【緋弾のアリアAA】火野ライカがかわいい！間宮あかりやバットマンとの関係は？

火野ライカについて紹介する前に火野ライカが活躍する緋弾のアリアAAについても簡単にまとめていきます。

緋弾のアリアAAは、2008年からMF文庫Jから発行されているライトノベル、緋弾のアリアのスピンオフ漫画として月刊コミックアライブで2010年から連載が開始された漫画です。本編である緋弾のアリアでは描ききれない東京武偵校の日常にスポットを当てた作品で本編とはキャラクターの行き来もありますが、基本的には独立した物語になっています。

主人公あかりを初め主要なキャラクターは本編のキャラクターの1つ下の学年の生徒であり、世界を飛び回る本編とは違い、基本的に東京武偵校を舞台に物語が展開されます。スピンオフ漫画として高い人気を集め、2015年には緋弾のアリアAAとしてアニメ化もされた作品です。

緋弾のアリアAAの主人公、間宮あかりはSランク武偵の先輩で本編のヒロインである神埼・H・アリアに憧れる少女でした。あかりはアリアに少しでも近づきたいとアリアの戦妹（アミカ）になる為の課題に挑戦。その意志の強さと華奢ながらもタフな身体をアリアに認められて無事に戦妹（アミカ）になる事が出来ました。そんなあかりのクラスメイトであり親友として登場するのが今回紹介する火野ライカです。

火野ライカは東京武偵校の1年生（途中で2年生に）で強襲科（アサルト）を専攻してBランク武偵に認定されている武偵です。CQCなら男子にも負けない程の高い身体能力を持ち、視力や聴力にも優れる事からあかりを含む共に行動する事が多いメンバーの中では単純な戦闘力であれば1番強いと評価されています。武器としてはアサルトライフルのブッシュマスターACR、打撃武器のトンファーと斬撃系のタクティカルナイフを使用します。

火野ライカは身長165cmと女子にしては高めの身長に髪をポニーテールにまとめています。詳しくは後述しますが、父親がアメリカ人である為、ハーフであり、整った顔立ちをしています。ハーフの血筋故かスタイルも抜群でハニートラップの専門技術を学ぶ、美少女しか入科できない特殊捜査研究科（CVR）から直々にスカウトが来る程です。

火野ライカの性格はその腕っぷしも合わせて基本的には男勝りな性格をしています。基本的には男らしさを求められる武偵においては優れていると言われる一方で、男子からは「男女」呼ばわりされてしまい火野ライカ自身もそれを認めています。一方でCVRの生徒には「王子様みたい」と人気を集めています。また基本的には常識人であり作中ではツッコミ役に回る事が多いです。

ただそれはあくまでも表向きの性格であり、実は少女漫画を隠し持っていたり、すれ違った峰理子に惹かれたり、休日には秋葉原でかわいい人形を眺めるなど少女趣味を持っています。その趣向は自身でも気にしており、無意識にCVRのインターン生を目で追っている事に気づいた時には「病院にいった方がいいかな」と悩んでいました。

火野ライカと元々仲が良かったのが緋弾のアリアAAの主人公である間宮あかりです。あかりにはセクハラまがいの行動をしたりおちょくったりする場面もありますが、基本的に信頼し合った関係を築いています。あかりとチームを組んだ際には、持ち前の戦闘力を主に守備で使い、あかりが攻めやすい土壌を作り上げています。

作中では明言されていませんが、火野ライカの父親はアメコミのヒーロー、バットマンである事が示唆される場面が多くあります。火野ライカが普段ポニーテールを結ぶのに使っている髪留めはコウモリの形をしており過去に父親から譲り受けた物であるという事や、父親はアメリカで覆面を被って武偵をしているという事、その父親ヒノ・バットは緋弾のアリア本編の主人公キンジも知っている程知名度のある武偵である事が描かれています。

元々緋弾のアリアの主要な登場人物は歴史上の有名人の子孫であるようなキャラクターも多く、作中で明言されているキャラクターも多いです。緋弾のアリアAAでもその流れは変わっておらず、火野ライカもその流れを組むべく父親がバットマンであるような描写がされたものと思われます。ただ火野ライカの場合、作中の出来事に直接父親がバットマンである事が関係するようなエピソードは描かれていません。

2011年に女優としてデビューした市道真央さんが、声優として活動する際に利用するのがM・A・O名義です。M・A・Oとしては2012年にデビューしました。余談ですがこの名義については本人も経緯などは知らないようです。2014年以降は女優としてよりも声優としての仕事が増えてきた為、どちらかといえばM・A・Oとしての名前の方が知られるようになっています。

元々アニメや漫画が好きで、好きなキャラクターの誕生日にはケーキを買ってきてお祝いするなどする事が知られています。

M・A・Oさんがこれまで声優として出演した作品としては、「帰宅部活動記録」のあざらし役、「サムライフラメンコ」の三澤瑞希役、「DD北斗の拳」のリン役、「俺、ツインテールになります。」の桜川尊役、「極黒のブリュンヒルデ」のカズミ＝シュリーレンツァウアー役、「Hi☆sCoool! セハガール」のドリームキャスト役、「まじっく快斗1412」の中森青子役などがあります。

近年声優として出演した作品としては「魔法少女特殊戦あすか」のタマラ・ヴォルコワ役、「群青のマグメル」のゼロ役、「超可動ガール1/6」の天乃原すばる役、「炎炎ノ消防隊」のアイリス役、「魔王様、リトライ」のオルガン役、「女子高生の無駄づかい」の久条翡翠役、「バビロン」の瀬黒陽麻役、「ライフル・イズ・ビューティフル」の朝倉零役などを担当しています。

ここからは既に緋弾のアリアAAを視聴した人の火野ライカについての感想を紹介していきます。火野ライカは男勝りな性格と周囲の評価に対し少女趣味を持っているなど、緋弾のアリアAAの他のキャラクターとは違う意味で表裏のあるキャラクターです。特に麒麟が戦妹になってからは麒麟のダイレクトな愛情表現に表向きは辟易しながらもそのかわいさに骨抜きにされている等素直になれない性格がかわいいという声が多くなっています。

緋弾のアリアAAに限らず緋弾のアリアの主要なキャラクターは必ずと言っていいほど起こる父親や祖先談義ですが、火野ライカについては現在進行系で活躍しているという設定の為かあまり目立っていません。モデルにはしながらも版権元を意識している為か、緋弾のアリアAAでもそこまではっきりと触れられていないのが残念とする声も多くなっています。

火野ライカの声優を努めたM・A・Oさんに関してはイメージにピッタリという声も多い一方で聞いても分からなかったとする声も多いです。様々なキャラクターを演じているだけにキャラクターのイメージとすぐには結びつかなくて驚いたという声も多くなっています。

火野ライカは緋弾のアリアAAの常識人として天然ボケの多いあかりやあかり至上主義の佐々木志乃などにツッコミを入れる一方で自身もギャップに悩んでいる素直になれない性格をしています。あかりとは信頼し合った仲なので登場機会も多く、戦闘力も高いので活躍する場面も多いキャラクターになっています。

またあまり公式には押されていませんがその父親はアメコミのヒーローバットマンを意識したものになっているなど、緋弾のアリアキャラらしい特徴を持ったキャラクターでもあります。まだ緋弾のアリアAAを視聴していないという人は火野ライカにも注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか？