナルトや同期の忍たちとの友情・奮闘、忍としての苦悩など、キャラクターの心情や人間模様も綿密に描いた作風が特徴です。
漫画「NARUTO」では、忍者同士の戦いだけでなく、対話や許しを通じて平和に導くなど、他の少年漫画には見られない斬新なストーリー展開も特徴で、海外でも根強い人気を誇っています。そして、2002年~2017年にかけて、アニメ版「NARUTO」が放送や、劇場版の制作・上映がなされ、原作と共に多くのファンに支持されました。
そして、2016年からは、うずまきナルトの息子・ボルトの成長を描いたスピンオフ「BORUTO」が発表され、岸本斉史原作・小太刀右京脚本・池本幹雄作画で、少年ジャンプ、2019年からはVジャンプで連載されています。また、アニメ版「BORUTO」は、「NARUTO疾風伝」と入れ替わる形で、2017年4月から放送されています。
NARUTO(ナルト)のあらすじ
木ノ葉隠れの里に住む戦災孤児・うずまきナルトは、自身の出生時に起きた事件をきっかけに、里の人々から迫害され、孤独な日々を送っていました。しかし、不遇な環境にもめげず、立派な火影を目指すべく、日々鍛錬するナルトの奮闘や忍としての活躍は、次第にナルトが周囲に認められる結果となり、やがて「里の英雄」として讃えられるほどに成長します。
一方で、それぞれの欲望のために暗躍する忍たちの台頭により、忍の世界に再び危機が生じます。そして、全ての因縁に休止符を打つべく、ナルトたち忍連合軍とサスケ率いる暁との戦い、第四次忍大戦が勃発します。激戦の末、ナルトとサスケの和解により戦いは終結を迎えます。そして、忍大戦から十数年がたった木ノ葉隠れの里では、息子を叱りつける、七代目火影・うずまきナルトの姿がありました。
大筒木トネリの正体と日向一族との関係
映画「THE LAST」では、大筒木トネリによる日向ハナビの誘拐・白眼の移植をはじめ、月へ移住した大筒木一族の末裔・トネリと、血継限界・白眼を受け継ぐ日向一族との関係が明かされました。以下では、大筒木ハムラの末裔・大筒木トネリの正体と、ヒナタ・ネジを輩出した日向一族との関係について紹介します。
大筒木トネリの正体①ヒナタたち日向一族との関係
ヒナタやネジを輩出した日向一族は、血継限界・白眼を受け継ぐ忍の一族であり、数千年前に月へ移住した大筒木ハムラの末裔であることが判明しています。そして、映画「THE LAST」で登場した敵キャラ・大筒木トネリの正体は、はるか昔に月へ移り住んだ大筒木ハムラの末裔にあたり、日向一族とトネリを始めとする月の大筒木一族は、遠い血縁関係となっています。
映画版での大筒木トネリは、祖先によって曲解された大筒木ハムラの天命を実行するべく、同じくハムラの血を引く日向ハナビの白眼を奪い、「白眼の姫」こと日向ヒナタを自身の嫁に迎え入れようと画策します。ハナビの白眼を移植したトネリは、転生眼を開眼させることに成功するも、トネリの計画を見抜いたヒナタや彼女を救出に来たナルトの活躍により、敗北を期します。
そして、月落下未遂事件後、自身の過ちに気付いたトネリは、これからも外道魔像の封印を守るべく、月へもどりました。一方、地球には再び平和が訪れ、一連の事件をきっかけにお互いの気持ちに気付いたナルト・ヒナタの関係も進展しました。
大筒木トネリの正体②ハムラの子孫の分家
映画「THE LAST」にて、大筒木トネリの正体は、大筒木ハムラを始祖とする、月の大筒木一族の正当な後継者とされていました。しかし、ナルトの息子・うずまきボルトが主人公の「BORUTO」にて、新たな大筒木一族が登場し、地球で猛威をふるっています。彼らは、異世界に住む大筒木一族と推測され、後にその正体が、大筒木ハムラの本家であることが判明しました。
トネリの元を訪れた大筒木ウラシキとの会話から、トネリたちの一族は、大筒木一族の分家にあたり、ウラシキたちの本家を襲撃して滅ぼした過去を秘めていました。そして、本家・分家の間に起こった大筒木一族の忌まわしい過去は、トネリとウラシキたちの代で、その対立が浮き彫りとなり、その影響はモモシキ・キンシキの襲撃を通じて、忍の世界にも及びつつありました。
大筒木トネリがボルトにも登場?
映画「THE LAST」の終盤で月に戻った大筒木トネリは、続編「BORUTO」にも断片的に登場しており、主人公・うずまきボルトの右目に淨眼を宿らせた人物として、劇中での動向が注目されています。以下では、映画版「BORUTO」で描かれた大筒木トネリの死の真相や、アニメ版「BORUO」での登場シーンや、ボルトの右目の謎について、考察を交えながら紹介します。
ボルトの映画で大筒木トネリが死んだ?
