【だがしかし】尾張ハジメはほたるに代わる新ヒロイン？正体やココナツとの関係は？

だがしかしでは、生活感が溢れている尾張ハジメが、アニメ版の第2期から突然姿を現し、大活躍しています。彼女はアニメ版の第1期では、姿を見せておらず、新キャラクターとして登場しました。また、ゆるい雰囲気が漂っている尾張ハジメが姿を現してから、アニメ版の第1期初期から大活躍していた枝垂ほたるの姿を見ることができなくなったため、まさかのヒロイン交代が囁かれたのです。

そこで、だがしかしでは、突然アニメ版の第2期から姿を現し、重要なポジションで活躍し出した尾張ハジメの正体や今までヒロインとして大活躍してきた枝垂ほたるについて、駄菓子屋の才能を認められているココナツとの関係、声優を務めている赤﨑千夏さんについてもご紹介します。

2014年30号～2018年20号にかけて週刊少年サンデーから連載された「だがしかし」は、漫画家であるコトヤマさんによって誕生しました。単行本では、全186話で、全11巻が刊行されています。だがしかしでは、駄菓子を愛する鹿田ヨウ(ココナツの父親)によって営まれている駄菓子屋を舞台にコメディータッチの物語が展開されていました。漫画として出版され大人気となった、だがしかしでは、アニメ化もされています。

だがしかしのテレビアニメは、2016年1月～3月にかけてCBCテレビやTBSテレビほかから放送され、全12話で展開されました。それらが大好評だったため、第2期として、2018年1月～3月にかけて「だがしかし2」がTBSテレビほかから全12話で放送されます。単行本の発行部数は、2016年2月26日の時点で170万部を突破しており、現在も記録を更新中です。現代に沿った駄菓子も取り入れられており、話題作となりました。

漫画家になりたいという夢を持っていた鹿田ココノツ(主人公：愛称：ココナツ)は、駄菓子をこよなく愛している父の鹿田コウに、駄菓子屋を継ぐようにしつこく要求されていました。父の経営するシカダ駄菓子を継ぐ気が全くなかったココナツの前に、駄菓子に目がない枝垂ほたるが姿を現します。彼女は枝垂カンパニーの社長令嬢で、そこの会社が作った駄菓子屋の店長に鹿田ヨウを迎え入れようとその駄菓子屋に通っていたのです。

大学を中退した尾張ハジメは、就職活動に追われていました。タウンマートというコンビニの研修をしていましたが、朝が弱い彼女は何度も遅刻を繰り返し戦力外と判断されて解雇されてしまいます。途方に暮れていた尾張ハジメは、向かえにある駄菓子屋に駆け込みそこで住み込みのアルバイトをさせてくれるように頼みました。駄菓子についてはほとんど知識がない尾張ハジメでしたが、何とかそこで住み込みで働けるようになります。

• 名前：尾張ハジメ(おわりはじめ)
• 正式名：尾張一
• 年齢：20歳
• 登場回：2018年1月から放送の第2期から登場
• 役割：だがしかしのヒロインの一人
• 職業：シカダ駄菓子店の住み込みの女性社員
• 容姿：メガネをかけ、だらしない格好をしている
• 弱点：朝が弱い
• 能力：TOEIC700点の才女、多芸(雑学に嗜みがある)

だがしかしでは、20歳で駄菓子屋に住み込みで働くことになった尾張ハジメは、生活感がにじみ出ている、等身大の女性を表現しているようなキャラクターだったため、社長令嬢でかわいいほたるとはまた違った魅力がありました。突然姿を現した尾張ハジメは、とてもゆるい性格で隙だらけの女性だったのです。自分自身を包み隠さずに表現できる尾張ハジメは、次第に魅力的なキャラクターとしてヒロインの仲間入りをしていきます。

駄菓子に目がないほたるは、駄菓子の優秀な才能を持っている鹿田ヨウを何とか、自分の会社である枝垂カンパニーの駄菓子屋の店長に迎え入れようと必死に口説いていました。しかし、彼は、息子の鹿田ココノツ(ココナツ)が自分が経営している駄菓子屋を継いでくれるまでは、そこを離れることはできないと断ります。それを知ったスタイル抜群のほたるは、何とか息子のココナツにその駄菓子屋を継がせるため通いつめました。

だがしかしでは、近所に別荘を建てたほたるは、シカダ駄菓子屋に通いつめていくうちに、息子のココナツにも駄菓子に関しての特別な才能があることに気付いていきます。しかし、シカダ駄菓子屋を継ぐように父にもかわいいほたるにも勧められているココナツには、漫画家になるという夢があったのです。このように、だがしかしでは、第1期のアニメでは、スタイル抜群でかわいいほたるがヒロインとして大活躍していました。

しかし、第2期のアニメから突然姿を現さなくなり、その代わりに新キャラクターである尾張ハジメが、だらしない格好で姿を現し話題となります。隙だらけのトロそうな彼女には、当初ヒロインの魅力はほとんどありませんでした。しかし、回を重ねていくうちに、生活感が溢れている尾張ハジメの姿に等身大の女性を感じ、ヒロインとしての存在感が出てくるようになります。そのため、彼女が新ヒロインと噂されるようになったのです。

だがしかしでは、アニメの第1期から姿を現しているかわいいほたるは、社長令嬢らしくいつも美しい洋服に身を包み、スタイル抜群だったため、漫画家になる夢を持っていたココナツも密かに憧れている存在でした。常に自信満々な振る舞いをしてる彼女でしたが、少し天然ボケの要素も入った魅力的なキャラクターだったのです。それゆえに、彼女の存在は一目見てヒロインだと誰もが認識できるキャラ設定となっていました。

それに比べて、ヨレヨレのスーツに身を包み、くたびれた感がある尾張ハジメが第2期で姿を現した当初は、誰も彼女がヒロインだとは思わなかったようです。大学も中退して、朝が弱く、遅刻をしてばかりで結局は解雇されてしまうような女性がヒロインだとは誰も想像しないでしょう。登場当初は、違った意味でのインパクトを与えていた尾張ハジメですが、等身大の女性の姿を現している彼女の魅力にハマっていく人は多くいました。

だがしかしでは、次第にだらしない格好や性格が彼女のかわいい魅力だと認められるようになったようです。スタイル抜群で綺麗でかわいい女性のほたるは、ヒロインとしてはぴったりですが、彼女はどこか現実味がなく、二次元から出てきている憧れの存在でした。しかし、さまざまな失敗やだらしない生活を垣間見ることができる尾張ハジメは、見れば見るほど愛着がわき、魅力的に成長していくキャラクターだったのです。

だらしない格好を平気ですることができるかわいい尾張ハジメと、いつも偉そうな社長令嬢の枝垂ほたるは全く正反対の女性のように見えます。見た目的には全く正反対の2人ですが、彼女達に共通している点が1つありました。それは、2人ともあっけらかんとした性格のココナツよりも年上の女性だったのです。駄菓子に目がないかわいい要素を持ったほたるは、年齢が明らかになっていません。

しかし、明らかに漫画家になる夢を持っているココナツよりも年上のような描き方がされています。彼女の年齢は、この物語を見た読者がそれぞれの価値観やイメージで自由に設定して欲しいという希望から公式で公開されなかったようです。また、年齢が公開されている尾張ハジメは20歳となっているため、かわいい少年であるココナツよりも年上の女性となります。

普段は、だらしない格好を披露しているかわいい尾張ハジメでしたが、時折、困っているココナツに対してお姉さん的な優しい気遣いを見せていました。駄菓子については全く知識がないハジメですが、彼が漫画の審査に忙しくしていれば、店番を一手に引き受けたり、彼の漫画の進行が思うように進んでないと見れば、進んで自分のできるお手伝いをしたりという包み込むような優しさにグッとくる人は多かったようです。

いつもヨレヨレのスーツに身を包んでいるかわいい尾張ハジメは、髪もぼさぼさなため、女性的な美しさや清潔感には程遠い雰囲気を漂わせていました。しかし、スタイルは抜群で隙だらけの振る舞いにドキドキしてしまう人は多かったようです。一見、だらしない性格ゆえに何もできなそうなイメージのあるハジメですが、彼女は意外と才女で優秀でした。

それゆえに、駄菓子を多くの人に購入してもらおうと考えた時は、ホームページを制作し、シカノ駄菓子屋に大きく貢献したのです。インターネットを活用した宅配サービスを始めることで、多くの人に駄菓子の魅力を知ってもらい、気軽に購入できるホームページを制作する能力をハジメは持っていました。ちなみに彼女は、TOEICでは700点とかなり優秀で、頭脳は明晰のようです。

ただ、普段の生活がだらしなく、ゆるゆるだったために彼女の才能を披露するチャンスがなかったのでしょう。しかし、ホームページを制作している最中に悪乗りしすぎて、違った方向へ進んでしまうという彼女ならではのユーモアも漂わせていました。このホームページの制作によって、住んでいる場所が遠くて、なかなか駄菓子を購入できない人でも気軽に買うことができる仕組みが出来上がっていきます。

