2020年02月03日公開
2020年02月03日更新
【緋弾のアリア】間宮あかりAAの主人公!必殺技や名言・担当声優を紹介
緋弾のアリアのスピンオフ漫画、緋弾のアリアAAにて主人公を務めたのが間宮あかりです。武偵としては最低のEランク武偵ですが実際にはその強さを隠しているだけというキャラクターで人気を集めています。今回は緋弾のアリアAAの主人公間宮あかりについて、使用する技や正体が関係する強さ、緋弾のアリアAA作中での名言や緋弾のアリアAAがアニメ化された際の声優について紹介していきます。
間宮あかりはAAの主人公
緋弾のアリアの作品情報
間宮あかりについてまとめる前にまず間宮あかりが登場する緋弾のアリアAAについて簡単に紹介していきます。
緋弾のアリアの概要
緋弾のアリアは2008年からMF文庫Jから刊行されているライトノベルシリーズです。緋弾のアリアでは主人公遠山キンジを中心とした物語が展開され高い人気を獲得。しかし同時に物語の舞台が様々に変わる為に当初の物語の舞台であった東京武偵校の様子があまり描かれる事がありませんでした。そんな背景もあり東京武偵校を中心とした新しいシリーズとして展開されたのが今回紹介する間宮あかりを主人公とした緋弾のアリアAAです。
緋弾のアリアAAは2010年にスピンオフ漫画として展開が開始されると、2015年には本編とは別に独自にアニメ化されるなど話題を集めました。基本的には緋弾のアリアAA独自のキャラクターで展開しながらも本編のヒロインであるアリアを中心に本編の世界観とも密接に関係する形で物語が展開され、緋弾のアリアAAで登場したキャラクターが本編にも登場するなどしています。
緋弾のアリアのあらすじ
東京武偵校高校1年の間宮あかりはEランクの武偵でありながらSランクの武偵であるアリアに惹かれ、東京武偵校の上級生が下級生をマンツーマンで教える制度、戦姉妹(アミカ)制度でアリアの戦妹になる事を志願します。アリアの出す課題をなんとかクリアした間宮あかりは晴れてアリアの戦妹になる事ができるのでした。
間宮あかりのプロフィール
間宮あかりは東京武偵校でアリア達の1つ下の学年の女子生徒で初登場字はEランク武偵でした。武偵としての力量は低く、学年でも最下位クラスとされていますが、その後の物語の中でCランク武偵にまで上がっています。本編では散々背の低い事をネタにされるアリアよりもさらに低い139cmの身長をしていますが、胸はアリアより大きめです。また天然な一面も持ち、他のキャラクターからツッコまれている場面も多くなっています。
間宮あかりはアリアの戦妹に
緋弾のアリアAAの最初のテーマでありその後も基本軸になっているのが戦姉妹制度です。間宮あかりはアリアに憧れ、アリアに認められた結果戦妹になる事に成功しています。その後アリアの指導を受けたり同じ戦妹グループを作った同級生達と共に行動するようになります。このような関係性からアリアを初め緋弾のアリア本編のヒロインなども緋弾のアリアAAで交流があります。
間宮あかりはアリアにゾッコン?
間宮あかりは元々アリアに強い憧れを抱いており、その憧れによってアリアの戦妹になっています。それはアリアが東京武偵校の中でも突出した武偵であり、いつかアリアのような立派な武偵になる事が間宮あかりの目標です。ただしその思いはどこかそれ以上の感情もあるように見受けられ、緋弾のアリア本編の主人公であり、アリアをたぶらかす存在であるキンジの事を毛嫌いしています。
間宮あかりに妹がいる?
