【ジョジョ】虹村兄弟の父親はなぜあの姿に？猫草との関係とその後は？

虹村兄弟とその父親について紹介していく前に、彼らが登場したジョジョの奇妙な冒険という作品についての概要を紹介します。ジョジョの奇妙な冒険とは、日本の漫画家・荒木飛呂彦による作品であり、人気少年漫画雑誌週刊少年ジャンプで連載されていた作品です。ジョジョの奇妙な冒険は1987年に第1部の連載をスタートさせ、その後2004年までに第6部まで連載されていました。第7部からはウルトラジャンプに連載を移しています。

ジョジョの奇妙な冒険はウルトラジャンプに連載を移したあと、現在でも最新のシリーズが連載中となっています。30年を越える連載期間となったジョジョの奇妙な冒険は、幅広い年代の読者から支持されるようになりました。また、過去のシリーズもテレビアニメ化されており、非常に注目度の高い作品です。ジョジョの奇妙な冒険は、独自の世界観やセリフ、スタンド能力という概念など、他にはない要素で人気を博した作品です。

ジョジョの奇妙な冒険は各部で主人公や登場キャラクターが変わっており、ここで紹介する虹村兄弟とその父親は、ジョジョの奇妙な冒険第4部に登場したキャラクターです。日本にある杜王町という架空の町を舞台としたジョジョの奇妙な冒険第4部。主人公東方仗助をはじめ、登場キャラクターはスタンドという超能力を使用できるスタンド使いです。虹村兄弟もそんなスタンド使いであり、父親はわけあって不思議な姿をしています。

虹村兄弟とは、ジョジョの奇妙な冒険第4部に登場し、当初は主人公仗助の敵として立ちはだかりました。仗助の近所に越してきた虹村家。虹村兄弟は、兄虹村形兆と、弟億康の兄弟です。二人ともスタンド使いであり、兄の虹村形兆はバッド・カンパニーという、小型の人形型のスタンドで統率の取れた攻撃を仕掛けるという能力を有しています。弟の億康はザ・ハンドという、物質や空間を削り取ってしまう能力を持っています。

虹村形兆は、ある理由で不死身の化け物に変貌してしまった父親を治すため、スタンド能力に目を付けました。エジプトのエンヤ婆にスタンドの弓と矢を貰った形兆は、杜王町の人々を矢で傷つけスタンド使いを増やしていました。虹村兄弟の父親に関しては、兄の形兆がなぜ化け物のような姿になったのか等、語っていました。弟の億康は頭の悪いキャラクターで、悪事も働いている兄・形兆のいう事に従順に従っていました。

億康は仗助との戦いの後に和解し、仲間となっています。形兆は自ら生み出したスタンド使いのレッド・ホット・チリ・ペッパーに襲われて命を落としてしまいます。復讐を誓った億康は、仗助と共に杜王町に潜む危険なスタンド使いと戦っていく事になります。

ジョジョの奇妙な冒険第4部・ダイヤモンドは砕けないは、実写映画化も果たしている人気シリーズです。主人公の東方仗助を、人気の若手俳優山崎賢人が演じた事でも話題を集めました。実写版ジョジョの奇妙な冒険第4部には、虹村兄弟も登場します。虹村兄弟の兄形兆を演じた俳優は、岡田将生です。イケメン俳優として爽やかなイメージで人気の俳優ですが、虹村形兆を演じるという事で話題を集めて居ました。

主人公仗助の仲間になる、弟の億康を演じた俳優は、真剣佑です。肉体派の若手俳優として注目を集めている俳優でイケメンとして人気ですが、キャラクタービジュアルが公開された時には、三枚目なキャラクターの億康なのに違和感がないと高評価を集めていました。

虹村兄弟の父親がなぜあの姿になったのか、また家族写真のシーンについて紹介していきます。虹村兄弟の父親は化け物のような姿に変貌してしまい、言葉も離せなくなってしまいました。そんな父親でしたが、壊れた箱の中身の紙くずをずっとかき集めているのでした。なぜそんな行動を取るのかもわからず、変わり果てた父親に苛立つ形兆は箱を取り上げたこともありましたが、そうすると一日中泣きわめくと言います。