映画版「BORUTO」にて、月から地球を見守る大筒木トネリの元へ、本家を名乗る大筒木ウラシキが現れます。ウラシキの発言から、トネリが起こした月落下未遂事件や、ボルトの右目に宿した淨眼の存在を知っていることが明かされます。そして、ボルトに宿した右目の淨眼の存在にも気づきつつも、ウラシキは無駄な行為と発し、本家の計画をトネリには阻止できないことを言い渡します。
本家の計画を危険視するトネリは、月を舞台にウラシキと激戦を繰り広げるも、ウラシキの時間凍結を受けて氷漬けにされてしまいます。このシーンから、大筒木トネリの死亡説が浮上しましたが、後のウラシキの発言から、一族の殺害は上層部から認められていないことがあかされます。よって、本家の計画が完了するまでの間、邪魔が入らないようにトネリの動きを一時的に封じこめたと解釈されます。
ボルトのアニメにも大筒木トネリが登場
月落下未遂事件後も、外道魔像の封印を守り続ける大筒木トネリは、NARUTOの続編・アニメ「BORUTO」にも登場しています。劇中でのトネリのセリフから、地球での異変や、異世界の大筒木一族の襲来が迫りつつあることを認知しており、それらの戦いの鍵を握る人物として、ボルトの動向を見守っています。
ボルトの夢に登場?
ゴースト事件をきっかけに、右目に謎の能力が発現したボルトは、当初、母方の血筋から白眼が開眼したと思い込みます。その晩、眠りに就いたボルトの夢へ、大筒木トネリに似たシルエットの神様が登場し、ボルトに語りかけます。その内容は、ボルトの瞳には、世界を破滅から救う希望の力が宿っていることや、世界の運命を背負うことを予言するものでした。
翌朝、ボルトは、自身の右目を見て、夢のお告げが本当だったことを確信します。そして、右目の変化は、母方の血筋である白眼が開眼したと、ボルトは信じ込みます。ボルトの白眼の開眼に疑問を覚えたナルトは、ヒナタの父・日向ヒアシへ相談します。
ヒアシによると、白眼は日向一族の血を引く者のみに発現する瞳術であり、開眼させるには厳しい修行が必要であることが条件であることを教えます。一方、日向一族でも白眼を開眼しない者も存在し、その能力にも個人差があることなどを話しました。そして、祖父・ヒアシの見解によると、ボルトの右目は、白眼の亜種ではないかと判断されました。
ボルトの目に関する謎
謎多きボルトの右目は、淨眼と呼ばれ、外見は大筒木トネリが発現した転生眼と似ています。淨眼の能力は、チャクラを識別する能力、異界の扉を開閉し、異空間を移動する能力、対象物の経路系と点穴を見極める能力が判明しています。現時点では、ボルトの意思で淨眼の能力をコントロールすることは難しいとされており、いまだ多くの謎を秘めています。
ボルトの淨眼の開眼について、夢の中でボルトに世界の運命を託した大筒木トネリによって授けられたと推測されます。そして、トネリとウラシキのやり取りから、大筒木一族の本家・分家の争いや、それらに巻き込まれた忍の世界を救う鍵となるのが、ボルトの淨眼であると考えられます。
大筒木トネリの声優
端正な顔立ちや穏やかな性格で、ナルトファンから高い人気を誇る大筒木トネリの声を、人気声優・福山潤さんが担当しました。以下では、声優・福山潤さんのプロフィール及び主な出演作品を紹介します。
福山潤のプロフィール
大筒木トネリ役を演じた福山潤さんは、1978年広島県生まれ、大阪府出身の声優・ナレーター・歌手で、青二塾大阪校を卒業後、1997年に声優デビュー、2000年にアニメ「無敵王トライゼノン」の神威章役で初主演を果たします。2007年に受賞した第一回声優アワード・主演男優賞をはじめ、数々の賞を獲得し、品のあるテノールの声質や演技力が高く評価されている人気声優の1人です。
福山潤の主な出演作品
声優・福山潤さんの主な出演作品は、アニメ「青の祓魔師」の奥村雪男役、「暗殺教室」の殺せんせー(死神)役、「おそ松さん」の一松役、「七つの大罪」のキング役、「鬼滅の刃」の矢琶羽役等です。ゲーム作品では、「大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ」のロイ役が広く知られ、アニメ・ゲーム作品を中心に幅広いジャンルで活躍しています。
大筒木トネリに関する感想や評価
ナルトファンから高い人気を誇る大筒木トネリは、第七班のミツキに外見が似ていると言われ、ミツキと共にその動向が注目されるキャラクターです。以下では、大筒木トネリに関する感想や評価について紹介します。
感想1:大筒木トネリがカッコイイ
ナルトのTHE LAST見て
— 朱生-しゅう🌱☎🍀 (@10241116_syu) February 25, 2018
大筒木トネリが好きになった
だけどやっぱりミツキが一番好き
一番 ミツキ
2番 大筒木トネリ……かな!
