Free!の聖地巡礼スポットまとめ！舞台となった鳥取県岩美町でおすすめの場所は？

今回のまとめでは、テレビアニメ「Free!」の舞台となった鳥取県岩美町にある聖地巡礼スポットやおすすめスポットについてまとめていきます。まず、聖地やスポットを介していく前に、テレビアニメ「Free!」とは一体どんなアニメなのかを見ていきましょう。

アニメ「Free!」は、2013年夏より京都アニメーション制作によって放送された水泳と青春がテーマのアニメです。第2回「京都アニメーション大賞」で奨励賞を受賞したおおじこうじさんによる小説『ハイ☆スピード！』を原案として制作されました。『ハイ☆スピード！』は全2巻が刊行されています。2014年夏には2期となる「Free!-Eternal Summer-」、2018年夏には3期「Free!-Dive to the Future-」が放送されました。

1期及び2期の監督は内海紘子さんが、3期の監督は河浪栄作さんが務め、シリーズ構成は横谷昌宏さんが務めました。また、「Free!」シリーズはテレビアニメ以外にも2015年に「映画 ハイ☆スピード！-Free! Starting Days-」、2017年春に「劇場版 Free!-Timeless Medley-」、同年秋に「特別版 Free!-Take Your Marks-」、2019年に「劇場版 Free!-Road to the World-夢」が上映されました。

主人公・七瀬遙は幼少の頃から水泳を習っていましたが、高校2年生になった今は水泳に触れることもなくなっていました。そんな時、当時通っていたスイミングスクールが取り壊されることを聞き、幼馴染で同じ岩鳶高校に通う橘真琴、そして同じスイミングスクールに通っていた1年生の葉月渚と共に、当時埋めたタイムカプセルを掘り起こしに行くことになりました。

タイムカプセルに埋めたのは、スイミングスクール時代メドレーリレーで優勝した際に贈られたトロフィーです。深夜、3人はスイミングスクールに忍び込み当時を懐かしんでいると、そこには先客が1人いました。その人物は、当時メドレーリレーで優勝を共に手にした松岡凛だったのです。ですが、凛は冷徹な態度で人が変わっていました。凛は水泳に挫折しながらも鮫柄学園の水泳部員として切磋琢磨していました。

一方、渚は再開を機に岩鳶高校で再び水泳を始めようと遙たちに提案してきたのです。気が乗らない遙でしたが、渚の頑張りによって勧誘した竜ヶ崎怜も加わり岩鳶高校の水泳部を設立することに成功しました。ですが、そんな4人に待っていたのは、県大会予選で全員予選落ちしてしまうという現実でした。遙はそんな現実を目の当たりにし、再び水泳に熱を上げていくのでした。

それでは、早速「Free!」の聖地巡礼スポットを紹介していきます。まず1つ目は、岩美観光協会です。岩美観光協会は、「Free!」の聖地巡礼の定番スポットとなっており、岩美駅前にあることからアクセスも良いのでおすすめの聖地となっています。岩美町は「Free!」の聖地に歓迎しており、観光協会には「Free!」の聖地として訪れたファン向けのコーナーも設置されています。ぜひ訪れてほしいスポット第1位の場所です。

2つ目の聖地は、先ほど紹介した岩美町観光協会の目の前にある岩美駅です。岩美駅は、劇中に登場する岩鳶駅は、このJR山陰本線を通る岩美駅がモデルとなっています。岩美駅には、鳥取駅から発着がある特急「はまかぜ」も停車します。駅を降りてすぐに先ほど紹介した岩美町観光協会もあり、立地もアクセスも良いです。観光協会には巡礼マップもありますので、チェックしてみてください。

3つ目の聖地は、竜ヶ崎怜が下車する大岩駅です。こちらの大岩駅は、先ほど紹介した岩美駅や岩美町の中心部からは少し離れたところにあります。大岩駅は、1日の乗降利用者数が200人に満たない小さな無人駅として知られます。1950年に建設され、味のある木造駅舎が特徴的です。怜と渚の他、風情も味わえるので、おすすめのスポットでもあります。桜が咲く春に行けば、より「Free!」を感じられます。