仗助が虹村兄弟と戦った時、彼らの家で父親の姿を発見します。最初は驚いた仗助でしたが、壊れた箱を抱える父親の姿に違和感を感じます。仗助のスタンド能力クレイジー・ダイヤモンドは、壊れたものを修復できる能力です。仗助は父親が持っている壊れた箱に能力を使い、元の状態に復元してみました。すると、壊れた箱の中に入っていた、ただの紙くずと思われたものは、虹村一家の家族写真だったのです。

綺麗に直った家族写真には、まだ幸せだったころの家族の姿がありました。家族写真には、若かったころの父親と病気で亡くなってしまった母親、幼かった兄弟の姿が映っていました。修復された写真を見て、変わり果てた姿の父親は声を上げて泣き始めます。幸せだったころの家族写真は、父親にとってかけがえのないものだったことが分かるシーンでした。写真を取り戻した父親は、その後少し穏やかになったようでした。

虹村兄弟の父親がなぜあの姿になったのかその理由を紹介します。虹村兄弟の父親は、かつて不動産会社を経営していました。しかし、バブル期になり会社は倒産。父親は酒を飲んで暴れるようになり、まだ子供だった兄弟にも手を上げるようになっていきます。母親も病死してしまい、幼い頃の虹村兄弟の生活は荒んでいきます。会社が倒産したはずの父親でしたが、なぜかある時から金回りが良くなります。

虹村兄弟の父親は、ディオの手下となり金を受け取っていたのでした。ディオは自分の細胞を肉の目として洗脳した人間に埋め込んでいました。その後、ディオは承太郎達に倒される事となり、虹村兄弟の父親に埋め込まれた肉の目は暴走してしまいます。その結果、現在の化け物のような姿になったのです。なぜ虹村兄弟の父親があの姿になったのかというと、ディオのせいだったのです。

虹村兄弟の父親のその後の姿と、猫草との関係を紹介します。虹村兄弟の父親がその後元の姿に戻れたのかというと、あの姿のままとなっています。形兆は父親を殺せるスタンド能力を探していましたが、仗助は治す能力を探すと言いました。しかし、その後も虹村兄弟の父親を治せるスタンド能力は見つかっていません。

ジョジョの奇妙な冒険第4部に登場した猫草。吉良吉影の元に現れた猫のような植物を本体とするスタンド使いでした。猫草は吉良吉影のキラークイーンと相性がよく、仗助を苦しめました。吉良吉影に使用されていた猫草ですが、吉良吉影が倒されたその後は虹村家で飼われる事となりました。虹村兄弟の父親は猫草と気があったようで、エンディングのその後は猫草の面倒を見ながら穏やかに生活していました。

虹村兄弟の父親は、ジョジョの奇妙な冒険第4部終了後、猫草と一緒に穏やかに生活しています。家族写真を見て涙を流すなど、彼が元に戻って欲しいと願う読者は多かったのですが、結局は元に戻っていませんでした。虹村兄弟の父親を治せそうなスタンドを紹介していきます。

まず、岸辺露伴のヘブンズドアーです。相手を本にして情報を書き込むと、相手を操ることが出来るスタンド能力です。このヘブンズドアーの能力を使用すれば、虹村兄弟の父親を楽に死なせることが出来るのではないかと考えられています。ジョジョの奇妙な冒険第4部において、岸辺露伴がスタンド能力を試したのかは不明です。

ジョジョの奇妙な冒険第4部主人公・仗助のスタンド能力はクレイジーダイヤモンドです。クレイジーダイヤモンドは、壊れたものを修復することが出来る能力です。この能力を使えば虹村兄弟の父親を治すことが出来そうですが、クレイジーダイヤモンドでは病気の人は治せないので、肉の目と同化した父親には効果がないとも言われています。

ジョジョの奇妙な冒険第4部のトニオの能力、パールジャムも虹村兄弟の父親を治せるのではないかと考えられています。しかし、このスタンド能力の効果はアニメ版のジョジョですでに描かれており、結果的に虹村兄弟の父親を治すことはできませんでした。

虹村兄弟の父親を殺せそうなスタンド能力についても紹介していきます。まず、息子億康のザ・ハンドです。ザ・ハンドは物質でも空間でも綺麗に削り取ることが出来ます。虹村兄弟の父親は不死身なので身体が再生しますが、ザ・ハンドならば削ってしまえるのではないかと考えられています。しかし、ザ・ハンドも形兆の「けずりとろーとも」というセリフから考えるに、すでに試していると考えられます。

