【少女終末旅行】ユーリを怖い・嫌いという理由は?かわいいけどサイコパス?

『少女終末旅行』には2人の主人公がいます。主人公のうちの一人、ユーリはかわいいと人気のキャラクターです。しかし、『少女終末旅行』のファンの間では、「ユーリが怖い」「サイコパス」という声もあります。中にはユーリが嫌いだという方もいます。なぜユーリが一部の読者から嫌われているのか、ここではそのように言われる原因のシーンを紹介します。また、アニメの声優やSNSでの評判などを紹介します。

【少女終末旅行】ユーリを怖い・嫌いという理由は?かわいいけどサイコパス?のイメージ

目次

  1. 少女終末旅行のユーリとは?
  2. 少女終末旅行のユーリを怖い・嫌いという理由
  3. 少女終末旅行のユーリのかわいい魅力
  4. 少女終末旅行のユーリの声優
  5. 少女終末旅行のユーリに関する感想や評価
  6. 少女終末旅行のユーリについてまとめ

少女終末旅行のユーリとは?

少女終末旅行の作品情報

『少女終末旅行』の主人公の一人であるユーリは、もうひとりの主人公のチトと共に世界を旅しています。そんなユーリが登場する『少女終末旅行』とは一体どんな物語なのか、ここでは作品情報について紹介します。

少女終末旅行の概要

『少女終末旅行』とは、2014年から2018年まで連載されていたSFの青年漫画です。くらげバンチで掲載されており、全6巻で完結しています。『少女終末旅行』は2019年に第50回星雲賞コミック部門で賞を受賞しており、人気だけでなく業界からも認められた作品でもあります。

『少女終末旅行』の作者であるつくみずは、『がっこうぐらし!アンソロジーコミック壊』などにも執筆者として参加している漫画家です。また、『少女終末旅行』は2017年からアニメ化され、全12話がAT-X・TOKYO MXなどで放送されました。

少女終末旅行のあらすじ

『少女終末旅行』はユーリとチトという2人の少女が、終末を迎える世界を旅するストーリーです。ユーリとチトは実際に戦争などを経験したことがなく、なぜ古代人が武器を作ったのか、なぜ戦争をして破滅の道に進んだのかは知りません。また、歴史だけでなくチョコレートがどういうものかさえ分かりませんでした。旅をしていく中で、古代文明に触れながら2人は終末に向かって旅を続けます。

ユーリのプロフィール

『少女終末旅行』に登場するユーリは、金髪碧眼のタレ目で、色白の肌を持った少女です。年齢などは明らかになっていませ。戦争や環境汚染を繰り返した結果終末を迎えることになった世界で、もうひとりの『少女終末旅行』の主人公のチトと共に旅をしています。ユーリは基本的にマイペースでお気楽な性格をしています。また、お腹が空くとよだれを垂らすほどの食いしん坊です。

おっとりとした喋り方をしていますが、銃の扱いには手慣れており、常に銃を持って行動しています。かつて戦争が起きていた地域では、必要以上に武器を持ち込もうとしてチトに怒られていました。対してチトは銃を扱うのが下手です。その代わりにユーリは、チトが得意とする読書や読み書きに関しては苦手です。その分感性が豊かで素直な疑問や哲学的なことを語ることもあります。

TVアニメ「少女終末旅行」公式サイト

少女終末旅行のユーリを怖い・嫌いという理由

理由①バカにしたような発言

『少女終末旅行』のユーリは視聴者から「怖い」「嫌い」と言われています。その理由の一つは、ユーリの発言です。ユーリは学がない分自然な感性で生きています。そのため名言も多いのですが、逆に相手をバカにしているのではないかという発言をすることもあります。実際に『少女終末旅行』2話の「日記」では、チトをバカにしているようなシーンがありました。

外は猛吹雪だったのですが、ユーリ達は運良く建物の中で燃料を燃やして暖を取る事ができました。チトはその事を日記に書きながら、ユーリに燃料を追加するように言いました。人に指図するチトを見たユーリは「面倒くさいことは私まかせ」と皮肉を言いました。それに対してチトは自分には学があるのだから、ユーリはその分身体を動かすべきだと言います。

それを聞いたユーリはうんざりします。そしてチトに何を書いているのか聞きました。チトは日記を書いているのだと言います。実は日記については前にも話しており、忘れやすいユーリこそ日記をつけるべきだとチトは言いました。するとユーリは「記憶なんて生きるジャマだぜ」とチトの日記を書くという行為をバカにしたような発言をしました。

