【イナズマイレブン】吉良ヒロトはアレスの天秤では生きてる？基山ヒロトとの関係は？

『イナズマイレブン』は、2008年8月22日に発売されたレベルファイブ制作による育成サッカーRPG及びそれを原作としてテレビアニメ、漫画作品です。通常のサッカーゲームではあり得ない多くの必殺技と展開で人気のソフトとなっており、続編も登場しています。ゲーム発売に先駆けて『月刊コロコロコミック』にてタイアップがおこなわれ、コミカライズも2008年6月号から連載されました。

『イナズマイレブン』に登場する吉良ヒロトは、吉良星二郎の実子であり瞳子の兄でもあります。海外へ留学していた際、ある事件に巻き込まれたことによって死亡しており、その事件には政府の関係者の息子が関与していました。そのためその事件はもみ消され、結局事故扱いにされています。この事件を期にエイリア学園による「脅威の侵略者編」が始まることになっていました。

アレスの天秤とは、電気メーカーである月光エレクトロニクスが開発したパラレルワールドの1つです。幼少期から遺伝子レベルの分析をすることによって、最適なプログラムを提案し英才教育を受けるという内容になっていました。

このプログラムを受けた子供たちは「アレスクラスター」と呼ばれ、プログラム教育を修了した者は、どんなことでも完璧にこなす人間になるとされていました。しかし、その実態は精神と肉体を向上させる代わりに、感情を失ったり脳腫瘍ができたりなど副作用があります。また、このプログラムには「アレス更生プログラム」というシステムをサポートするものもあります。

『イナズマイレブン アレスの天秤』では吉良ヒロトが生きており、さらに吉良ヒロトの見た目と性格が大きく異なっています。一言で言うならば不良。素行が悪く暴力沙汰などの問題行動を起こしており、そんな彼を父親は「吉良財閥の恥じさらし」と言っていました。

さらに、お日さま園の孤児だちとは仲が悪く見下すなど性格にも問題があるようです。しかし、それでもサッカーの腕前はかなりもの。サーカーの試合では「ゴッドストライカー」と自称し、実際にそれ相応の実力を有しています。

『イナズマイレブン』に登場する基山ヒロトは、エイリア学園の最強チーム「ザ・ジェネシス」のキャプテンを務め、エイリア学園のマスターランクでもあります。基山ヒロトの宇宙人名はグラン。

物語序盤で円堂守と出会っているのですが、その時にサッカーが好きな円堂とは違い、自分にはサッカーが必要だと語っていました。ゲーム版とアニメ版での基山ヒロトは、円堂の呼び名が違っており、ゲーム版では「守」と呼ぶのに対し、アニメでは「円堂くん」と呼んでいました。

基山ヒロトの必殺技は「流星ブレード」です。この必殺技は、名称の通り基山ヒロトが蹴ったボールが流星のようになり、そのままゴールへと一直線に向かいます。必殺技と呼べるのか疑念に感じるかもしれませんが、この必殺技の凄さは威力です。さらにボールが流星のように飛んでいくので、その時の演出も必殺技に磨きがかかっているといえるでしょう。そのほかの必殺技には、「天空落とし」や「スーパーノヴァ」が挙げられます。

基山ヒロトの友達は、エイリア学園のチーム「ジェミニストーム」のキャプテンを務める緑川リュウジです。レーゼの時の一人称は「私」、負けたものは生きる資格がないと考える冷酷な男として描かれ、雷門中との試合前には「地球にはこんな言葉がある」と皮肉交じりのことわざを言うなど、性格に難がある人物といえます。

しかし、FFI編での一人称は「オレ」、レーゼの時とは正反対の性格をしており、明るく控えめでした。そんなリュウジですが、彼はセカンドランクに所属しており、マスターランクに所属する基山とはチームのランクに差こそあるものの、2人の相性は良く非常に仲が良いです。

基山ヒロトと吉良ヒロトは名前も容姿も似ているのですが、基山ヒロトの本名は［基山タツヤ」です。『イナズマイレブン アレスの天秤』の世界においては、吉良ヒロトは生きていることから、本名・基山タツヤが明かされていました。基山タツヤは永世学園に通い、目にはハイライトが入るようになっているなど特徴の違いが見受けられます。

吉良ヒロトと基山ヒロトは名前と見た目がそっくりなのですが、2人は兄弟というわけではなく、吉良星二郎が吉良ヒロトを養子しています。つまり吉良ヒロトと基山ヒロトの父親は同じ。その時に吉良ヒロトと基山ヒロトの容姿がそっくりだったため、吉良星二郎が吉良ヒロトを思い出し、その時に抱いた吉良ヒロトへの思いから基山ヒロトの名を与えました。

• 本名：増田 俊樹（ますだ としき）
• 出生地：広島県
• 生年月日：1990年3月8日
• 職業：声優、俳優、歌手
• 所属事務所：トイズファクトリー

吉良ヒロトの声優を担当した増田俊樹さんは、高校2～3年生の頃に見た『コードギアス 反逆のルルーシュ』でアニメに興味を持ちはじめ、それからアニメ『天元突破グレンラガン』を見たことが声優を目指すきっかけとなったようです。その後、2009年に専門学校在学中に受けた『ミュージカル テニスの王子様』のオーディションを受け見事合格、声優デビューを果たしました。

そして、2010年にはかねてより声優にもなりたいと考えていたため、所属している事務所「スペースクラフト・エンタテインメント」のメンズトラントラントセクション部門から声優部門へと移動し、同年10月よりラジオのアシスタントパーソナリティとして声優活動をおこなっています。

• 2011年～：遊☆戯☆王ZEXAL（神代凌牙 役）
• 2013年～：サムライフラメンコ（羽佐間正義 役）
• 2014年～：ハイキュー!!（縁下力 役）
• 2015年～：黒子のバスケ（葉山小太郎 役）
• 2015年～：美男高校地球防衛部LOVE!（蔵王立 役）
• 2016年～：エンドライド（エミリオ 役）
• 2016年～：僕のヒーローアカデミア（切島鋭児郎 役）
• 2017年～：MARGINAL#4 KISSから創造るBig Bang（桐原アトム 役）
• 2018年～：学園BASARA（徳川家康 役）
• 2018年～：イナズマイレブン アレスの天秤 / オリオンの刻印（吉良ヒロト 役）

こちらは吉良ヒロトと基山ヒロトは、名前が同じではあるものの見た目が違うという特徴で困惑していることがうかがえます。このようになった理由は、やはり「アレスの天秤」がパラレルワールドだからでしょう。そこをはっきりさせることが区別するに必要な要素なのかもしれません。

こちらは『イナズマイレブン』の吉良ヒロトと「アレスの天秤」に登場した吉良ヒロトが別人であってほしいと言われています。ただ、そのことに対して「何を言っているのか分からない」と言われているので、こちらの感想でも困惑している様子がうかがえます。違う存在であってほしいというのは、アレスの天秤の吉良ヒロトを推しているからなのでしょうか？そこも気になります。

こちらはアレスの天秤に登場する吉良ヒロトがかわいいと言われています。性格や口の悪さ、声、髪型など吉良ヒロトの存在自体も挙げられており、かなり人気が高いようです。

『イナズマイレブン』で死亡した吉良ヒロトについて、アレスの天秤の情報や基山ヒロトとの関係を交えつつ紹介してきましたが、いかがでしたか？パラレルワールドの1つであるアレスの天秤で彼は生きており、さらに基山ヒロトとの関係は父親が同じ。

ただ、その時の基山ヒロトは時間軸が同じであるため本名である「基山タツヤ」を名乗っていました。性格と見た目が全く違う吉良ヒロトが登場して驚いた方も多いのではないでしょうか？この記事をきっかけに、『イナズマイレブン アレスの天秤』を見返し、改めて注目してみてください。