両方イケメンすぎる(≧∇≦)#大筒木トネリ pic.twitter.com/XOYkIBSn73
第七班のミツキを彷彿させる整った顔立ちに、穏やかな性格が特徴の大筒木トネリは、ナルトキャラ屈指のカッコイイキャラクターであり、女性ファンを中心に高い人気を誇っています。そして、トネリは、続編「BORUTO」にも断片的に登場しており、異世界の大筒木一族との戦いや、ボルトの淨眼の謎の鍵を握る人物として、今後の動向に注目が集まっています。
感想2:大筒木トネリは魅力あふれるキャラクター
1日offだからさ、ザラス観ながらカカイル書いてるけど、ナルヒナ大好きだけどさ、トネリがなんか分からないけど好き🤔トネリの策略とかちょっと置いといて、ヒナタに接する態度とか、裏切られるとことか、捗りますよ、ね、、?#大筒木トネリ #NARUTO
— めふぁ 〜 (@meefainonigiri) July 11, 2018
映画「THE LAST」では、人類の滅亡を計画する敵キャラとして登場した大筒木トネリでしたが、劇中での行動や他作品の敵キャラにはあまり見られなかった、良い人柄が高く評価されています。そして、映画版では、自身の策略のために、ナルト・ヒナタの仲を引き裂いた人物でしたが、自身が犯した罪の重さを深く受け止めるなど、人柄の良さがトネリ人気に拍車をかけました。
感想3:大筒木トネリの活躍に注目
THE LAST見てきたってばよ!
— シチルナ (@yasuka_dedemu) December 6, 2014
動いて喋る新生うずまき一家を見たい人は最後まで席立つなよ!
ハムラさんにスポットが当たってよかった・・・。
あとトネリさんマジネトリさんwww#NARUTO #NarutoTheLast #大筒木トネリ
うずまきナルトが主人公の映画シリーズ最終作となった「THE LAST」は、ナルトとヒナタが結ばれるまでの経緯も盛り込まれ、ヒナタの恋を応援するファンにとっても大満足の1本でした。また、映画「THE LAST」では、大筒木ハムラや彼の子孫・トネリにもスポットが当たり、声優・福山潤さん演じる大筒木トネリの動向を中心に見ても楽しいおすすめ映画です。
感想4:大筒木トネリの登場に感激
BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONSに・・・
— ☆あやあやか☆1月新アカへ移行 (@ayaka0623anime) May 24, 2017
大筒木トネリが出てきたよ〜
福山潤がじゅんじゅんが出てきた。゚+.( °∀°)゚+.゚
あぁ〜最高だ
トネリはもう出てこないと思ったけど出てきてくれそう#ボルト #福山潤 #大筒木トネリ
映画「THE LAST」の結末から、今後の登場の可能性は低いと考えられていた大筒木トネリでしたが、続編「BORUTO」での再登場は、多くのトネリファンを感動させました。劇中では、ボルトに淨眼を授けた人物であることや、月から地球の様子を見守る中に発せられた意味深なセリフなど、青年ボルトの時代に起こった戦いの伏線を開示しているでしょう。
感想5:劇場版と本編の繋がりを感じる展開
序盤で出ていいのかって疑問と、謎の男表記にしないスタッフの心意気がやばい。そかー、ボルトは少なくともザ・ラストには繋がってんですね。#大筒木トネリ #福山潤 #boruto
— 裡婀(リィア)@遊戯王ポケモンFE (@ryiahiro) May 24, 2017
アニメ「BORUTO」の序盤から名前を伏せて登場していた大筒木トネリは、ナルト時代から見続けていたファンにとって待望の登場シーンとなりました。一方で、トネリの登場や、ボルトの右目の淨眼、地球に来襲した大筒木一族との関係など、映画「THE LAST」と続編「BORUTO」との繋がりを彷彿させるストーリー展開は、ナルト時代からのファンから高く評価され、トネリの今後の活躍が期待されています。
大筒木トネリの正体まとめ
「NARUTO」の大筒木トネリの正体をはじめ、ヒナタ達日向一族との関係、続編「BORUTO」での登場や死亡説の真相、うずまきボルトの夢の中での登場やボルトの右目の謎、アニメ声優などを紹介しました。劇場版ナルト「THE LAST」では、敵キャラとして登場した大筒木トネリでしたが、続編「BORUTO」では、ボルトの淨眼の秘密や、地球に来襲した大筒木一族との関係に注目が集まっているキャラクターです。