【ボルト】 デルタは全身科学忍具？強さ・能力とナルトとの戦いの結果は？

漫画ナルトの続編である漫画ボルトの作中で火影のナルトと渡り合うほどの強さを見せつけた｢殻｣のメンバーで全身化学忍具のかわいいデルタ。どうやら2020年2月現在、そのかわいい容姿から全身化学忍具のデルタの強さや能力が気になるといった声がネット上に多数浮上しているようです。本記事ではそんな漫画ボルトに登場する全身化学忍具のかわいいデルタについて強さや能力、ナルトとの戦いなどをまとめてご紹介していきます。

ではまずデルタの能力や強さをご紹介する前に、全身化学忍具のデルタが登場する漫画ボルトの作品情報と簡単なあらすじについてご紹介します。全身忍具のかわいいデルタが登場するボルトとは2016年から2019年にかけて｢週刊少年ジャンプ｣で連載され、2020年2月現在｢Vジャンプ｣で連載している漫画作品です。漫画ボルトは大人気漫画ナルトの続編であり、ナルトの息子であるうずまきボルトの活躍を描いた作品となっています。

当初漫画ボルトは漫画ナルトのアニメ映画｢BORUTO-NARUTO THE MOVIE-｣が大ヒットしたことから企画された漫画作品となっており、漫画ナルトを手がけた岸本斉史が原作を担当し、作画を池本幹雄が担当しています。そんな漫画ボルトは前作である漫画ナルトが国民的漫画作品であることから非常に高い人気を博しており、2020年2月現在までアニメ化や小説化など多数のメディア展開が行われています。

ナルトと最強の強さを持つ忍者うちはマダラとの戦いから15年の月日が経ち、忍者は次世代の若者達へと交代していくようになりました。しかし15年の平和は科学忍具などの近代化が進む一方で忍者の怠慢や治安の悪化を生み出していました。火影を務めるナルトの息子であるボルトも同様であり、ナルトも頭を抱えていました。しかしボルトは多くの仲間達と戦いを駆け抜ける中で少しずつ立派な忍者へと成長していくことになります。

本記事で強さや能力などをご紹介するデルタとは漫画ボルトに登場するキャラクターの1人です。漫画ボルトに登場するデルタは長いグリーンがかった黄色の髪の毛と黒いフード付きのマントが特徴の美人でかわいいキャラクターであり、サディスティックな性格が一部のファンに高い人気を博しています。そんな美人でかわいいデルタは謎の組織｢殻｣のメンバーの1人であり、漫画ボルトの作中で果心居士と共に木の葉の里に侵入しました。

ボルトがいる木の葉隠れの里に侵入した理由は｢殻｣が組織を挙げて｢器｣と呼ぶカワキを連れ戻すためであり、カワキを監視下に置くナルトとカワキを狙うデルタは木の葉隠れの里で対峙しました。この戦いでデルタは科学忍具を用いた圧倒的強さを見せつけナルトを圧倒するものの、ナルトの膨大なチャクラに押されて敗北を喫してしまいます。しかし科学者であるアマドによって復活し、漫画ボルトの物語の中で再度暗躍しています。

漫画ボルトの作中に登場するデルタはその美人でかわいい容姿と長い黄色の髪の毛の他に機械のような身体も大きな特徴の1つとなっています。美人でかわいいデルタは漫画ボルトの作中でその機械のような身体からドローンに似たものを生み出し、使役していました。ではそんな身体からドローンを生み出す機械のような身体を持つデルタの正体はいったい何なのでしょうか。実はデルタは科学忍具を全身に搭載したロボットなのです。

デルタは目や背中、脚など身体のいたるところに科学忍具を移植しており、高速移動や破壊光線など人間離れした行動が可能となっています。これはデルタが｢器｣と呼ぶカワキと同じであり、おそらくデルタはカワキと同様に｢殻｣が行う人体実験で生まれた存在であると考えられます。全身に科学忍具を搭載しているデルタは人間ではありえない動きをすることが出来、漫画ボルトの作中で火影であるナルトを苦戦させました。

ではここからは本記事の本題の1つである美人でかわいいデルタの強さや能力についてまとめてご紹介していきます。上述でご紹介した通り、科学忍術を全身に移植しているデルタは機械であることからチャクラを必要としません。科学忍具は力の無い忍者を強くさせる装備の1つであり、チャクラが少なくても使用することが出来ます。またデルタは漫画ボルトの作中でドローンに対し、チャクラを必要としないと語る場面が描かれています。