アニメの第2期で突然新たなキャラクターとして姿を現した尾張ハジメは、当初だらしない格好をした、生活感が溢れている女性だったために、誰もが重要な人物になるとは考えもしなかったようです。しかし、美しい衣装に身を包み、社長令嬢として振舞っているかわいいほたるとはまた違ったインパクトを与えていたことは確かでした。

第2期から姿を現した尾張ハジメは、次第に登場回数が増えていきます。それと同時に今まで毎回のように登場していたほたるが姿を見せなくなったために、ヒロインの交代が囁かれたのです。そのため、メガネをかけて、ヨレヨレのスーツに身を包んだ尾張ハジメの正体に注目が集まるようになります。そこで、自分を包み隠さずにさらけ出すことができる尾張ハジメの正体をご紹介しましょう。

突然、シカノ駄菓子屋に駆け込んできて、ここで住み込みのアルバイトをさせてほしいという尾張ハジメの姿に、驚かれた人も多いでしょう。突然現れた尾張ハジメの正体は、大学を中退して就職活動をしていた女性でした。頭脳は意外と優秀なハジメでしたが、朝が弱く遅刻魔だったのです。そのため、せっかくタウンマートで研修をしていたのですが、戦力外を言い渡され、解雇されてしまいます。

解雇をされたことでショックを受けた尾張ハジメは、何を思ったか迎えにあったシマノ駄菓子屋に駆け込んだのです。職を失ったショックで冷静な状態でなかった尾張ハジメは、駄菓子の知識も全くないのに、駄菓子屋の住み込みのアルバイトをさせてほしいと土下座して頼むのでした。正体不明のハジメの登場に驚きつつも、給料は全額家賃にするという彼女の申し出を受けて引き受けることになります。

突然の解雇で困り果てていた尾張ハジメは、何とか職を見つけようと必死になります。そんな時、パッと目に入ったのが迎えにあったシカノ駄菓子屋です。彼女はリクルートスーツのままその駄菓子屋に駆け込み、住み込みのアルバイトをさせてほしいとお願いするのでした。突然現れた正体不明の尾張ハジメをどうしようか考えあぐねていた時に、彼女は給料を全額家賃として納めるという提案をします。

正体不明の女性である尾張ハジメの申し出に悩んでいましたが、給料がそのまま家賃となることで、シカノ駄菓子屋にもかなりのメリットがあったために、必死に頼む尾張ハジメをシカノ駄菓子屋の女性店員として雇うことにしました。正体不明の彼女でしたが、話してみると人間的にはそれほど悪い人ではなさそうだということが雇う決め手になったようです。

高校1年生のココナツは、将来は漫画家になることを夢見ていました。それゆえに、幼い頃から店番をしながら過ごしてきたシカノ駄菓子屋に愛着はあるものの、その店を継ぐ気は全くなかったのです。そんな彼の父親が経営している駄菓子屋に住み込みで働きたいという尾張ハジメが姿を現します。初めは、だらしない雰囲気で正体不明のハジメを変な女性だなと感じていた彼でしたが、次第に印象が変わっていくのでした。

いつも綺麗な服に身を包んでいるかわいいほたるに密かな恋心を抱いていたココナツでしたが、自分のことを親身になって心配してくれたり、漫画に関してはド素人でありながらアシスタントとして手伝ってくれたりするハジメの姿に次第に惹かれ、感動を覚えていきました。そんな2人の関係をご紹介します。

将来は漫画家になることが夢のココナツは、地元の近くで漫画の出張審査会が行われることを知ります。そのため、今まで描いてきた漫画をこの機会に見てもらおうと急いで仕上げることを決意しました。上司である彼の一大事に、包み込むような優しさを持っているハジメは心から応援します。店番は全て引き受け、彼が思う存分漫画に集中できる環境を作り出していきました。

さり気ない優しさを随所に織り込んでくる彼女や、幼い頃から一緒に過ごしてきた遠藤兄弟の助けもあり、無事に漫画を仕上げることができたのです。彼はドキドキしながら審査会の当日自作の漫画を持ち込みます。一生懸命に頑張ってきた彼の帰りを、喫茶エンドウで待っている間、良い結果を信じて疑わないサヤは、お祝いの準備をしようと提案しました。

