だがしかしの枝垂ほたるの本当の年齢は？失踪した理由や復活について考察

だがしかしとは、週間少年サンデーで2014年～2018年まで連載されていた少年漫画です。タイトルの「だがしかし」にもその文字が隠されているように、駄菓子をメインテーマに据えた珍しい少年漫画作品となっています。主人公ココノツは駄菓子店を経営している父親のもとに生まれますが、漫画家を志望しているため後を継ぐことを拒んでいます。

そこへ、駄菓子を異常に愛する美少女・枝垂ほたるが現れ、主人公ココノツに対して強烈なテンションで熱く駄菓子を紹介するというストーリー設定になっています。作中に登場している駄菓子は、マンガ作品用考えられた架空の商品ではありません。誰しもが一度は食べたことがあるような、懐かしい駄菓子たちが登場します。また、思わずノスタルジーに浸ってしまいそうな、懐かしい遊びまで登場しています。

その為だがしかしは、子供世代の読者だけでなく、自分の子供時代に駄菓子を楽しんでいた大人の世代まで、幅広い年齢層の読者人気を獲得しています。その人気から2016年にはアニメ化もされている、注目の駄菓子をテーマにしたコメディ漫画作品です。2016年のコミックス発行部数は160万部を超える人気となっています。「全国書店員が選んだおすすめコミック」でも5位を獲得するなど、注目度も高い作品です。

だがしかしに登場する枝垂ほたるのプロフィールをご紹介します。枝垂ほたるは、薄紫色の髪の毛に、バラの飾りのついたカチューシャをしています。服装は白いブラウスに黒いスカート、手首にはレースのアクセサリーをしているなど、ゴスロリ寄りのファッションをしています。大きな胸のグラマラスな体型をしている美少女で、ほたるを見て悶々としている主人公ココノツからは、淡い恋心を抱かれています。

だがしかし作中に、第二話から登場しているほたるは、実は社長令嬢なのです。枝垂カンパニーという大手菓子メーカーの社長令嬢で、自身も理想の菓子メーカーを作るため、独立することを目指しています。だがしかしの主人公ココノツの父親で、実家の「シカダ駄菓子店」の店主、鹿田ヨウを自身の会社にスカウトするために現れました。

しかし、ヨウから「息子のココノツが店を継ぐまでは安心して店を離れられない」と言われたため、主人公ココノツに駄菓子屋を継がせようと奮闘することになります。駄菓子への異様な愛情と情熱は、さすが菓子メーカーの社長令嬢だと言われるポイントです。当初はココノツにシカダ駄菓子店を継がせようと画策していたほたるでしたが、次第にココノツの才能に惹かれ、彼を自身の会社に入社させようと考えるようになります。

綺麗な紫色のサラサラヘアに、胸を強調したセクシーでかつ上品な服装、グラマラスな体型と可愛らしい顔立ちと、枝垂ほたるのルックスは美少女と評判です。しかし、実はほたるは残念な美少女と評されているのです。ルックスはほぼ完ぺきなほたるなのですが、その駄菓子への愛情ゆえに、しばしば暴走して奇妙な行動をとってしまうことがあります。

だがしかしの主人公ココノツに愛する駄菓子を紹介するシーンで、ヒートアップしながら駄菓子うんちくを披露している姿などは、まさに残念な美少女と言えます。また、ノンアルコールビールで酔っ払ったり、バスなどの乗り物に弱かったり、ベーゴマなどのゲームもからきし弱かったりと、意外と弱点も多いほたる。年齢は初登場時よりココノツより上と思われていますが、性格が幼い部分もあり、そこもまた残念と言われる理由です。

だがしかしに登場するキャラクターは、ある程度年齢が決まっています。まず、主人公ココノツですが、高校一年生なので年齢は16歳という事になります。ココノツの友達の遠藤豆と、遠藤サヤも、ココノツと同じ高校一年生で年齢は16歳です。しかし、ほたるは明確に学生だという設定などがあるわけではありません。そのため、明確に年齢がいくつなのかは不明なのです。