なのでおそらくデルタは戦闘の際、チャクラを使用していないのではないかと考えられます。普通忍者はチャクラの量で実力が決まるので、チャクラを使わなければ弱いはずです。しかしデルタは全身に優秀な科学忍具を大量に移植しているため、ナルトを苦戦させるほどの強さを持っています。もしデルタが科学忍具の他に大きなチャクラを持っていたとすると、世界を救った英雄うずまきナルトも敵うことが無かったかもしれません。

全身化学忍具である美人でかわいいデルタには目から敵の使用する忍術からチャクラを吸収する能力があります。漫画ボルトの世界にいる忍者達は忍術という能力を使用して戦うのですが、これにはチャクラが必要不可欠となっています。なので、忍術に込められたチャクラを吸収する能力があるデルタは忍者にとって非常に厄介な敵となっています。また吸収量も非常に膨大であり、ナルトの螺旋丸さえも吸収してしまいました。

螺旋丸さえも吸収してしまうデルタの能力によって、九尾の人柱力であるナルトも苦戦を強いられたのです。しかしデルタの科学忍具で出来た目にあるチャクラ吸収能力には許容量が存在しています。確かに大玉螺旋丸のチャクラを能力で吸収出来るものの、何度も連発されては許容量がオーバーし、内部から壊れてしまうことになります。この能力の弱点によってデルタはナルトの前に敗北を喫してしまい、爆発してしまいました。

漫画ボルトに登場する美人でかわいいデルタにはチャクラを吸収する他に破壊光線を目から出す能力も持っています。デルタは目から吸収したチャクラを元に破壊光線を作り出し、相手に向かって放つことが出来るのです。デルタが漫画ボルトの作中で使用した目の破壊光線は再生能力を持つ敵に対抗するために作られたものであり、一度デルタの破壊光線を受けたら細胞すらも完全に死んでしまい、傷を受けた部分が消滅してしまいます。

そのため、どのような再生忍術や能力であってもデルタから受けた破壊光線の傷は修復することが出来ないのです。なので、美人でかわいいデルタが使用する破壊光線は漫画ボルトの中でもトップレベルだと推測出来ます。しかし強力な強さを持っているため目の破壊光線は連発することが出来ず、非常に大きなチャクラを使用してしまいます。この弱点を知ったナルトはわざと破壊光線を連発させ、デルタを倒そうと考えました。

木の葉隠れの里に潜入したデルタは火影であるナルトにカワキを渡すよう提案します。しかしナルトはこの提案を拒否し、怒ったデルタは科学人具を用いてナルトを殺そうとします。デルタは全身が科学忍具であることから傷を付けても再生し、ナルトは苦戦を強いられてしまいます。そしてデルタはナルトの命を奪うためにヒマワリを人質に取って破壊光線を放つのですが、それがカワキに当たってカワキは右腕を失います。

そこでデルタは｢殻｣にとって｢器｣だから身体は自分の物では無いとカワキに言い、｢殻｣に戻れば失った右腕を治せると説得します。この人間を物扱いするデルタの発言にナルトは逆上し、九尾の力を借りて攻撃を繰り出します。しかしナルトは先の戦闘で体力が尽きつつあり、満身創痍の状態となっていました。それでもナルトは次世代の子供達を守るため、決して諦めること無く目の前に経つデルタを挑発するのでした。

満身創痍の中、決して諦めようとしないナルトにはある秘策がありました。それを知らないデルタは早く決着を付けるため、回復することが出来ない破壊光線を至近距離でナルトに放ちます。その時ナルトは必殺技である大玉螺旋丸でデルタの破壊光線を防ぐのですが、デルタの目に大玉螺旋丸が吸収されてしまいます。さらにナルトは大玉螺旋丸を追加で放つものの、全てデルタの目に移植された科学忍具で吸収されてしまいました。

しかしこれこそがナルトの秘策でした。ナルトは普通の忍者と違って九尾の力があるため、底が無いほど膨大なチャクラを有していました。一方デルタのチャクラを吸収する目は許容量があり、取り込める量には限度があります。大玉螺旋丸を吸収しすぎたデルタの目はナルトの狙い通り許容量が限界を超え、壊れてしまいます。目が壊れたことで機械人間であるデルタは故障状態となり、初めて苦悶の表情を浮かべるのでした。