しかし、意外と冷静に状況を判断することができるかわいい彼女は、彼が落ち込んで帰ってくるのではと心配していたのです。はるばる2時間半以上かけて審査会場に到着した彼でしたが、審査の時間はたったの数分で終了し、惨敗して帰ってきました。20歳の彼女には、才能がないのではと落ち込んで帰ってくる彼を優しく包み込む気遣いができたのです。

シカノ駄菓子屋に突然現れ、住み込みで雇って欲しいとお願いしてきた当初は正体不明で怪しいと思われたハジメでしたが、彼女には年上ならではの、さり気ない優しさや気配りがありました。それゆえに、審査会に提出するための漫画を急いで仕上げなければならなくなったココノツのため、駄菓子屋の店番は一手に引き受けていきます。

しかし、漫画が思うように進まずに、間に合わないかもと慌てている彼に即座に気付いた彼女はアシスタントとして支えていこうとしました。漫画制作に全く関わったことがなかった彼女ですが、彼の仕事を見ていくうちに、トーンとペン入れ位であればできると判断したため、進んで背景を担当していったのです。仕事に関しては非常に優秀な彼女は、背景の実力もココノツが絶賛するほどの出来栄えでした。

だらしない性格がかわいいと評判になっているハジメの声を担当したのは、声優の赤﨑千夏さんです。彼女は、小学校5～6年生の頃から声優に憧れ、将来は声優になりたいと思っていました。放送部とバスケットボール部に所属していた彼女は、鹿児島県大会で、放送部としての受賞歴を持っています。また、高校では演劇部に入りたかったものの、部活自体がなかったために劇団いぶきに所属することにしました。

• 名前：赤﨑千夏(あかさきちなつ)
• 愛称：なっちゃん、ちーちゃん、○○赤﨑
• 血液型：O型
• 生年月日：1987年8月10日
• 出身地：鹿児島県川辺郡
• 所属事務所：81プロデュース
• 職業：声優
• 声優デビュー：2008年

声優を志していた赤﨑千夏さんは、ボイスニュータイプ・サマーオーディション2008において、81プロデュース賞をはじめ、文化放送賞、アルケミスト賞を受賞しています。2008年10月からは、81プロデュース賞の受賞特典として、81プロデュース付属俳優養成所(81ACTOR'S STUDIO)に通うことになりました。養成所を卒業した彼女は、2010年4月から81プロデュースに所属し、声優として大活躍していきます。

声優の赤﨑千夏さんの主な出演作品には、キルミーベイベーの折部やすな役や、中二病でも恋がしたい!の丹生谷森夏役、俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎるの春咲千和役、ファンタジスタドールのしめじ役、俺、ツインテールになります。の神堂慧理那役、プリパラのファルル役、Re:ゼロから始める異世界生活のフェルト役、アイドルマスター シンデレラガールズ劇場の日野茜役などがあります。

スーツのまま眠ってしまったり、少量のお酒を飲んだだけで所かまわず眠ってしまったりする彼女を可愛いすぎると評価している人は多くいました。一見だらしがなく、トロそうにみえる彼女は意外と優秀で、さまざまな場面でココノツの力になっていたのです。さり気ない優しさが魅力の彼女は、随所でその可愛らしさを発揮していました。

近所に彼女のようなおねーちゃんがいたらいいなという意見はかなりありました。普段はだらしがなくヘラヘラしているものの、いざとなったら心から人の夢を応援できる、お姉さん的な包容力に感動してしまう人もいたのです。さらに、一緒に悪ふざけしてくれる雰囲気も魅力的な要素としてあげられています。

メガネをかけた生活感が溢れている彼女が姿を現した当初ヒロイン的な魅力があると思った人はほとんどいなかったようです。しかし、彼女の等身大の女性の姿が魅力的に描かれていくにつれ多くの人から支持を集めるようになります。それゆえに、彼女を見るごとに魅力がドンドン増していくと感じている人もいました。隙だらけのゆるい性格が可愛らしいと評価されたようです。

だがしかしでは、メガネをかけた、だらしない性格の尾張ハジメが第2期のアニメから姿を現すようになります。生活感が溢れている彼女の姿に、当初正体不明な変な人というイメージを持たれた人も多いようです。彼女は、大学を中退後タウンマートの研修をしていたものの、朝が弱いということで遅刻が多く解雇されてしまいます。

そのため、住み込みで働かせてほしいと頼み込んだシカノ駄菓子屋でお世話になることになりました。だらしがない雰囲気の彼女ですが、意外と優秀で心優しいお姉さん的なキャラの魅力にハマっていく人もいました。隙だらけのゆるい性格に加えて、包み込むような優しさを持っている彼女を次第に魅力的だと感じる人が増えたようです。