【ナルト】森乃イビキは拷問・尋問部隊隊長！過去や名言、声優も紹介

森乃イビキは岸本斉史さん原作の作品『ナルト』に登場するキャラクターです。本記事では『ナルト』に登場する拷問・尋問部隊隊長の森乃イビキについて、プロフィールや弟との過去、担当声優についてまとめていきます。『ナルト』に登場する森乃イビキについて詳しく知りたいといった方は是非本記事を最後までお楽しみください。

『ナルト』の作者は岸本斉史さんで、1999年から2014年まで『週刊少年ジャンプ』に連載された人気漫画作品です。2002年からはテレビ東京系列でテレビアニメの放送が開始されました。『ナルト』は海外での人気も高く、テレビアニメは80カ国以上で放送されました。また2016年から連載が開始された『ボルト』では『ナルト』のその後が描かれています。ナルトの息子であるボルトが『ボルト』の主人公となり、物語は続きます。

主人公のナルトは、赤ちゃんの頃に木ノ葉の里で暴れた、九尾という化け物を体の中に封印されてしまいます。このことが原因となり、ナルトは寂しい幼少期を過ごしていましたが、忍者学校の先生によって救われます。その後、ナルトは見習の忍者として多くの人々と関わっていく中で、友情や師弟関での絆を築いていきます。

• 名前：森乃イビキ（もりの いびき）
• 誕生日：3月20日
• 血液型：A型
• 身長：193.5ｃｍ
• 体重88ｋｇ
• 好きな食べ物：肉料理、エノキだけのソテー
• 趣味：誘導尋問
• 性格：我慢強い

『ナルト』では忍者の地位がランク分けされており、上忍、中忍、下忍と分けられています。森乃イビキの地位は木ノ葉隠れの里の特別上忍です。特別上忍は上忍と中忍の間に位置しており、専門的な任務を行う役割をしています。

森乃イビキの顔の傷は、以前に拷問されたものです。森乃イビキは顔だけでなく、全身にも拷問の傷跡が多く残っているため、手袋や頭巾をして傷跡が見えないように隠しています。しかし、顔の拷問の傷跡は隠すことができないため、森乃イビキは強面に見えます。

森乃イビキにはイダテという弟がいます。弟のイダテは、過去に中忍選抜試験が失格となったことで、試験管を担当していた兄のイビキと仲たがいしてしまいます。その後、元々木ノ葉隠れの里の上忍であった緑青アオイにイダテは騙され、罪を犯してしまいます。このとき、捕まったイダテをイビキが逃がしたのでした。イビキの全身の拷問の傷跡は、過去に弟のイダテを守った際に、雨隠れによってつけられたものだったのです。

森乃イビキは『ナルト』第1部の少年編で、中忍選抜試験の第1試験で行われた、筆記試験の試験管を担当しました。『ナルト』では忍者の地位がランク分けされており、忍者アカデミーを卒業することで下忍となり、下忍から中忍へなるには、中忍選抜試験を受験することになります。森乃イビキが中忍選抜試験の試験管として登場したとき、受験者達は森乃イビキに凄みを感じ、威圧されました。

中忍選抜試験のルールの1つ目は、各自の持ち点が10点で、全10問のうち、1問間違えるごとに1点減点されるということです。2つ目は試験は3人1組のチーム戦であり、3人の合計得点で合否が決まるということ。3つ目はカンニングやそれに準ずる行為とみなされた者は、2点減点されること。4つ目は試験終了までに持ち点が0になってしまった者や正解数が0であった者がいるチームは全員が不合格になるというルールです。

筆記試験というものの、実際は諜報やスパイ活動の能力を試す試験でした。不合格者が続出する一方で、ナルトは無事第1試験を通過します。森乃イビキは第1試験を通過した者達に、試験問題の意図について丁寧に説明します。このとき、森乃イビキは質問に対しても詳しく答えるという優しさを見せ、第2試験へと進むナルト達に声援を送るのでした。森乃イビキは本当は根が優しく、温かい人物であるという一面が見られました。