ナルトは最初の戦いで螺旋丸が吸収された際、そのチャクラを逆に返されたことを推測し、デルタは吸収したチャクラを体内に蓄えると予測していました。この予測は見事に当たっており、異常なほどのチャクラを持つナルトの前にデルタは壊れてしまいました。デルタの目に移植した科学忍具が壊れたことで視界をリンクしているドローンも操ることが出来なくなってしまい、デルタはもう戦う力を一切残していませんでした。

それでもデルタは｢殻｣のメンバーとしての役目を果たそうとするものの、ナルトに攻撃を当てることが出来ません。そしてナルトは戦いを終わらせるため、必殺技の1つである超大玉螺旋丸をデルタに直撃させます。超大玉螺旋丸を受けたデルタは叫び声を上げながら息絶え、地面に倒れてしまうのでした。その後デルタは最終手段である自爆を使い、跡形も無く消し飛びます。これによりナルトは無事カワキ救出に成功することになりました。

しかしロボットであるデルタは死んでいませんでした。ナルトとの戦いの後、背中のドローンが｢殻｣の基地へと帰り、予備として生産されていた2体のデルタの身体の1体に情報を流し込みます。するとデルタは目を覚まし、ナルトに負けた怒りを抱えながら復活します。まだ｢殻｣の基地にはもう1体デルタの予備があるので、もしかするとデルタは後2回倒す必要があるのやもしれません。

ではここからはデルタの身体に仕込んだ科学忍具の場所をご紹介します。まずご紹介するデルタの科学忍具の場所は目です。上述でご紹介した通りデルタの目はチャクラを吸収する能力があり、吸収したチャクラを再生不可の破壊光線に変えて放つことが出来ます。しかし目が吸収出来るチャクラには限度があり、ナルト戦のように限界を超えてしまうと科学忍具がパンクしてしまい、正常な状態で戦うことが出来なくなってしまいます。

次にご紹介するデルタの科学忍具の場所は足です。デルタは科学忍具によって2本の足をチャクラの噴出口に変え、ジェット機のように高速で移動することが出来ます。漫画ボルトの作中でも足の科学忍具を使用し、デルタは高速移動を行っていました。おそらくデルタの動きは恐ろしいほど速いと考えられ、機動力であれば漫画ボルトの中でもトップクラスであると断言することが出来ます。

最後にご紹介するデルタの科学忍具の場所は背中です。デルタの背中には敵を偵察することが出来るドローンの科学忍具を仕込んでおり、いつでも発進することが出来ます。このドローンはチャクラを必要としておらず、戦闘中でも動きっぱなしで問題ありません。またこのドローンの科学忍具はデルタの目と視界をリンクしており、敵の情報を直接知ることが可能となっています。

漫画ボルトに登場するデルタに関する感想ではデルタが美人でかわいいといった感想が多く寄せられていました。漫画ボルトに登場するデルタは全身化学忍具でありながら、非常に美人でかわいい容姿を持ったキャラクターとなっています。この美人でかわいい容姿からデルタは漫画ボルトの作中で初登場した際、多くの読者の注目を集めることになりました。

漫画ボルトに登場するデルタに関する感想ではデルタが強すぎるといった感想も多く寄せられていました。デルタは全身に移植した科学忍具を駆使して戦うキャラクターであり、九尾状態のナルトを苦戦させるほどの実力を持っています。残念ながらチャクラの許容量超えで破れたのですが、もし目の科学忍具に許容量が無ければナルトも負けていたかもしれません。

漫画ボルトに登場するデルタに関する感想ではデルタとナルトの戦いが好きといった感想も多く見受けられました。デルタとナルトの戦いは最初、デルタが圧倒し、ナルトを苦戦させます。しかしナルトの秘策によってデルタは逆転され、大敗北を喫してしまいます。この戦いは漫画ボルトの中でも名勝負として語り継がれており、多くの読者から人気を博しています。

本記事では漫画ボルトに登場する全身化学忍具のかわいいデルタについて強さや能力、ナルトとの戦いなどをまとめてご紹介しました。デルタは漫画ボルトの作中でナルトに破れたものの、ナルトを苦戦させるほどの強さを持った強敵でした。まだデルタは予備として作られた身体で生きているので、漫画ボルトの今後の展開で再度主人公のボルトやナルトを苦しめることになるやもしれません。