2020年03月01日公開
2020年03月01日更新
ナナマルサンバツの漫画・アニメの感想は?あらすじや評価をネタバレ紹介
ナナマルサンバツとは2010年から「ヤングエース」で連載されている漫画作品です。漫画ナナマルサンバツはクイズの競技を題材にした作品であり、そのあらすじが面白いといった感想・評価を多く集めたことから2017年にアニメ化されました。しかしアニメ化されたナナマルサンバツは声優の問題からあまり良い感想・評価を得ることが出来ませんでした。本記事ではそんなナナマルサンバツについて漫画・アニメのあらすじや声優、感想・評価などをまとめてご紹介していきます。
目次
ナナマルサンバツとは?
ナナマルサンバツの原作情報
ナナマルサンバツとは2010年から2020年2現在にかけて漫画雑誌「ヤングエース」で連載されている杉基イクラの漫画作品です。漫画ナナマルサンバツはクイズ番組などで取り上げられている競技クイズを題材に描かれた作品となっており、2020年2月現在まで合計18巻もの単行本が発売されています。そんな漫画ナナマルサンバツは競技クイズといった他に無い題材を用いていることで連載当初から非常に多くの注目を集めました。
他に無い作品であることから多くの注目を浴びた漫画ナナマルサンバツは物語のあらすじが非常に面白いといった好評な感想や評価を多数集め、一躍「ヤングエース」を代表する漫画の1つに数えられることになりました。好評な感想や評価を多く集めた漫画ナナマルサンバツは2011年にクイズゲームの「Answer×Answer live!」とコラボ化されることになり、2013年には角川ツバサ文庫より小説作品が刊行されることになりました。
ナナマルサンバツのアニメ情報
出典: http://7o3x.com
2010年に「ヤングエース」で連載がスタートして以降その面白い物語のあらすじから好評な感想や評価を多く集め、ゲームとのコラボや小説化された漫画ナナマルサンバツ。そんな漫画ナナマルサンバツは2016年に「ヤングエース」でメディア化企画の発表がされ、2017年の7月から9月に渡って合計12話構成でアニメ化されることになり、その知名度を更に広げることになりました。
しかし漫画を原作にして制作されたアニメナナマルサンバツは声優の問題であまり良い作品に仕上がらず、多くの原作ファンから否定的な感想や評価を多く集めることになってしまいました。そのため、2020年2月現在もアニメナナマルサンバツに興味がある方から本当に良作なのか疑問視されています。本記事ではそんなナナマルサンバツについて漫画・アニメのあらすじや声優、感想・評価などをまとめましたので、ご紹介していきます。
ナナマルサンバツのあらすじ
あらすじ①主人公・越山識の冴えない日常
ではここからは本記事の本題の1つであるナナマルサンバツの漫画・アニメのあらすじについてご紹介していきます。ナナマルサンバツの主人公である越山識は非常に引っ込み思案な性格をした高校正の男子であり、人付き合いを得意としないことから本ばかり読む冴えない日常を送っていました。この引っ込み思案で本ばかり読んでいることから高校に入学して2日が経っても友達が出来ず、お昼ご飯も1人教室で食べていました。
ナナマルサンバツの主人公越山識は元々楽しい高校生活を夢見ていたのですが、自身の性格で友達が出来ないことから孤独感でいっぱいとなっていました。そんな越山識はある時、高校へ入学した新入生に向けた部活紹介が行われている体育館に憂鬱とした気分を晴らすために足を運ぶことにします。当初引っ込み思案で内向的な性格をした越山識は何の部活にも関心を持たなかったのですが、クイズ研究会という部活のみ興味を示します。
あらすじ②即席クイズ大会
体育館で紹介されたクイズ研究会とは、よくテレビ番組などにある即席のクイズを答える競技クイズを行う部活であり、昔から本ばかり読んで膨大な知識を有する越山識にとってぴったりの部活となっていました。すると突然越山識はクイズ研究会が行うクイズ大会に参加させられてしまい、競技クイズを行うことになります。無理矢理参加させられた即席のクイズ大会で越山識は自身を変えるある1人の女子高生と出会います。
その越山識の運命を変えることになる女子高生とは深見真理といい、彼女は越山識が無理矢理参加させられた即席クイズ大会で他を圧倒する実力を見せつけました。当初越山識は即席クイズ大会で驚くべき力を見せた深見真理に戸惑っていました。しかし少しずつ即席クイズ大会の有利に運ぶ方法を理解していった越山識は自分も深見真理のようにクイズで答えたいと思い、昔から蓄えている膨大な知識でクイズを回答するのでした。
あらすじ③クイズ研究会への入部
初参加ながら即席の競技クイズ大会で回答して正解を手にした越山識。越山識は自身の力で導き出した答えでクイズに正解したことに、これまで味わったことの無い達成感と感動を覚えます。もう既に即席の競技クイズで回答した時から越山識はクイズの世界の虜となっていました。するとそんな越山識は同じく競技クイズの大会に参加していた深見真理にいずれクイズ王になれるから是非クイズ研究会に入って欲しいと頼まれます。
クイズの世界に虜となった越山識は2つ返事で深見真理の誘いに乗り、クイズ研究会という部活に入部することになります。その後クイズ研究会に入部した越山識は競技クイズの世界を知ることになります。そして越山識は深見真理などのクイズ研究会のメンバーと共に、クイズ王への道へと突き進むことになっていくのでした。
ナナマルサンバツの面白い魅力
面白い魅力①クイズ勝負
ではここからはアニメ化された漫画ナナマルサンバツについてあらすじの面白い魅力をご紹介します。まずナナマルサンバツの面白い魅力として挙げられるのはその戦力性の高いクイズバトルです。普通のクイズ漫画であれば、ただ早押しで答えを言って終わりです。しかしナナマルサンバツはクイズを答えるボタンのタイミングも重要視されており、いかに答えが導き出されるタイミングで相手より早く答えるのが大事となっています。
もしタイミングを間違えれば、答えが出ないか相手に敗れるかの2択しかありません。そのため、主人公の越山識達は競技クイズの大会で勝つため、様々なテクニックを磨きます。おそらくここまで戦力性の高い競技クイズを描いた漫画はナナマルサンバツ以外ありません。この白熱した戦力性の高い競技クイズの大会が一番の魅力となり、漫画ナナマルサンバツは多くの読者から好評な感想や評価を多数集めているのです。
面白い魅力②雑学
漫画ナナマルサンバツの面白い魅力の中には多数の雑学を知ることが出来るといったものもあります。漫画ナナマルサンバツは物語のあらすじの中で膨大な知識量を必要とするクイズの他に、単行本のおまけに70問のクイズがついてきます。なので漫画ナナマルサンバツはあらすじとおまけ両方で様々な雑学を知ることが出来ます。もしかするとナナマルサンバツを読んだファンの中にはクイズが得意になったという方もいるかもしれません。
面白い魅力③キャラクターの個性
漫画作品やアニメ作品にとって登場するキャラクターは非常に大事な存在です。もしキャラクターに個性や魅力が無ければ、それだけで作品が破綻してしまいます。漫画ナナマルサンバツは非常にキャラクターの個性を魅力的に描いており、一躍人気を集めることになりました。例えば主人公の越山識は引っ込み思案で内向的な性格であるものの、昔から本ばかり読んでいたことで誰にも負けない膨大な知識が頭に入っています。
ヒロインの深見真理は決して越山識ほどの知識を持っていないものの、よく出るクイズの問題の早押しや語源問題を得意としています。また他にも暗算などの数学を得意とする井上大勝や女装が好きな男の娘苑原明良、理解の問題において最強の御来屋千智などの個性豊かなキャラクターが登場します。この個性豊かなキャラクター達が作り上げる競技クイズの物語も漫画ナナマルサンバツの大きな魅力の1つとなっています。
ナナマルサンバツの声優一覧!棒読みという噂も
越山識役/堀江瞬
アニメナナマルサンバツで主人公の越山識を演じた声優は日本の男性声優である堀江瞬です。越山識が演じた堀江瞬はプロフィットに所属している男性声優であり、2015年にアニメ声優デビューを飾りました。堀江瞬にとって堀江瞬は初めて主役を演じることになったキャラクターであり、ナナマルサンバツで主役を演じたことで「十二大戦」や「七つの大罪」などの人気アニメ作品に出演することになりました。
深見真理役/川島海荷
アニメナナマルサンバツでヒロインの深見真理を演じた声優は日本の女性女優である川島海荷です。深見真理を演じた川島海荷は1994年の3月3日に埼玉県で生まれた女優であり、2005年に渋谷でスカウトされたことがきっかけとなって2006年にドラマ「誰よりもママを愛す」で女優デビューを飾りました。女優デビューを果たした川島海荷はそのかわいい容姿からアイドルグループ「9nine」に起用され、歌手デビューを果たしました。
女優の他に歌手としても活動を開始したことで川島海荷は一躍注目を集めるようになり、2007年の映画「Life 天国で君に逢えたら」で映画初出演を飾りました。その後川島海荷は瞬く間に人気若手女優となり、ドラマや映画の他にテレビ番組や各地のイベントなどで活躍するようになりました。そんな川島海荷にとってナナマルサンバツは初めて声優を飾った作品となっているのですが、ある理由で高い評価を得ることが出来ませんでした。
御来屋千智役/石川界人
アニメナナマルサンバツで御来屋千智を演じた声優はプロフィット所属の男性声優、石川界人です。御来屋千智を演じた石川界人は1993年の10月13日に生まれた男性声優であり、「涼宮ハルヒの憂鬱」に出演していた杉田智和に憧れを抱いたことから2010年に声優デビューを果たしました。声優デビューを果たした石川界人はk持ち前の演技力で一躍人気声優へとなり、2020年2月現在まで多数の有名人気アニメ作品に出演しています。
笹島学人役/佐藤拓也