緋弾のアリアでは本編も含め主要なキャラクターは家族や親族が登場する場合が多いですが、間宮あかりにも妹が登場しています。妹はののかという名前で、ドジっ娘な間宮あかりを支えるしっかり者の妹です。ただし武偵校の生徒ではなく、一般の中学に通っています。現在の間宮あかりは妹のののかと2人暮らしをしています。
間宮あかりの強さや必殺技
間宮あかりの強さ①潜在戦闘能力
普段の間宮あかりは武偵としては最低クラスの戦闘力しか持っていませんがそれには秘密があります。実は間宮家は江戸幕府御庭番から暗殺術を生業とする家柄であり、間宮あかりはその本家、「暁座」の長子にあたるのです。武偵校に進学するまでの間宮あかりは間宮家の技を継承するべく鍛えられていた過去があり、潜在的な戦闘力はかなり高いです。
普段はその強さを無理やり押さえつけて矯正した為、射撃の腕前も100発打って6~7発当たれば良い方ですが、それは間宮家で習っていた殺しの腕前を使用する事を避ける為であり、本来の打ち方をすれば顔を背けたまま、相手の額、右目、左目、のど、心臓と急所を2発ずつ正確に射抜ける程の腕前を持っています。ちなみにそれら技を教えたのは母親であり、妹であるののかも同じように教わっています。
間宮あかりの強さ②武偵ランク
出典: http://ariaaa.tv
間宮あかりはその本来の強さが武偵法第9条の殺人禁止に真正面からぶつかる強さである事、母親との約束もあって間宮あかり自身が武偵になる事を望んでいる為に、その強さを封印。あくまでも武偵法の範囲内で強くなる事を目指しています。結果として本来の力を発揮できず、かつ学業面は元々劣っていた為にEランク武偵になってしまっているのです。
ただしこれは作中アリアや友人達との訓練の結果もあり、作中ではCランク武偵になる程に成長も見せています。元々当初アリアに憧れるようになったきっかけもアリアがSランク武偵である事以上にSランク武偵になる過程の中で犯人を1人も殺していないという間宮あかりの理想とする武偵を体現していた上でのSランクという評価を受けているからでもあります。
間宮あかりの強さ③必殺技の正体
間宮あかりは銃器以外にも間宮家に伝わる必殺技を習得しています。主に使用する技が、相手の内蔵や眼球を奪い取る為に開発された「鳶穿(とびうがち)」という技と間宮家の中でも直系の長子にしか伝えられない「鷹捲(たかまくり)」、対間宮家用の技として暁座に伝わる「梟挫(ふくろうざ)」という技です。ちなみに上記で紹介した銃器で相手の急所を撃ち抜く技にも「十弩(とうど)」という技名があります。
これらの技はいずれも相手を一撃で殺すような一撃必殺の技が正体である為、あくまでも武偵を目指している間宮あかりは基本的に使用しません。使用する際も「鳶穿(とびうがち)」は相手の武器を奪うようなスリとしての使い方をするなどあくまでも殺しの技としてではなく相手を無効化する技として使用するなど工夫しています。
余談ですが、これらの正体がアリアを初めとして周囲にバレた後、本編に登場した間宮あかりは本編主人公の遠山キンジと手合わせをした際、ヒステリアモードこそ使わなかったものの遠山キンジ相手に一本が取れる程の強さを持っている事も描かれており、間宮家の技が強力であるのは間違いありません。
また間宮あかりの周囲に女性が多いのもその正体である間宮家の血が関係していると言われ、間宮家本家にはたまに同性に圧倒的なカリスマ性を持つ「女人望(アイドル)」と言われる性質を持つ女性が現れると言われており、間宮あかりは自覚していませんが多くの女性の心を射止めてしまっています。
間宮あかりのかわいい名言集
間宮あかりの名言①「アリア先輩…」
1度は間宮あかりと戦姉妹契約を結び指導するアリアでしたが、自身の追う事件の重みを考え、間宮あかりを危険に巻き込まない為に戦姉妹契約の解消を申し出ます。呆然とする間宮あかりを置いて去ろうとするアリアに対して間宮あかりが言ったのが「アリア先輩!もう1度アミカテストをさせてください!」という名言です。
アリアはこの名言に対し、「自分といると危ない」しっかりと理由を説明した上で制しますがそれでも間宮あかりは諦めようとしませんでした。それが下記の名言にも繋がっています。
間宮あかりの名言②「全力で、アリア先輩に勝って…」
間宮あかりはアリアに上記のように戦姉妹契約を切られてしまうのは自分がまだ未熟でアリアには到底及ばない武偵であるからだと考えます。そして「全力で、アリア先輩に勝って見せます」と続けて名言を放つのです。緋弾のアリアAAでは先輩武偵として間宮あかり達を導く立場にある落ち着いた雰囲気を放つアリアですが、元々感情の起伏は大きいアリアもこれにはカチンとキてしまいました。
2人の決闘は結果だけ言えばアリアの勝利に終わります。やはり間宮あかりの実力はまだまだアリアの足元にも及びません。ただ間宮あかりは武偵としての実力では負けていたものの、機転を生かして決闘という試合には勝利、結果としてアリアは再び間宮あかりと戦姉妹契約を結ぶ事を承認するのでした。名言通りの有言実行とはならなかったものの、両者の決闘はこの名言に相応しい名勝負になっています。
