【ワンピース】海イタチのネロは「四式」の使い手！強さや再登場の可能性は？

ワンピースに登場する海軍の中では「六式」と呼ばれる武術に長けている海兵が存在します。しかし、多くの海兵が一式覚えるので精いっぱいといわれるほど難易度の高い技になります。作中で登場するCP9と呼ばれる諜報部員に加入するにはこの六式を会得していないといけないという厳しい決まりがあります。しかし、六式を取得していなくてもその強さから本編に登場した「ネロ」という男についてここではまとめていきます。

ネロに関してまとめる前に、ワンピースという作品についてまとめていきます。また、ワンピース作品のあらすじも軽くまとめていきますので、合わせてチェックしてみるといいかもしれません。

週刊少年ジャンプにて尾田栄一郎が1997年から連載している海賊漫画「ワンピース」は、元々尾田栄一郎の読み切り短編漫画から連載がスタートした作品となります。そのため、23年間連載されている上に現在も連載が続いている作品にも拘らず、尾田栄一郎の初連載作品としてワンピースは様々な視点から注目されている作品となっています。

海賊王を夢見る少年・ルフィは村に訪れた「赤髪のシャンクス」に自分も連れて行くように頼み込みます。しかし、まだ子供だからという理由から断られたために、ふてくされながらシャンクス達の宝に交じっていた果物を食べてしまいます。その果物の影響で「ゴム人間」となってしまったルフィはその不可思議な力を手に入れた代償に海に嫌われてしまいます。海賊として致命的な弱点を作ってしまったルフィに更なる不幸が訪れます。

シャンクスを馬鹿にした山賊のせいで海の主の餌にされてしまうという展開になります。危機一髪の状態をシャンクスが片腕を犠牲に助けてくれます。その事から自分が強くならなくてはと考えたルフィは、将来シャンクス達のような海賊になると伝えます。その言葉を聞いたシャンクスはルフィに大切な麦わら帽子を預け、大切な仲間と共に返しに来てくれと伝えます。その約束を胸に、数年後ルフィは大海原へと旅立っていきます。

ワンピース作品に登場する海軍の中には諜報部員と呼ばれる部隊があります。その部隊に入隊するには六式と呼ばれる特殊な武術を身に付ける必要があります。理想としては六式すべてを覚える事がいいのですが、とても難易度の高い技とされているため、六式すべてが使える人間の方が珍しいとされています。ネロはその中でも四式の使い手で、正式にCP9の諜報部員として認められる強さを持っていました。

四式使いでCP9の諜報部員に選ばれたネロですが、ワンピース本編ではその弱さや任務未遂行という理由からルッチにより処分されてしまいます。一瞬の出来事だったために、ネロは弱いのではないかと考える視聴者も多かったのですが、実はネロも強いキャラの１人になります。ここではそんなネロの強さや技などをまとめていきます。

ネロはワンピースの海軍兵士が苦労して身に付ける武術・六式のうち四式を自在に操れるほどの使い手です。その使い手ゆえにCP9の指揮官であったスパンダムより正式に諜報部員として認められ、CP9に加入していました。しかし、特別任務でCP9を離れていたルッチによって弱いという認識を植え付けられてしまいます。ですが、戦闘能力においてはネロも負けず劣らずの力を持っています。

ネロが四式の中でも得意としているのが「嵐脚」になります。この技は超スピードで蹴り技を繰り出し、その衝撃が斬撃と変わって敵にぶつかる仕組みとなっています。ネロが使う嵐脚はカマイタチのような鋭利さを醸し出します。通常の嵐脚であれば倒せない船のマストでも、ネロが使っている嵐脚「線」を用いる事でバッサリと切れてしまうなどの強さを持っています。

六式すべてを取得していないがために、四式で技の機能性をカバーするなどの頭脳戦を見せたネロは、嵐脚に合わせて「剃」と呼ばれる移動方法を使うなどして実力はきちんと持っている存在でした。しかし、フランキーを倒したいという私情が暴走してしまい、任務を遂行できないと判断されルッチにより指銃を撃たれて海に落とされてしまいます。そこから現在まで登場していないため、ファンの間では再登場を期待している声もあります。

しかし、ネロ自身の再登場はありうる話ともいえます。というのも、元々CP9を部下として持っていたスパンダムですが、自分の失態を全てルッチ達CP9に押し付けてしまいます。この事もあり、ルッチ達は一時海軍から追われる身となりましたが、現在ではCP0としてスパンダムよりも上の存在となります。この事からスパンダムは自分が殺されてしまうと怯えているために、四式を身に付けているネロが護衛につくというのもあり得ます。

ルッチの手によって倒されてしまったネロですが、その声を担当している声優はベテランといわれている声優となります。ここではアニメワンピースでネロの声を担当した声優についてまとめていきます。

ネロの声を担当しているのはベテランといわれている男性声優「木内秀信」になります。1996年から声優活動をしている男性声優ですが、男性らしい低くて耳に残る低音が多くのファンを魅了する声優になります。

• 年齢：50歳
• 誕生日：1969年2月5日
• 出身：兵庫県神戸市
• 所属：大沢事務所
• デビュー作：こちら葛飾区亀有公園前派出所

声優としてもベテランと呼ばれる木内秀信ですが、デビューしてから様々な作品で声を担当しています。その中にはワンピースと同じく週刊少年ジャンプ作品も数多くありますので、ここでは木内秀信が担当しているキャラの作品をまとめていきます。

• こちら葛飾区亀有公園前派出所：亀田則正、竜千士氷、万念、土方歳三他
• るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-：白/白尉
• 真・女神転生デビチル：アゼル、インドラ、エクスシア
• テニスの王子様：布川公義、忍足侑士、河村の父、審判 他
• ホイッスル！：佐藤成樹、父親、警官
• 家庭教師ヒットマンREBORN！：笹川了平

ワンピースでは数多くのキャラが登場しますが、その中でも理不尽な退場の仕方をしたのがネロとなります。この点について多くのファンが呟いていますが、やはり弱肉強食がメインとなるのがCP9と考えると必然だったのではないかとも考えられます。

また、多くの人が呟くようにネロは後半からフランキーを絶対に倒そうとしているスタイルが任務を優先としているCP9には致命的な性格の人物だったのかもしれません。そう考えればネロが倒された理由としてもうなずけるのかもしれません。

しかし、それでも四式の使い手という事もあり、技を繰り出すタイミングなどをきちんと分かれば恐らくはルッチと張り合う事もできたのではないかという声もちらほらと上がっているのがネロになります。また、ネロの戦闘スタイルから考えられるのは狭い場所ではなく、ひろけた場所であれば勝機も少なからずあったかと考察できます。

また、武術がメインとなるCP9ですが、六式を身に付けているルッチ達ですら武器を持っているシーンなどが描かれている事から、武器を持っている=弱いという方式も当てはまらないようです。なので、四式使いのネロもまだまだ戦闘の幅が広く、ワンピースでの再登場も夢ではないと考察できます。

ワンピースに登場した四式の海イタチのネロについてまとめてみましたがいかがだったでしょうか？ルッチとの戦闘で弱い相手という認識がされているキャラではありますが、普通に身に付けるのが困難な嵐脚など四式の使い手であった点なども考えれば、ワンピース作品に再登場するのも夢ではないと考えられます。他のCP9メンバーもワンピースへの再登場をはたしているので期待してみるのもいいかもしれません。