アニメナナマルサンバツで笹島学人を演じた声優は日本の男性声優である佐藤拓也です。ナナマルサンバツで笹島学人を演じた佐藤拓也は1984年の5月19日に宮城県で生まれた声優であり、東京メディアアカデミー卒業後、賢プロダクションに所属して2007年に声優デビューを飾りました。そんな佐藤拓也は少年や青年の役柄を主に演じており、「ディーグレイマン」の神田ユウや「キャプテン翼」の日向小次郎などのキャラを担当してます。
井上大将役/畠中祐
アニメナナマルサンバツで井上大将を演じた声優は日本の声優兼俳優である畠中祐です。井上大将を演じた畠中祐は1994年の8月17日に両親が両方とも役者をしている家に生まれ、2006年に映画「ナルニア国物語」のエドマンド役でデビューを飾った男性声優です。声優デビューを飾った畠中祐は2011年のアニメ「遊戯王ZEXAL」の九十九遊馬役で初主演を担当し、それ以降2020年1月現在まで声優の他に歌手や俳優としてでも活躍してます。
ヒロイン役声優・川島海荷が棒読みという噂も
アニメナナマルサンバツが放送された当初、女優やテレビなどで活躍していた川島海荷がヒロインの深見真理を演じたということに注目が集まっていました。しかし女優としての演技は上手いものの、川島海荷は声優には向いていませんでした。アニメナナマルサンバツで川島海荷は自身が演じる深見真理を低い声で台詞を棒読みしてしまい、アニメナナマルサンバツの深見真理が非常に違和感の感じるキャラになってしまいました。
そのため、ニコニコ動画にあるアニメナナマルサンバツの動画では、深見真理の登場シーンが当然荒れてしまうことになりました。結局深見真理を演じる川島海荷の演技によって、アニメナナマルサンバツはあまり好評な感想や評価を得ることが出来ませんでした。
ヒロイン役声優・川島海荷に対する原作者の反応
#ナナマルサンバツ ヒロイン役の海荷ちゃんはぐんぐん上達してゆきますので私、アフレコの度に楽しみです😄
— 杉基イクラ🚨18巻10/4発売 (@iqura_s) July 4, 2017
漫画ナナマルサンバツの作者である杉基イクラはアニメが放送される前、深見真理を演じる川島海荷の演技の上達具合に楽しみだとコメントしていました。しかし結果的に川島海荷の声質と棒読みの演技力が影響して非常に違和感を視聴者に与えることになってしまいました。もし深見真理役が川島海荷では無く、本業で声優をしている方が担当していれば、ここまでアニメナナマルサンバツが叩かれることはなかったでしょう。
ナナマルサンバツの漫画・アニメの感想や評価
高校生クイズに関して色々と意見が飛び交っておりますが、私は毎年楽しく見てます(^^)
— 蒼山皆水@カクヨム (@sdkddsk0254) September 3, 2017
ただ一つ、言いたいことがあるとすれば、青春クイズ漫画『ナナマルサンバツ』がめちゃくちゃ面白いですよ!ということくらいです。
(特に埼玉出身の人に読んでほしい……) pic.twitter.com/F0h1nQLFMo
ナナマルサンバツに関する感想・評価では漫画ナナマルサンバツが面白いといった感想・評価が非常に多く寄せられていました。漫画ナナマルサンバツは競技クイズをする少年や少女達の青春を描いた他に無い漫画作品であり、本記事でご紹介した通りたくさんの魅力が詰まっています。2020年2月現在漫画ナナマルサンバツはその高い人気により、100万部を超える累計発行部数を記録しています。
だけど川島鳴海のアニメ、ナナマルサンバツの吹き替えだけはさすがにダメ🙅♂️
— 室内いなか (@situnaiinakamon) May 9, 2019
ナナマルサンバツに関する感想・評価ではアニメで深見真理を演じた川島海荷の演技が酷いといった感想・評価も多く寄せられていました。上述でご紹介した通り、アニメナナマルサンバツで川島海荷はヒロインの深見真理を棒読みで演じてしまっており、非常に多くのファンから反感を買ってしまいました。アニメが終了した2020年2月現在もこれについては度々話題にあがっており、結局最後まで高評価を得られませんでした。
今更ながらアニメ「ナナマルサンバツ」を視聴中。思っていたよりしっかりした内容で感心します。
— ひぐま (@ezoquizzlybear) January 25, 2020
尚ヒロインの演技
ナナマルサンバツに関する感想・評価ではアニメナナマルサンバツの物語自体は面白いといった感想・評価も多く見受けられました。アニメナナマルサンバツは川島海荷の演技で悪い評価を多く集めているものの、物語自体は原作である漫画を忠実に再現していることから好評な感想・評価を多く集めています。なので、声優以外を見ると、アニメナナマルサンバツはよく出来た作品であるといえるでしょう。
ナナマルサンバツの漫画・アニメの感想まとめ
本記事ではナナマルサンバツについて漫画・アニメのあらすじや声優、感想・評価などをまとめてご紹介しました。残念ながらナナマルサンバツは声優の問題でアニメが悪く見られていたのですが、原作となった漫画版は非常に高く評価されている名作品となっています。なので、アニメの悪い評価でナナマルサンバツを見るのに躊躇っている方は、一度アニメの原作となった漫画版のナナマルサンバツをチェックしてみてください。