漫画のキャラクターは、プロフィール設定で年齢が決められている事も多いですが、だがしかしのほたるはあえて年齢を決めていません。これはだがしかしの作者コトヤマの、「ほたるの年齢は読者のそれぞれのイメージで見てほしい」という想いからです。だがしかし作中のほたるの回想シーンから、少なくとも高校生以上である事は分かっています。

だがしかし作中で、ココノツがほたるを同年代だというシーンもあります。そのため、だがしかし読者の中ではほたるは比較的若いイメージで考えられています。奔放で幼い部分もある性格に可愛らしい見た目と、少女のような要素も多いほたる。しかし、自分で理想の菓子メーカーを作る野望を語ったりと、しっかり大人としての一面も見せています。

20歳である尾張ハジメにきちんとアドバイスもしているシーンもあります。若いようなしっかり大人のような、様々な要素が盛り込まているほたるなので、読者の中でもその年齢の予想は分かれる結果となっています。

だがしかしのヒロインほたるの年齢は不明という事ですが、実は28歳という線が濃厚ではないかと考察されています。これは、だがしかし作中での、「サヤと干支が同じ」というほたるの発言から導き出された年齢です。16歳であるサヤと干支が同じだという事は、12歳年上で28歳ではないかと考えられているのです。さすがに40歳以上だとは考えられないので、28歳が一番妥当な年齢という事になります。

若く見える美少女のほたるが28歳であることに驚くファンもいらっしゃるようですが、現実的に自分の会社の立ち上げを考えていたり、きちんと自立した大人の部分も持ち合わせてます。いくら社長令嬢でも自分の会社を作るというと、あまりに若すぎても難しいと考えられるので、28歳程度という年齢で妥当だとも噂されています。

だがしかしのストーリーは、主人公ココノツが手伝っているシカダ駄菓子店を中心に繰り広げられます。異常な駄菓子愛のほたるが巻き起こす騒動で、賑やかな展開が続いていたシカダ駄菓子店なのですが、夏祭りの日に突然ほたるが疾走してしまうのです。なんだかんだほたるに惹かれていたココノツは、すっかり意気消沈して落ち込んでしまいます。夏祭りの日にほたるはココノツにホームランバーの当たりを託して失踪します。

ほたるの失踪によって、落ち込んだココノツは駄菓子店の管理もままならなくなり、物語は急展開を迎えます。ほたるは実際には、夏休みの終わり頃の夏祭りの日から、冬の季節まで失踪してしまいます。しばらくの間失踪していたほたるですが、実はだがしかしの物語の最終回近くに復活しています。

人気少年漫画のだがしかしのメインヒロインだったほたるですが、まさかの失踪するという展開を迎えます。しかし、ほたるは最終回近くに無事復活を果たしています。一時は失踪したままなのではないか、無事復活するのかと噂されていましたが、ちゃんと主人公ココノツの前に戻ってきました。復活後のほたるは、更に独立志向が強くなっており、復活するまでに精神的に成長したという事が伺えます。

だがしかしの作中でほたるが疾走した理由なのですが、実ははっきりとした理由は明らかにされていません。失踪後復活したほたるは、前よりもさらに独立志向が強くなったことは確かです。復活したほたるはココノツに、「自分の会社に入って欲しい」と言います。復活するまでのほたるは、実家の枝垂カンパニーを手伝っていたようで、独立に向けて行動を起こしていたのではないかと考えられています。

だがしかしでほたるが失踪した理由は名言されていません。そのため、ほたるの本当の年齢と同じように、失踪の理由も読者の想像に任せる形となっています。どんな理由で失踪したのかを考えるのも、だがしかしの物語の楽しみ方の一つと言われています。

だがしかしのアニメで、メインヒロインのほたるを演じた声優は、竹達彩奈です。可愛らしく小柄なルックスが人気で、アイドル的な人気を誇る女性声優です。ほたるの声優を演じていますが、アニメだがしかしのOP・EDテーマを歌う等、マルチな才能で人気を集めています。