間宮あかりの担当声優
佐倉綾音のプロフィール
緋弾のアリアAAがアニメ化された際、主人公である間宮あかりの声優を務めたのが佐倉綾音さんです。劇団出身の声優さんで、声優としては2010年から活動を開始、「超劇場版ケロロ軍曹 誕生!究極ケロロ 奇跡の時空島であります!!」で声優デビューを果たしました。同年、テレビアニメにもデビューを果たしました。元々パソコンが得意でイラストなども手掛けており、雑誌でイラストの連載を持っていた経験もあります。
自身では「理屈っぽい」という性格ですがその正体は声優の中でも屈指の百合マニアとして知られ、ラジオ出演時やインタビューなどで度々周囲に驚かれるような発言をする事でも知られています。声優としての実力は高く、第12回声優アワードでは助演女優賞とパーソナリティ賞を受賞するなどしています。
佐倉綾音の主な出演作品
佐倉綾音さんが声優としてこれまで出演した作品としては「夢喰いメリー」のメリー・ナイトメア役、「この中に1人、妹がいる!」の神凪雅役、「PSYCHO-PASS サイコパス」の霜月美佳役、「じょしらく」の蕪羅亭魔梨威、「プリティーリズム・ディアマイフューチャー」の大瑠璃あやみ役、「君のいる町」の御島明日香役、「東京レイヴンズ」の大連寺鈴鹿役、「のんのんびより」の越谷夏海役などがあります。
近年出演した作品としては「ブラッククローバー」のネロ/セクレ・スワロテイル役、「世話やきキツネの仙狐さん」の高円寺役、「五等分の花嫁」の中野四葉役、「BanG Dream」の美竹蘭役、「寄宿学校のジュリエット」の狛井蓮季役、「すのはら荘の管理人さん」の春原菜々役、「Lostorage conflated WIXOSS」の紅林遊月役、「ありすorありす」のリセ役「東京喰種トーキョーグール:re」の米林才子役などを務めています。
間宮あかりに関する感想や評価
アリアAA9話見たんだけどさ……アリアに撃ちなさい言われて急所ピンポイントで撃ちまくった間宮あかりに惚れてしまうところだった……
— かしおす (@Kaxiosick) December 3, 2015
ここからは既に緋弾のアリアAAを視聴した人の間宮あかりに関しての感想を紹介していきます。特に多い話題がアニメでは9話で描かれた十弩を使った急所打ちのシーンです。それまでの間宮あかりの印象と大きく変わりその正体が明らかになる重要な場面になるだけに驚きの声が多くなっています。
緋弾のアリアファンは緋弾のアリアの主要なキャラクターが歴史上の人物の系譜にある傾向自体は理解していた為、間宮あかりも関連する人物がいるだろう事は予想していました。ただそれまでのキャラクターとは違う過去を持ち、その正体や強さを抑える事になった理由が意外だったという声は多くなっています。
ひだんのアリア、今期いちばんすきだなぁ。2期になってぐっと良くなったと思う。間宮あかりちゃんもかわいいし、アミカ制度がたまらない。
— 魔法少女らぶにこっ♡おじさん (@0temba_ruby) October 30, 2015
緋弾のアリアAAについても本編である緋弾のアリアではなかなか描かれていなかった東京武偵校を中心としており、間宮あかりが中心に描かれているのが良かったという声も非常に多いです。特に戦姉妹(アミカ)制度の仕組みは良かったとする感想は非常に多くなっており、同時に間宮あかりを中心に据えた構成が良かったとする感想も多いです。
間宮あかりの声を聞いたあとに美竹蘭の声聞いたらほんとに同じ人か?
— た。 (@tkri413) December 8, 2019
となる
緋弾のアリアAAがアニメ化された際の声優を務めた佐倉綾音さんについては、既に実績はあったので安心して見ていられるという声がある一方で、他の出演作品と比べて同じ人が演じているとは思えないという声が非常に多くなっています。
間宮あかりについてまとめ
緋弾のアリアAAの主人公、間宮あかりは普段は可愛らしい女の子という側面が強く描かれており、ドジっ娘的な側面も多いですが、その正体は間宮林蔵の子孫であり、一撃必殺の技を現在まで継承している間宮家の技を持ったいわば殺しのプロです。しかし母との約束から武偵になる事を目指し、その殺しの技を封印しているが故に力を発揮できないタイプの主人公になっています。
その正体に驚いたという声が多い一方で、ギャップが良かったという声も多いキャラクターになっています。意志の強さを示す名言が多いキャラクターでもあり、緋弾のアリア本編の主人公である遠山キンジとはまた違った形で常時本気で戦えないキャラクターでもあります。まだ緋弾のアリアAAを視聴した事がない人は間宮あかりのギャップや正体などに注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか?