【イナズマイレブン】ウルビダこと八神玲名がかわいい！必殺技やエイリア学園も紹介

『イナズマイレブン』とは、日本のゲーム作品です。2008年に第1作目が発売され、その後シリーズ化されました。シナリオ・プロデュースは『妖怪ウォッチ』や『レイトン教授と不思議な町』でも知られる日野晃博です。『イナズマイレブン』は2008年にアニメ化され、第1シリーズが放送されました。

そして2014年には第1シリーズの10年後が描かれた『イナズマイレブンGO』、2018年からはパラレルワールドを描いた『イナズマイレブン アレスの天秤/オリオンの刻印』が放送されました。そして2010年には初の映画化を果たしました。長年人気のある作品です。

『イナズマイレブン』の主人公、円堂守は弱小サッカーチーム、雷門イレブンでキーパーをしていました。円堂守は昔からサッカーが好きでその日もチームメイトに練習をしようと声をかけます。しかし、雷門イレブンのチームメイト達はやる気が全くありません。そんな時、雷門中サッカー部は弱小チームで試合が出来る人数がいないことから存続危機に面します。

円堂守はなんとかサッカー部を存続させるために、学園中を巡って勧誘しに行きました。円堂守の熱意が伝わり、なんとか人数を揃えて強豪校の帝国学園と練習試合をします。帝国学園の狙いは豪炎寺修也のプレイを見ることが目的で、目的を果たすと早々に試合を放棄しました。これにより実質上、雷門イレブンが勝利を収めます。

そんな雷門イレブンに目をつけた雷門中理事長の娘である雷門夏未は、雷門イレブンに練習試合を用意しました。そして、練習試合に勝たなければ廃部、もし勝利すればフットボールフロンティアへの挑戦権を与えると言います。こうして円堂守達は、フットボールフロンティアに向けて最強のサッカーチームを作り上げていきます。

ウルビダとは、エイリア学園のマスターランクチームであるザ・ジェネシスに所属するサッカー選手です。背番号10番でポジションはミッドフィルダーです。本名は八神玲名で、誕生日は7月16日です。アニメ『イナズマイレブン』の「脅威の侵略者編」では、円堂守を気に入ったグランこと基山ヒロトがマスターランクチームを集めて試合をした時に登場しました。

最初の試合では、基山ヒロトへ素早いパスをして見事得点につなげることができました。試合開始後、雷門イレブンが対抗する間もなくゴールが決まり、その力を見せつけます。圧倒的な力を持つウルビダ含むザ・ジェネシスのマスターランクチームとの試合で、風丸一郎太は自信を失くしてしまいます。風丸一郎太をダークエンペラーズに引き込むきっかけにもなった試合でした。

また、ウルビダはザ・ジェネシスの副リーダー的な立ち位置でもあります。ゲームでは心に迷いがある基山ヒロトに代わって指揮を取る場面もありました。ちなみにエイリア学園の侵略がなかった世界を描いた『イナズマイレブン アレスの天秤/オリオンの刻印』では、永世学園に通っている中学2年生です。

エイリア石がそもそも発見されなかった世界なので、普通のサッカー少女として試合に出場しています。「脅威の侵略者編」の時のようにエイリア石を使った選手との練習はしていませんが、フットボールフロンティアのスタメンに選ばれるほどの実力を持っています。常に冷静に周りを見ており、分析・アシストに長けたプレイヤーといして活躍しています。

ウルビダはブルーのロングヘアーと白いメッシュが特徴的で、かわいい容姿をしています。他のキャラクターとは違い、大人っぽい仕草なども魅力的です。このかわいい容姿と性格もあり、『イナズマイレブン』のファンからは人気のキャラクターです。また、男性ファンからはユニフォーム姿もかわいいと評判です。

『イナズマイレブン アレスの天秤/オリオンの刻印』のウルビダこと八神玲名も、ファンからはかわいいと人気でした。ビジュアルはほとんど変わっていませんが、エイリア学園の独特なユニフォームではなく、普通のサッカーチームのユニフォーム姿を見せています。

ウルビダの性格を紹介します。宇宙から来たという設定もあり、高圧的で男っぽい喋り方をしていました。基山ヒロトとの関係性もあまりうまくいっておらず、冷たい印象もあります。クールで常に冷静で感情的になることはほとんどありません。ただ、アニメ『イナズマイレブン』の「脅威の侵略者編」で雷門イレブンに負けてしまった時は、大好きな養父である吉良星二郎に貢献できなかったと涙を流します。

そして吉良星二郎がエイリア石に取り憑かれてしまっていたと自ら罪を認めて謝罪をした時は、それまで吉良星二郎の兵士として尽くしてきた事自体を否定されたと思い、激昂する場面がありました。その時は基山ヒロトによって止められ、「必要とされなくなったとしても、俺のたった一人の父さんなんだ!」という言葉により、吉良星二郎が自分にとっても大切な養父であることを自覚して攻撃したことを後悔しました。

『イナズマイレブン アレスの天秤/オリオンの刻印』では、エイリア学園の騒動そのものがないパラレルワールドのストーリーなので性格が少し違います。エイリアンのウルビダとして振る舞う必要がないので、本名の八神玲名としてサッカーをしています。そのため、「脅威の侵略者編」でウルビダとしてプレッシャーを感じていた時よりも落ち着きのある性格になっており、女性的な喋り方をします。

また、余計な嫉妬心などがない状態で育ったため高圧的な雰囲気はなくなり、「脅威の侵略者編」の時よりも素直な一面を見せています。例えば吉良ヒロトに対しては練習に参加しないことに対して不信感を抱いていたものの、その実力は素直に認めていました。

ウルビダこと八神玲名と、グランこと基山ヒロトは同じ孤児院で過ごしました。そもそも、2人の養父となった吉良星二郎には一人息子の吉良ヒロトがいました。吉良ヒロトはサッカーの才能がある少年でした。しかし、海外留学に行った時に謎の死を遂げてしまったのです。それに加え死の真相は明らかにされず、犯人も分かりませんでした。

悲しみにくれた吉良星二郎に、娘の吉良瞳子が親を亡くした子どもたちを集めてお日さま園という孤児院を経営することを勧めました。八神玲名と基山ヒロトはお日さま園で育った幼馴染だったのです。しかし、吉良星二郎は死んだ息子に似ていた基山ヒロトを特別扱いしました。実は基山ヒロトの本名は基山タツヤなのですが、名前もヒロトに変えて息子の代わりのように育てました。

八神玲名は吉良星二郎のことが大好きだったので、特別扱いされる基山ヒロトのことが苦手でした。しかし、ザ・ジェネシスとして試合でプレイしている時は常に吉良ヒロトのアシストをするなど、息のあったプレイを見せています。『イナズマイレブン アレスの天秤/オリオンの刻印』では、本当の息子である吉良ヒロトが生きているため、基山タツヤは特別扱いはされず嫉妬心は抱いていませんでした。

むしろ吉良ヒロトに対する不信感があったため基山タツヤへの信頼は厚く、彼が負傷して無理をしてる時はベンチに下がるよう説得しようとしました。「脅威の侵略者編」の時とは違い、チームのリーダーとして頑張っている基山タツヤを近くで支える存在でした。

ウルビダには「スペースペンギン」という必殺技があります。この必殺技は、帝国学園が使っていた「皇帝ペンギン1号」という必殺技に似ています。ザ・ジェネシスの必殺技「スペースペンギン」はウルビダ一人のものではなく、基山ヒロトことグランとウィーズの3人による合体技です。

この必殺技は立向居勇気の「ムゲン・ザ・ハンドG3」を破ったザ・ジェネシスの最強の必殺技でもあります。アニメ『イナズマイレブン』の「脅威の侵略者編』では、リミッター解除した後に使われました。必殺技を使う時は、まずウルビダが宇宙服を着たペンギンを地面から出現させ、ボールを上げます。そしてグランとウィーズの2人でシュートします。

しかし身体への負荷が大きく、シュートを打つ度に身体に支障をきたす危険な必殺技です。進化した「ムゲン・ザ・ハンドG3」を破ったことで雷門イレブンを驚かせましたが、その後更に進化を遂げた「ムゲン・ザ・ハンドG4」によって止められてしまいます。

ウルビダには「スーパーノヴァ」という必殺技があります。この必殺技は「スペースペンギン」同様にグランとウィーズの3人の技です。ボールを背にして3人で囲んで空に飛び、3人で同時に蹴ります。蹴った時の風圧でシュートを決めているような描写となっています。

アニメ『イナズマイレブン』の「脅威の侵略者編」では、立向居勇気が「流星ブレード」を止めた後に使い、「ムゲン・ザ・ハンド」を見事に破りました。しかし、円堂守によって古い立てられた立向居勇気の進化した「ムゲン・ザ・ハンドG3」によって止められてしまいます。

エイリア学園とは、エイリアンと名乗り全国の中学校を襲っていた「星の使徒」が、円堂守達に分かりやすく自分達のことを学園に例えた時の名前です。エイリア学園として最初の登場したのは、ジェミニストームというチームに所属するレーゼという緑の髪をしたエイリアンでした。レーゼはフットボールフロンティアから戻って来た雷門イレブンを襲います。

豪炎寺修也や一之瀬一哉、土門飛鳥などの主力メンバーが不在だったものの、フットボールフロンティア優勝チーム相手に、レーゼはたった一人で雷門イレブンに勝利し、校舎を破壊しました。エイリア学園はサッカーを使って地球の秩序を決めようとしていました。レーゼはこの目論見を果たすために、全国の中学校のサッカーチームに勝負を挑みます。

レーゼ達が試合に勝利した場合は学校そのものを破壊されてしまいます。また、学校の破壊を止めるために棄権したとしても、同様に学校を破壊されてしまいます。エイリア学園には複数のチームが存在しており、もし勝負を挑んだサッカーチームに負けてしまった場合は、上位ランクのチームから追放されてしまいます。

実際に雷門イレブンにレーゼ率いるジェミニストームが敗れると、次にデザーム率いるイプシロンというサッカーチームが現れ、レーゼ達を追放しました。また、エイリア学園の選手達はエイリアボールといわれる特殊なボールを使っていました。このボールはサッカーボールのようなサイズ・形状をしていますが、とても重くとてつもない破壊力を持っています。

レーゼはこのエイリアボールを使って全国の学校の校舎を破壊していました。ちなみにこのエイリアボールはチームによって色が違います。ザ・ジェネシスは白、プロミネンスはピンク、ダイヤモンドダストは青、イプシロンは赤、ジェミニストームは紫でした。

エイリア学園のエイリアン達の正体はただの人間でした。実はそれまで雷門イレブンを率いていた監督の吉良瞳子の父親・吉良星二郎が、エイリア学園の創設者だったのです。吉良星二郎は5年前にエイリア石という強大なエナジーを持つ隕石を見つけます。そのエイリア石の魅力に取り憑かれると共に、吉良星二郎にはある復讐心が芽生えてきました。

10年前に死亡した息子の吉良ヒロトは、独自の調査によりその死の真相をもみ消されたことが判明していました。吉良星二郎は失意の中、やがて世界に対する復讐心を持つようになります。お日さま園で一度は病んだ心が癒やされていたものの、エイリア石を見つけたことで復讐心が再び表に出てきてしまったのです。

こうして吉良星二郎はエイリア石を使い、世界征服をするための兵士「ハイ・ソルジャー」を作り出しました。「ハイ・ソルジャー」の正体がエイリアンと名乗っていたサッカーチームのザ・ジェネシスのことだったのです。

ザ・ジェネシスは、吉良ヒロト率いるエイリア学園のマスターランクチームの名前です。エイリア学園にはサッカーチームがたくさんあります。セカンドランクのジェミニストーム、ファーストランクのイプシロン、そしてマスターランクの吉良ヒロト率いるザ・ジェネシス、南雲晴矢率いるプロミネンス、涼野風介率いるダイヤモンドダストがあります。