森乃イビキは『ナルト』第2部の疾風伝でも活躍しています。森乃イビキは裏社会である死体換金所の男の尋問を行い、雨隠れの忍が持つと思われる秘密を探りました。そして、木ノ葉にをペイン六道が襲撃を開始した際には、畜生道の攻撃を食い止めました。

『ナルト』の続編である『ボルト』においても森乃イビキは現役の忍として活躍しています。『ボルト』の作中においても森乃イビキは拷問・尋問部隊隊長を務め、未だに下忍から恐れられています。ボルトの元クラスメイトで第40班に所属する、糸井つる、呉越ドウシュ、鬼熊えんこは仲の良い３人でしたが、えんこが幼い頃にとりつかれた口寄せの獣の力を制御できなくなってからは、つるとドウシュはえんこの力を恐れていました。

それを心配した森乃イビキは、第40班を解散させます。森乃イビキは、えんこを自分の元で任務させるため連れて行きますが、えんこは２人と離れた寂しさから暴走してしまいます。つるとドウシュはえんこの力を受け入れるために恐怖心を克服し、えんこに「寂しい思いはさせない」と言い、えんこの暴走を止めるのでした。森乃イビキは、えんこの暴走の原因が、怖がられることで寂しさを感じるという心の問題だと気づいていたのです。

「仮にも中忍を目指す者、忍なら・・立派な忍らしくすることだ」は森乃イビキが、中忍選抜試験の第1試験を受験するナルト達に対して言った名言です。実はこの言葉が試験を解くための大きなヒントとなっていたのです。

「『受ける』を選んだ君達は難解…」という森乃イビキの名言があります。試験の10問目において『受ける』を選んで不正解だった場合、永久に中忍選抜試験を受験することができないというもので、『受けない』を選んだ場合は、失格にはなるが次の試験を受験できるというものでした。森乃イビキは9問の解答が白紙であっても、『受ける』を選んだ者は試験の合格者にふさわしいと決めていたのでした。

ここまで『ナルト』の森乃イビキの名言をまとめていきました。ここからはアニメ『ナルト』の森乃イビキの担当声優について紹介をしていきます。森乃イビキの声優を担当したのは楠大典さんです。

• 名前：楠大典（くすのき たいてん）
• 本名：福田大典（ふくだ だいすけ）
• 誕生日：1967年３月18日
• 出身：東京
• 所属事務所：アミュレート
• 身長：173ｃｍ
• 血液型：B型

それでは森乃イビキの声優を務めた楠大典さんの主な出演作品をご紹介します。『ドキドキ 伝説 魔法陣グルグル』のスライ役、『テニスの王子様』の真田弦一郎役、『ホイッスル!』の松下左右十役、『MAJOR』の樫本修一役、『ドラゴンボール改』のネイル役、『トリコ』のナスニィ役、『宇宙兄弟』のフィリップ・ルイス役、『ラディアン』のオクシュマレ役など、楠大典さんは数多くの人気作に出演している注目の声優です。

森乃イビキの登場シーンは多くありませんが、続編の『ボルト』にも登場するなど、たまに登場しては強烈な印象を残すので、森乃イビキが好きであるという声が多く上がっています。

森乃イビキが中忍選抜試験の第1試験終了後にナルトの解答用紙が白紙なことに気づくシーンが好きであるという感想が寄せられています。森乃イビキは初めから、解答が白紙であっても、最終問題を『受ける』と覚悟を持って答えた受験者を、全員合格にすると決めていたのです。

『ナルト』にはキャラクターそれぞれの成長や活躍があり、物語の中に多くの見どころがありますが、森乃イビキが登場する中忍選抜試験のストーリーが面白いという声が多く寄せられています。

いかがでしたか？『ナルト』の登場人物、森乃イビキのプロフィールや声優についてみていきました。また森乃イビキの名言にについても紹介しました。顔に拷問の傷跡があるという強面ですが、根はやさしく温かい性格の森乃イビキの奮闘を、一度ご覧になってはいかがでしょうか？