4つ目の聖地は、「ハイ☆スピード！－Free! Starting Days－」で登場した河崎橋です。河崎橋では、桐嶋郁弥が涙を流したシーンや椎名旭が疾走するシーンで描かれました。岩美町にある蒲生川に掛かる橋で、岩美八東線にあります。駅など目立つ場所ではないので、初めて訪れる方は迷うこともあるかもしれませんが、巡礼マップなどを参考にして訪れてみてください。映画のあのシーンが思い出されます。

5つ目の聖地は、遙や真琴、郁也や旭が通っていた岩鳶中学校のモデルとなった岩美町立岩美中学校です。「ハイ☆スピード！－Free! Starting Days－」で描かれた岩鳶中学校のモデルである岩美中学校は現在も多くの生徒が通う学校ですので、中に立ち入ることはできませんが、外から眺めることはできます。訪れる際は、中学校や生徒さんに迷惑にならないようにご注意ください。

6つ目の聖地は、テレビアニメ「Free!」の7話で登場した荒砂神社です。荒砂神社では水泳部員の遙や真琴、渚や怜のほか、まだ反抗的ではなかったころの凛も訪れていたシーンで描かれました。荒砂神社は岩美町大字浦富に位置しており、岩美駅からは離れています。境内の裏からは日本海望めることで知られています。巡礼のほか、景色も抜群なので聖地の中でも好評な場所となっています。

7つ目の聖地は、アニメ2期「Free!-Eternal Summer-」4話で登場した日野神社です。日野神社でのシーンは、幼年時代の凛と凛の親友・山崎宗介が石段に座り話をしていました。場所は岩美町大谷です。怜が下車するJR大岩駅からは徒歩19分と距離がある場所に位置しています。公共機関を使って訪れる際はバスなどの時間は要チェックです。また、車でお越しの際は道が狭いので十分にご注意ください。

現在は実施していませんが、テレビアニメ時には「レトロなボンネットバスでめぐるバスツアー」と題し2015年5月9日から11月14日にかけて岩美町が運行する聖地巡礼コースをバスで行けるツアーを行っていました。「Free!」は、聖地となった岩美町観光協会とコラボをすることが多いので、岩美町とのコラボ情報や2020年に公開予定だった劇場版情報も逐一チェックしてみてください。

続いては、鳥取県岩美町でおすすめの場所を紹介していきます。まず1つ目は、城原海岸展望台です。こちらの展望台は岩美町大字田後に位置しています。岩美駅や岩美市内からは離れたところにありますが、目の前に駐車場もあるので車でのアクセスも良いです。この展望台は、真琴が水泳部創設することを凛に話した始まりのシーンで登場しました。ファンにとっても真琴たちにとっても大切な場所となりました。

続いての鳥取県岩美町でおすすめの場所は、アニメ1期から引き続き2期でも度々描かれる定番となっている海岸・浦富海岸です。この海岸は、「Free!」では欠かせない海岸であり、水泳部員と青春を共に歩いた海岸としてファンからも思入れのある場所として親しまれています。浦富海岸は岩美町大字浦富に位置しています。夏には海水浴客で溢れるといいいます。先程紹介した展望台とは割と近い場所にあります。

続いての鳥取県岩美町でおすすめの場所は、真琴と渚、そして凛の妹で岩鳶水泳部のマネージャーである江が話をするシーンで描かれた展望台です。こちらの展望台は田後（たじり）公園展望台といい、岩美町大字田後に位置しています。岩美駅や岩美市内からは離れたところにありますが、車でのアクセスも良いです。展望台の周囲やその先は断崖絶壁なので、訪れる際は十分にご注意ください。展望台からの景色は絶景と評価も高いです。

続いての鳥取県岩美町でおすすめの場所は、遙たちが住む田後地区の街並みです。遙や真琴が住む田後地区は、坂や石段が多い場所にあります。田後地区を訪れたファンの方からは、街並みと劇中で描かれたシーンがそのままで感動したという声も多くあります。ぜひ、訪れてほしいスポットです。ですが、周辺は民家が密集していますので、訪れる際は近隣の方のご迷惑にならないように気を気ましょう。

続いての鳥取県岩美町でおすすめの場所は、遙や真琴たちが住む田後地区にある田後神社と田後港神社です。この2つの神社は、遙や真琴たちの自宅付近にある神社で、劇中では度々登場しました。田後港神社からは田後港が見渡せることで聖地巡礼をする方にも人気のスポットです。田後神社は集落の中にある地域の神社です。「Free!」を感じられるスポットということで、こちらも人気のスポットとなっています。