ザ・ジェネシスはこれらのチームの中で唯一エイリア石を使わずに試合をしているチームです。エイリア石を使うチームと試合をすることで強くなっていったメンバーで構成されています。ただ、エイリア石を使わない代わりにリミッター解除というものがあります。ユニフォームの胸部にあるスイッチを入れることで、人間が無意識に抑えている力を無理やり引き出すというものです。

リミッター解除をして試合をすると、身体に大きなダメージを受けてしまうデメリットがあります。リミッター解除という特殊なユニフォームの力はあったものの、エイリア石に頼らず強くなったチームでした。

『イナズマイレブン』のアニメ・ゲームでウルビダ(八神玲名)役を演じているのは日野未歩です。日野未歩は1982年2月4日生まれの女性声優です。賢プロダクションという声優事務所に所属しています。『イナズマイレブン』ではウルビダ(八神玲名)役だけでなく、栗松鉄平・初鳥伴三・大鷲誠次・ディアム(三浦大夢)役などもされています。一人で何役も担当することが多い声優でもあります。

日野未歩の主な出演作品には、『暗殺教室』の原寿美鈴役、『結界師』の勉役、『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』の大ガマ役、『To LOVEる -とらぶる-』のシローネ役、『キャプテン翼』の浦辺反次役、『レイトン ミステリー探偵社 〜カトリーのナゾトキファイル〜』のダリル役、『怪盗ジョーカー』のエージェント・パープル役などがあります。

『イナズマイレブン アレスの天秤/オリオンの刻印』では、エイリア学園の騒動がなかった世界のストーリーなので、本名の八神玲名で登場しています。基山ヒロトこと基山タツヤと同じ永世学園のチームでサッカーをしており、「脅威の侵略者編」には描かれなかった一面を見ることができます。パラレルワールドで八神玲名として活躍している姿もかわいいと人気ですが、もっと登場回数を増やして欲しいという声もありました。

ウルビダはクールな見た目をしていますが、アニメ『イナズマイレブン』の「 脅威の侵略者編」では様々な表情が描かれています。表情豊かなウルビダがかわいいとファンからは人気です。ちなみにウルビダはパラレルワールドを描いた『イナズマイレブン アレスの天秤/オリオンの刻印』では少し性格が変わっています。

ザ・ジェネシスとして試合に出ていた時よりも、物腰がやわらかくなっていました。視聴者によっては、「脅威の侵略者編」でウルビダとして登場した時の性格のほうがかわいいという方もいました。

ウルビダと基山ヒロトは同じ孤児院で養父の吉良星二郎のために頑張ってきました。そんな2人の過去を見た視聴者の中には、思わず泣いてしまったという方もいました。大統領を拉致したり、各中学校のサッカー部を潰すなど多大な被害をもたらしたエイリア学園ですが、過去を知って同情する方もいました。

『イナズマイレブン』のファンの中には、小学生の頃からウルビダに憧れを抱いていたという方もいました。髪の毛がサラサラでかわいい容姿をしているだけでなく、中学生には見えないほどの大人びた印象があります。多くの女の子達の憧れの的でもありました。

ウルビダは『イナズマイレブン』のアニメ「脅威の侵略者編」でエイリア学園のエイリアンとして登場しました。しかし、その正体はエイリアンではなく人であることが判明します。エイリア学園はお日さま園で育った子どもたちを兵士として育て上げ、世界への復讐を企んでいました。ウルビダもまたお日さま園で育った子供のうちの一人です。

グランこと基山ヒロトとは仲が良くなかったものの、試合では基山ヒロトのアシストを務めていました。アシスト力が高く、基山ヒロトが必殺技である「流星ブレード」をする時には必ずウルビダがボールを繋いでいました。そんなウルビダはかわいい容姿をしており、『イナズマイレブン』ファンから人気でした。男性だけでなく女性も憧れるほどのかわいいキャラクターです。

ウルビダはアニメ『イナズマイレブン』では「脅威の侵略者編』に登場します。また、パラレルワールドを描いた『イナズマイレブン アレスの天秤/オリオンの刻印』にも登場するので、ぜひその活躍をチェックしてみてください。