アニメだがしかしでほたるの声優を務めた竹達彩奈のプロフィールをご紹介します。竹達彩奈は、リンクプラン・ポニーキャニオン所属の声優です。1989年6月23日生まれ、埼玉県出身です。ニックネームは、アニメけいおん！で演じたあずにゃんというキャラクターをもじって、「あやにゃん」。2012年にデビューし、その可愛らしい声と演技力で様々なメインキャラクターを演じるようになり、人気声優の仲間入りを果たしました。

声優竹達彩奈は、幼少期にアニメ作品を見て声優に憧れるようになり、声優を志すようになりました。アイムエンタープライズ系列のナレーション演技研究所の特待生オーディションい望み、見事入所します。その後15歳でアイムエンタープライズに所属することになりますが、当時では最年少記録の所属となりました。

声優竹達彩奈は、だがしかしのほたる以外にも、様々なメインキャラクターを演じています。竹達彩奈が声優として最初に注目を集めたのは、人気アニメけいおん！のあずにゃんこと、中野梓です。他にも「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」や「夢色パティシエール」などで、メインキャストを演じています。

だがしかしのほたるの感想では、駄菓子愛が可愛いという声が多く聞かれます。ただでさえ可愛いルックスのほたるですが、時には見た目に似合わないほどの奇行で駄菓子を愛でる姿などが、ひたむきで可愛いという感想が多いです。少年漫画のヒロインとしては異色の設定のほたるなのですが、ありがちなヒロインとは全く違った魅力のあるキャラクターなのです。

だがしかしのほたるに関する意見では、変なポーズも面白いというものもあります。美少女なのに駄菓子愛を爆発させ、騒動を巻き起こしたり、特徴的な決め台詞と決めポーズを披露したりと、個性なヒロインのほたる。主に駄菓子を食している時などに、びしっと決める謎のポーズも、彼女の独特の魅力の一つです。

また、ほたるの魅力ポイントの一つに、自分の女性的な部分への無頓着さが挙げられます。アイスを食べながら自転車を漕いで田んぼに突っ込んだ時には、サヤに助けられてお風呂を借りる羽目になってしまいます。その際、双子の兄弟の豆に裸のまま挨拶をしようとしたり、濡れて透けているブラウスも全く気にしなかったりと、周りがたじろいでしまう程、自分の魅力に無頓着です。そこもまた、ほたるの魅力と言われています。

美少女なのに独特のセリフと行動を炸裂させているほたる。残念な美少女と言われるのも納得の、キャラクターとして面白いという意見も多く聞かれています。人気の出る漫画作品には、魅力的なキャラクターの存在は欠かせません。主人公ココノツは少し個性の薄いキャラクターに描かれている分、強烈なインパクトのヒロインほたるの存在が、だがしかしの物語を盛り上げているのです。

だがしかしのほたるは、コスプレするキャラクターとしても人気があります。ほたるには、女性に人気の高いゴスロリ風の可愛い衣装にアニメキャラらしい紫の髪の毛など、コスプレをする時に映えそうな要素がたっぷりです。

ここでは、人気漫画だがしかしに登場するメインヒロイン枝垂ほたるについてご紹介しました。気になるほたるの年齢ですが、作中でははっきりと明言されていません。しかし、サヤと同じ干支だという発言等から、おおよそ28歳だと考えられています。また、だがしかし作中で突然失踪したほたるですが、いったいどんな理由で失踪したのかもはっきりとは描かれていません。

だがしかしのヒロインほたるの年齢や失踪理由などは、読者がそれぞれにイメージして楽しむものと言われています。また、アニメだがしかしでほたるの声優を演じた竹達彩奈の基本情報もまとめました。だがしかしの魅力的なヒロインほたるに興味を持ったという人は、ぜひだがしかしをチェックしてみてください。