「Free!」の聖地である鳥取県岩美町はグルメにも力を入れています。聖地巡礼に訪れた方はぜひ岩美町にあるおすすめの飲食店にもお立ち寄りください。

1つ目のおすすめグルメは、「あじろカフェなだばた」です。こちらのカフェは、岩美町にある網代港(あじろこう)の県漁協網代港支所女性部の方々が運営している地域密着型のカフェとして営業されています。「なだばた」というのは、地元の言葉で「みんなが集まる場所」といった意味があります。地元の海鮮を使った定食が頂けます。アットホームな雰囲気を感じたい方はぜひ訪れてみてください。

2つ目のおすすめグルメは、地元の食材を使用したイタリアンを提供する「アルマーレ」です。こちらは、JR東浜駅から徒歩2分のところに位置しています。アクセスも良く、店内からは岩美町の海が一望できることでも知られています。地中海をイメージして造られたというその店内は、非日常を味わうことができるということで人気のお店です。混み合うことが多く、予約をするのがベターだといいます。

3つ目のおすすめグルメは、「Free!」劇中でも登場した「イワトビパン」が販売されている「Twinkle」というパン屋さんです。こちらは、岩美駅からすぐの正面にあり、訪れるファンの方も多いパン屋さんとして知られています。「イワトビパン5点セット」というものが存在し、イワトビちゃん・顔だけのイワトビちゃん・イワトビちゃん・イワトビックリパン・お見舞いのメロンパンという劇中で登場したパンが食べられます。

売り切れてしまうこともあるので、予約必須です。また、店内には「Free!」関連の展示物もありますので、岩美町に訪れたらぜひお立ち寄りください。因みに、日曜日・祝日が定休日です。

4つ目のおすすめグルメは、鳥取県内で捕れた魚を使った海鮮丼が食べられる「鯛喜（たいき）」です。こちらは、岩美町ではなく鳥取砂丘の近くにある鳥取市福部町湯山にあります。食べログでは、星3.6と高めの評価を得ています。JR鳥取駅から鳥取砂丘行きのバスで行くことができます。店内はコンパクトで10席と少なめです。そのため、必ず「鯛喜（たいき）」で食べたいという方は予約必須だといいます。

5つ目のおすすめグルメは、岩美町大字牧谷に燕珈琲浦富海岸店です。こちらは移動カフェとなっており、毎月土・日・月・祝日の13時〜16時までの営業となっています。訪れる際は曜日や時間にご注意ください。また、冬季は休業しているといいます。燕珈琲浦富海岸店がある場所は日本海が広がっており、絶景を見ながらのコーヒータイムが人気です。コーヒーの他、サンドウィッチやケーキなどの販売もしています。

6つ目のおすすめグルメは、岩美町国道9号線沿いにある「道の駅 きなんせ岩美」です。「きなんせ」は鳥取弁で「おいでください」という意味があり、地域で捕れた野菜などの食材を販売しています。岩美駅からも近く、広めの駐車場もありますのでぜひ訪れてみてください。「道の駅 きなんせ岩美」では、オンラインショップも運営していますので、そちらも併せてチェックしてみてください。

SNSには、鳥取県岩美町に聖地巡礼に訪れたファンの方のツイートがたくさん見受けられました。岩美町の景色は絶景だといいますので、皆さんもぜひ訪れてみてください。

「Free!-Eternal Summer-」で登場するシドニーの聖地にまで足を運んだ方も多数見られました。今回は岩美町だけの聖地まとめでしたが、「Free!」の聖地は国境を超えて存在していますので、気になる方はぜひ検索してみてください。

岩美町に訪れた方の岩美町を絶賛するツイートがありました。岩美町は、聖地としてだけでなく、1つの町としても十分楽しめると評価も高いです。

以上、テレビアニメ「Free!」シリーズの舞台となった鳥取県岩美町にある聖地巡礼スポットまとめでした。「Free!」は岩美町観光協会とのコラボも積極的に開催してきました。今後も何かしらのコラボがされることが予測できます。ぜひ、情報を逐一チェックしてみてください。サイト内には、「Free!」に関する他のまとめもありますので、そちらもぜひ参考にしてみてください。