このように、仲違いしそうな発言を安易にするところが怖いと言われています。また、冗談でも相手をバカにするような発言をするユーリが嫌いだという方もいました。とはいえ少し前の発言ではチトもまた、学のないユーリをバカにしたような発言をしています。ユーリだけ嫌いだと言われているのは、どや顔で挑発していたのも原因なのかもしれません。

理由②自分を第一に考えた行動

『少女終末旅行』のストーリーの中では、ユーリが自分勝手な行動を取ることがまれにあります。アニメ『少女終末旅行』の1話の「戦争」では、ユーリとチトが戦争のあった場所へ訪れるシーンがありました。そこでの身勝手な行動が嫌いだと視聴者に指摘されています。『少女終末旅行』の1話の「戦争」で、ユーリは射撃をしていました。ユーリは遠くにある缶を高確率で狙い撃ちします。

ユーリはチトも射撃しないかと誘いますが、チトは武器なんかいらないと言って必要な物資がないか周辺を見て回ることにしました。ユーリは食べ物がないのになんで古代人達は兵器ばかり作ったのだろうかと疑問を述べます。チトは3人いるのに食料が2人分しかないと戦争が起きるのだと言いました。その後、2人は戦闘機の中で保存食を見つけます。

チトとユーリは保存食を分け合って食べていました。しかしその保存食は5本入りで、1本余ってしまいます。チトは半分にしようとしましたが、ユーリはすかさずその一本を奪い、チトに銃を向けて「これが戦争」と言いました。そうして貴重な1本の保存食料を一人で食べてしまいます。このような自分勝手なところが嫌いだと言われています。

理由③サイコパス

『少女終末旅行』のユーリは「サイコパス」と言われることがあります。一番ユーリのサイコパスで怖い一面を感じられるのは、アニメ『少女終末旅行』11話の「破壊」です。ユーリとチトはとある崩壊した都市に来ていました。都市を進んでいると、突然巨大な兵器が落ちてきます。ユーリとチトはその巨大兵器を調べてみることにしました。

すると、ヌコが身体を変形させて巨大兵器の電源を入れます。そしてたまたまユーリが押したボタンによってミサイルが発射されてしまいました。調子に乗ったユーリは兵器を使って都市一面を焼き尽くします。チトは兵器の恐ろしさに呆然としていましたが、ユーリはこの状況を見て「すごすぎ」と言って笑いました。この笑うシーンがサイコパスだと言われています。

武器を取ればすぐにでもサイコパスになりそうなユーリですが、この時はチトが笑うユーリを殴って咎めました。完全にサイコパスというよりも、兵器の本当の恐ろしさが分かっていない子供のようです。実際にこの兵器が都市を壊したのだと知ると最低な兵器だと怒りを表していました。

それをたった今行ったのが自分だと知ると、自分にも一応怒っていました。ただ都市を火の海にして笑うシーンが強烈なので、『少女終末旅行』を見た方にはサイコパスにしか見えないようです。また、アニメの演出によってサイコパスに見えるシーンがあります。『少女終末旅行』2話の「日記」では、間違ってユーリがチトの大切な本を燃やしてしまいます。

今しがた本が大切だとチトが話していたのに、直後に本を燃やしてしまうところもサイコパスだと言われています。その後チトと喧嘩したユーリは日記を勝手に取り出し、焚き火の前で意味深に見つめるシーンがあります。その時はBGMが止まり、少し怖いと思うような演出になっています。実際は日記に謝罪文を書いただけでしたが、焚き火で見つめるユーリは今にも日記を燃やしてしまいそうな雰囲気のある怖いシーンでした。

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少女終末旅行のユーリのかわいい魅力

かわいい魅力①名言が多い

『少女終末旅行』のユーリには「嫌い」「怖い」といった評判が多いのですが、「かわいい」という声も少なくありません。実はユーリの発言には名言が多いのです。ユーリが素直に思ったことを述べます。そんな素直な姿がかわいいと人気です。さらに何気なく言った言葉が哲学的に聞こえることもあります。

『少女終末旅行』のグッズには「チトとユーリの名言(迷言)万年日めくりカレンダー」というものも発売されています。実際にアニメ『少女終末旅行』9話の「生命」では、ユーリの名言があります。ユーリ達はある施設の中に入りました。チトは人間以外の生命体は存在しないと言いましたが、そこでは魚が生きて泳いでいました。すると自立型ロボットが2人に話しかけてきました。