ジョジョの奇妙な冒険第4部に登場した、噴上裕也のハイウェイスター。ハイウェイスターは、敵からエネルギーを吸い取れるスタンド能力です。噴上裕也は自身が怪我をした時、おびき寄せた人からエネルギーを吸収して回復を図っていました。このハイウェイスターなら、虹村兄弟の父親のエネルギーを吸収して殺すことが出来ると考えられています。

キラークイーンは、ジョジョ4部のボス・吉良吉影の能力です。対象物を爆破して消し去れる強力な能力で、虹村兄弟の父親の再生能力を上回ることが出来るのではないかと言われています。口から体内に入って爆発させれば一撃で消し去れると考えられています。

対象者の背中に取りつき、誰かに背中を見せると死亡してしまうというチープトリック。チープトリックなら、そのスタンド能力のルール上、虹村兄弟の父親も殺せるのではと言われています。

セト神は、ジョジョの奇妙な冒険第3部に登場した敵のスタンド能力です。相手をどんどん若返らせ胎児の状態まで戻せるスタンドで、この能力ならば虹村兄弟の父親も、退治以前の状態に遡らせて殺すことが出来ると考えられています。

オシリス神は、魂をかけて戦うギャンブルで負けてしまうと、魂を抜き取られてしまうスタンド能力です。このスタンド能力なら身体の頑丈さは関係ない為、虹村兄弟の父親の魂を抜き取ってしまえると考えられています。

アトゥム神は、オシリス神と同じく、ゲームに賭けられた魂を奪うことが出来ます。虹村兄弟の父親がなぜ殺せないのかというと、その頑丈な肉体と再生能力のせいです。魂を奪って殺すという方法が有効であると考察されています。

ディオの腹心の部下、ヴァニラ・アイスのクリームも、虹村兄弟の父親を殺せると考えられています。クリームの能力は円形に空間や物質を切り取って亜空間へ送り込んでしまう能力です。ザ・ハンドと似た能力ですが、人間一人を消滅させることが出来ます。

パープル・ヘイズは、フーゴのスタンド能力で、超強力な毒素で敵を殺してしまう能力です。虹村兄弟の父親は不死身の化け物になっていますが、ウイルスには勝てない身体なのではないかと考えられています。

ザ・グレイトフル・デッドは、広範囲に発動させられる能力で、対象者を急速に老化させられる能力です。老化させて衰弱死させるザ・グレイトフル・デッドならば、虹村兄弟の父親も殺せると考察されています。

グリーン・デイは、チョコラータのスタンド能力で、カビを増殖させて人間の肉体を朽ち果てさせる能力です。この強力なスタンド能力から逃れるすべはなく、虹村兄弟の父親も殺せると考えられています。

タスクACT4は、スティールボールランの主人公ジョニィ・ジョースターのスタンド能力です。彼のスタンド能力の最終形態であり、この能力を喰らえばどんな敵も絶命してしまいます。虹村兄弟の父親もこのスタンド能力からは逃れられないと考えられています。

ジョジョ4部の虹村兄弟の父親に関しての感想をいくつか紹介していきます。虹村兄弟の父親に関しては、実写映画を見るとリアリティがあって、漫画やアニメとはまた違った見方になるという感想が見られています。虹村兄弟の父親のシーンは、実写映画でもしっかりと描かれていました。

虹村兄弟の父親は、ジョジョ4部において重要な意味を持つキャラクターとして評価されています。兄の形兆は殺されてしまいましたが、億康が仗助の味方になったのは、父親の愛情を知ったからではないかと考えられています。

虹村兄弟の父親に関しては、写真を見て泣き出すシーンが感動的だという感想も多いです。言葉も話せなくなった父親でしたが、実は家族写真を探していたと分かるシーンで、とても泣けると話題を集めていました。その後、虹村兄弟の父親は穏やかに猫草と暮らせるようになり、物語を和ませる存在ともなりました。

ここでは、ジョジョ4部に登場する虹村兄弟の父親について、なぜあの姿になったのか、また彼を治せるスタンド能力や殺せるスタンド能力について紹介しています。なぜあの姿になったかというと、ディオの肉の目の暴走が原因でした。是非、ジョジョ4部をチェックして、虹村兄弟の父親の登場シーンにも注目してみてください。