その魚は自立型ロボットが育てている魚でした。ロボットは人間がいなくなった今でも施設を維持するために働き続けていました。ユーリ達はロボットなのに人間みたいだと驚きました。そのロボットは自分に共感という機能が備わっているからだろうと説明します。するとバグによって別のロボットが周辺を解体し始めます。

せっかく生き残っていた魚は解体が行われると死んでしまいます。ユーリは解体ロボットを爆破して魚を助けようと言いました。チトはユーリの行動を見て、解体ロボットは機械だけど生物と同じで壊すと死んでしまうのではないかと考えるようになります。そして実際に解体ロボットを破壊したユーリは、「生命って終わりがあるってことなんじゃないかな」という名言を残しました。これは心に響いた名言だと評判です。

かわいい魅力②グッズが人気

『少女終末旅行』のユーリのグッズにはかわいいグッズがたくさんあります。ユーリのグッズには、ねんどろいどのフィギュアがあります。このユーリのねんどろいどは足元にヌコがおり、かわいいと評判です。その他にもチトとユーリのラバーストラップもあります。このラバーストラップは2人のらしさが出ているかわいいデザインになっています。

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少女終末旅行のユーリの声優

久保ユリカのプロフィール

アニメ『少女終末旅行』でユーリ役を演じている声優は久保ユリカです。久保ユリカは1989年5月19日生まれの女性声優です。ステイラックという声優事務所に所属しています。以前は久保由利香という芸名で声優活動していました。久保ユリカは声優ユニットμ'sのメンバーとしても知られています。

元々アニメが好きでモデル時代から声優に憧れていたそうです。当時は事務所に声優をしてみたいと言っていたそうですが夢が叶わず、事務所を移籍してから声優活動をすることになります。現在では、声優だけでなく歌手としてもソロデビューしています。

久保ユリカの主な出演作品

声優の久保ユリカの出演作品には、『ラブライブ!』の小泉花陽役、『とある科学の一方通行』のエステル=ローゼンタール役、『グランベルム』の林寧々役、『りゅうおうのおしごと!』の水越澪役、『つぐもも』のくくり役、『アイドル事変』の飯塚桜子役、『ハイスクール・フリート』の知床鈴役、『モンスター娘のいる日常』のティオニシア役などがあります。

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少女終末旅行のユーリに関する感想や評価

『少女終末旅行』のアニメでは、特に2話で日記を見ているシーンが怖いと思う方がたくさんいました。じっと見ている目が何かの伏線のようで怖いと言われています。しかもこのシーンではBGM無しだったので、余計にユーリの怖さが演出されていました。

こちらの方も『少女終末旅行』のユーリが怖い行動をするので、少し嫌いだと思ったそうです。他にも、ユーリの楽観的でマイペースすぎるところが嫌いだという方もいました。実際に、ユーリの安易な行動でトラブルをまねいたこともあります。状況に対して楽観的すぎるところが嫌いだと思われる原因になっているようです。

こちらの方は『少女終末旅行』自体はとてもおもしろいと感じているようですが、ユーリのようなキャラクターは嫌いだそうです。危ないことをお茶目で済ませてしまうような危機感のないユーリには苦手意識を持っている方が多いようです。

『少女終末旅行』に登場するユーリの評判には嫌いだという方もいましたが、逆にユーリがかわいいという方もたくさんいました。ユーリとチトの関係性を見ていると癒やされると言われています。また、世界の終末を題材としているのに殺伐としないのは、ユーリがいてくれるおかげだと評価している方もいました。

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少女終末旅行のユーリについてまとめ

『少女終末旅行』のユーリはストーリーによっては「怖い」「サイコパス」だと言われることもありました。実際にそのような描写もありましたが、基本的にユーリは現在の常識というものがほとんど通用しないところで育っています。心に未熟な部分もあるため、ユーリよりも本を読んで常識のあるチトには怒られるシーンもありました。

ユーリには否定的な評価も多いのですが、かわいいという声もあります。暗くなりそうなストーリーでも、ムードメーカーなユーリがいるからこそ癒やされると評価されていました。ユーリが登場する『少女終末旅行』は、漫画だけでなくアニメでも楽しめるので、ぜひ観てみて下さい。

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